トップ > ゲーム機別のやり方概要 > PSP実況 / 2017年02月05日 (日) 19時40分49秒



PSPのゲーム実況は、これを読めば完璧!

  • このページでは、PSPの映像・音声をPCに出す方法について解説しています。PSPの映像を自分のPCの画面に映し、PSPの音声をPCのスピーカーから出すための方法について、見ていきましょう。


  • ゲームを録画する場合も、またライブ配信する場合も、前提としてまずはPSPの映像・音声を自分のPC上で視聴できる状態にしておく必要があります。これができていないと、PSPのゲームを録画することもライブ配信することもできません*1。したがって、まずは自分のPCでPSPの映像・音声を視聴できる状態にすることが重要なのです。

目次


4種類あるPSPのモデル


  • まず確認が必要なのは、自分が現在使用しているPSPのモデルです。PSPには4種類のモデルがあり、使用するモデルによって、PSPの映像・音声をPCに出力するための方法が異なるのです。そこで、まずは使用中のPSPのモデルを確認しましょう。具体的には、PSP-3000、PSP-2000、PSP-1000、PSP goのいずれなのかということです。

  • 4種類あるPSPのモデルのなかで、PSPの映像・音声をPCで視聴する方法がもっとも簡単なのは、PSP-3000およびPSP goです。他方、PSP-2000については少し特殊なので注意が必要でしょう。PSP-1000については改造が不可欠です。改造についてはこのサイトではほとんど扱っていません*2

機種 発売日 改造 難易度 備考
PSP-3000 2008年10月16日 不要 簡単 生産終了
PSP-2000 2007年9月20日 選択可 ふつう 生産終了。改造は非推奨。
PSP-1000 2004年12月12日 必要 難しい 生産終了
PSP go 2009年11月1日 不要 簡単 生産終了

  • なお、PS Vita TVでもPSPのゲームをプレイすることができます*3。かりにPS Vita TVでPSPの映像・音声をPCに出したい場合は、以下の解説を読む必要はありません

▲画面の上へ

キャプチャーボードについて


キャプチャーボードとは


  • PSPの映像・音声をPCで視聴するためには、PSPをPCに接続する必要があります。しかし、PSPとPCを直接つなげることはできません。そこで必要になるのが、キャプチャーボード(ビデオキャプチャー)とよばれるPCの周辺機器です。キャプチャーボードとPSPを下図のようにつなげることによって、PSPの映像・音声をPCで視聴可能となるわけです。


▲ビデオキャプチャーを使用した場合の接続例

  • ふだんは、多くの人がPSPの画面を見ながらゲームをプレイしていることでしょう。しかし、キャプチャーボード使用時は、PCの画面に映ったPSPの映像を見ながらゲームをプレイすることになります。PSPには映像は映りませんし、PSPから音も出ません。PSPの映像・音声がPCのほうに出力されるので、PCの画面を見ながらPSPでゲームを操作するわけです。PSP自体はコントローラーとしての役割を果たします。まずはこのイメージをしっかり持ちましょう。

どの製品を買うか


  • 購入するキャプチャーボードは、PSP-3000であればGV-USB2がよいでしょう(下表参照)。使用者が多く、価格も手頃な製品だからです。もちろん、価格は高くなりますが、高画質なCV710GC550でもかまいません。

GV-USB2 CV710 GC550
製品画像
(クリックでAmazon)
GV-USB2
GV-USB2
CV710
CV710
GC550
GC550
接続可能なPSP PSP-3000
PSP go
PSP-3000
PSP-2000
PSP go
PSP-3000
PSP-2000
PSP go
こちら こちら こちら

  • 注意したいのですが、PSP-2000の場合は、GV-USB2を購入しても意味がありません。PSP-2000の仕様上、コンポジット端子(黄色い端子)やS端子(黒い端子)では、PSP規格のゲームをPCに出力することができないからです。つまり、PSP-2000とGV-USB2を接続しても、PCにゲーム画面は映りません*4。PSP-2000の場合は、CV710GC550など、コンポーネント端子を搭載したキャプチャーボードを購入しましょう。

▲画面の上へ

PSP専用ケーブルについて


  • PSPとキャプチャーボードを接続するためには、PSP専用ケーブルが必要です。このPSP専用ケーブルはPSP本体に付属されていません。したがって、PSP本体とは別にケーブルを用意する必要があります。PSP専用のケーブルでないといけないため、PS用のケーブルを使いまわすことはできません。


  • 使用するPSP専用のケーブルをまちがえないようにしましょう。キャプチャーボードの端子に合わせてケーブルを購入する必要があります。たとえば、PSP-3000を持っていて、これからGV-USB2を購入する予定だとします。この場合、下記AVケーブル(画像左)を購入してください。かりにPSP-2000で、CV710またはGC550を購入予定なら、下記コンポーネントAVケーブル(画像右)を購入します。



  • なお、PSP goで使用するケーブルと、PSP-3000/2000で使用するケーブルは少し形状が異なります。PSP goの場合は、PSP go専用のケーブルを使う必要があります。



▲画面の上へ

キャプチャーソフトについて


キャプチャーソフトとは


  • キャプチャーボードにつなげたPSPの映像・音声をPCで視聴・録画するには、キャプチャーソフトを使用します。正しい設定をしていれば、キャプチャーソフトにPSPの映像が映り、かつ音声が聞こえてくるようになります。PCでPSPのゲームをプレイするさいは、基本的にキャプチャーソフトに映った映像を見ながらプレイすることになるので覚えておきましょう。


▲キャプチャーソフトを起動してゲーム画面を表示させたところ

  • キャプチャーソフトを入手するには、メーカーの公式サイトからダウンロードするか、キャプチャーボードに付属されているCD-ROMをインストールします。

画面の映し方


  • すべての準備完了後、PSPの電源を入れ、PSP本体の画面下にあるディスプレイボタンを5秒以上長押しすると、PCの画面にだけPSPの映像が映ります*5PSPの液晶画面にはなにも映りません。映像・音声を外部出力できていることを確認しましょう。


▲PSPのロゴのすぐ右横にあるボタンがディスプレイボタンです。これを長押しします。

  • ここまでの説明で、キャプチャーボードやキャプチャーソフトが必要な理由をおおよそ理解できたはずです。キャプチャーボードの基本的な知識については、下記ページをご覧ください。

        キャプチャーボードおよびキャプチャーボードの選び方

▲画面の上へ

PSP-1000の改造について


PSP-1000


  • 初期型であるPSP-1000の場合は、PSPにCFWを導入して順次3.xx以降にアップグレードしたあと、PCにIR SHELL v3.81以降を、PSPにRemoteJoy4iRS Easy GUIをそれぞれ導入します。こうすることで、PSPとPCをミニUSBケーブル(リンク先 : Amazon)で接続することにより、PCにPSPの画面を出力させることができるようになります。音はPSPのヘッドフォン端子とPCのライン入力端子とをステレオミニプラグケーブル(リンク先 : Amazon)で接続すればよいでしょう。

  • この方法は、CFWを導入していない人にとっては壁の高いものです。CFWというのはPSPを改造するために必要なソフトウェアで、このソフトがないとIR SHELLおよびRemoteJoy4iRS Easy GUIというソフトを導入できません。そして、後2者を導入しないと、PSP-1000の画面をPCに出力できないのです。

  • そこで、まずはCFWを導入する必要があるのですが、これがやっかいです。なぜなら、CFWを入れるためにはPSPのファームウェア(FW)を1.50にダウングレードしなければいけないところ、ダウングレードするためにはパンドラバッテリーといわれるものを入手してPSPを改造するか、ルミネスというPSPソフトを入手して、PSPを改造しなければいけないからです。詳しい方法を述べるとそれだけでサイトができあがってしまうほどの量になってしまうので、ここでは割愛します。

  • なお、RemoteJoy Liteというソフトウェアや、HENというソフトウェアもあります。最新情報については上記リンク先を確認してください。

PSP-2000


  • PSPにCFWをインストールする必要があります。そして、CFWをPSPにインストールすためにはパンドラバッテリーという特殊なバッテリーを装着します。詳細はPSP活用情報局をご覧ください。

▲画面の上へ

PSPの映像出力と黒帯


  • キャプチャーボードでPSPのゲーム映像を入力した場合、映像の周りに黒い帯が表示されます。これは、PSPの画面サイズが480×272であることが原因です。PSPの仕様なので、異常ではありません。PSPの画面が急に小さくなったと誤解する人がいますが、正確にはもとからPSPの画面が小さいのです。


▲画像は、PSP用ゲームソフト「みんなのGOLF ポータブル2」(ソニー・コンピュータエンタテインメント)より 。

  • 以下、この黒帯を削除するための方法について見ていきましょう。実況プレイ動画を作成する場合(録画する場合)と、実況配信をする場合に分けて述べます。まだキャプチャーボードを購入していないなら、読む必要はありません。

▲画面の上へ

実況プレイ動画を作成する場合の黒帯の削除方法


+詳細
  • 実況プレ動画を作成する場合、画面四方の黒帯を削る方法はふたつあります。動画編集ソフトで黒帯を削る方法と、動画編集まえにキャプチャーソフトで事前に黒帯を削っておく方法です。

方法1(動画編集ソフトでクロッピング)


  • 実況プレイ動画を作成する場合は、録画後の動画編集の段階でクロッピング(クリッピング、トリミング)という作業をします。クロッピングというのは、画像の不要な部分を除去して取り除くことをいいます。

  • たとえば、動画編集機能を持つAviUtlというソフトウェアならば、「設定」→「クリッピング&リサイズ」の順に選択し、右上のチェックボックスにチェックを入れます。そして、プレビュー画面を見ながら黒帯をクロッピングしていきましょう(例 : 上99、下109、左120、右120)。現在の画面サイズについてはAviUtlのタイトルバーを見ればわかります(例 : 「480,272」)。


▲AviUtlの「クリッピング&リサイズ」の画面

方法2(キャプチャーソフトでクロッピング)


  • 動画編集のまえの段階、すなわちゲームを録画する段階でクロッピングすることもできます。ゲームをプレイ・録画中も黒帯は見たくないというときによいでしょう。アマレコTVを使用している場合は、アマレコTV/クロッピングをご覧ください。

  • ただし、いまのクロッピングの設定のままPSPのXMB(ゲームを起動するまえの画面)を表示すると、画面の一部しか表示されません。縦横比も狂います。上記クロッピングをしている場合、ゲームを起動してはじめて画面表示が正常になる、ということを覚えておいてください。クロッピングの設定をリセットすればXMBの画面が元に戻ります。


  • また、アマレコTVで録画時、通常はAMVコーデックを使用することになりますが、クロッピングした画面を録画すると録画ファイルの映像にロゴが挿入されます。他方、クロッピングせずに黒帯を表示した状態で録画すれば、ちょうど録画ファイルの黒帯の部分にロゴが挿入されることになります。したがって、後者の場合は動画編集の段階で黒帯をクロッピングすれば、黒帯部分にあるロゴも取り除くことができるメリットがあります。


▲アマレコTVでクロッピングして録画した画像(左)と、アマレコTVでクロッピングせずに録画した画像(右)の比較

  • 最後に、480×272(270)という画面サイズの縦横比アスペクト比)は16:9であるということを覚えておきましょう。録画ファイルを動画編集ソフトで保存する場合や、ニコニコ動画に投稿する場合、16:9で考えていくことになります。4:3で動画を扱ってしまうと、縦に伸びた映像になってしまいます。この点も意識しておいてください。


▲画面の上へ

実況配信をする場合の黒帯の削除方法


+詳細

方法1(特定の範囲だけを取り込む)


  • 実況配信の場合は、NLEOBS StudioXsplitなどの配信ソフトを使用しているはずです。これらには画面の特定の範囲を取り込むための機能があります。そこで、黒帯を含まないゲーム画面だけを取り込むようにすればよいわけです。

方法2(キャプチャーソフトでクロッピングする)


  • ほかにも、アマレコTVを使用している場合、クロッピングという機能を使って黒帯をなくすことができます。「グラフ2(プレビュー)」タブの「クロッピング」で、一例ですが「t=99,b=109,l=120,r=120」と入力して「OK」をクリックし、最後に「Enter」キーを押せば480×272というPSP本来の画面サイズになります。


  • ただし、いまのクロッピングの設定のままPSPのXMB(ゲームを起動するまえの画面)を表示すると、画面の一部しか表示されません。上記クロッピングをしている場合、ゲームを起動してはじめて画面表示が正常になる、ということを覚えておいてください。クロッピングの設定をリセットすればXMBの画面が元に戻ります。


▲画面の上へ

関連ページ





▲画面の上へ