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AVT-C878の使い方(単体録画モード) / 2018年04月11日 (水) 23時29分41秒
- AVT-C878には、単体録画モードが搭載されています。同モードでは、PCを使わずにゲームを録画することができます。
目次
接続できるゲーム機
- AVT-C878が対応しているのは、HDMI端子があるゲーム機です。たとえば、PS4やWii Uなどです。また、変換アダプター(リンク先 : Amazon) があれば、iPhoneとHDMI接続してゲーム画面を録画することも可能です。

詳細は、
AVT-C878の使い方を参照
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単体録画モードで必要なもの(1)
USB機器
- AVT-C878を動作させるためには、なんらかのUSB機器と接続して給電する必要があります。つまり、AVT-C878を動かすための電力を確保しなくてはいけません。USB機器としては、たとえばPCやPS4、モバイルバッテリー(5V/1A)などがあげられます。この点、公式サイトに、Wii UからUSB給電すると動作が不安定になると書いてあるので、注意しましょう。
- なお、USBケーブル自体はAVT-C878に付属されています。
microSDメモリーカード
TV、HDMIケーブル
- TVまたはPCモニターが1台、HDMIケーブルが2本必要です。
- TVはiPhoneを録画する場合でも必要です。iPhoneの画面を見ながらゲームをプレイし、それをAVT-C878で録画することになりますが、ゲーム音はiPhoneの内蔵スピーカーからは出ません(iPhoneの仕様)。ゲーム音については、AVT-C878とHDMI接続したTVから出ているものを聞きます。
- HDMIケーブルについては1本だけAVT-C878に付属されていますが、おそらく短いと感じる人が多いでしょう。
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単体録画モードで必要なもの(2)
マイク
- 自分の声を動画に入れたい場合はマイクを用意します。使用できるマイクは、4極タイプの3.5mmステレオミニプラグです。たとえば、PS4に付属されていたヘッドセットや、iPhone 6シリーズで使用するようなマイクがこれに該当します。4極タイプのミニプラグは、先端が4つに区切られています。
- では、PC用マイクの3.5mmステレオミニプラグはどうでしょうか。これは3極タイプです。そのままではAVT-C878に接続して使えません。3極を4極に変換する必要があるので、変換アダプター(リンク先 : Amazon) を別途用意しましょう。
- USBマイクはAVT-C878に接続できません。USBマイクを使いたいならPCモードにしましょう。同モードであれば、PCにUSBマイクを接続して声を入れることができます。
Lightning - Digital AVアダプタ
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PCが必要な場面について
- 単体録画モードではPCを使わずにゲームを録画できるのですが、PCがまったく必要ないというわけではありません。具体的には、録画品質(画質)の変更や、動画の再生・編集・投稿をしたいのであれば、PCが必要です。
- また、iOSデバイスのゲーム画面を録画したい場合、AVT-C878の「HDCP検出機能」という設定をOFFにしなくてはいけませんが、そのためにはPCが必要となります(PCモードにして設定)。初期設定では同機能がONになっていて録画できません。
- PCモードになっていることを再度確認する(単体録画モードでは設定できない)。
- RECentral 3の画面左上にある歯車アイコンをクリックする。
- 左メニューの「キャプチャーデバイス」にある「Live Gamer Portable 2」を選択する。
- 「一般」タブを開く。
- 「HDCP検出機能」で「オフ」を選択する。
- さらに、ライブ配信(ゲーム配信)したい場合は、やはりPCが必要です。単体録画モードではライブ配信できません。
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注意点
- 動画が4GBごとに分割して保存される場合は、microSDメモリーカードがFAT32形式でフォーマットされているのが原因です。exFAT形式でフォーマットして、再度録画してください。
- ゲームを録画すると、「.MOV」という拡張子の動画ファイル(H.264+AAC)がmicroSDメモリーカード内にできあがります。PC上でこのファイル形式の動画を扱うので、念のため覚えておいてください。
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各機器を接続する
- それではAVT-C878を使ってゲームを録画していきましょう。まずは準備からです。
- microSDメモリーカードを、AVT-C878本体後面のスロットに挿入する。
- AVT-C878本体前面にあるスイッチを、単体録画モードに切り替える(中央に)。
- ゲーム機とAVT-C878本体後面にあるHDMI端子(「IN」)を、HDMIケーブルで接続する。
- AVT-C878本体後面にあるHDMI端子(「OUT」)とTVを、HDMIケーブルで接続する。
- AVT-C878とUSB機器をUSBケーブルで接続する。
- ゲーム実況の場合は、マイクをAVT-C878前面にあるヘッドセット用端子に接続する(向かって右側)。
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録画する、声を入れる
- ここまで準備できたら、あとはAVT-C878のSTARTボタンを押して録画を開始するだけです。録画中は、同ボタンが赤くゆっくり点滅します。赤く点灯したり、早く点滅するのは警告を意味しているので、覚えておいてください。
- STARTボタンを押して録画を開始する。
- 録画中は、同ボタンが赤色に光り、ゆっくりと点滅する。
- マイクに向かって声を入れる。
- STARTボタンを押して録画を停止する。
- 録画を停止したら、録画した動画を再生してみましょう。microSDメモリーカードをAVT-C878から取り出してPCのスロットに入れてもよいのですが、もっと簡単な方法があります。カードリーダーモードを使った方法です。
- AVT-C878本体前面にあるスイッチを、カードリーダーモードに切り替える(最右端に)。
- AVT-C878とPCをUSBケーブルで接続する(PCから給電している場合は、そのままでよい)。
- 自動的にエクスプローラーが起動する(起動しない場合は手動で開く)。
- microSDメモリーカード内の「VIDEO」フォルダを開く。
- 動画を再生する(拡張子は「.MOV」)。
- 動画を編集したい場合は、その動画をPCに移動(またはコピー)し、AviUtlなどの動画編集ソフトで開く。
- STARTボタンが赤く点灯して録画できない場合、以下の項目を確認してください。
- HDMIケーブルをAVT-C878の「OUT」に接続していないか。「IN」に接続する必要がある。
- HDMIケーブルの接続が甘くなっていないか。
- HDMIケーブルが故障していないか。
- AVT-C878の「HDCP検出機能」(上述)をOFFにできているか。「ON」だとiOSデバイスの画面を録画できない。
- HDCPで保護されているコンテンツを録画しようとしていないか。
- MicroSDメモリーカードをきちんとセットできているか。
- MicroSDメモリーカードの裏表、方向をまちがえていないか。
- MicroSDメモリーカードはClass10か。
- MicroSDメモリーカードが正常にフォーマットされているか。
- MicroSDメモリーカードの空き容量が不足していないか。
- MicroSDメモリーカードが故障していないか。
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画質を変更する
- 画質変更の方法は、以下のとおりです。PCが必要です(上述)。
- PCモードに切り替える(必須)。
- AVT-C878とPCをUSBケーブルで接続する(PCから給電している場合は、そのままでよい)。
- RECentral 3を起動する(STARTボタンを押す)。
- 画面左上の歯車アイコンをクリックし、「Live Gamer Portable 2」をクリックする。
- 「単体録画モード」タブを開く。
- 「録画品質」で「最高」「良い」「標準」のいずれかを選ぶ。
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音量調整ボタンの使い方
- AVT-C878本体には、マイク音量を調整するためのボタン(音量調整ボタン)があります。基本的に、マイク音量は最大にしておきましょう。+ボタンを何回か押して、ボタン中央の青色が2回点滅すれば、それが最大という意味です。
- かりに、録画まえに自分の声がきちんと入っているか確認しておきたいという場合や、自分の声を聞きながら声を入れたいという場合、+ボタンまたは-ボタンを長押ししてください。すると、モニターモードになります(青色が点滅)。ゲーム音に加えて、マイク音も聞こえる状態になります。
- なお、ボタンが赤色だとマイクの音がミュートになっているので、気をつけてください。
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最終更新:2018年04月11日 23:29