屏風の虎 -their loot- ◆Xdenpo/R4U
一休の戦い。それはまず座禅から始まった。
玉砂利ひしめく境内のど真ん中に座り込み、目を瞑って心を落ち着け、深く自然な呼吸を繰り返す。
いつ、どこから襲撃されるか分からない殺し合いの場。
そんな中で、どこまでも無防備なその姿勢は、狂気の沙汰と呼ぶのも生温い。
だからこそ、
玉砂利ひしめく境内のど真ん中に座り込み、目を瞑って心を落ち着け、深く自然な呼吸を繰り返す。
いつ、どこから襲撃されるか分からない殺し合いの場。
そんな中で、どこまでも無防備なその姿勢は、狂気の沙汰と呼ぶのも生温い。
だからこそ、
「何をしているのかしら?」
狂人ですら、興味を抱く。
一休の座っている境内中央に躍り出てきたのは、言うまでもなくグレーテルだ。
天上の調べのような美しい声を耳に入れ、一休は作戦の第一段階の成功を確信する。
その作戦とは即ち、『グレーテルと会話するための土台作り』である。
問答無用で惨殺される危険性を十二分にはらんでいたが、
殺される前に舌戦に持ち込むにはどうしても必要なことだった。
一休は座禅の姿勢を崩さないまま、静かに目を開ける。
一休の座っている境内中央に躍り出てきたのは、言うまでもなくグレーテルだ。
天上の調べのような美しい声を耳に入れ、一休は作戦の第一段階の成功を確信する。
その作戦とは即ち、『グレーテルと会話するための土台作り』である。
問答無用で惨殺される危険性を十二分にはらんでいたが、
殺される前に舌戦に持ち込むにはどうしても必要なことだった。
一休は座禅の姿勢を崩さないまま、静かに目を開ける。
「これは修行の一環で座禅と呼ばれるものです。仏教はご存知ですか?」
「仏教……? 宗教のお話かしら? それなら私も信じているものがあるわ」
「仏教……? 宗教のお話かしら? それなら私も信じているものがあるわ」
光が瞬き、サンライトハートがグレーテルの手中に現れる。
グレーテルは舞うような仕草でその切っ先を一休の鼻先に突きつけた。
グレーテルは舞うような仕草でその切っ先を一休の鼻先に突きつけた。
「あなたの命を摘んで、私たちの命を増やすの。
殺して、殺して、殺し続ければ誰も私たちを殺せなくなる。永遠になれるのよ」
「それは素晴らしいですね。是非ともこの小坊主めにご相伴させてください」
殺して、殺して、殺し続ければ誰も私たちを殺せなくなる。永遠になれるのよ」
「それは素晴らしいですね。是非ともこの小坊主めにご相伴させてください」
予想外の反応。これにはさすがのグレーテルも僅かに面食らう。
が、彼女はすぐに自分のペースを取り戻し、一休に笑みを向けた。
そこで一休は「ですが」と前置きして言葉を継ぐ。
が、彼女はすぐに自分のペースを取り戻し、一休に笑みを向けた。
そこで一休は「ですが」と前置きして言葉を継ぐ。
「あなたの信仰しているその宗教……果たして本物ですか?」
「どういう意味かしら?」
「私は意味のあることに命を捧げるのは吝かではありません。
しかし、そうでないなら話は別です」
「どういう意味かしら?」
「私は意味のあることに命を捧げるのは吝かではありません。
しかし、そうでないなら話は別です」
一休の鼻先にあった槍の先端がプツッと皮膚に埋もれた。
しかし一休は動じない。その胆力に内心感心しながら、グレーテルは告げる。
しかし一休は動じない。その胆力に内心感心しながら、グレーテルは告げる。
「ふふ、あなたに拒否権があると思っているの?」
「誤解されては困りますね。拒否するつもりはありません。
ただ……、証を見せて頂きたいのです」
「証?」
「そうです。私があなたの糧になれる明確な証拠を賜りたいのです」
「どうすればいいの?」
「誤解されては困りますね。拒否するつもりはありません。
ただ……、証を見せて頂きたいのです」
「証?」
「そうです。私があなたの糧になれる明確な証拠を賜りたいのです」
「どうすればいいの?」
――食いついてきた。
一休はあくまで平静を装いながら作戦を次の段階に進める。
一休はあくまで平静を装いながら作戦を次の段階に進める。
「その前に……。あなたにはさぞ多くのご武勇があるのでしょうね。
今までにどれだけの強者を討ち取ってきたのですか?」
「数え切れないわ」
「素晴らしい、さすがです! それならばあなたの正しさを確かめることができます」
「どうやって?」
「簡単です」
今までにどれだけの強者を討ち取ってきたのですか?」
「数え切れないわ」
「素晴らしい、さすがです! それならばあなたの正しさを確かめることができます」
「どうやって?」
「簡単です」
一休は張りのある声で解を示した。
「私があなたを一度殺します。そのあと、死ななかったあなたが私を殺せばいいんです」
ポカンと。
グレーテルが呆けた表情を見せる。
その隙を逃さず一休は捲くし立てに入った。
グレーテルが呆けた表情を見せる。
その隙を逃さず一休は捲くし立てに入った。
「こうすれば差し引きは同じになります。
ですがこれではあなたの得にはならないので……」
ですがこれではあなたの得にはならないので……」
一休は傍らに置いていた体操着袋を掲げて見せた。
中身がたっぷり詰まっているそれはボコボコに膨れている。
中身がたっぷり詰まっているそれはボコボコに膨れている。
「これを差し上げます。いかがでしょうか?」
「……何だか知らないけど、あなたを殺して奪ってもいいのよ?」
「いやはや、そうなると非常に残念ですが……そのときはそのときです。
生殺与奪の権利を握っているのはあなたなのですから。
私はあなたの決定に潔く従いましょう」
「……何だか知らないけど、あなたを殺して奪ってもいいのよ?」
「いやはや、そうなると非常に残念ですが……そのときはそのときです。
生殺与奪の権利を握っているのはあなたなのですから。
私はあなたの決定に潔く従いましょう」
そうして一休は満面の笑みを湛える。
恐怖が透けて見えてしまわないように。
欠片も生に執着している素振りを出さないように。
全てを大げさで精巧な作り笑いで塗りつぶす。
恐怖が透けて見えてしまわないように。
欠片も生に執着している素振りを出さないように。
全てを大げさで精巧な作り笑いで塗りつぶす。
勿論、一休はグレーテルがこの誘いに乗ってくるとは思っていない。
乗ってくれればまさにこれ以上ない幸運を掴んだことになるが……さすがにそこまで酔狂ではないだろう。
重要なのは会話の引き伸ばし。
メロたちの逃げる時間を稼ぎ、更にはグレーテルの隙を見つけて状況を打破することこそが肝要だ。
逆上されて殺される可能性は当然ある。
しかし、そうなればグレーテルは自らの宗教――「命を増やせること」を自分の手で否定することになり、
それはそれで一矢報いることができるのだから悪くない。
一休がそう思っている最中、グレーテルの声が飛んできた。
乗ってくれればまさにこれ以上ない幸運を掴んだことになるが……さすがにそこまで酔狂ではないだろう。
重要なのは会話の引き伸ばし。
メロたちの逃げる時間を稼ぎ、更にはグレーテルの隙を見つけて状況を打破することこそが肝要だ。
逆上されて殺される可能性は当然ある。
しかし、そうなればグレーテルは自らの宗教――「命を増やせること」を自分の手で否定することになり、
それはそれで一矢報いることができるのだから悪くない。
一休がそう思っている最中、グレーテルの声が飛んできた。
「いい考えだわ。私ももう一度確かめたいと思っていたの」
今度は一休が面食らう番だった。予想外の言葉に嫌な汗が背中を伝う。
(もう一度確かめたい……?)
辛うじて驚愕を表に出さないように務める一休。
その視界の中でグレーテルは大槍を消し去り、代わりに懐から取り出した拳銃を一休の前に落としてきた。
(もう一度確かめたい……?)
辛うじて驚愕を表に出さないように務める一休。
その視界の中でグレーテルは大槍を消し去り、代わりに懐から取り出した拳銃を一休の前に落としてきた。
「その銃を貸してあげるわ。まずはそこの安全装置を外すの。
そうしたら人差し指をトリガーに添えて……あとは引くだけよ」
そうしたら人差し指をトリガーに添えて……あとは引くだけよ」
暗示にかけられたかのように、言われたとおりに銃を手に取る一休。
こんなもの見たことも使ったこともなかったが、
ニケを傷つけた凶器だと思うと持っている質量以上の重さを感じた。
グレーテルが迎え入れるかのように大きく手を広げてくる。
こんなもの見たことも使ったこともなかったが、
ニケを傷つけた凶器だと思うと持っている質量以上の重さを感じた。
グレーテルが迎え入れるかのように大きく手を広げてくる。
「さあ。いつでも、どこでもいいわ」
なんだこの状況は? 一休の思考が混乱を極める。
確かに可能性の極片隅で考慮はしていた、こうなれば全てがうまく解決すると。
しかし、いざそれがこうして現実に現れたら、
まるで役人の眼前で堂々と物をくすねているような、言い知れぬ怖気と罪悪感のようなものが込み上げてきた。
だが、それでも、と一休は覚悟を決めた。
時間が経てば経つほど、自分は彼女の揺ぎ無い微笑みに呑まれて消えていく。
冗談でもなんでもなく本心からそんな思いに囚われ、このままでは一歩も動けなくなってしまう気がしたからだ。
確かに可能性の極片隅で考慮はしていた、こうなれば全てがうまく解決すると。
しかし、いざそれがこうして現実に現れたら、
まるで役人の眼前で堂々と物をくすねているような、言い知れぬ怖気と罪悪感のようなものが込み上げてきた。
だが、それでも、と一休は覚悟を決めた。
時間が経てば経つほど、自分は彼女の揺ぎ無い微笑みに呑まれて消えていく。
冗談でもなんでもなく本心からそんな思いに囚われ、このままでは一歩も動けなくなってしまう気がしたからだ。
「では、行きますよ……!」
グレーテルが静かに目を閉じ、一休が銃の引き金に手をかけ――――
パァン、
という音が破裂した。
薬莢の落ちる硬質な音。
そのあとに、間違いなく人が倒れた音がした。
撃つ瞬間に目を瞑ってしまった一休は、結果を確認するべく恐る恐る視界を開く。
目に入ったのは、仰向けに倒れているグレーテルの姿。
着弾点は――胸部。
直撃、致命傷だ。
撃った張本人である一休ですら茫然自失となる呆気ない結末だった。
一休は数秒ものあいだその光景に釘付けになり、ようやく我に返り安堵の息を漏らした。
とはいえ、全く生きた心地がしない。
銃を初めて撃ったせいか、人を殺したという実感すら朧げなものだった。
一度だけグレーテルに向かって合掌し、一休は踵を返す。
薬莢の落ちる硬質な音。
そのあとに、間違いなく人が倒れた音がした。
撃つ瞬間に目を瞑ってしまった一休は、結果を確認するべく恐る恐る視界を開く。
目に入ったのは、仰向けに倒れているグレーテルの姿。
着弾点は――胸部。
直撃、致命傷だ。
撃った張本人である一休ですら茫然自失となる呆気ない結末だった。
一休は数秒ものあいだその光景に釘付けになり、ようやく我に返り安堵の息を漏らした。
とはいえ、全く生きた心地がしない。
銃を初めて撃ったせいか、人を殺したという実感すら朧げなものだった。
一度だけグレーテルに向かって合掌し、一休は踵を返す。
「……恐れ入りました。彼女は最後まで自分の信仰に殉じたんですね」
ガクン、と突然一休が仰向けに倒れる。
さすがに疲労の蓄積が限界を超えたらしく、足をもつれさせてしまったようだ。
見上げた夜空は真っ暗なはずなのに、一休には妙に赤く見えた。
いつまでも寝ているわけにはいかない。そう思い、身を起こそうとしたとき、気付いた。
自分の両足が膝下から千切れていることに。
絶叫。
赤い血が止め処なく流れ出していく。今や、空どころか見えるもの全てに赤い靄がかけられていた。
さすがに疲労の蓄積が限界を超えたらしく、足をもつれさせてしまったようだ。
見上げた夜空は真っ暗なはずなのに、一休には妙に赤く見えた。
いつまでも寝ているわけにはいかない。そう思い、身を起こそうとしたとき、気付いた。
自分の両足が膝下から千切れていることに。
絶叫。
赤い血が止め処なく流れ出していく。今や、空どころか見えるもの全てに赤い靄がかけられていた。
「約束、でしょう。死ななかった私があなたを殺すっていう」
一休は思わず叫ぶのを止めていた。それまでの恐怖がそれ以上の恐怖に上書きされた結果だった。
ありえない声、ありえない姿、ありえない顔。
それらの集合体が、地に這いつくばった自分を見下ろしていた。
ポタポタと血球を落とすサンライトハートを携えた、グレーテル。
たった今殺したばかりの少女がそこに立っていた。
ありえない声、ありえない姿、ありえない顔。
それらの集合体が、地に這いつくばった自分を見下ろしていた。
ポタポタと血球を落とすサンライトハートを携えた、グレーテル。
たった今殺したばかりの少女がそこに立っていた。
「そんな、ま、さか……」
「ふふ、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!
……また、私は死ななかった。
これで今度こそ確信できたわ。やっぱり私たちの信仰は正しかった!
今まで殺し続けた命が糧になって、私たちを殺させない! もっとも――」
「ふふ、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!
……また、私は死ななかった。
これで今度こそ確信できたわ。やっぱり私たちの信仰は正しかった!
今まで殺し続けた命が糧になって、私たちを殺させない! もっとも――」
グレーテルは穴の空いたドレスから胸元を見せ付ける。
その中心には丸い傷口があり、今も血が流れている。
しかし、胸に銃弾を受けたはずなのに、その出血量は異常なほど少なすぎた。
まるで、もう血が通っていないかのように。
その中心には丸い傷口があり、今も血が流れている。
しかし、胸に銃弾を受けたはずなのに、その出血量は異常なほど少なすぎた。
まるで、もう血が通っていないかのように。
「死なない身体でも痛いものは痛いのね。傷口がズキズキするもの」
今のグレーテルに心臓はない。核鉄がその代用品となっている。
グレーテルが心臓を撃たれても生きている理由は当然これだ。
一休の放った銃弾はこの核鉄に直撃し、跳ね返った結果、
グレーテルの身体を浅く削っただけで貫くことはなかったのである。
だが……あくまで頑丈なのは“核鉄本体”だけだ。
周りの衝撃までは打ち消せないし、砕けるナニカもあるかもしれない。
グレーテルが心臓を撃たれても生きている理由は当然これだ。
一休の放った銃弾はこの核鉄に直撃し、跳ね返った結果、
グレーテルの身体を浅く削っただけで貫くことはなかったのである。
だが……あくまで頑丈なのは“核鉄本体”だけだ。
周りの衝撃までは打ち消せないし、砕けるナニカもあるかもしれない。
グレーテルは嗜虐的な笑みを浮かべながら、一休の喉元にサンライトハートの穂先を向ける。
対照的に、迫り来る死を前にした一休の表情には恐怖も後悔も何もなく。
何か得難いものを得たような、ただただ澄み切ったものだった。
対照的に、迫り来る死を前にした一休の表情には恐怖も後悔も何もなく。
何か得難いものを得たような、ただただ澄み切ったものだった。
「なるほど……やはりここには本物の神仙の方々がいらしたんですね。
あなたもその一人だった。私の頓知などでは及ばないのも道理です。
しかし、修行中とはいえ御仏への信仰には少々自信があったのですが……、
その信仰でもあなたには完敗でした」
「完敗?」
「ええ、そうです。私はあなたに勝つために殺生に手を染めようとしました。
御仏の教えに背いたのです。……そんな私に加護など与えられるはずがありません。
最後までずっと信じ続けていたあなたが勝つのも当然の帰結ですね。
ですから……次にお逢いするときには御仏の教えに従ってあなたを説き伏せたいものです」
「次なんて来ないわ」
「いいえ、来ます」
あなたもその一人だった。私の頓知などでは及ばないのも道理です。
しかし、修行中とはいえ御仏への信仰には少々自信があったのですが……、
その信仰でもあなたには完敗でした」
「完敗?」
「ええ、そうです。私はあなたに勝つために殺生に手を染めようとしました。
御仏の教えに背いたのです。……そんな私に加護など与えられるはずがありません。
最後までずっと信じ続けていたあなたが勝つのも当然の帰結ですね。
ですから……次にお逢いするときには御仏の教えに従ってあなたを説き伏せたいものです」
「次なんて来ないわ」
「いいえ、来ます」
一休は静かに説く。
「悟りを開いて解脱するまで輪廻転生し続ける、仏教の教えです。
あなたが自分の宗教を信じるように私も自分の宗教を信じています。
煩悩の炎を消し、涅槃寂静に辿り着くまで輪廻の環は続くのです。
悟りを開くまで六道を彷徨い生まれ変わる私。
永遠に生き続けるあなた。
共に永い時間を行くならいつかどこかで逢えるでしょう?」
あなたが自分の宗教を信じるように私も自分の宗教を信じています。
煩悩の炎を消し、涅槃寂静に辿り着くまで輪廻の環は続くのです。
悟りを開くまで六道を彷徨い生まれ変わる私。
永遠に生き続けるあなた。
共に永い時間を行くならいつかどこかで逢えるでしょう?」
槍の先端が一休の喉を突き破った。
動脈から勢い良く赤が飛び出し、白い砂利と混ざり合い疎らな紅白模様が生まれる。
動脈から勢い良く赤が飛び出し、白い砂利と混ざり合い疎らな紅白模様が生まれる。
「だから、次なんて来ないわ」
最早物言わぬ一休に、そうと分かっていながら語りかける。
その死に顔はグレーテルが殺してきた人間たちの中でも最も安らかなものに見えた。
再会を信じて疑わない顔だった。グレーテルはその表情を口に出して否定する。
その死に顔はグレーテルが殺してきた人間たちの中でも最も安らかなものに見えた。
再会を信じて疑わない顔だった。グレーテルはその表情を口に出して否定する。
「あなたの命は私と一つになって、もうそれ以外のものにはなれないのだから」
それがグレーテルの信仰だった。
戦利品の体操着袋をひっくり返して中身を出す。あつらえたように見事に全部ハズレだった。
ゴミの山を眺めたグレーテルは、今ごろになってようやく一休の真意に気付く。
時間稼ぎ。おそらくニケたちは既にこの神社を離れたのだろう。
しかし、その事実を知っても、グレーテルの心に怒りや落胆はない。
ずっと信じてきた信仰の裏がとれたのだ、彼女の気分は抜けるように晴れ晴れとしたものだった。
それこそ、
ゴミの山を眺めたグレーテルは、今ごろになってようやく一休の真意に気付く。
時間稼ぎ。おそらくニケたちは既にこの神社を離れたのだろう。
しかし、その事実を知っても、グレーテルの心に怒りや落胆はない。
ずっと信じてきた信仰の裏がとれたのだ、彼女の気分は抜けるように晴れ晴れとしたものだった。
それこそ、
「My mother has killed me♪ My father is eating me...♪」
これから先永遠に続くわが世の春を、最愛の兄様と共に存分に謳歌していくかのようだった。
* * *
「嘘、だ……」
千秋は屋根の上で一人、抑えようのない震えに襲われていた。
自然と呼吸が荒くなり、目からは出したくもない涙が薄っすら滲んでくる。
歯の根はまるで噛みあわず、振動で自分の身体がバラバラになってしまうような感覚まで覚えた。
自然と呼吸が荒くなり、目からは出したくもない涙が薄っすら滲んでくる。
歯の根はまるで噛みあわず、振動で自分の身体がバラバラになってしまうような感覚まで覚えた。
「なんだよ、なんなんだよ……。
あんな近くから撃たれたんだろ、胸に当たったろ、血だって出たろ、なのに何で――」
あんな近くから撃たれたんだろ、胸に当たったろ、血だって出たろ、なのに何で――」
――グレーテルは死なない。
その言葉を最後まで口にする勇気は千秋にはなかった。
千秋は屋根に押し付けるように身を伏せ、震えを止めようと試みる。
しかし、自分ではなく世界が地震で揺れているようなより大きな恐怖を味わってしまい、
ポロポロと涙が零れ、理不尽すぎる現実に憤った。
その言葉を最後まで口にする勇気は千秋にはなかった。
千秋は屋根に押し付けるように身を伏せ、震えを止めようと試みる。
しかし、自分ではなく世界が地震で揺れているようなより大きな恐怖を味わってしまい、
ポロポロと涙が零れ、理不尽すぎる現実に憤った。
(あんなの反則だっ! どうやったって拳銃で死なない人間を私が倒せるわけないじゃないかっ!
ジェダのバカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎!!!)
ジェダのバカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎バカ野郎!!!)
渦巻く絶望。
それに半分囚われながら、千秋は腕を伸ばして必死に、形振り構わず足掻く。
そして千秋は目を剥いて激昂した。
それに半分囚われながら、千秋は腕を伸ばして必死に、形振り構わず足掻く。
そして千秋は目を剥いて激昂した。
(私が帰るためにはあの化け物を倒さないといけない!
けど私にはあんなの倒せるわけがない!
だったらどうするッ!? 決まっているだろバカ野郎ッ!!
お人好しのバカ野郎ども集めてぶつけてみんなまとめて消すのが一番だッ!!
化け物にバカ野郎どもぶつければパズルゲームみたいにきれいさっぱり消えるんだよッ!!
つまり“化け物マイナスバカ野郎どもイコールゼロ”なんだ分かったかバカ野郎ッ!!
そのためにこれからどうするッ!? そんなことも分からないのかこのバカ野郎ッ!!
化け物に見つからないようにここから逃げるんだよぉッ!!)
けど私にはあんなの倒せるわけがない!
だったらどうするッ!? 決まっているだろバカ野郎ッ!!
お人好しのバカ野郎ども集めてぶつけてみんなまとめて消すのが一番だッ!!
化け物にバカ野郎どもぶつければパズルゲームみたいにきれいさっぱり消えるんだよッ!!
つまり“化け物マイナスバカ野郎どもイコールゼロ”なんだ分かったかバカ野郎ッ!!
そのためにこれからどうするッ!? そんなことも分からないのかこのバカ野郎ッ!!
化け物に見つからないようにここから逃げるんだよぉッ!!)
千秋は行き場のない憤怒を瞳に込める。
彼女の視界の中に、天使の微笑を絶やさない、美しい歌声の化け物の姿があった。
彼女の視界の中に、天使の微笑を絶やさない、美しい歌声の化け物の姿があった。
【D-4/学校の西側/1日目/真夜中】
【メロ@DEATH NOTE】
[状態]:軽い打ち身と掠り傷。顔に無数の殴打傷。左手の小指と薬指欠損。
左肩に刺傷(殆ど感覚がないが無茶をすれば何とか動く程度)(以上は全て応急処置済)
弱い催淫効果の影響で、ブルーのことが理屈抜きで気になっている。ニケを背負っている。
[装備]:賢者のローブ@ドラクエⅤ(上半身裸)、バット、
[道具]:基本支給品×2(ランドセルは青・食料と水を少し減)、リリスの食料、
ターボエンジン付きスケボー@名探偵コナン(やや不調)
バカルディ@ブラックラグーン、銀の銃弾14発、、
蝶ネクタイ型変声機@名探偵コナン、救急箱
エルルゥの薬箱の中身(カプマゥの煎薬(残数3)、 ネコンの香煙(残数1)、
紅皇バチの蜜蝋(残数2)) @うたわれるもの 、100円ライター
[思考]:ツケは高くついたな……。
第一行動方針:学校の体育館に戻りニケの治療及び襲撃対策を講じる。
第ニ行動方針:ブルーによるニケ懐柔のサポートをする。
第三行動方針:『ご褒美』の権利を獲得し、QBを呼び出し、情報を得た上で殺してジェダを困らせる。
第四行動方針:どうでもいいが板チョコが食べたい。どこかで手に入れたい。
基本行動方針:ニアよりも先にジェダを倒す。あるいはジェダを出し抜く。
[状態]:軽い打ち身と掠り傷。顔に無数の殴打傷。左手の小指と薬指欠損。
左肩に刺傷(殆ど感覚がないが無茶をすれば何とか動く程度)(以上は全て応急処置済)
弱い催淫効果の影響で、ブルーのことが理屈抜きで気になっている。ニケを背負っている。
[装備]:賢者のローブ@ドラクエⅤ(上半身裸)、バット、
[道具]:基本支給品×2(ランドセルは青・食料と水を少し減)、リリスの食料、
ターボエンジン付きスケボー@名探偵コナン(やや不調)
バカルディ@ブラックラグーン、銀の銃弾14発、、
蝶ネクタイ型変声機@名探偵コナン、救急箱
エルルゥの薬箱の中身(カプマゥの煎薬(残数3)、 ネコンの香煙(残数1)、
紅皇バチの蜜蝋(残数2)) @うたわれるもの 、100円ライター
[思考]:ツケは高くついたな……。
第一行動方針:学校の体育館に戻りニケの治療及び襲撃対策を講じる。
第ニ行動方針:ブルーによるニケ懐柔のサポートをする。
第三行動方針:『ご褒美』の権利を獲得し、QBを呼び出し、情報を得た上で殺してジェダを困らせる。
第四行動方針:どうでもいいが板チョコが食べたい。どこかで手に入れたい。
基本行動方針:ニアよりも先にジェダを倒す。あるいはジェダを出し抜く。
[備考]:ターボエンジン付きスケボーは、どこか壊れたのか、たまに調子が悪くなることがあります。
バカルディは、リリスが口をつけたため弱い催淫効果を持っています。
「リリスが飲み掛けの飲料水」を飲みました。
弱い催淫効果が効き始めました。ブルーのことが理屈抜きに気になって仕方ないようです。
ブルーが絡むことについて、理屈でなく衝動で行動してしまう恐れがあります。本人も自覚しています。
ブルーを通して、「ブルーが聞いた光子朗の考察」の一部を知りました。
チャチャゼロからニケの光魔法がジェダに対抗できる可能性を持っていると聞きました。
バカルディは、リリスが口をつけたため弱い催淫効果を持っています。
「リリスが飲み掛けの飲料水」を飲みました。
弱い催淫効果が効き始めました。ブルーのことが理屈抜きに気になって仕方ないようです。
ブルーが絡むことについて、理屈でなく衝動で行動してしまう恐れがあります。本人も自覚しています。
ブルーを通して、「ブルーが聞いた光子朗の考察」の一部を知りました。
チャチャゼロからニケの光魔法がジェダに対抗できる可能性を持っていると聞きました。
【ブルー@ポケットモンスターSPECIAL】
[状態]:全身に骨折、打撲、擦過傷等多数(以上応急処置済み)、召還術使用による精神疲労(大)
[服装]:新体操で使うレオタードに、ジャージの上だけを羽織った格好
[装備]:風の剣(マフラー状態)@魔法陣グルグル、シルフスコープ@ポケットモンスターSPECIAL
チャチャゼロ@魔法先生ネギま!
[道具]:支給品一式×3(食料、水分少し減)、
年齢詐称薬(赤×3、青×3)、G・Iカード(『聖水』)@H×H、チョークぎっしりの薬箱、
Lのお面@DEATH NOTE、マジックバタフライ@MOTHER2、
シャインセイバー(サモナイト石・無)@サモンナイト3、モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL
[思考]:ゴーストポケモン、じゃないわよね?
第一行動方針:メロと共に体育館へ行く。
第二行動方針:メロとニケを女の武器でもなんでも使って懐柔する。
第三行動方針:とりあえずメロに従いメロを利用する。
第四行動方針:イヴと合流できてまだ利用価値があるようなら、上手く利用する
第五行動方針:グリーン、イエローのことが(上の行動方針に矛盾しない程度に)心配
基本行動方針:生き残るためには手段を選ばない。元の世界へ生きて帰還する(手段は問わない)
[備考]:
イヴの心変わりに気付いていません。イヴがGIのカードを使って脱出した可能性に思い至りました。
頑張って光子朗の考察内容を思い出しました。どの程度思い出したのかは後続の書き手さんに任せます。
メロの考察を知りました。メロが自分に「惚れかけて」いるらしいことに勘付いています。
[状態]:全身に骨折、打撲、擦過傷等多数(以上応急処置済み)、召還術使用による精神疲労(大)
[服装]:新体操で使うレオタードに、ジャージの上だけを羽織った格好
[装備]:風の剣(マフラー状態)@魔法陣グルグル、シルフスコープ@ポケットモンスターSPECIAL
チャチャゼロ@魔法先生ネギま!
[道具]:支給品一式×3(食料、水分少し減)、
年齢詐称薬(赤×3、青×3)、G・Iカード(『聖水』)@H×H、チョークぎっしりの薬箱、
Lのお面@DEATH NOTE、マジックバタフライ@MOTHER2、
シャインセイバー(サモナイト石・無)@サモンナイト3、モンスターボール@ポケットモンスターSPECIAL
[思考]:ゴーストポケモン、じゃないわよね?
第一行動方針:メロと共に体育館へ行く。
第二行動方針:メロとニケを女の武器でもなんでも使って懐柔する。
第三行動方針:とりあえずメロに従いメロを利用する。
第四行動方針:イヴと合流できてまだ利用価値があるようなら、上手く利用する
第五行動方針:グリーン、イエローのことが(上の行動方針に矛盾しない程度に)心配
基本行動方針:生き残るためには手段を選ばない。元の世界へ生きて帰還する(手段は問わない)
[備考]:
イヴの心変わりに気付いていません。イヴがGIのカードを使って脱出した可能性に思い至りました。
頑張って光子朗の考察内容を思い出しました。どの程度思い出したのかは後続の書き手さんに任せます。
メロの考察を知りました。メロが自分に「惚れかけて」いるらしいことに勘付いています。
【ニケ@魔法陣グルグル】
[状態]:すけべ大魔神LV.9、魔力ほぼ空、疲労(大)、左肩に切り傷あり
腹部に銃創(応急処置済み、出血中)、気絶、メロに背負われている。
[装備]:スペクタルズ×8@テイルズオブシンフォニア
[道具]:基本支給品、クロウカード『光』『剣』@CCさくら、 コエカタマリン(残3回分)@ドラえもん、
メタルイーターMX(弾切れ)@とある魔術の禁書目録
[思考]:気絶中
第一行動方針:???
第二行動方針:神社にいたはずのインデックスたちと再会し、学校についての情報等を伝えたい。
第三行動方針:自分の仲間となのは&エヴァの友人を探すため、情報を集める
第四行動方針:もし、なのはに会ったらちゃんと謝る
第五動方針:余裕があれば改めてイヴの捜索。
基本行動方針:とりあえずラスボスを倒す。その過程で女の子の仲間が増えればいいッスねぐへへ
[状態]:すけべ大魔神LV.9、魔力ほぼ空、疲労(大)、左肩に切り傷あり
腹部に銃創(応急処置済み、出血中)、気絶、メロに背負われている。
[装備]:スペクタルズ×8@テイルズオブシンフォニア
[道具]:基本支給品、クロウカード『光』『剣』@CCさくら、 コエカタマリン(残3回分)@ドラえもん、
メタルイーターMX(弾切れ)@とある魔術の禁書目録
[思考]:気絶中
第一行動方針:???
第二行動方針:神社にいたはずのインデックスたちと再会し、学校についての情報等を伝えたい。
第三行動方針:自分の仲間となのは&エヴァの友人を探すため、情報を集める
第四行動方針:もし、なのはに会ったらちゃんと謝る
第五動方針:余裕があれば改めてイヴの捜索。
基本行動方針:とりあえずラスボスを倒す。その過程で女の子の仲間が増えればいいッスねぐへへ
【C-4/神社・拝殿の屋根の上/1日目/真夜中】
【南千秋@みなみけ】
[状態]:肉体的には健康、人間不信&精神衰弱&グレーテルへの恐怖。急に撃たれて思わず少しちびっちゃった。
[装備]:ロングフックショット@ゼルダの伝説/時のオカリナ、
祝福の杖(ベホイミ残1回)@ドラゴンクエスト5、
首輪探知機、シルバースキン(展開中)@武装錬金
[道具]:基本支給品×2、ルーンの杖(焼け焦げている)@ファイナルファンタジー4、
コンチュー丹(容器なし)@ドラえもん、青酸カリ(半分消費)@名探偵コナン、
的の書かれた紙×5枚@パタリロ!、太一のゴーグル(血がついている)、替えのパンツ×3枚、
トンネル南側入り口の鍵、不明支給品1~2個(本人確認済み)、インデックスのメモ、ご褒美ランドセル
[思考]:自重しろ化け物。
第一行動方針:グレーテルに見つからずにこの場を離れる。
第二行動方針:グレーテルを倒してくれるバカ野郎どもを掻き集める。
第三行動方針:他者を利用しつつ、殺し合いを促進させる。危険因子はその都度排除。
第四行動方針:パタリロとの合流はできれば避ける?
第五行動方針:全て終わったら、八神ヒカリに形見のゴーグルを渡したい(自分が殺した事実は隠す)?
第六行動方針:出来れば(こっそり)替えのパンツに履き替えたい。
基本行動方針:誰も信用せず、いつもの自分を演じてみんなに殺し合いをしてもらう。
最終行動方針:優勝時のご褒美で“殺し合いに参加していた自分”を消してもらい、元の世界に戻る。
[状態]:肉体的には健康、人間不信&精神衰弱&グレーテルへの恐怖。急に撃たれて思わず少しちびっちゃった。
[装備]:ロングフックショット@ゼルダの伝説/時のオカリナ、
祝福の杖(ベホイミ残1回)@ドラゴンクエスト5、
首輪探知機、シルバースキン(展開中)@武装錬金
[道具]:基本支給品×2、ルーンの杖(焼け焦げている)@ファイナルファンタジー4、
コンチュー丹(容器なし)@ドラえもん、青酸カリ(半分消費)@名探偵コナン、
的の書かれた紙×5枚@パタリロ!、太一のゴーグル(血がついている)、替えのパンツ×3枚、
トンネル南側入り口の鍵、不明支給品1~2個(本人確認済み)、インデックスのメモ、ご褒美ランドセル
[思考]:自重しろ化け物。
第一行動方針:グレーテルに見つからずにこの場を離れる。
第二行動方針:グレーテルを倒してくれるバカ野郎どもを掻き集める。
第三行動方針:他者を利用しつつ、殺し合いを促進させる。危険因子はその都度排除。
第四行動方針:パタリロとの合流はできれば避ける?
第五行動方針:全て終わったら、八神ヒカリに形見のゴーグルを渡したい(自分が殺した事実は隠す)?
第六行動方針:出来れば(こっそり)替えのパンツに履き替えたい。
基本行動方針:誰も信用せず、いつもの自分を演じてみんなに殺し合いをしてもらう。
最終行動方針:優勝時のご褒美で“殺し合いに参加していた自分”を消してもらい、元の世界に戻る。
[備考]:インデックスがニケたちに宛てたつもりで書いたメモを入手しました。
少なくともインデックス、リンク、ニケ、メロの名前、インデックスたちの目的地は書いてあったようです。
それ以上の内容は後続の書き手さんにお任せします。
[備考]:
ご褒美で獲得した不明支給品は、既に確認済みです(そのうち1つが「ソードカトラス×2」でした)。
少なくともあと1つ以上(もしかしたら2つ)存在し、また、それは銃ではないようです。
グレーテルに対し、シルバースキン以外の手の内をほとんど明かしていません。
グレーテルを拳銃で撃っても死なない化け物だと思っています。
少なくともインデックス、リンク、ニケ、メロの名前、インデックスたちの目的地は書いてあったようです。
それ以上の内容は後続の書き手さんにお任せします。
[備考]:
ご褒美で獲得した不明支給品は、既に確認済みです(そのうち1つが「ソードカトラス×2」でした)。
少なくともあと1つ以上(もしかしたら2つ)存在し、また、それは銃ではないようです。
グレーテルに対し、シルバースキン以外の手の内をほとんど明かしていません。
グレーテルを拳銃で撃っても死なない化け物だと思っています。
【C-4/神社・拝殿前広場/1日目/真夜中】
【グレーテル@BLACK LAGOON】
[状態]:疲労(大)、全身に中度のダメージ及び軽い切り傷。右腕に小ダメージ。左腕に大ダメージ。 核鉄で治癒中。
喪われた心臓の代わりに核鉄(サンライトハート)が埋め込まれている。最高にハイな気分。
[装備]:ウィンチェスターM1897(1/5)@Gunslinger Girl)、サンライトハート(核鉄・収納状態)@武装錬金
ソードカトラス×2(1+15/15)(12/15)、ソードカトラス専用ホルダー
[道具]:支給品一式、塩酸の瓶×1本、神楽とミミの眼球 、毒ガスボトル×2個、予備弾倉×2(各15発)
[服装]:いつも通りの喪服のような黒い服。胸の中央に大きな穴が空いている。
[思考]:Picking up bury them under the cold marble stones♪
第一行動方針:???
第二行動方針:千秋の未練を断ち切り、千秋が「完全に闇に堕ちる」のを見届けたい。
基本行動方針:効率よく「遊ぶ」 (兄様はもう探さない)
[備考]:キルアの名前は聞いていません。
シルバースキンの弱点(同じ場所をほぼ同時に攻撃されると防ぎきれない)に勘付きました。
「殺した分だけ命を増やせる」ことを確信しました。ただし痛みはあるので自ら傷つこうとはしません。
[状態]:疲労(大)、全身に中度のダメージ及び軽い切り傷。右腕に小ダメージ。左腕に大ダメージ。 核鉄で治癒中。
喪われた心臓の代わりに核鉄(サンライトハート)が埋め込まれている。最高にハイな気分。
[装備]:ウィンチェスターM1897(1/5)@Gunslinger Girl)、サンライトハート(核鉄・収納状態)@武装錬金
ソードカトラス×2(1+15/15)(12/15)、ソードカトラス専用ホルダー
[道具]:支給品一式、塩酸の瓶×1本、神楽とミミの眼球 、毒ガスボトル×2個、予備弾倉×2(各15発)
[服装]:いつも通りの喪服のような黒い服。胸の中央に大きな穴が空いている。
[思考]:Picking up bury them under the cold marble stones♪
第一行動方針:???
第二行動方針:千秋の未練を断ち切り、千秋が「完全に闇に堕ちる」のを見届けたい。
基本行動方針:効率よく「遊ぶ」 (兄様はもう探さない)
[備考]:キルアの名前は聞いていません。
シルバースキンの弱点(同じ場所をほぼ同時に攻撃されると防ぎきれない)に勘付きました。
「殺した分だけ命を増やせる」ことを確信しました。ただし痛みはあるので自ら傷つこうとはしません。
[備考]:
C-4の鳥居にインデックスが張った「ニケたちへ向けたメモ」は、千秋が回収しました。もう残っていません。
C-4の鳥居にインデックスが張った「ニケたちへ向けたメモ」は、千秋が回収しました。もう残っていません。
≪231:幻影(前編) | 時系列順に読む | 233:楽園の再来≫ |
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≪225:色に惑い/闇に惑う(前編) | メロの登場SSを読む | 245:臨時放送、あるいはイレギュラー≫ 263:遺。(前編)≫ |
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ニケの登場SSを読む | ||
一休さんの登場SSを読む | GAME OVER | |
南千秋の登場SSを読む | 245:臨時放送、あるいはイレギュラー≫ 248:ワルプルギスの夜/宴の支度≫ | |
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