ストーリー





今日はみんなでルーブル美術館に行く日。美術館を見学した後、クックフェイス卿を始めとする評議委員のお偉いさん方と会食することになっている大切な日です。
「お行儀よく振舞わなくてはダメですよ」とのミス・クラベルの忠告をよそに、大好きなモナ・リザの絵を目の前にしたマドレーヌの興奮は最高潮。

ところが夢中になって絵に見入っている最中、怪しい男が絵を盗もうとしている瞬間を目撃し、大慌てで周囲に訴えますが、嘘をついていると決め付けられてまともに取り合ってもらえません。仕方なく自力で泥棒を撃退するものの、ドタバタ騒ぎの末に会食の席をメチャクチャにしてしまった彼女の言うことを誰も信じてはくれませんでした。マドレーヌは『ロンドンにあるマナー学校で礼儀作法を勉強し直して来るように』とクックフェイス卿に言い渡され、独り、イギリスへ向かうことになってしまいます。

マドレーヌが発った後、唯一マドレーヌの言葉を信じた寄宿舎の仲間たちは、ルーブル美術館で見つけた犯人の犯行の痕跡を元に独自に調査を始めます。

新しい寄宿学校で肩身の狭い思いを強いられる中、マドレーヌはルーブル美術館で見かけた泥棒とその仲間もロンドンに来ていること、そして彼らがイギリスの王様の王冠を盗もうと企んでいることを知ります。彼らのたくらみを阻止すべくロンドンの街で独り奮闘するマドレーヌですが、周囲の誤解は深まる一方……。

果たして泥棒を捕まえて誤解を解くことはできるのでしょうか?



最終更新:2022年12月08日 20:08