第1-39章.
(アスティカ・パルヴァの続き)
サウティは言った、「最高の再生者たちよ、エラパトラのこの言葉を聞いて、すべての蛇たちは大喜びで、『よく言った、よく言った』と叫んだ。それ以来、ヴァスキはその乙女、すなわち妹のジャラートカルを大切に育てようとした。そして、彼女を育てることに大きな喜びを感じた。
「神々とアスラたちが集まり、ヴァルナの住処をかき回した。そして、力のある者の中で最も優れていたヴァスキが、かき混ぜる紐となった。作業が終わると、蛇の王は大王の前に姿を現した。神々はヴァスキを従えて大王に向かって言った。その母の呪いが生んだ悲しみが、種族の安寧を願うヴァスキの心を貫いているのです。蛇の王は常に我らの友であり、恩人である。神々の主よ、彼に慈悲を与え、彼の心の熱を和らげてください」。
「ブラフマンは答えた。蛇の王に、以前エラパトラが彼に伝えたことをさせなさい。時は来た。滅ぼされるのは邪悪な者だけで、高潔な者は滅ぼされない。ジャラートカルが生まれ、そのブラーフマナは厳しい修行に励んでいる。ヴァスキは適切な時に、彼に妹を授けよう。神々よ、蛇のエラパトラが蛇の利益のために語ったことは真実であり、そうでないことはありません」。
「蛇の王ヴァスキは母の呪いに悩まされ、大王のこの言葉を聞いて、自分の妹をジャラートカル師に授けようと思い、大勢の蛇たちに命じてジャラートカル師を見張らせた。我が民族の安寧はそれにかかっている』」。