第12-159章.
ユディシュティラは言った、「汝は言った、すべての悪の基礎は貪欲であると。私は無知について詳しくお聞きしたいのです。
ビーシュマは言った、『無知によって罪を犯し、自分の終わりが迫っていることを知らず、常に善良な行いをする者を憎む者は、やがて世に悪名を轟かせる。無知の結果、人は地獄に沈む。無知は不幸の泉である。無知によって、人は苦難を受け、大きな危険にさらされる」。
ユディシュティラは言った、「王よ、私は無知の起源、場所、成長、衰退、上昇、根源、不可分の属性、経過、時間、原因、結果を詳しく聞きたい。ここで感じる不幸は、すべて無知から生まれたものだ』。
ビーシュマは言った、『執着、憎しみ、判断力の喪失、喜び、悲しみ、虚栄心、欲望、怒り、高慢、先延ばし、怠惰、欲望、嫌悪、嫉妬、その他すべての罪深い行為は、すべて無知という共通の名で知られている。 王よ、今、その傾向、成長、その他汝の求める特徴について詳しく聞け。無知と貪欲、この二つは同じものである。バーラタよ、どちらも同じ果実を生み、同じ過ちを犯す!無知は貪欲に起源を持つ。貪欲が成長すれば、無知も成長する。無知は貪欲が存在するところに存在する。貪欲が減れば、無知も減る。無知は貪欲の高まりとともに上昇する。無知は貪欲の高まりとともに上昇する。貪欲の根源は判断力の喪失である。判断力の喪失もまた、貪欲と切り離すことのできない属性である。永遠は無知の道である。無知が現れるのは、貪欲の対象が得られないときである。無知から貪欲が生じ、貪欲から無知が生じる。(したがって、貪欲は無知の原因であると同時に結果でもある)。貪欲はすべてのものを生産する。これらの理由から、すべての人は貪欲を避けるべきである。ジャナカ、ユヴァナスワ、ヴリシャダルビ、プラセナジット、その他の王たちは、貪欲を抑えた結果、天国を手に入れた。クルス族の長よ、汝もまた、すべての人の目の前で、強い決意によって貪欲を避けよ!貪欲を避けることで、汝はここでも来世でも幸福を得るであろう』」。