第3-222章.
マルカンデーヤは続けた、「クル族の罪なき子孫よ、私はあなたにアグニの種族の様々な枝について説明してきた。聡明なカルティケーヤの誕生の物語に耳を傾けなさい。ブラフマーシの妻たちから生まれたアドビュタの火の素晴らしく有名で非常に精力的な息子について、私は汝に語ろう。太古の昔、神々とアスラは互いを滅ぼすことに非常に積極的だった。そして、恐ろしいアスラは常に神々を打ち負かすことに成功した。プランダラ(インドラ)は、アスラたちによる自分の軍隊の大虐殺を目の当たりにし、天空の軍隊の指導者を見つけたいと思い、心の中でこう考えた。『ダナヴァたちによって粉々にされた天空の軍隊の隊列を観察し、勢いよく再編成できるような強大な人物を見つけなければならない』。そしてマナサ山脈に向かい、そこで自然のことを深く考えていたとき、ある女性の悲痛な叫びを聞いた。プランダラは彼女に言った。王冠をかぶり、メイスを手にしたケシン(阿修羅)が、遠くに金属の丘のように立っていて、その女性の手を握っているのが見えた。ヴァーサヴァはその阿修羅に向かって言った。私は雷を操る神であることを知れ。この婦人に暴力を振るうことを慎みなさい』。サクラよ、彼女に手を出すな。私は彼女を所有したいのだ。パカを殺した者よ、汝は命からがら家に帰れると思うのか』。この言葉とともに、ケシンはインドラを殺すためにメイスを投げつけた。ヴァーサヴァはそれを雷で切り裂いた。するとケシンは怒りに燃えて、巨大な岩の塊を彼に投げつけた。それを見て、百の犠牲を捧げた彼は、雷光でそれを引き裂き、それは地面に落ちた。ケシン自身もその岩塊の落下で傷を負った。こうしてひどく苦しんだ彼は、婦人を残して逃げ去った。そして阿修羅が去った時、インドラはその婦人に言った、「美しい顔をした婦人よ、お前は誰の妻なのか。