第3-252章.
ヴァイサンパーヤナは続けた、「そして、バラタ族の雄牛よ、あの屈強な弓の名手カルナは、大軍に囲まれ、美しい都ドラパダを包囲した。そして、厳しい戦いの末、英雄を服従させ、最高の君主よ、ドラパダに銀と金と宝石を貢がせ、貢物も納めさせた。そして、王の最たる者よ、彼を服従させた後、(カルナは)彼(ドルパダ)の配下にいた王子たちを服従させ、貢物を納めさせた。そして、北に行き、(その地方の)君主たちを征服し、バガダッタを打ち破り、ラーダの息子は、その強大な山ヒマーヴァットに登り、敵と戦い続けた。そして、四方を征服し、ヒマーヴァットに住むすべての王を服従させ、租税を支払わせた。そして、山から下りて東に急ぎ、アンガ族、バンガ族、カリンガ族、マンディカ族、マガダ族、カルカンダ族を滅ぼし、アヴァシラ族、ヨーダヤ族、アヒクシャトラ族も一緒に滅ぼした。こうして)東部を征服したカルナは、次にバツァ・ブーミの前に姿を現した。バツァ・ブーミを占領したカルナは、ケヴァリ、ムリティカヴァティ、モハナ、パトラナ、トリプラ、コーサラを滅ぼし、これらすべてに貢物を納めさせた。その後、南へ向かったカルナは、(その地方の)強力な戦車兵を打ち負かし、ダクシナティヤでは、スータの息子がルクミと対立した。恐ろしく戦った後、ルクミはスータの息子に言った、「君主の最たる者よ、私はあなたの力と武勇に満足している。私は汝に悪いことをするつもりはない。
私はクシャトリヤの誓いを果たしただけだ。汝が望むだけの金貨を喜んで与えよう」。ルクミに会ったカルナは、パンディヤとスリ山に向かった。そして戦って、カララ、ニラ王、ヴェヌダリの息子、そして南の方角に住む他の最高の王たちに貢物を納めさせた。そして、シスパラの息子のところへ行き、スタの息子は彼を打ち負かし、その非常に強力な者はまた、近隣の支配者すべてを自分の支配下に置いた。バーラタ族の雄牛よ、アヴァンティス族を服従させ、彼らと和平を結び、ヴリシュニス族と会見した後、西方を征服した。そしてヴァルナの四分の一まで来て、すべてのヤヴァナ王とヴァルヴァラ王に貢物を納めさせた。東、西、北、南の全地球を征服したその英雄は、いかなる援助もなしに、ムレチャ族、山岳民族、バドラ族、ロヒタカ族、アグネヤ族、マラヴァ族のすべての国々を服従させた。そして、ナグナジータ族を筆頭とする強大な戦車兵を征服したスータの息子は、ササカ族とヤヴァナ族を支配下に置いた。こうして世界を征服し、その配下に収めた後、その強大な戦車乗りであり、人の中の虎である男は、ハスティナプラに(戻って)来た。ドリタラーシュトラの息子であるその人間の主は、父と兄弟と友人を伴って、到着したその強力な弓使いのところに来て、武功を戴いたカルナに正式に敬意を表した。そして王は彼の偉業を宣言して言った、「私はビシュマ、ドローナ、クリパ、ヴァフリカのいずれからも受けなかったものを、あなたから受けました。あなたに良いことがありますように!長々と語る必要はない!カルナよ、私の言葉を聞け!人の長よ、汝にこそ我が帰依がある。強靭な腕の持ち主よ。人の中の虎よ、間違いなく、すべてのパンダヴァや栄冠に輝く他の王たちは、あなたの16分の1にも及ばないだろう。弓の名手、カルナよ、汝はドゥリタラーシュトラを見よ、そして雷霆の持ち主がアディティにしたように、輝かしいガンダーリを見よ」。
「すると王よ、ハスティナプラの町には喧騒が起こり、ああ!、残念だ!という声が響いた。人の王よ、ある王は彼(カルナ)を褒め称え、またある王は彼を非難し、またある王は黙っていた。君主の第一人者よ、こうして短時間のうちに、山や森や空や海や野原や高地や低地や都市や島々で満たされたこの大地を征服した。大地の主よ、君主たちを服従させ、不滅の富を得たスタの息子は王の前に現れた。敵の撃退者よ、その英雄は宮殿の内部に入り、ガンダーリと共にいるドリタラーシュトラを見た。そして、ドリタラーシュトラは愛情を込めて彼を抱き、それから彼を追い払った。その時からずっと、君主よ、バーラタよ、ドゥリョーダナ王とスヴァーラの子サクニは、プリータの息子たちはすでにカルナに戦いで敗れたと思っていた。"