第3-297章.
マルカンデーヤはこう続けた。『夜が明けて太陽の光が昇ると、修行者たちは朝の儀式を終えて集まった。そして、それらの偉大な賢者たちは、サヴィトリの高い幸運について何度も何度もディウマツェーナに語ったが、彼らは決して満足しなかった。すると王よ、その庵にサルワから大勢の人々がやって来た。そして彼らはディユマツェーナの敵が自分の大臣に殺されたという知らせを持ってきた。簒奪者がその大臣によって味方もろとも皆殺しにされたと聞いて、その軍隊は皆逃げ去り、すべての臣民が(正統な王のために)一致団結して、『目が見えようが見えまいが、彼さえもわれわれの王であろう』と言った。そして彼らは言った、『その決意の結果、私たちはあなたのもとに遣わされたのです。あなたのこの車と、4種類の軍勢からなるこの軍勢が、あなたのために到着しました!王よ、汝に幸あれ!来なさい!汝は都で宣言された。汝は永遠に汝の父と祖父の持ち場を占めよ。そして王が視力を持ち、健脚であるのを見て、彼らは頭を下げ、目を見開いて驚いた。そして、庵に住む年老いたブラフマナを礼拝し、彼らからお返しの栄誉を受けた王は、自分の町に向けて出発した。そして、兵士たちに囲まれたサイヴヤは、サヴィトリを伴って、輝くシートで飾られ、人の肩に担がれた車に乗って行った。そして、司祭たちは喜び勇んで、高貴な心を持つ息子を王子として、ディユマツェーナを王座に就かせた。長い年月の後、サヴィトリは100人の息子たちを産んだが、皆、戦に強く、戦から退いておらず、サルワ族の名声を高めていた。彼女はまた、マラヴィによって、マドラスの領主アスワパティとの間に、非常に強力な子宮の兄弟を100人生んだ。プリータの子よ、このようにサヴィトリは、自分自身と、彼女の父と母、義父と義母、そして彼女の夫の一族を、哀れな苦境から高貴な幸運へと引き上げた。あの優しいサヴィトリのように、ドゥルパダの殊勝な娘であるサヴィトリは、優れた人格を備えており、あなた方すべてを救うでしょう」。
ヴァイサンパヤナは言った、「パンデュの息子よ、王よ、あの高貴な心の賢者にこのように諭され、不安から解き放たれた心で、カムヤカの森に住み続けました。サヴィトリの優れた物語に敬虔に耳を傾ける者は、幸福を得、すべてにおいて成功を収め、決して不幸に出会うことはない!」。