第9-53章.
「ラーマよ、このサマンタパンチャカは、すべての生き物の主であるブラフマンの永遠の北の祭壇であると言われている。この祭壇は、すべての生きとし生けるものの主であるブラフマンの永遠の北の祭壇であると言われています。そこでは、天の住人たち、偉大な恩恵を与える者たちが、その昔、偉大な犠牲を捧げました。偉大な知性と計り知れないエネルギーを持つ、王家の賢者中の第一人者である高貴な心を持つクルは、長年この畑を耕していた。それゆえ、そこはクルクシェートラ(クルーの野原)となったのだ』。
ラーマは言った、「高貴な心の持ち主であるクルは、どのような理由でこの畑を耕したのでしょうか?懺悔の富を持つリシたちよ、私はこのことをあなたたちに語ってもらいたいのだ。
「ラーマよ、昔、クルはこの畑の土を根気よく耕していました。天から降りてきたシャクラは、彼にその理由を尋ねた。王たる賢者よ、あなたが土を耕す目的は何ですか」。そこでクルは答えた。「百の犠牲を捧げる者よ、この平原で死ぬ者は、罪を清められた後、祝福の領域へと進むであろう」。シャクラ公はこれを嘲笑し、天に帰った。しかし、王家の賢者クルは全く落ち込むことなく、土を耕し続けた。シャクラは何度も彼のもとを訪れ、同じ返事を何度も受けては、彼を嘲笑して去っていった。しかし、クルはそのことで落ち込むことはなかった。王が弛まぬ忍耐で土を耕すのを見た。シャクラは天人を呼び、君主の職業を知らせた。インドラの言葉を聞いた天界の者たちは、千の目を持つ彼らの長に言った!もし人が、そこで死ぬだけで、私たちに犠牲を捧げることなく天国へ行くようなことがあれば、私たちの存在そのものが危うくなります!" と言った。こう言って、シャクラはその王家の賢者のところに戻ってきて言った!私の言葉に従って行動しなさい!私の言葉に従って行動しなさい!五感を覚醒させたまま食を断ち、ここで死ぬ者も、戦いで死ぬ者も、王よ、天に召されるであろう!大いなる魂よ、君よ、彼らは天の恵みを享受するであろう」。こう言って、クル王はシャクラに答えた。クルの許しを得て、ヴァーラを殺したシャクラは、喜び勇んで天に帰って行った。ヤドゥの一族の第一人者よ、あの王家の賢者は、その昔、この平原を耕し、シャクラは、ここで肉体を捨てる者に大いなる功徳を約束した。実際、神々の中でもブラフマンを筆頭とする一流の者たちや、神聖なリシたちによって、地上においてここ以上に神聖な場所は存在しないことが承認されていた!ここで厳しい苦行を行う者たちは、肉体を捨てた後、皆ブラフマンの住処に行くだろう。また、ここで富を捧げるような功徳のある者は、すぐにその富を倍にするだろう。また、善を期待して常にここに住む者は、決して閻魔大王の地を訪れる必要はない。ここで偉大な犠牲を捧げる王たちは、地球が存続する限り、天に住むだろう。天界の長シャクラは、自らここに詩を作り、歌った。バラデーヴァよ、聞きなさい!「クルクシェートラの塵は風に流され、邪悪な行いから人々を清め、天国へと運ぶだろう。神々の中の第一人者たち、バラモンたちの中の第一人者たち、そしてヌリガなどの地上の王たちの中の多くの第一人者たちは、ここで高価な犠牲を捧げた後、肉体を捨てて天に向かった。タラントゥカとアラントゥカの間、ラーマ湖とシャマチャクラ湖の間は、クルクシェートラとして知られている。サマンタパンチャカは、すべての生き物の主であるブラフマンの北の(犠牲の)祭壇と呼ばれている。吉祥で非常に神聖であり、天界の住人たちから高く評価されているこの場所は、あらゆる属性を備えている。そのため、ここで戦死したクシャトリヤは、永遠の祝福に満ちた神聖な領域を得ることができる。クルクシェートラの高い祝福については、シャクラ自身もこのように語っている。シャクラが言ったことはすべて、ブラフマンによって、ヴィシュヌによって、マヘーシュヴァラによって、再び承認され、認可されたのである」。