読み
種別
別名
「赤五筒」「赤五索」などのように使う。
- 赤懸賞牌
- シャア専用五筒(五萬、五索)
- 本Wiki管理人の周りで発生した呼称。
通常の三倍の速さで摸打してください。
解説
五萬、五筒、五索のうち1枚ずつを赤で刻印されたものと入れ替えて使い、これを常設のドラとする。赤五筒は2枚入れる場合もある(市販の麻雀牌セットには、赤牌が4枚入っており筒子だけ1枚多い)。
チップの対象になることがあるが、赤ドラチップは門前に限るとするルールもある。
元来は
ブー麻雀における「五筒があると1飜アップ」というルールが発祥であったらしい。(複数あっても重複はない)
元は雀荘で行なわれていたルールであるが、現在は市販の雀牌セットの中にも(たいてい4枚。
花牌の一部ないし全部の代わりに)入っていることが多い。
逆に、赤ドラではない普通の五筒(五萬、五索)を、黒五と呼ぶらしい(黒くないけど赤との対比でこう呼んでいるに過ぎない)。
色覚障害があって黒と赤を区別できない人のために、赤ドラにポッチ(赤い印)を入れるケースもある。競技麻雀のプロリーグ戦であるMリーグで使われる赤ドラには、赤いMリーグロゴが入っている。
赤ドラのバリエーションとしては、赤五のほか、
赤三、
赤七、赤一、赤九があったり、筒子全てが赤ドラだったりすることもある。
赤い西、
北、中が採用されることもある。
更に、
霧雨魔法店ルールでは、赤ドラが全ての数牌に対して1枚ずつ、計27枚ある。
赤の枚数が少ないルールでは、赤をドラではなく和了役とすることもある。
「役箱」作者のITK氏により、一索、一筒、2(三色とも)、
3(三色とも)、5(三色とも)、
7(三色とも)、八筒、九筒、筒子全部というバリエーションが確認されている。
成分分析
- 赤ドラの81%はやさしさで出来ています。
- 赤ドラの11%は世の無常さで出来ています。
- 赤ドラの8%は蛇の抜け殻で出来ています。
採用状況
ローカルルールとは思えないほど、ごく一般的に採用されている。
競技麻雀のプロでは採用されないことがほとんどだが、日本プロ麻雀連盟のWRC-Rリーグ、日本プロ麻雀協会のチャンピオンロード、RMUのMルール、Mリーグなど赤ドラ入りルールを導入しているところがある。
麻雀最強戦では一切採用されていない。
ミハイル・ユリウスPの知る限り、ネットゲームでは赤五を3枚使うのが多数派で、4枚使うルールが標準となっているのは『麻雀格闘倶楽部』のみである。
- コナミのアーケードゲーム『麻雀格闘倶楽部』シリーズでは、赤ドラ4枚を使用する。
- 三人打ちルールでは、赤五筒と赤五索を2枚ずつ使用する。
- スマートフォン版『麻雀格闘倶楽部Sp』では、24年7月のアップデート以降、四人打ちルールにおいての赤ドラが3枚に変更された。
- 姉妹作『麻雀ファイトガール』では、四人打ちルールでは赤ドラ3枚を、三人打ちルールでは赤五筒と赤五索を2枚ずつ使用する。
- セガのアーケードゲーム『MJ』シリーズでは、赤ドラ3枚を使用する。
- 三人打ちルールでは、赤五筒と赤五索を1枚ずつ使用する。
- 『雀龍門』では、クローズドβ時代は赤ドラ4枚が標準ルールだったが、オープンβより3枚に改められている。
- 『天鳳』では、2007年7月16日迄は赤ドラ4枚が標準ルールだったが、翌7月17日より3枚に改められている。
- 『役満 鳳凰』『雀魂』では、赤ドラ3枚使用。
- 三人打ちルールでは、赤五筒と赤五索を1枚ずつ使用する。
赤ドラは、派生として「
青ドラ」「
金ドラ」「
虹ドラ」のような、色違いが存在する。
これらのドラは、祝儀の枚数が増えたりする場合が多い。
また、「ゼブラ牌」や「プラチナ牌」等、店オリジナルのドラを入れて、他店との差別化を図っていたりもする。
大阪の雀荘では、赤ドラ・
青ドラ・
金ドラ・
虹ドラを萬子・筒子・索子の5すべてに入れた、大変派手なルールが存在する。
参照
最終更新:2024年09月13日 00:34