読み

  • きりさめまほうてんるーる

種別

  • インフレルール
  • 追加のドラ
  • 制限ルール

別名

解説

東方Project(原作は同人STG)で、霧雨魔理沙という森に住む魔砲魔法使いの家のこと。なのだが、ここは「麻雀ローカルルールWiki」であるので、インフレルールとしての「霧雨魔法店」について説明する。

東方Projectの二次創作である『東方幻想麻雀』で採用されているインフレルールの一種。
通常五*5*(5*)の3枚使う赤ドラが、 全ての数牌に対して1枚ずつ、計27枚ある (!)。
さらに、 立直していなくても裏ドラが発生 する。よって立直の価値が相対的に下がる。
まさに「麻雀はパワー」である。息抜きには最適…かも

面子の申し合わせにより、 全員がマエリベリー・ハーンを選択 するとガチバトルが可能(上白沢慧音・小野塚小町も可)。
ところでここのデフォルトBGMである『恋色マジック』のアレンジが豪快なルールと対照的に軽快なアレンジとなっているのだがこれはいかがなものか。

なお、2009年例大祭版(Ver1)と2009年夏コミ版(Ver2)で若干ルールが異なる。
  • Ver1では、喰い断有り二縛有りで飛び無しで30000点持ちというルールだった。
  • Ver2では、喰い断無し二縛無し飛び有りで50000点持ち。
  • 最新作の4Nでは、裏ドラが通常のルール通りリーチ時をかけないとめくられないルールになった。
  • 2024年8月、まさかの麻雀ファイトガール(KONAMI)にルールが輸出。音ゲーコラボよりも濃度が高い状況となった。

この卓で流れるBGMは(カッコ内は初出代)
「恋色マジックオーケストラ(原曲:恋色マジック)」(1~)
「Dim.Dream(原曲:同名)」(1~)
「Spruhregen(原曲:恋色マスタースパーク)」(3G~)
「Air stroll: 2.A.M.(原曲:不明)」(4~)
以上の4曲


考察

※簡単のため、以下全て面子に全員マエリベリー・ハーンを使用したものとする(これは「特殊能力を考慮しない」と同値)。

親の配牌に一枚も赤ドラがない確率


\frac{ _{136 - 27} \mathrm{C} _{14} }{ _{136} \mathrm{C} _{14} } \fallingdotseq 3.772 \%
参考までに、一般的な赤ドラ3枚のルールでは

\frac{ _{136 - 3} \mathrm{C} _{14} }{ _{136} \mathrm{C} _{14} } \fallingdotseq 72.00 \%

子の配牌に一枚も赤ドラがない確率


\frac{ _{136 - 27} \mathrm{C} _{13} }{ _{136} \mathrm{C} _{13} } \fallingdotseq 4.833 \%
参考までに、一般的な赤ドラ3枚のルールでは

\frac{ _{136 - 3} \mathrm{C} _{13} }{ _{136} \mathrm{C} _{13} } \fallingdotseq 73.80 \%

親の配牌にある赤ドラ枚数の期待値

場合によっては、早々に捨てる必要があるかもしれない。

\sum_{k=0}^{14} \left ( k \times \frac{ {}_{136 - 27} \mathrm{C} _{14-k} \cdot {}_{27} \mathrm{C} _{k} }{ {}_{136} \mathrm{C} _{14} } \right ) \fallingdotseq 2.779
意外に少ない。参考までに一般的な赤ドラ3枚のルールでは

\sum_{k=0}^{3} \left ( k \times \frac{ {}_{136 - 3} \mathrm{C} _{14-k} \cdot {}_{3} \mathrm{C} _{k} }{ {}_{136} \mathrm{C} _{14} } \right ) \fallingdotseq 0.3088

子の配牌にある赤ドラ枚数の期待値


\sum_{k=0}^{13} \left ( k \times \frac{ {}_{136 - 27} \mathrm{C} _{13-k} \cdot {}_{27} \mathrm{C} _{k} }{ {}_{136} \mathrm{C} _{13} } \right ) \fallingdotseq 2.581
参考までに一般的な赤ドラ3枚のルールでは

\sum_{k=0}^{3} \left ( k \times \frac{ {}_{136 - 3} \mathrm{C} _{13-k} \cdot {}_{3} \mathrm{C} _{k} }{ {}_{136} \mathrm{C} _{13} } \right ) \fallingdotseq 0.2868

親の配牌が全部赤ドラである確率

この場合、絶対に天和にはならない。なぜならどんな和了りにも対子が必要であるため。
尤も、ドラ12以上あった時点で数え役満(1飜縛りによって13翻になる)になるのだが。

\frac{ {}_{27} \mathrm{C} _{14} }{ {}_{136} \mathrm{C} _{14} } \fallingdotseq 4.719 \times 10^{-12}
これは、およそ2119億回に1回という意味である。

子の配牌が全部赤ドラである確率


\frac{ {}_{27} \mathrm{C} _{13} }{ {}_{136} \mathrm{C} _{13} } \fallingdotseq 4.146 \times 10^{-11}
これは、およそ241億2000万回に1回という意味である。

成分分析

  • 霧雨魔法店ルールの80%は鉛で出来ています。
  • 霧雨魔法店ルールの7%は汗と涙(化合物)で出来ています。
  • 霧雨魔法店ルールの7%は祝福で出来ています。
  • 霧雨魔法店ルールの3%は世の無常さで出来ています。
  • 霧雨魔法店ルールの2%は苦労で出来ています。
  • 霧雨魔法店ルールの1%はお菓子で出来ています。

採用状況

  • 前述。

参照

外部リンク

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最終更新:2024年08月20日 18:09