「私の愛しき嫌われモノ。2000年の時を越え、災いの種として再びこの世に現れた」
概要
- 常識や概念そのものを書き換えられる、薄明の空を中に閉じ込めているかのような色合いをしたビー玉。
- 何を書き換えたいかを意識し指で弾くことで改変が始まる。
- 弾丸というのは便宜上の表記/比喩。銃では撃てない。(銃が壊れる)
- 物体構成術の人が5年前に構成してしまった前は2000年以上前に一度生み出されたきり。『朝を穿つ弾丸』という名称も効力の記述もその事例に基づいている。
現在の所在地
- 2000年前に構成された『朝を穿つ弾丸』は現在「消失済み」扱いされている。
- 5年前に構成された『朝を穿つ弾丸』は効力据え置きで現在国が所持している。
経緯
- 2000年前に『朝を穿つ弾丸』を構成した人物の陳述書に「自分の周囲だけは思い通りのものにしたかった。毎日自分の意思関係無しに一生懸命生きないといけない人生というのは『罰』だ」といった一節が記述されており、おおよそ身勝手な所業だったことが見受けられる。
術師の末路
- 5年前の術師は当時未成年だったため死刑までには及ばなかったものの、断罪として大部分の身体能力、魔力を剥奪された後『傍観の魔眼』を心臓の中に埋め込まれ、常時行動及び魔力の行使を監視されることとなり、また『傍観の魔眼』により生命活動の一時/永続停止の権限を握られた。
- 奪われた力を取り戻した場合、身体能力及び魔力を数値に加算すると108となる。