概要
ドーラン王国の『王の島』に在する。
歴史はそう浅くない。王国の騎士になりたい人や魔法を本格的に学びたい人が入学する。特定の職業に就くためにこの学校の卒業資格を必要とする場合がある。最も多く割合を占めるのは貴族の子女達で、彼らは半強制的に入学を決められている。
関連項目:組織
歴史はそう浅くない。王国の騎士になりたい人や魔法を本格的に学びたい人が入学する。特定の職業に就くためにこの学校の卒業資格を必要とする場合がある。最も多く割合を占めるのは貴族の子女達で、彼らは半強制的に入学を決められている。
関連項目:組織
建物
- 校舎…シュゼルク城並みに大きく広く、謎が多い。
- 一階…純生物室(裏扉から庭に出られる)
- 二階…芸術の部屋、三年生の教室
- 三階…氷型の部屋、実験室、薬草物乾燥室、
上第生 専用の部屋。 - 図書室…全ての本を読み切るには六年間掛かるほどの蔵書量がある。六年生だけは寮の消灯時間十分前まで利用しても良い。
- 寮…男子と女子で分かれているが、朝食などは共同の大食堂で摂る。大食堂の天井は硝子になっていて空が見える。男女の生徒寮の間に職員寮がある。
- 競技場…校舎の半分くらいの大きさで、屋根は無い。雨などが降った時には、校長先生が防御の透明な屋根を作るので、雨天時でも利用可。攻守専攻技術対戦の会場になった。
- 大広間…入学の儀、卒業パーティーなどが行われる。裏扉から出られる外は裏庭に続いており、女神像の噴水がある。
学年
一学年ごと三組に教室が分かれていて、一クラス五十人程。ナナリー達の学年は男女各七十五名、合計一五〇名。内平民は五十人程である。
六年間の全寮制。
六年間の全寮制。
学習内容
自分の魔法が分かるまでは、戦闘系の魔法、攻守魔法やその他雑学を学ぶ。筆記授業と実技授業は分けられている。
三年生を境に、授業内容も自主性を重視した方向で進んでいき、行事にもその傾向が出ている。
三年生を境に、授業内容も自主性を重視した方向で進んでいき、行事にもその傾向が出ている。
使用教材
- 『六色の悪戯と知恵』…一年時
授業(判明しているもののみ)
- 古代文
- 調合
- 進化論
- 動物学
- 物理学
制度
上第生
一教室から二人ずつ、ひと学年で計六人選ばれる学年全体を取り仕切る生徒。成績の良し悪しではなく、しっかり者が多い。ナル・サタナースが三年時〜六年時まで選ばれていた。
- 愛好会
主に放課後、やりたいことがある学生は青春よろしく活動をしている。内容は芸術、運動、馬術、花、料理、服飾、動物学など多種多様。マリス・キャロマインズが四年で淑女会を創設した。所属していないがナナリー・ヘルが入会希望窓口を担当している。
イベント
毎年開催
- 攻守魔術進級試験
受からないと次の学年には進めない。四年時の学年末試験では、魔法陣を書く、空間移動の魔法を実践する、魔法型による魔法を十個習得するなどだった。
- 六年生を送る会
一年生は装飾、二年生は食事、三年生は演奏、四年生は演劇、五年生は司会進行と運営全般、と学年ごとに決められた役割がある。一年生と二年生は先生達の手伝いのもと準備を行うが、三年生からは生徒のみで全てを任される。(限定:四年生・演劇会)
三年生の演奏は各教室で三曲ずつだった。
三年生の演奏は各教室で三曲ずつだった。
一年
- 入学試験
物は浮かせられるか、明かりの魔法を使えるか、本を見ずに最低五つの魔法陣を完璧に書くことができるかなどの他に、ドーラン王国の地理や法律などの社会の常識、一般知識を試される。
- 入学の儀
五年
- 攻守専攻技術対戦
生徒同士が魔法を使い実力を競い合う戦いの舞台の総称で、一種の大会のようなもの。校舎横にある競技場で行われる。二段階構成で最初は寮の部屋で分けられた三人ずつの班ごと、次に通過した班で個人戦が行われる。男女別。優勝者は金の卵がもらえる。
他学年も観戦ができる。
他学年も観戦ができる。
- 課外授業
修学旅行の事。三日間掛けて歴史自然学習に勤しむ。一日目の午前中は班でハリョウ山という山に歩いて登り、頂上付近の遺跡を回る。午後は生植物園を散策。(番外編)三日目は野営。(漫画版4巻)
- 交流会
姉妹校である、ヴェスタヌ王国のジュエリントン魔術学校と交互に招きあっている。(限定・五年生・交流会)
六年
- アポフィティシー・パーティー
卒業パーティー。飾りつけから料理まで全て先生たちが準備をし、学校の大広間で盛大に開かれる。主役の六年生は礼装、ドレスで円舞曲を踊る。アポフィティシーはギリシャ語で卒業の意味。
職員
- レオニダス・ボードン
- べブリオ
- チュート
- プリスカ・パパドプロス(治癒の先生)
- トミル・アーデ
- ジェミス・ブラン