概要
この世の海を支配する海王、セレスティアルが治める深海に存在する王国。領海内では人魚でない魔法使いは魔法を使うことが出来ない。魔道具も使えないものと思われるが、ドルセイムの知恵は使用可能な模様。
二十年前(アーランド記三六四七年)に王女ネフェルティアが人間に連れ去られてからは国交を閉ざし、人間が深海の領域に入ることはなくなった。
ドーラン王国からは五つの国を越えた先にある海の向こう、世界の反対側のコックイル海域にある。
セレイナ王国とは昔交流があった。
二十年前(アーランド記三六四七年)に王女ネフェルティアが人間に連れ去られてからは国交を閉ざし、人間が深海の領域に入ることはなくなった。
ドーラン王国からは五つの国を越えた先にある海の向こう、世界の反対側のコックイル海域にある。
セレイナ王国とは昔交流があった。
王族
種族
言語
人魚があやつるのは「シー」という、一つの音でしか構成されない独特の言語。
他に旧古代文字があるが、一般的には読めない。
他に旧古代文字があるが、一般的には読めない。
城
恐らくどんな城より大きく、白く輝いていてそれだけで一つの芸術作品のように見える。
(本編六十六話より引用)
(本編六十六話より引用)
巨大な柱がいくつも立つ中心にあり、螺旋状になった貝のような塔を真ん中にした、金色の光が漏れている楕円形の窓、穴がいくつもあるお城。建物の壁には宝石が散りばめられているのか、海の上から射し込む太陽の光を受けて小さく輝きを放っている。大きな貝殻も所々に張り付いていた。グルグルと渦を巻いた貝や、細長い貝、それに周りには青白い草や赤い草、黄色い草がお花畑みたいに生えていた。 音楽が流れているのか、耳障りのよい音階が聞こえてくる。
地下神殿
灰色にさびた大きな神殿。石で出来た祭壇が、高い場所に二か所あり、その後ろの壁にびっしりと旧古代文字が記されている。壁の中心には丸い硝子玉のようなものが組み込まれている。
かつては白く輝いていたが、ネフェルティアがいなくなった日から、ただの硝子玉のようになった。
かつては白く輝いていたが、ネフェルティアがいなくなった日から、ただの硝子玉のようになった。
アメス真珠
これを飲み込むと海の国の言葉が分かるようになる。
その他
海の水は簡単には乾かない。