(投稿者:怨是)
エーアリヒの辛口MAIDチェック#07
――【 漬物石に捧げる 】
Ehrlich:
この番組は……
Ehrlich:
正しき者には良き隣人、悪しき者には正義の鉄槌。
軍事正常委員会がお送りいたします。
Ehrlich:
どうもこんばんは。
紺碧の塩辛伍長こと、
エーアリヒです。
Ehrlich:
どなたかがこの珍妙なあだ名を声高に叫んでいたのを見まして。
気に入ったのでそのまま使ってみました。
Ehrlich:
多分、もう二度と名乗るような事は無いと思いますが。
Ehrlich:
普段は真面目キャラで通している私ですけど、たまには道化ぶってみるのも悪くないとは思いませんか?
Ehrlich:
……そんな目で見ないで下さいよ。
まるで私が普段から残念なキャラみたいではありませんか。
Ehrlich:
さておき、今回頂いているお便りはこちらになります。
- 辛口チェックが回を追う毎にどんどんヒドくなっていくwwwwwwwwwwwwwwwwwwエーアリヒがエーアヒヒ -- (ガリ) 2009-10-26 19:46:33
Ehrlich:
悔しい……!
上手いこと云ったつもりかと叫びたいけど座布団を差し上げざるを得ないこの状況が、悔しい……!
Ehrlich:
エーアヒヒ、その発想は無かった! このやり場の無い怒りをどうしてくれようか……
Ehrlich:
よし決めた。あとで柳鶴の商売道具にいたずらしてやる。
Ehrlich:
それにしても、回を追う毎にどんどんヒドく?
私自身は思い当たる節が見当たらないのですけど。そこまでヒドくなっているものでしょうか。
Staff:
(なってるなってる。あなたの暴言とか)
- >エーアリヒの辛口MAIDチェック > 06 >>>調査履歴 どういうことなの…… どうでもいいんですが[禁則事項]の中が全然分からないんですけど! わ、ワーズワース? ポエミィですね。 -- (Cet) 2009-10-27 19:54:07
Ehrlich:
……? 禁則事項?
どれどれ、前回の記録が……
Ehrlich:
……ッンの焼き鳥女、まーた余計な仕事を増やしよってからに!!
Ehrlich:
多分ですけど、麦藁帽子の海賊がお宝を目指して仲間と共に頑張る漫画の事かと。
Ehrlich:
私はジ○ンプというか漫画を読まないので、確証はありませんがね。
Ehrlich:
あ、そうでした。
皆様に大事なお知らせがございます。
Ehrlich:
我々軍事正常化委員会は、違法ジャージには反対します――
が!
Ehrlich:
然るべき場所でのジャージはTPOに合わせており、実に素晴らしいと思います。
体育の授業を制服で受ける事も、また逆も違和感を受けるでしょう?
Ehrlich:
制服の下にジャージを着用するハニワスタイルなど、不良のやる事です。
Ehrlich:
それに比べ、全身にきちんとジャージを装備した姿の何と美しい事か。
夕陽のグラウンド、滴る汗、これぞ合法ジャージ……
Ehrlich:
――はまぁ置いておくとして。
Ehrlich:
そして
丹下は論外だとして。
つまるところ、こういう事です。
imageプラグインエラー : ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。
(創作絵ギャラリー「ジャージフリート」参照)
Ehrlich:
やはりアイドルの醸し出すカリスマオーラはオフの時も健在ですね。
Ehrlich:
お便りは以上となります。ありがとうございました!
それでは毎度恒例の、本日のゲストを。
血、血、血、皿
Kate:
……ど、どうも。
Ehrlich:
うぇえええええええええええ。
よりにもよって
ケイトさんですか。
Kate:
ごめんなさい、その、お邪魔でしたら帰ります。
Ehrlich:
や、邪魔とかそういうのではなくてですね。
えっと、シフト表は、と……
Ehrlich:
なんということでしょう。他のゲストのスケジュールが空いてない。
止むを得ません。本日はあなたがゲストです、不本意ですけど。
Ehrlich:
いやはや、人事部もとうとうトチ狂ったのでしょうか。
あなたと
マーヴさんだけは来ないと信じていたのに。
Ehrlich:
これは例えるなら、泣くほど感動できる恋愛映画だと思って映画館に足を運んだのに
実はドロドロのシリアス嫁姑ガチバトルサスペンス路線で、別の意味で泣きたくなる位のガッカリ感ですよ。
Kate:
ご、ごめんなさい、ごめんなさい。
Ehrlich:
誠意が足りませんよ?
本気で謝るつもりならぱんつ脱いで土下座してみせろこのド特定がッ!
Ehrlich:
――というのは冗談で。
Kate:
本気だったらR指定に引っかかるところでしたよ……
Ehrlich:
え、何か仰いました?
Kate:
いえ、なんでも、ない、です……
Ehrlich:
ハッキリ云ってくださいよ。コミュニケーション能力はどこへ行っても大事なのですから。
世の中には無口キャラやクールを気取って格好付けているMAIDもいらっしゃいますけどね、
正直な所、意思疎通のできないあるいはしづらいだけの
自己完結ヤローですよ。
Ehrlich:
悲劇のヒーロー気取るのは勝手ですけど、それを衆目に晒す事の惨めな有様と来たら、もう!
Kate:
そうですよね……わたしはそれだけの事を、やってしまいましたから……
ごめんなさい、本当に、ごめんなさい……
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ……
Ehrlich:
うわぁぁぁやめろ! 目のハイライト消した状態で謝るんじゃない!
夜中に脳内再生されてトイレに行けなくなるでしょうが!
Kate:
ハイ、ライト?
Ehrlich:
えっと……目とか髪とかについてる光と云いますか、何と云いますか。
や、ご理解いただけなくても結構です。後でグーグルなり
ヤホーなり使って調べてください。
Kate:
ヤホーでなくて
ヤフーですよ。
Ehrlich:
い、一種のネタです。素で間違えるほど私はアホの子ではありませんよ。
では、今回の評価対象はこちら。
Ehrlich:
幸いな事に沢山の応募を皆様から頂きましたので、
今一度辛口評価のデモンストレーションをさせていただく意味合いも兼ねて、少しばかりの手前味噌を。
【 8 t h T a r g e t 】 |
 |
Nova:D 1942 / UNKNOWN |
???:
こいつか……
Ehrlich:
えぇ。こいつです。
とりあえず自己紹介をお願いします。
???:
私だ。
Ehrlich:
お前だったのか。
???:
また騙されたな。
Ehrlich:
全く気付かなかっ……私達は別に暇を持て余してませんよ、
レイチェルさん。
Rachel:
挨拶代わりだ。流せ。
まずはさわりから
Ehrlich:
では流しまして、とりあえず
Nova:Dの簡単な特徴から触れて行きましょう。
彼女はかのド特定ならずもの集団、
ヴェードヴァラム師団に籍を置くレアスキル持ちです。
武器は身の丈ほどもある巨大バールと、五寸釘。サイドアームにリボルバーのマグナムも持っているようですが、あまり使わないとの事。
Kate:
……。
Ehrlich:
どうかしました?
Kate:
い、いえ、何でも、ごめんなさい……
Ehrlich:
Nova:Dと面識でもおありですか。それともV4そのものに心当たりとか?
Kate:
いえ、このマーク、見覚えがあるなって思いまして。
Ehrlich:
ちゃんとそれ報告しました?
Kate:
あ、はい、マーヴ先輩が……
Ehrlich:
大丈夫ですかそれ。
Kate:
た、多分。
Ehrlich:
……大丈夫である事を信じますか。
いくら
ものぐさビッチのマーヴさんでも、流石にそこまでがさつではないと思いますし。
Ehrlich:
しかし、【怨是のようなもの】も好きですね、能力持ち。
投稿済みのMAIDの半数以上が能力持ちとか、どう考えてもコイツこそが諸悪の根源だろ。
Ehrlich:
……あ!
ご応募いただいたMAIDについて、投稿者の方々にまで辛口評価は致しませんのでご安心ください。
流石にダイレクトアタックはFoMの趣旨としてもルール違反ですので。
Ehrlich:
フィルトルさんならやりかねませんが、その件は私のほうから念入りに釘を刺しておきますね。
Rachel:
奴を出て来させない方法は無いのか?
Ehrlich:
あればとっくのとうに使っていますよ。
Rachel:
解った、すまない。本題へ戻ってくれ。
Ehrlich:
はいはいはい、それでNova:Dの能力についてですね。
彼女は影から実体のある人型エネルギー体、通称“ファントム”を六体まで生成、使役します。
Rachel:
二体で充分だ。バランス的に考えて。
Ehrlich:
ゲーム化したときのことを怨是のようなものが考えるとは思えません。
完全に
見栄え重視ですよ。で、どういう絵になるかというと……
こんな感じですよ
Kate:
う……おばけ……
Ehrlich:
影や暗闇に触れてさえ居れば発動可能で、無論、
相手の影を媒介にすることも可能との事です。
光源が存在しない、あるいは影が連続していれば多少の距離があってもファントムを相手の足元から生やす事もできます。
Ehrlich:
ちなみに手に持っているのは
バールのようなもの(大)です。ファントムで隠れていますけど。
Kate:
もしかして、この子の持ってるバールで影をつなげても発動できちゃうんですか?
Ehrlich:
ケイトさん鋭い。その通りです。
彼女はあの巨大なバールで影踏みを行い、そこから発動させるという実に姑息な戦い方もするのです。
流石はケイトさん。鎌といい翼といい、
ド特定は伊達ではありませんね。
Kate:
えへへ。
Rachel:
(そこはかとなく皮肉が混じっていたな)
Ehrlich:
このファントムは遠距離攻撃能力こそ持ちませんが、かなりの腕力を発揮し、
更に銃弾をある程度吸収してしまうなど、攻守共に充実した特性を持っています。
近接武器で簡単に追い払えますけどね。
Rachel:
とはいえ追い払うのを待ってくれる訳でも無い。
足元の敵に対処するのは意外に難しいものだ。
Ehrlich:
敢えてプロフィールではそれを伏せてチート臭さを隠しているように見えますけど、
単純計算で、たった
一人でほぼ七人分の戦力を展開するという、
いわゆる“
ぼくのかんがえたさいきょうのMAID”のにおいまでは隠し通せませんよね。
Ehrlich:
意表を突いて「どんなもんだい」と、したり顔。品性を疑われても仕方ありませんよこれは。
スペック上の優位性をそのような形で演出されたりしたら、よほど上手い説明でもしない限りは誰も納得しません。
Ehrlich:
表面的な弱点のみの記述で、実質的な弱点は「自分で探せ」などというお察しください状態!
その上リスクも微少! 六体同時召還で、条件さえ整えば七人分の戦力をたった一人で実現する厨スペック!
隠れ最強厨患者も、此処まで来ると逆に清々しいと思いませんか! いやはや全く。
Rachel:
フェアじゃないな。スポーツマンには到底なれそうにない。
Ehrlich:
他にもこの世のありとあらゆる厨要素を凝縮していますよ。このMAIDは。
既に解説した部分も含めて簡単に列挙すると……
Ehrlich:
- 無口(というか喋らない)
- 腰まである黒い髪
- アルビノっぽい肌
- いつの間にか勢力(V4)に加わっていた
- そもそも加担する理由も目的も不明
- 本名不明
- 異名に「影」とか「沈黙」とか「闇」とか入っている(「影使い」と「沈黙のノヴァ」で抵触)
- 「ヴ」の字を使う
- 名前に特殊な表記
- おそらく名前に深い意味が込められている
- 「過去が明らかにされていない」という事柄を強調する
- 特殊能力を難なく使役する
- 大の大人でも扱えないような巨大な得物を、小さな身体で軽々と扱う
- 血とか錆がこびり付いているが攻撃力に悪影響は無い
- なんか知らんがとにかくつよい
- 何らかの奇妙な癖を持つ
- なぜか常識人
- その他、特殊性をアピールする記述、仕掛けなど
Ehrlich:
ざっと挙げただけでもこれだけの厨要素が。
チェックポイント
Ehrlich:
上から順次切り込んで見ましょう。幸いにも尺に余裕がありますしね。
何よりゲストさんは二人とも
変にしゃしゃり出ないタイプなので、やり易い。
これは予想外に助かった。
Kate:
あの、それってつまり
自己主張のできない引き篭もり気質ってことじゃ――
Ehrlich:
――えーまずは「無口」について語りましょう。
Kate:
あぅ……
とっさに思い浮かんだ別名が「Mutz:D(ムッツディー)」
Ehrlich:
無口な者は得てして周囲に忌避されます。
Ehrlich:
理由は単純。「
絡みづらい」の一言に尽きます。
意思疎通に関しても逐一、筆談? モールス信号、ジェスチャー、肉体言語? はい、煩わしいだけですね。
冗談の一つも口に出来ないのなら兵士達の気を安らげる事も到底無理でしょう。
Ehrlich:
音声言語がコミュニケーションの中で高い割合を占めているのは紛れも無い事実ですから。
Ehrlich:
地の文だけで持たせる? それだけの文章力があればの話でしょうが!
並大抵の文章では地の文だけで会話を成立させるのは無理です。「かぎかっこ」無しで小説が書けるか!
漫画なら四角で囲ったモノローグや背景に文字を入れる? 一コマ一コマが煩くなるだけですよ。
Ehrlich:
某孤独のなんちゃらでさえセリフは存在します。
言葉と云うのはですね。誰とでも繋がって、自由で、なんと云うか臨場感が無いと駄目なのです。
独りで、静かで、豊かで……というのはなかなか難しいものですよ。
Rachel:
何を……云っている……?
Kate:
ごめんなさい、ちょっと意味がわからないです。
Ehrlich:
独り言のようなものです。お気になさらず。
「
孤独」「
グルメ」で検索すると幸せになれます。
が、それは横に置いておくとして。
Ehrlich:
何のために、そして何を思ってその組織に加入するかも重要なファクターですね。
私はぬるま湯のようなキャッキャウフフを見ていられなくなりまして。お二人は?
ここは小説ではないので無理に隠しても意味がありませんよ。
Rachel:
MAIDの在りように疑問を抱いて。
Kate:
その、しょっぴか――捕まっちゃって。
Ehrlich:
なるほど。お二人ともちゃんと説得力のある理由をお持ちのようですね。
Ehrlich:
しかし、このNova:D。
流れ着いて拾ってもらった恩を返すのか、それとも隙を見て脱走するのか。
それすらも全く解りません。敢えて秘密にする理由がどこにあるのか。
Ehrlich:
面接においてですね、志望動機を明確に書かなければならないのは常識ですよ!
っていうかそもそも全く喋らないのは、それ以前の問題であって(ry
Rachel:
組織が組織である以上、彼女の趣味と特技は問題ないように思えるが。
Ehrlich:
趣味? 暗闇ジグソーパズルの事ですか?
暗いところでも難なく働けます、と。つまり夜間戦闘は問題ないと。
Ehrlich:
ただそれだけのために素の視力が悪くなってしまっては全く意味を成しませんから!
残 念 ! !
Kate:
じゃあ、特技は……?
Ehrlich:
特技? 小さい身体で大きな得物を振り回せる事ですか?
いかにもド特定の考えそうな特技です。得物が大きければGの殲滅が楽になるのでしょうか?
答えは、もちろん否です。
Ehrlich:
確かに適度ならば見栄えは良くなりますけど。
ジークフリート様や
ウェンディさんのように。
Ehrlich:
でも、極端すぎればアンバランスなだけです。
隙を突かれてガブリとやられたらそのまま終わりです。
Ehrlich:
まして、表面だけとはいえ錆びたバールで何をし……
Kate:
?
Ehrlich:
そうでした。大事な事を忘れておりました。
えぇ、私は大事な事を忘れておりましたよ。
Ehrlich:
Nova:Dも、Gより人の殺害数が多い手合いでした。
殺人ならバールも逆に武器になる、と。
Rachel:
身近な形状のほうが恐怖を感じやすいというのはあるな。
それに、Gは血塗れのバールを見ても何とも思わん。
Ehrlich:
その通りです。
Rachel:
ただし、それが良い事かどうかは。
Ehrlich:
はい、話は別ですね。
効果の有る無しに関わらず、それが殺人を正当化させる理由にはなりませんし。
殺す相手くらい選べと。選んだ結果の汚れ仕事である可能性も否めませんが。
「お前らが云うな」
Ehrlich:
あ、私達ですか?
Ehrlich:
軍事正常化委員会とて無差別にMAIDを殺しているわけではありません。
何度も何度も警告を行い、それでも駄目ならという最終手段です。削除もとい殺害は。
Ehrlich:
単純にあちらから攻撃してきただけだとしても、本来は身柄を拘束する程度に留めるのが理想的です。
捕まえたのが特定MAIDだった場合は、現場レベルでの慎重な審議が求められます。
Kate:
そうなんですか?
Ehrlich:
そうなのですよ。
現場オンリーのレイチェルさんやケイトさんもそれはもう苦労の絶えない毎日を過ごしていらっしゃる事でしょう。
Ehrlich:
しかしながら、現場とデスクのハイブリッドもかーなーり辛いです。
「もう充分審査は済ませ、これ以上交渉しても向こうが改めるつもりは全く無い。独断で射殺しても構わないのでは」
と思っても、銃口を向ければ即座に叱責を受けるこの理不尽さと来たら。
Ehrlich:
人間の兵士であろうと同じ事をしでかせば軍法会議ですよ。
結成直後の軍法会議の回数と来たら。そのたびにあちこちから愚痴られて、危うく私も
目の下にクマが出来るところでした。
Ehrlich:
中途半端に色々な事を知っていると、それはそれでジレンマになりますよね。
以上、口より早く手が出る事に定評のあるエーアリヒの愚痴でした。
Rachel:
解る。痛いほどに解る。
Ehrlich:
ご理解いただけますか。ありがとうございます。後で呑みに行きませんか?
Rachel:
悪いが給料日前だ。また誘ってくれ……
Ehrlich:
然様で。では解説に戻るとしましょうか。
給料のことについては釈然としませんけど。
Ehrlich:
彼女は身内の粗相にツッコミを入れるなど、人並み程度の常識は持ち合わせているとの事ですが、
常識非常識云々以前に、組織的に考えれば身内の粗相がそのまま自分の危機に直結する事とて有り得ます。
そして、集団で行動するタイプの動物達の多くは、それを本能で理解しています。
Ehrlich:
「人並み」でなくてもこの程度の事はできます。犬でも猫でも。
Kate:
猿もそういった社会とか、ありますよね。
Ehrlich:
……え、あぁ、そうですね。
Kate:
え、レイチェル先輩、わたし、なにか変なこと云いました……?
Rachel:
何もおかしくはない。
Ehrlich:
気にしないで下さい。猿についてろくな思い出が無いだけですから。
とにかく、Nova:Dの行動原理が獣のそれと大差ないという事はご理解いただけたと思います。
予習時間の終焉
Ehrlich:
さて。Nova:Dについて語れる事柄はこれくらいでしょうか。
本来でしたらまとめ評価を行うべきなのでしょうけど、流れ自体はもうご理解いただけてると思いますし。
Ehrlich:
強いて総評を付け足すとすれば、「謎」に溺れすぎているという事くらいですか。
Ehrlich:
謎に満ちた素性というのは確かに一種の魅力を生みますけど。
彼女の場合は隠しすぎて
都市伝説になっていますよね。霧も霞も、濃すぎれば息が詰まるだけです。
Ehrlich:
今回の辛口評価の最後に申し上げる事といえばそれくらいですね。
Ehrlich:
あ、帰っていいですよ。ご苦労様でした。
Kate:
お疲れ様でした!
Rachel:
寿司が食べたい。四つほど。
Kate:
二つで充分ですよって云われちゃいますよ。
Ehrlich:
あれ、給料日前ではなかったのですか?
Rachel:
……。
【 レイチェル がログアウトしました 】
|
ご覧頂きありがとうございました。 当コーナーでは怨是のようなもの以外のキャラも評価対象として募集中です(ご自身の投稿キャラが対象となります)。 また皆様からの質問などがあれば、そちらにも積極的にお答えしたいと思います。 軍事正常化委員会は、皆様の健全かつ清廉潔白な生活を応援します!^^ |
最終更新:2009年11月06日 15:07