(投稿者:あくあらいと)
荒野を蹂躙する虫の群れ
そを阻むは銃弾のオーケストラ
奏でる調べは生命の歌
存在をかけた闘争の歌
グレートウォール最前線のある拠点で、Gと人類の戦闘が勃発していた。
その地点を任されていた指揮官は、冷徹な目で戦場を見つめる。
これまでの経験から今回程度の数ならば問題なく撃退できるはずであった。
さらに今回は、タイミング良く回ってきた遊撃のメードが戦力として加わっており、なんら不安はない。
「殿下のためにも、少し戦線を押し上げたいものだが…」
先日クロッセル連合とやや微妙な関係である
エントリヒ帝国が、戦線をわずかだが進めたという話が大きく報道されていた。
色々な立場からも同等、もしくはそれ以上となりたいクロッセル連合の上層部から前線への激励が届いていた。
「ともあれ、目先の利益に目がくらんで、足元をすくわれたとなってはいかん」
ほんの少し浮かんだ雑念を振り払い、指揮官は高らかに声を張り上げる。
「総員、奮起せよ! 我らが抜かれることは許されん!」
銃声に対してそれは小さなものであったが、大きな同意の雄たけびとなって返答が返ってきた。
そして彼らはそれを飲み込もうと怒涛の勢いで突撃するGたちに向け、鉄と意思を撃ち出した。
一方、前線から少し離れた場所から進軍する部隊があった。
彼らの目的は、左側面からGへの攻撃。
人間相手なら十分動揺してくれるこの作戦も、知能の低い虫たちには絶対的に有効とは言い難い。弱いほうへ本能的に流れていくGに確固撃破される可能性もあるからだ。
しかしその恐れがないのならば、攻撃範囲を広げる意味で悪くはない作戦であった。
先陣を切るのは、配属して間もないが驚異的なスコアを上げているメード。
短機関銃で戦車砲並みの威力を紡ぎだす彼女は、早くも部隊の守護神とも言われてた。
戦車顔負けの速度で戦場へ向かう彼女に続くように、戦車部隊もその速度を上げる。
「見えました!」
少女の声が引き金となって、さらに行軍速度が上がる。
殲滅せんとした意思が殺意となってGに向けられたとき、その手前でゆらりと一つ人影が立ち上がった。
それが視界に入ったメードはわずかに眉をひそめるが、大事ないとして速度を落とさない。念のために銃の安全装置を外し、周囲に警戒を呼び掛けることを忘れないのは大したものであった。
警戒しつつもGへ向かおうとするメードの瞳に、にたりと笑う異形の人影がはっきりと映った。
逆方向からは左側とは対照的に、小さな人影がゆっくりとGのほうへ向かって歩いていた。
肩に担いだ背丈と同じくらいの大剣が陽光に輝く。
それは柄が従来のものよりもはるかに長い少々変わった大剣であった。
大剣をもって歩むのは一時的に戦線に加わった遊撃のメードである。
右方向からの戦力がこのメードひとりなのは幾つか理由があり、一番大きなものは近接型であるこのメードと部隊が連携をとったことがないためであった。もちろんこのメードが援軍を断ったのも理由の一つであろう。
Gの大群相手に暫定的とはいえ、
一人で立ち向かうメードの様子は気負った風でもなく、まるで散歩でもしているような自然体だ。
歩みを進めるメードの視界に複数のGの姿が入ってくる。数体の
ワモン型だ。はぐれたのかもともと別行動をしていたのかはわからない。獲物を発見したそれらは一斉に突撃してくる。
軽々と大剣を担ぎなおすと、小さく一つ深呼吸し小さなメードはワモン型へ向かって大地を蹴った。
「おかしい…」
正面からGの大群を受け止める隊を指揮しつつ、指揮官は小さくつぶやく。
予定ならばもうすでに別動隊が攻撃を開始してもよさそうなのだが、全く反応がない。
援護がなくても受け止められる戦力を残していたので、致命的なことにはならないが士気には関わる。
予定通りに行かないことで、わずかに動揺している士官たちを激励しつつ指揮官はわずかに目を細めた。
「別動隊から連絡があった! 別のGと接触! 戦闘を行っているそうだ!」
無論連絡はないが、ここは嘘でごまかすのが得策と踏んだ指揮官の読み通り、またたく間に士気が回復していくのを感じる。
「別動隊に負けるな! 手早く殲滅し、援護に向かうぞ!」
返答の雄たけびとともに火線が一段と激しくなり、Gどもを蹴散らしていく。
その成果に満足しつつ、指揮官は小さくうなずいた。
だが彼もまさかとっさについた嘘が真実であったことを知る由もない。
風は硝煙の臭いを纏い、荒野を駆け抜ける。
不規則な火砲の音の中で、別動隊の指揮官は青ざめていた。
何しろたった一体の敵に、少々のGの群れなら一蹴できるはずの部隊が全滅の危機に陥っていたからだ。
「こ、こんなはずでは…」
いくら訓練された兵士でも、自分のキャパシティを超えた現象が起こればパニックになる。目の前で起こっている現象がそれであった。
Gの群れの前に立ちはだかった謎の人影は人ではなった。無論メードでもない。
外見こそ人型であったが、その両肩からは昆虫ごとき鎧で覆われた一対の腕が生えていた。その手の先には鋭い爪が生えている。
先陣を切っていた彼らの守護神たるメードはそれを認識して即座に銃を構えたが、引き金を引くことにためらいを覚えた。
いくら異形でも人であるかもしれない。
戦場でわずかに生まれた戸惑いが、彼女の運命を決めてしまった。
それは一足飛びで間合いを詰めると、彼女の持った銃ごとその鋭い爪で彼女の肩を貫く。逆の爪で胸を突き刺し、とどめとばかりに人の腕に握った人の身長ほどある黒い長剣をふるって彼女の首を落とした。
一瞬のうちにメードを葬り去ったそれは、戦車部隊に襲いかかる。メードの反応速度を上回る動きをするそれに、鈍重な戦車の砲塔がついていけるわけもなく、やみくもに放たれる砲弾はむなしく大地を削る。鉄の装甲はまるでバターのようにその凶刃を受け入れ、戦車は文字通りの鉄の棺桶と化す。車外に設置された機銃をとろうと外に顔を出した途端に、鋭い爪に引き裂かれるものもいた。全力で後退を行おうとする車両もいたが、わずか数秒ののちに追いつかれ解体される。
部隊の連携がうまくいっていればこのような事態にはならなかったのだが、この悪夢のような参事のなかでそれを責めるのは酷であろう。
ようやく別動隊の指揮官が正気に戻った時には、すでに自分のものを含め2両しか残っていなかった。そのうち1両にはすでにそれがとりついている。
「後方支援隊、及び本隊に告ぐ!」
もはやこれまでと覚悟を決め、攻撃を加えつつ状況を少しでも伝えるため無線に叫ぶ。
「現在、正体不明の敵性体から攻撃を受け部隊は壊滅!」
それがついにこちらに向かって大地を蹴った。
「特徴は人型!近接型…」
最後に見えたものは、装甲をものともせずに車内に斬り込んできた黒い刃であった。
「おや?」
剣についたGの体液を払い、再び歩き出そうとした小さなメードはわずかに首をかしげた。
本来ならば先行しているはずの左側の部隊が動いていないからだ。
視線を本隊のほうへ向けてみる。Gの群れは馬鹿正直に本隊目指して突撃を行っているが、本隊はしっかりと受け止めているようだ。
緊急の援護を必要としないことを確認すると小さなメードは、目を細めて別動隊がいるはずの場所を注視する。
黒煙がわずかに上がっていた。
予定外の戦闘でもあったのだろうか。
本隊の援護と別動隊の確認を天秤にかけてみる。
多少のGの群れぐらいならば相手にできる戦力が動いていないとなると、緊急事態が発生した恐れがある。
それにいやな予感もする。
わずかな間考え込んでいた小さなメードは別動隊の確認を行うため、Gの群れを迂回するコースを全力で走りだす。
「こういうときの勘は当たるほうだったかな?」
似合わぬ口調でつぶやく小さなメードの表情にはわずかに苦いものが含まれていた。
自分と似た種族が貪り食われているのを見て、気分が悪くならないものがいるのだろうか。
小さなメードが眉をしかめる。
別動隊のいた地点にあったのは、戦車部隊の残骸と幾つかの屍とそれをむさぼるものだった。
新たな気配を感じたのか、食事を行っていたものがゆらりと立ち上がる。口元は赤く染まり咀嚼を行っている。
「さて」
大剣を構えなおし、小さなメードは小さく息を吐いた。
「この惨事は貴公が?」
「…お前は強者か…?」
直接的な回答は返ってこなかったが、持ち上げた黒い長剣が血に染まっているのが一番の回答であろう。
「我が名は
アリシア。貴公はプロトファスマか?」
プロトファスマとはエターナルコアを取り込み進化を遂げたGの総称である。発生率が低いことが救いではあるがその能力は並みのメードを軽く上回る。
「プロトファスマ…?」
ほんの少し何かを考えていたようだが、一度頭をふってそれは剣を構えなおした。
「名なぞ不要なり。そんなものは必要ない」
余り外界への興味がない個体らしい。姿からして
マンティスの変化形だろうか。
人間らしい受け答えにアリシアは苦笑を浮かべるが、気を取り直して大剣を肩に担ぐ。
「…行くぞ」
プロトファスマは口の中で呟くとアリシアに向かって駆け出した。
もちろんそれを素直に待ってやる義理はない。
アリシアは大地を蹴ってプロトファスマを迎撃する。同時につきだされた2本の爪の片方を避け、片方を大剣で受け流す。間髪いれず爪の合間を縫うように袈裟がけに振り下ろされた長剣を、小さく大剣を振い弾く。弾き飛ばした勢いを利用して上段に剣を振り上げると、疾風ごとき速度で両断を狙うが、その一撃は引き戻した2本の腕の装甲に食い込むだけで終わった。
反撃は弾かれた長剣による横なぎの一撃。
アリシアは腰に下げていたショートソードを引き抜き左腕一本で受け止めた。
鋼同士がかみ合う音があたりに響く。
「ほう」
プロトファスマの目が細まると同時に、アリシアは短く呼気を吐いて長剣を弾き装甲に食い込んでいる大剣を引き抜く。予想していたのか素早く異形の腕を振りかぶると、まるで抱擁するかのように爪を振う。
爪が体に到達するより早く、大剣とショートソードを使い側面への打撃で軌道を変えると、軽く地面を蹴り宙に舞った。逆さになったアリシアの頭上を黒い長剣が通過する。
着地と同時に再び大地を蹴って接近する。
大振りは行わず鋭い連撃で先手を取ると、プロトファスマは腕の装甲と長剣を構える。
右の大剣は爪の装甲を叩きつけるようにして受け、左のショートソードを無視して攻撃を仕掛けてくる。剣での防御が間に合わないことを直感で察知したアリシアは、ショートソードを手放し一歩踏み込む。振われる前の手首を手甲で押しとどめ、そこを支点に飛び上がるとプロトファスマの胸板を両足で蹴り飛ばす。その勢いで再び間合いを取ろうとするアリシアに向け上段から爪を振り下ろされたが、それはわずかにスカートの裾を切り裂いただけであった。
思いきり蹴り飛ばされたプロトファスマはわずかによろめき、アリシアはその隙に大地に降り立ち大剣を構えなおす。
「よい。ここまでできるのに会うのは初めてだ」
「それは、出会いの運がないことだ」
無表情のままぽつりとつぶやくプロトファスマに、アリシアは挑発の笑みを返してやる。
「そのようだ」
今度はこちらの番というようにプロトファスマが間合いを詰める。
爪と長剣の3連突き。
アリシアは防御に回らず強く地面を蹴った。
3つの刃が先ほどまで断っていた大地を削る。
空中で一回転したアリシアはその勢いで剣を叩きつける。爪だけでなく長剣を使って防御を行うが、絶妙な角度で打ち込まれた一撃は再び装甲に食い込んだ。着地する前に剣を引き左右からの連撃で追撃する。
プロトファスマは反射神経だけでその刃を防ぐが、それだけで防げるほどアリシアの剣技は甘くない。
幾度目かの袈裟切りを強くはじこうとして爪を勢いよく振り上げるが、プロトファスマの予想を裏切り刃がするりと爪をよける。瞬時に加速した刃に対してプロトファスマは身をひねり、致命傷を逃れる。
初めてつけられた傷に激怒したのか、反撃は苛烈な3つの得物を使った連続突き。
アリシアの小さな体を引き裂こうと長剣と爪が突きだされる。
並みのメードでも串刺しになりそうなそれを、アリシアは小刻みに大剣を振い受け止める。
無数の火花が両者の間で弾け散っていく。
一斉攻撃とばかりに3つの得物を同時に引いたとき、再びアリシアは地を蹴った。プロトファスマもそれを予測していたのか後方への回避を予測した軌道で得物を突きだすが、その3つの攻撃はむなしく空を切る。
今回の跳躍の目的は間合いを開けることではない。
プロトファスマの上を軽々と飛び越え、背後に転がっていたショートソードを掬い上げる。
振りかえるプロトファスマより、アリシアのほうが攻撃は速い。
2本の爪は大剣を、長剣はショートソードをかろうじて受け止める。
「ふ」
鋭く息を吐いてアリシアは間合いを外した。
手ごわいことを実感したプロトファスマは警戒して追撃を行ってこない。
視線を外さずにアリシアは両手の具合を確かめるように剣の柄を握りなおした。
余り長くは持たないな…
徐々に両手の握力がなくなってきているのを感じていた。
もともと大剣は片手で振るようなものではないし、そのような戦い方はあまりしない。
それに加えプロトファスマの膂力が半端ではない。受け流しはするものの、衝撃はゼロではない。
かといって大剣一本ではいささか不利となることも事実。
…さてどうするか…
焦りはしないものの、余り余裕がないのも確かであった。
切り札を切るしかないか…
もったいぶるわけではないが余り使いたくないのも本音である。
ほんの少し眉をしかめてアリシアは足に力を込めた。
両者の刃と刃がぶつかり、火花を散らす。
力と得物の数でプロトファスマが押し込もうとすれば、技と手数の多さでアリシアが押し返す。
常人はおろか並みのメードでは見えないような剣撃が両者の間で繰り広げられていた。
重ねた合数は数百を数えるが、二つの影の動きは衰えない。
プロトファスマは仕留めるためにはなった必殺をかわされて、わずかに姿勢を崩す。そこに間髪いれずアリシアが大剣を低い軌道で振う。一度体勢を立て直すため、大きく後方へ飛んでそれを回避したプロトファスマに悪寒が走った。本能的に防御態勢をとる。
「Silvery white flower(白銀花)」
空中にあったプロトファスマが最後に見た光景は、8枚の白銀の翼を展開したアリシアの姿であった。
遊撃として世界を回っているアリシアが
空戦メードであることを知る者は少ない。
理由は単純。
アリシアが能力をほとんど使わないからである。
二つ名である『メテオフォール』もその由来を知る者も少ないのが現状である。
だがアリシアは能力を封印しているわけではなく、必要な時は迷わずその力を解放する。
プロトファスマが距離をとるために大きく飛ぶ。
好機。
瞬時に翼を展開しその能力を使用する。
アリシアの飛翔特性は瞬間加速。
白の部隊の隊長である
ホルンに匹敵するほどの瞬間加速が行え、一瞬だけではあるが音速を超えることもできる。
これをもってすれば剣の間合いなぞゼロでしかない。
大地を爆発させ飛び出したアリシアは大剣を振う。
音速で接近するものに反応できるはずもなくプロトファスマは、長剣を握った腕を切り飛ばされた。
瞬時に交差し折り返し、再び剣を振う。
右の爪を装甲ごと切り飛ばす。
折り返し、振う。
次は左。
無論苦しめるために、切り刻んでいるのではない。ただ防御体勢をとっているため邪魔なものを切りはらっているだけだ。
4撃目は上半身と下半身を分割し、5撃目は首を切り落とす。6撃目で全てを縦割りにしてアリシアは大地に膝をつく。
圧縮されていた風が爆風のように周囲の大地をえぐる。
それに遅れていくつものプロトファスマだったものが大地の上に降り立ってきた。最後に長剣が突き刺さり、それを握ったままだった右腕が大地に落ちる。
解けるように翼が消えると、アリシアは立ち上がり黒い長剣を手にとった。
「…ふむ」
軽く振ってみて具合を確かめ満足そうにうなずくと、ずっと放置していた本隊のほうに目を向ける。
すでにGの半数は駆逐され、全滅は時間の問題であろう。
「土産もできたことだし、もう一働きするか」
大剣を肩に担ぎなおすと、軽いステップでGの群れの中に突撃していった。
「うーん」
プロトファスマの戦闘を双眼鏡でずっと観察していた男が小さく唸る。
「どうしたい」
つまらなさそうに横に立つ巨大な隻眼の女が男に声をかける。
「あの新しいやつ、やられたよ」
「へぇ」
今までの表情を一転、楽しげに笑うと女は指の骨を鳴らす。
「どんな野郎にやられたんだい?」
「なんか、小さい子供みたいなやつだね。最後だけ翼が見えたから、空戦メードかも」
「は?なんで空戦メードが下でやりあってるんだい?」
「さあね。まあ見たところ、テクニカルタイプっぽいね。残念ながら」
とたんに女の表情が曇る。
「はあ。みみっちいほうか。テンションが下がるなぁ」
「今回は偵察。わかってる?」
諭すようにいう男に女はぱたぱた手を振る。
「はいはい。耳にタコができるぐらい聞いてるよ」
「ならいいけど…」
男はGの群れのほうに双眼鏡を向ける。
「もう終わりっぽいね。メードも参戦したし」
「そうかい」
男が双眼鏡を下ろすと後にいた
フライの背に飛び乗った。
「最後にちょっと見えた光は一体なんだろうね」
別のフライに乗った女が声をかけてくる。
「ああ、それは多分あのメードの決まり技かな。まるで銀の花のように見えたけど」
「へぇ」
にやりと男くさい笑いを浮かべる。
「楽しみがまたできたねぇ」
それに対して男は曖昧な笑みを浮かべて、小さく同意する。
飛び立つフライの上で小さくつぶやく男の声は風に流れていく。
「ほんとは危ない橋は渡ってほしくはないけどね…」
Gの殲滅はあえなく終了し、戦闘は人類側の勝利となる。
その後、壊滅した別動隊の分本国からの増援が部隊と合流する。
指揮官は幾度か引きとめたが、アリシアは再び遊撃に戻り、彼らもまた戦線維持に全力を尽くす。
グレートウォール戦線、未だGとの決着はつかず、戦いの日々は続く…
プロトファスマ
マンティスから変化したプロトファスマ。戦闘能力は平均的なメード以上。
プロトファスマとして変化したのは最近で、個体名は不明。
ある目的でグレートウォール戦線に投入されたが、あえなく撃退される。
人間の腕に長剣を握っていたが、技量は平均以上程度であった。
関連項目
最終更新:2009年11月29日 04:49