概要
Regno d' Riscia。
クロッセル連合王国 の南西に位置する国の一つで、古くは隣接する
レベルテ王国 の植民地の小国の集まりだった。
Gの侵攻によって南北に分裂してしまい、存亡が危ぶまれていたが、同時期に同盟を結んでいた
エントリヒ帝国 の支援により復興。
北部にエントリヒ派の人間が多いのは、そういった経緯に由来する。
気候は地域によって大きく異なり、北は寒い気候の為か寡黙な気質、南は温暖な気候の為か陽気で活発な人々が多いとされる。
連合王国内の他国に比べると総じて兵士の熟練度や団結力、また兵器の技術面で見劣りし、戦力的ウェイトはごく僅か。
戦意に国民意識と準備が付いてきていない。
特産物のトマトやオリーブ、そしてそれらを使った地域料理には定評があり、国民の多くは絶対の自信と
プライド を持っている。
瑛語表記
Riscia Kingdom
楼語表記
利州治亜(利国)
国家元首
ヴィルジロ・ベルベッチーニ3世
現在の首都
ロッセマ
公用語
利語
モデル
イタリア王国
兵器事情
1938年以降の大幅な改革により、MAID産業を拡大すべく他の兵器産業の縮小が行われた。
これにより1945年現在においては
ザハーラ 国防軍より少し上程度の技術レベルに留まっている。
保有MAID300体を目標に掲げてはいるものの、現在の実現率は一割にも満たず、他国らの後塵を拝している。
ただしMAIDの国外派遣および売却による外貨獲得はある程度成功しており、
帝都防空飛行隊 などで実績も得ている。
またその輸出によって得られた外貨を用い、1943年からその翌年にかけて多数のMAID開発計画が立案された。
(1943年以前にもMAID開発は行われていたが、他国に比べて小規模であり、国外輸出を主眼においた計画が多かった)
ちなみに国内MAID用の衣類はほぼ例外なく、国内の服飾企業から専属デザイナーを数名ほど付かせた上で制作。
一般的なMAID服に用いられる予算の平均のおよそ三倍の金額を費やすらしい。
衣装制作を請け負う会社には国家予算を投じるなどして全面的に支援している。
エテルネ公国 にも同様の服飾企業があり、そこへの対抗意識と思われる。
国家元首
ヴィルジロ・ベルベッチーニ 三世
Virgilo Berbetcini。通称“火の玉大王”。
元々はリスチア南部の親
エントリヒ 派のマフィア“シシ党”を取り仕切っていたが、G侵攻の混乱に乗じて政権を略奪。帝国と結託して国内の改革を進めた。
酒池肉林を好む豪胆で強欲な人物像で知られるが、解放的な政策のために国民(特に男性)からの支持が厚い。
都市・地名
ロッセマ
Rossema。リスチアの首都であり、丁度南部と北部の境目に存在する。
同国の経済や文化の中心となっており、古代遺跡や歴史的な建築物、美術館が立ち並ぶ。
Gの出現によって窮地に追い込まれた観光業も近年では復興し、収入源の一つとなっている。
セネロ・リグシーチ
Senero Rigsici。1937年までのリスチアの首都。
リスチア南部に存在する大規模な工業都市であったが、Gの侵攻により壊滅状態に陥った。
現在ではある程度復興が行われているものの、未だに厳しい状況にある。
人物
所属・出身メード
国内企業
ヴェルキオーリ
ドレッタ&フォトーネ
スパーダ・アズール
関連
最終更新:2009年04月17日 03:48