(イラストを頂きましたsuzukiさまに感謝!)
概要
「私があなただったなら、どんなにか楽だったでしょうにね……」
Olivia。
アルトメリア連邦の擁する最新鋭。
軍事正常化委員会の幹部にして、表向きは
EARTH兵器技研の技術主任である
レイ・ヘンラインが子飼いの戦力として運用するメード。書面上は変異体
プロトファスマを仮想敵に設定した新型兵装の試験運用を目的としているが、実際には反エタニウム化合物を用いた対有核兵器のテスター、すなわちメードの抹殺を目的としたメードである。
同じくヘンラインの隷下にある
シザーリオとともに、光剣「アンドゥリル」の開発計画に従事したのち、正規軍に貸与され、現在は
ジェットによる戦術教練を受けながら実働データの収集に当たっている。
精製から間もなく、隣人であったシザーリオの死を体験しており、非常に排他的で協調性がなく、その一方で、特定の人物に対しては極端に依存する傾向がある。不幸を気取り、他者を拒絶してなお保護者の体温を欲しがる、小動物のように内向的で臆病な人物。
その暗澹とした気質の裏返しなのか、喉の咽せるように甘い砂糖菓子を好む。キャンディーなどが手に入らない長期間の任務では、大量の角砂糖を持参し携帯するほどで、一連の行動はもはや病的な域に達している。
* 通称:「憂鬱なキャンディ・ボックス」
* 出身:アルトメリア連邦
* 所属:EARTH有核技研登録被験体(アルトメリア連邦海軍)
* 装備:光剣「アンドゥリル」
* 身長:156cm
* 誕生:8月10日
* 年齢:外見17歳(実年齢2歳)
* 教育担当官:レイ・ヘンライン、ジェット(戦術教練)
光剣「アンドゥリル」
反エタニウム化合物を用いて製造された水晶剣。
それ自体がコアエネルギーを発散させる性質を持ち、コア由来の防御能力として最も典型的な粒子障壁を著しく減衰させる機能を有している。系譜としては「アシモフ」の雛形に当たるが、反エタニウム化合物の含有量が少なく、強度、質量、減衰力などが使用者の能力に影響を受け、安定しない。
なお、レイ・ヘンライン個人の設計である「アシモフ&ブラッドベリ」とは異なり、「アンドゥリル」は
ブラックキャップの第四世代装備として、アイザック・ヘンラインを含む複数の技術者によって設計されていたものである。
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最終更新:2009年12月26日 23:58