概要
「INASUKE」とは、2022年2月5日から「イナズマKすけ」氏によって主催されているマリオメーカーSASUKEの大会である。Nintendo Switch用ソフト「スーパーマリメメーカー2」を用いて再現されたSASUKE風のコースを、募集によって集められた挑戦者が攻略していく。
主なルール
基本的には本家のSASUKE同様、挑戦者は1st・2nd・3rd・FINALの4つのステージを一発勝負で挑戦し、完全制覇を目指す。途中でキャラが落下(死亡)したり、タイムアップになったり、失格行為をするとリタイア。
出場者選考
開催時自身のTwitterやYouTubeを使って募集をかけられる。Twitterのアカウントを持っていれば、DMで動画を送って原則参加可能。
大会の誕生秘話
「ごーた」氏の「SASUKE2020をマリオメーカーで再現!」からマリメSASUKE界に興味を持ち、関連で「MASUKE」や「withマリオメーカー」を見て自分もやりたいと思ったイナズマKすけ氏が作成したSASUKEがINASUKE。
各大会のステージ構成
登場したのが早い順に掲載。カッコ内は使用されていた回を指す。
1st STAGE
+は直接移動を表している。
大会 | エリア | 制限時間 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | ファイヤーステップス | 丸太上り | バウンドスライダー | ダウンブリッヂ | ドラゴングライダー | POWタックル | そりたつ壁 | ブロックスライド | + | ポップアップ | 90秒 |
第2回 | ファイヤーステップス | + | バウンドスライダー | ダウンブリッヂ | 新ジャンプハング | スライダースイッチ | そりたつ壁 | ターザンブロック | + | ポップアップ | 90秒 |
序盤のエリア
ファイヤーステップス(第1回-)
交互にバーナから出る火を避けながら進む。(途中呼び方が変わっているが、変更点はコインの有無と装飾、上のバーナの火の出るタイミングが逆になる。)
丸太上り(第1回)
5段の階段状になっており、8個のバネを避けながら、4段上がる。
バウンドスライダー(第1回-)
動くバネに乗って2つの段差に耐える。第1回では移動速度が速かった。第2回では段差の衝撃が大きくなり耐えるのが難しくなった。
中盤のエリア
ダウンブリッヂ(第1回-)
移動する6つの足場をタイミングを見極めて渡る。(3、4個目は放置していると挟まれ、6個目は移動範囲が他と比べて短くなっている。)
新ジャンプハング(第2回)
トランポリンを使って飛んだ後ネットにつかまり、バネを避けながら進む。バネを使って上に行くルートと一方通行壁の下を潜る下ルートがある。
ドラゴングライダー(第1回)
トランポリンを使って飛んだ後落ちるリフトに乗りながら壁に開いた2マスを潜り抜ける。これを2回する。
POWタックル(第1回)
狭い通路に置かれた20個のPOWブロックを投げながら進む。進むごとに間隔が狭くなっていく。
スライダースイッチ(第2回-)
ロイター板を使って跳ねたあとクレーンにつかまり、リフトにのって頭上のスイッチを2回切り替える。
終盤のエリア
そりたつ壁(第1回-)
3段ジャンプで壁キックして、つたを掴み登る。高さは1番下のブロックから推定17ブロックほど、第2回からクレーン式になっている。
ブロックスライド(第1回)→ターザンブロック(第2回-)
上から落ちてくる7つのブロックを使って進む。(1〜5個目までは2段だが、6、7個目は1段。)
ポップアップ(第1回-)
壁キックをして上に登るのだが、途中マルマルが邪魔をし、登りずらくなっている。
2nd STAGE
+は直接移動を表している。
大会 | エリア | 制限時間 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | ロングバー | サーモンラダー上り | + | サーモンラダー下り | 鉄骨渡り | メタルスライダー | リバースコンベア | バックストリーム | ミニステップス | 80秒 |
第2回 | ロングバー | サーモンラダー上り | + | サーモンラダー下り | スパイダーウォーク | 鉄骨渡り | リバースコンベア | ミニステップス | 65秒 |
序盤のエリア
ロングバー(第1回-)
高い地点からジャンプして空中スピンを繰り返して対岸に着地するエリア。第2回からバネの反動をつかって進むよう、マイナーチェンジが施された。事前に勢いをつけるのは失格行為。
サーモンラダー上り(第1回-)
ブロック(第2回ではクレーン)に乗り、4段上に上がる。(第2回からは事前にPOWブロックを持つ、体を振りすぎると落ちてしまうなどのマイナーチェンジが施された。)
サーモンラダー下り(第1回-)
第1回では上下動するバネのタイミングを見ながら3段下りる。第2回では事前にPOWブロックを持ち、コインを獲得しつつ、下のクリーンに3段移動する。上りと同様振りすぎると落ちてしまう。
中盤のエリア
鉄骨渡り(第1回-)
横に並んだ橋を渡る。上には上下動するガリガリ、下には一定の間隔で置かれたバネがあるのでこれらに気をつけて進む。
メタルスライダー(第1回)
ムササビになり、上下動するガリガリ2つのレーンを2回交わす。そのためタイミングが重要となる。
スパイダーウォーク(第2回-)
一方通行の2枚の壁に突っ張って進む壁は5枚あり、2、4枚目は上下動している。
終盤のエリア
バックストリーム(第1回)
水中エリア。進行方向と逆向きに動くバネを避けながら進む。
リバースコンベア(第1回-)
逆向きのコンベアを駆け抜けて進む。第2回では、上にバネ、下にバネが置かれ、進みづらくなった。流されて落下しても、もちろん失格。
ミニステップス(第1回-)
5つの壁に開けられた1マスの穴を通り抜ける。1回も引っかからず上手く通り抜けると2秒でいけることがある。
3rd STAGE
+は直接移動を表している。
大会 | エリア | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | ドラムホッパー | ランプグラスパー | ロープリアクション | 初代クリフハンガー | クリフハンガークリムゾン | ダブルプラネット | パイプスライダー |
第2回 | ドラムホッパー改 | サイドワインダー | ダブルプラネット | 初代クリフハンガー | ウルトラクレイジークリフハンガー | ロープリアクション | パイプスライダー |
序盤のエリア
ドラムホッパー(第1回)
一定の間隔で置かれたクレーンを使ってバネのタイミングを計りながら進む。また、反動をつけすぎると、落ちてしまう。
ランプグラスパー(第1回)
青く光る電球のような形状をした突起物が7個あり、それらを掴んで進む。高さは5マス。(3個目から4マス、6個目は上下動している。)
ロープリアクション(第1回)
5つの垂れ下がったロープとちくわブロックを駆使して掴んで進む。間隔は2マス。
ドラムホッパー改(第2回-)
基本的にはかつてのドラムホッパーと同じだが1マスずつ段差がついている。
サイドワインダー(第2回)
ポールから垂れ下がる2マスのつたを掴み計3回ポールからポールへ飛ぶ。
中盤のエリア
初代クリフハンガー(第1形態...第1回、第2形態...第2回)
本家の第4回大会で使われていた。等間隔で置かれた突起3本の1マスを進む。第2回ではバネの反動をつかって進む。
クリフハンガークリムゾン(第1回)
まず15cmと上下段差を超えた後、背面跳びを2回しなければならない。(1回目は上下動、2回目は上下動がより複雑になっている。)
ダブルプラネット(第1形態...第1回、第2形態...第2回)
手をつくところと足を置くところが球体になっている。計5回移動できればクリア。しかし氷ブロックが上下動しており進みづらくなっている。(後半ではさらに速くなっている。)第2回で大幅なマイナーチェンジが施され、音符ブロックの真ん中に乗りながら進まなければなくなった。
ウルトラクレイジークリフハンガー(第2回)
1マスの突起3本を背面飛びで飛び移る。距離は8マス。3本目(2回目の跳躍)は常に上下動している。
終盤のエリア
パイプスライダー(第1回-)
2マスのつたとメットが常に上下動している。挑戦者は少しずつ進み、最後は赤いマット目掛けて、ジャンプする。
大会結果一覧
第1期(第1回-)
第1回大会
挑戦者12名 全?エリア(1st-9 2nd-8 3rd-7 FINAL-?)
1st STAGEでは出場した12人中(棄権1人)4人が1stを突破。続く2nd STAGEでは「はるドラもんぴー」を除く3人が警告音を鳴らすことなく余裕のクリアを見せた。しかし、3rdでは第3エリアから3つ連続のエリアで1人ずつ落下。「クリフハンガークリムゾン」の3本目まで進んだ「イナズマKすけ」が最優秀成績者となった。
STAGE | クリア人数 | 制限時間 | 最速タイム者 | 残りタイム |
---|---|---|---|---|
1st | 4名 | 90秒 | まうんてん | 33.5秒 |
2nd | 3名 | 80秒 | まうんてん | 18.5秒 |
3rd | 0名 |
ゼッケン | 名前 | ステージ | エリア | 備考 |
---|---|---|---|---|
10 | イナズマKすけ | 3rd | クリフハンガークリムゾン | 3→4本目 |
9 | まうんてん | 3rd | 初代クリフハンガー | 1→2本目 |
12 | えけも | 3rd | ロープリアクション | 2→3本目 |
6 | はルドラもんぴー | 2nd | メタルスライダー |
第2回大会
挑戦者40名 全?エリア(1st-8 2nd-7 3rd-7 FINAL-?)
出場者は前回の12人を大幅に上回る40人が出場。1stでは前回に引き続きクリアした4人と初登場5人が順当にクリア。またマリメSASUKEに1年以上挑戦してきた「ルイ」が悲願のクリアを果たす。2ndでは前回大会の最優秀成績者である「イナズマKすけ」と悲願のクリアを果たした「ルイ」が脱落した。3rdでは序盤こそのエリアを攻略したものの、その後のエリアでの脱落者が続出した。最終エリアの「パイプスライダー」の着地に失敗した「えけも」が最優秀成績者となり、今回もFINALの進出者は現れなかった。
STAGE | クリア人数 | 制限時間 | 最速タイム者 | 残り時間 |
---|---|---|---|---|
1st | 9名 | 90秒 | まうんてん | 29.3秒 |
2nd | 7名 | 65秒 | ラルバ | 14.2秒 |
3rd | 0名 |
ゼッケン | 名前 | ステージ | エリア | 備考 |
---|---|---|---|---|
39 | えけも | 3rd | パイプスライダー | 着地失敗 |
24 | ラルバ | 3rd | パイプスライダー | 移動中 |
31 | A.E | 3rd | ロープジャンクション | 1→2本目 |
40 | まうんてん | 3rd | ウルトラクレイジークリフハンガー | 2→3本目 |
33 | ちくわぶ | 3rd | ウルトラクレイジークリフハンガー | 1→2本目 |
18 | kuromame | 3rd | ダブルプラネット | 3→4個目 |
20 | はるドラもんぴー | 3rd | ダブルプラネット | 2個目 |
39 | イナズマKすけ | 2nd | ミニステップス | ボタン前でタイムアップ |
19 | ルイ | 2nd | サーモンラダー上り | 4→5段目、落下 |