国語
現代文
「現代文と格闘する」河合出版 ★★★★ 初学者/センター/(2次)
特徴・・・評論文が苦手な人におすすめ。明星の教師は教えないが、実は、評論には重要な「読み方」がある。この本はそのテクニックを丁寧に解説している。マスターするには時間がかかるので、じっくり取り組んでもらいたい。
「現代文 入試現代文読解16ポイントで合格を決める」文英堂 ★★★ センター/中堅私大
特徴・・・いうところの、現代文のテクニックが評論10ポイント・小説6ポイント紹介され、文章の筆者の思惑を探っていく講義系参考書。シンプルな分、短期で終えられるが、その分解説は難解な点もある。
しかし、この書の内容が常に使えるようであれば、間違いなく現代文に「強く」なるはずである。
古典
「重要古典単語315」桐原書店 ★★★★★ センター/2次
特徴・・・学校で採用されている単語帳。語源や漢字、語呂等もあてられていて頭に残りやすい。語数も多過ぎず少な過ぎずちょうどよく、文系/理系,センター/2次に関わらず使える。
巻末には慣用句、和歌、古典常識、識別、助動詞一覧・活用表等が付いてるので、そちらにも目を通しておこう。タイトルには315とあるが、巻末や関連語を含めると600語レベルの単語帳である。
「実戦トレーニング古文単語600」中央図書 ★★★★ 2次
特徴・・・京大、阪大等の難関大受験者や、早期段階で「重要古典単語315」を全部覚えてまだまだ余力のある人は是非この単語帳をやろう。センターレベルまでなら「重要古典単語315」で十分である。
右ページに単語、左ページに問題という構成になっているので、頭に残りやすく定着しやすい。詳しい意味まで載っているので、2次で古典で差をつけることが出来るだろう。
「ゴロで覚える古文単語ゴロ565」星雲社 ★★★ センター
特徴・・・自分が持ってる単語帳でどうしても覚えられない語を覚える際に使う最終手段。語数は多いが載ってる意味が1~2個と少なく、メインに使う単語集には向いていない。
「富井の古典文法をはじめからていねいに」東進ブックス ★★★★★ 初学者/センター/(2次)
特徴・・・古典を習い始めの人や、高Ⅲになるまで古典をまったく勉強しなかった人にお薦め。基礎から書いてあるので、古典が嫌いな人でも読んでいてそんなに苦にならないだろう。
中3,高1生で学校で配られる文法書(日栄社・簡明文語文法)が読み難いという人は、並行してこの本で基礎を学ぶと古典文法が頭に入り易くなるので是非実行するべき。
「富井の古文読解をはじめからていねいに」東進ブックス ★★★★★ 初学者
特徴・・・↑の続編。古文に限らず言語の勉強では単語力・文法の知識・読解力を総合的に身につけなければならないが、この本は少し文法の知識を扱いながらも読解力の養成を主な目的とする。ストーリー仕立てになっているので読みやすい。
「古文は勉強しても全く身につかん!古文なんか大嫌いやぁ」という人はまずこの本を読んでみると良い。読解法と並行して文法の勉強をしても問題はない。むしろ文法事項が頭に入って来やすくなるだろう。
この本で得られる力はセンター、私大、2次すべてに応用が利く。
ただし、一度読みながしただけでは力は全くつかない。その認識は持っておこう。何度もこの本を読み返し、たくさんの問題を解くことでかなりの力がつく。ただその努力はそんなに苦しいものではないはずだ。
「鳥光宏の楽々古典文法」シグマベスト ★★★★★ 初学者/センター
特徴・・・学校の文法書では理解し難い人はぜひやるべき。読みやすい上に内容も充実している。おすすめ。
最終更新:2023年12月15日 00:06