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鈴「あっづー……」セシリア「な、何ですのコレは……」①
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meteor089
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鈴「あっづー……」セシリア「な、何ですのコレは……」①
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [age]:2011/06/03(金) 01:25:01.63 ID:SLXLYoGX0
暑い日の昼下がり、鈴の部屋
暑い日の昼下がり、鈴の部屋
鈴「あっづー……」
セシリア「な、何ですのコレは……」
鈴「あ、セシリアー♪ようこそようこそ、あ、冷やし中華食べる?あはは、のびて温くなってるけどね!」
セシリア「冷房はどうなさったの?エアコンがこの部屋にも……」
セシリア「(見間違い、かしら……何かで叩き割ったかのような……)」
鈴「いやー、昨夜いきなり動かなくなっちゃってさー、ちょ~っと修理にエキサイトしちゃって……」テヘペロ
セシリア「……」
鈴「……」
セシリア「部屋に帰らせていただきますわ」
鈴「ちょ、ちょっ、待ちなさいよー。セシリアの部屋ベッドの上でポテチ食べるなとかおかし食べながら本読むなとか厳しいじゃんー」
セシリア「……何ついて来る前提で話してますの?」
鈴「え?」
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 01:30:02.43 ID:SLXLYoGX0
セシリア「……いや、え?じゃありませんわよ」
セシリア「……いや、え?じゃありませんわよ」
鈴「ほらほら、アイスならあるからさ?ね?」
セシリア「第一、叩いて治るなんていつの迷信ですの?」
鈴「私んちじゃ現在進行形よ?」
セシリア「……さすが中国ですわね」
鈴「アンタ今バカにしなかった……?」
セシリア「してませんわ」
鈴「何目逸らしてんのよ」
セシリア「だ、大体!アレは叩いてるどころかどう見たって斬ってるじゃありませんの!」
鈴「き、斬ってはいないわよ、ただ届かなかったから届きそうなもので……」
セシリア「その結果世界初のISで家電斬った代表候補生が誕生したというわけですのね」
鈴「うぐ」
セシリア「修理が来てくれるまで、自らの軽率な行いを反省してお過ごしなさい、それでは」
鈴「待って!待ってってば!私にこの灼熱地獄で休日を一人過ごせって言うの!?」
セシリア「廊下で過ごせばいいじゃないですの」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 01:33:56.50 ID:SLXLYoGX0
鈴「いや、いくらなんでも廊下でゴロ寝は乙女としてきっついわよ」
鈴「いや、いくらなんでも廊下でゴロ寝は乙女としてきっついわよ」
セシリア「では屋上」
鈴「暑い!」
セシリア「なら教室にでも」
鈴「教室でなんか寛げないわよ!それに千冬さんに捕まったらと思うと」
千冬『ほぅ、休日登校して机で居眠りとは熱心だな、良く眠れるよう私が特別授業でみっちりしごいてやろう』
鈴「ってなりそうで」
セシリア「居眠り前提なんですのね」
鈴「だからさ!お願い!セシリアの」
セシリア「お断りします」
鈴「」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 01:41:10.21 ID:SLXLYoGX0
セシリア「どの道あなた……ここで寝るしかないのですわよ?」
セシリア「どの道あなた……ここで寝るしかないのですわよ?」
鈴「うわ……あんた嫌な事思い出させないでよ……」
セシリア「そこ忘れちゃダメだと思いますわ……大体、同室の方はどうしたんですの?お姿が見えませんけど」
鈴「友達の部屋に避難したわよ、とっくに」
セシリア「あら、そ。じゃあ鈴さん、ごきげんよう」
鈴「待てぇ!わたしの避難先!!」
セシリア「ぐえ」
鈴「あ”」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 01:44:33.56 ID:SLXLYoGX0
セシリア「え、襟に飛びつくなんて何考えてますのっ!?」
鈴「今のはちょっとごめん、なんかすっごい声でたねー」
セシリア「誰のせいですの?全く。つまるところ鈴さん?」
鈴「はい」
セシリア「今日私を呼んだのはエアコンが治るまでの間私の部屋に上がりこむ為の交渉だったと、そういうことですのね?」
鈴「はい」
セシリア「大体、真っ先に一夏さんの部屋に突撃しそうなもんでしょうに……どういう心境の変化ですの?」
鈴「……」
セシリア「……どーして目を逸らしますの?」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 01:50:17.98 ID:SLXLYoGX0
鈴「……いやあ、別に」
セシリア「行ったんですのね?」
鈴「……」
セシリア「……もう一度だけ、言葉で聞いて差し上げますわ。――行きましたわね?」
鈴「ちょ、セシリア、顔近い、近いってば……いや、冷房壊れてすぐに、ちょっと」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 01:54:24.84 ID:SLXLYoGX0
セシリア「不覚でしたわ、もし気付いていれば扉を開ける前に狙撃したものを」
鈴「怪我じゃすまないわよ!?」
セシリア「……全く、しかし、事情が事情ですし、仕方が無いですわね……」
鈴「え?よし!一人脱落!!」
セシリア「頭ぶち抜きますわよ?」
鈴「冗談じゃん、冗談。だからティアーズ浮かべるのやめようよ、ここ部屋だよ?」
セシリア「まったく。仕方が無いというのは、こんな時くらい見逃して差し上げるのも、強者の余裕というものという意味ですわ」
鈴「いや、今見逃して無いよね!?」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 02:01:35.27 ID:SLXLYoGX0
セシリア「……誤解でも脱落したなどと言われてはたまったものではありませんわ!」
鈴「いやぁ、だっててっきりさ、あたしと一夏なら許すとかそういう友情かなーなんて……逆だったら、って考えたら」
セシリア「……鈴……さん」
セシリア「(もし私と一夏さんならば許すと、そう仰っているんですの!?)」
セシリア「(こ、こんなにも思ってくれる友に私はなんて事を……っ!自分が恥ずかしいですわ!!)
鈴「逆だったら……ん……逆だったら? セシリアと一夏かぁ……やっぱコロスわね」
セシリア「」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 02:09:27.34 ID:SLXLYoGX0
セシリア「あ……あなた、タッグ練習までしたパートナーにえっらい言いようですのね」
鈴「コンビネーション練習中真後ろから狙撃するパートナーであたしも本当に嬉しいわよ?」
セシリア「射線に飛び込んで来る事がコンビネーションなんて初耳ですわよ!?」
鈴「一夏はコンビネーションって言ってたのよ!ほら、無人機の時」
セシリア「は?」
鈴「背中から撃てって」
セシリア「マジですの」
鈴「マジよ」
セシリア「……授業の時に使ってみますわ。いい情報をありがとうございます」
鈴「いいってことよ、パートナーでしょ」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 02:21:11.30 ID:SLXLYoGX0
セシリア「……それはそうと、行ったのなら一夏さんのところでいいのではないですか?」
鈴「それがねー」
セシリア「困っている人を見捨てるようなこと、一夏さんがするとは思えませんわ?」
鈴「……いや、あいつ……寝るとき冷房つけないのよ。健康に悪いとか言って」
セシリア「結局暑くて逃げてきたと?」
鈴「や、それくらいで逃げるつもりもなかったんだけれど、ちょっと暑すぎたから、ドア開けたまま一夏起こそうとして……」
セシリア「侵入したのは寝てるような時間でしたのね」
鈴「……」
セシリア「どうぞ?お続けになって?」
鈴「いや、だって、寝てる最中に冷房が壊れたんだから、し、仕方ないじゃない?」
セシリア「ええ、夜這い同然の時間に鈴さんは一夏さんの部屋に忍び込み?起こそうとしてどうしましたの?」
鈴「そ、その言い方やめてよ。なんかイヤ」
セシリア「あら、失礼しました」
鈴「……そしたら丁度……千冬さんが見回りにきて……」
セシリア「夜間は教員が交代で見回っているようですわね、特に一夏さんの部屋周辺は重点的に」
鈴「なんで知ってるのよ!?」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 02:27:00.69 ID:SLXLYoGX0
セシリア「なるほど、一夏さんの部屋は無理、そこで私の部屋と」
鈴「そーいうこと。ま、助けると思ってさ、ここは一つ」
セシリア「お断りしますわ」
鈴「早ッ!少しは迷おうよ」
セシリア「鈴さん、私の部屋に来て片付けた事が一度も無いですわよね。部屋を荒らされるのはごめんですの」
鈴「う、それは……か、片付けるからさー、ねー、セシリアー」
セシリア「……」
鈴「(迷ってる!ここがチャンスよ!一気に押し切る!)」
鈴「ねっ?いいでしょ?」
セシリア「し、仕方ありませんわね、丁度昨日作ったプリンがありますの、試食を……」
鈴「(ハイあたし死んだーっ!)」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 02:35:38.06 ID:SLXLYoGX0
鈴「あ、もしもし箒?悪いんだけどさ」
セシリア「……」
鈴「え?あー、いや、その、え、ちょっ!箒!?ねぇ!?……切れた」
セシリア「りーんーさーんー」
鈴「ひゃあっ!あ、いやその、やっぱ悪いかなーって。親しき仲にも礼儀ありって言うじゃない?」
セシリア「私のプリンを食べることは礼儀に反するとでも仰いますの!?」
鈴「い、いやぁ、そういうわけじゃないんだけれど……」
鈴「(まずいだけで死にはしない……よね)」
セシリア「……別に、私は一人で部屋に帰っても良いんですのよ?」
鈴「あ!行く!行きます!行かせて!」
セシリア「ふふ、調子がよろしいこと♪」
――
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 02:38:17.70 ID:SLXLYoGX0
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 02:38:17.70 ID:SLXLYoGX0
こんな感じでダラダラ書いていきます。
誰得とかキャラ口調おかしいとか多々あると思いますがよろしくお願いします。
誰得とかキャラ口調おかしいとか多々あると思いますがよろしくお願いします。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/03(金) 12:27:04.47 ID:OoeTmq+Ao
絡みが少ない2人だ
期待してます
絡みが少ない2人だ
期待してます
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 19:45:04.33 ID:SLXLYoGX0
――――
――――
セシリア「なんだか、私たちの絡みが少ないという意見が御座いますわね」
鈴「結構なんだかんだと仲良しよね?私達」
セシリア「……やむにやまれず、というやつですわね」
鈴「嫌々!?」
千冬「何故この二人のペアが多いかだが……よーし、一年の専用機持ちで二人一組のペアを組めー」
箒「私の紅椿は白式と対になるISだ、データ収集の為にも白式と組むのが当然になる」
一夏「そうなのか?まぁ、箒なら気が楽だし俺は構わないけど……」
シャル「ラウラ、組もうか。同室同士だしね!」
ラウラ「ああ、よろしく頼むぞシャルロット」
千冬「このように、セッシーはクラス内ではボッチ確定だ」
セシリア「ぼっ……!?」
鈴「やーい、ボッチ」
千冬「鈴は二組だからいない」
鈴「」
千冬「このように学年専用機持ちでペアを組む場合。面識もあるため、鈴とセシリアというペアになる」
鈴「べ、別にそれだけの理由じゃなく、武装の相性も……」
セシリア「二人がかりでコンビネーションが上手く行かずラウラさんにこてんぱんにされましたわね」
鈴「短編では息の合ったコンビネーションを」
セシリア「あなた私を踏み台にしましたわよね……?」
千冬「この他にも、二人で買い物に行ったりと何かと二人で行動していることが多い」
セシリア「まぁ。否定はしませんわね」
鈴「素直じゃないわねー」
千冬「ボッチがつるんで傷の舐めあいをしているというわけだ」
セシ鈴「「えっ!?」」
千冬「まあ、最新刊では第1巻から存在が示唆されていた4組の専用機持ちが登場して、1年の専用機持ちが奇数になったわけで今後どうなるかが愉しみだ」
セシリア「ハイスピードロボットアクションハーレム学園青春ラブコメ インフィニット・ストラトス 既刊7巻好評発売中ですわよ」
鈴「コミックスのほうもヨロシクね!」
千冬「TVアニメのBDとDVDも第2巻が好評発売中だ、手に入れて損は無い」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 19:47:50.31 ID:SLXLYoGX0
――寮・廊下
鈴「♪~」
セシリア「何を抱えてきたんですの?」
鈴「人生ゲームでしょう?トランプでしょう?それから……」
セシリア「前もちょっと思いましたけれど、鈴さんは本当にそういうボードゲームが好きですのね」
鈴「前に一夏の家でみんなで遊んだ時もやったわよね」
セシリア「私が圧勝したあのゲームとかですわね」
鈴「アレをイギリスと言い張るあんたの目はどうかしてるわ」
セシリア「でもあれは、手がべたべたになってしまうのが難点ですわね」
鈴「あはは、まーねー。何からやる?」
セシリア「何でも結構ですけれど、お部屋を汚さないようにはしてくださいましね?」
鈴「ハイハイ、わかってるって」
鈴「(ボードゲームに気を引いておいて、プリンからセシリアの意識を離れさせる)」
鈴「(コレで私は生き残るッ!!)」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 19:48:37.08 ID:SLXLYoGX0
――セシリアの部屋
鈴「おじゃましまーす、って、相変わらずあんたのベッドでかいわね」
セシリア「アジアの寝具が小さすぎるだけですわ。眠るときは大きく手足を広げて尚スペースがあるほうが望ましいですもの」
鈴「とか何とか言っちゃって、普通の大きさのベッドだと落ちるとかじゃないの?」
セシリア「わ、私の寝相が悪いみたいに仰らないでくださいます?」
鈴「あー、すずしー……やっぱ、適温の環境って大事よねぇ。シャワー借りるわね?」
セシリア「は?シャワーなら空調とか関係ないのだからご自分のお部屋で浴びてくれば良いではありませんの」
鈴「シャワーから出て、涼しい空気で湯上りを愉しむ、これって至高のひと時じゃない?そう思わない?」
セシリア「別にシャワー浴びてから帰ってくれば良いじゃありませんの」
鈴「わかってないなー、セシリア」
鈴「私なんていつも湯上り全裸で涼んでるのよ!あの部屋じゃ涼めないわ」
セシリア「別にシャワー浴びてから帰ってくれば良いじゃありませんの、ダッシュで」
鈴「嫌よ!?寮の廊下を全裸でダッシュとか!?」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 20:32:40.25 ID:SLXLYoGX0
セシリア「大丈夫ですわ、誰も見て見ぬふりをしてくれるはず」
鈴「何でじっと私の胸元を見るの!?何、貧乳disってんの!?」
セシリア「そうですわね、ごめんなさい。鈴さんと比べてはラウラさんに失礼ですものね」
鈴「ラウラよりはあるわよ!?」
セシリア「……鈴さん、今の発言はラウラさんに対する侮辱ですわ」
鈴「ぇぇぇぇ……」
セシリア「兎も角、あんな地獄に呼び出されて私も汗をかいてしまいましたの、どうしてもというなら私が出るまでお待ちくださいな」
鈴「うぐ、わかったわよ、どーぞ先に入って」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 20:44:54.42 ID:SLXLYoGX0
鈴「それにしても……」チラ
鈴「(凶悪な体してるわねー相変わらず。白人ぱないわ……)」
セシリア「では、お先に」
鈴「はいはい」
シャワー…
鈴「そーだ……ちょっと悪戯してやろっと、にっひひ」
鈴「あら、一夏ー!どーしたの?セシリアに用?」
ガタンッ
鈴「あ、今セシリアシャワー浴びてるのよ、見てく?」
ガタガタガタン
バン
セシリア「い、一夏さんッ!?見てくなんてそんな、前もっておっしゃってくれれば私はいつでも、むしろお背中を……」
鈴「……」ニヤニヤ
セシリア「……やられましたわ」
鈴「シャワー使い終わった?じゃ交代ね?」
セシリア「まだですわよっ!」
バン
鈴「怒る事無いじゃん……」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 21:06:04.75 ID:SLXLYoGX0
――セシリアの部屋、ドアの前
一夏「(次のテスト範囲について聞きに着ただけだったんだけど……鈴のやつ、ノックする前に判るのかと思ってびっくりしたじゃないか)」
一夏「(それにしても、千冬ねえが言ってたけれど鈴の部屋は本当にエアコンが壊れたんだな、まあ、セシリアとはなんだか仲がいいみたいだし大丈夫だろう)」
一夏「(セシリア、言ってくれればとか言ってたが……女同士で仲がいいとやっぱり風呂も一緒に入ったりするのか?)」
鈴『セ・シ・リ・ア』
セシリア『きゃあっ!鈴さん!?どうしたんですの?』
鈴『どうせだったら一緒に入ろうかな、なんて思って』
セシリア『もう、仕方ないですわね……でも、二人では狭いですわね』
鈴『洗いっこしようよ……ほら、わ、セシリアの肌ってスベスベ……』
セシリア『あ、ああ、おやめになって……そんな所』
鈴『セシリアの胸、プリンみたい、あむ』
セシリア『ひゃああああああん』
千冬「織斑、貴様女子の部屋のドアの前で何息を荒くしている」
一夏「ハァハァ……ハッ!?」
千冬「ついてこい、実家の天井裏に隠してあったものについてと併せてきっちり説明してもらおうか」
一夏「いいッ!?そ、それは!!違う、それは弾が!弾が!」
一夏「違うんだ!千冬ねえ!違うんだッ!」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 21:14:20.21 ID:SLXLYoGX0
鈴「……? ねーセシリア、今一夏の声が聞こえなかったー?」
セシリア「その手には乗りませんわよッ!ほら、交代ですわ」
鈴「はーい」
セシリア「あんまりシャンプーは使いすぎないようにしてくださいましね、この前買ったばかりなのですから」
鈴「はいはい、神経衰弱でもやって待っててよ」
セシリア「お風呂上りは優雅に@チャンで煽って過ごす事にしていますの」
鈴「……ヒクわー」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 21:37:02.11 ID:SLXLYoGX0
――風呂上り
セシリア「ふーんふーん♪」
鈴「へー、あんたの髪型ってそういう風にセットしてるんだ?」
セシリア「ええ、手間ヒマかけて、わたくしをドレスアップしているんですわ」
セシリア「……って、マジで全裸ですのね」
鈴「気持ちいーわよー?あんたもやってみればいいのに」
セシリア「結構ですわ、全裸で@チャンネルとか本格的に終わってますもの。それにしても、そうやって下ろしていると、本当に長くて綺麗な黒髪ですわね」
鈴「いや、煽ることがお風呂上りの習慣になってるのも相当だと思うわよ? ふふーん、まぁね」
セシリア「ちょっと、ちゃんと乾かしてからにしてくださいな?あー、もう、水滴がモニターに」
鈴「あ、ごめんごめん。でもセシリアの髪も綺麗なんだし、真っ直ぐ下ろしても綺麗だと思うわよ」
セシリア「ストレートの人はみんなそう言いますわね」
鈴「あれ、それって当ててるわけじゃないんだ?」
セシリア「ええ、ロールにしている以外は地毛ですの」
鈴「でも可愛いと思うんだけどなー。一度やってみたら?あたしみたいなツインテール」
セシリア「わ、私には似合いませんわよ」
鈴「そんなこと無いって、ほら、やったげるから座ってなさいよ」
セシリア「あ、ちょっと……コームはとらないでくださいましね?」
鈴「任せなさいってば」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 21:56:03.37 ID:SLXLYoGX0
鈴「でもさー、セシリアのドリルってもみあげとサイドの4つよね?なんか意味あんの?」
セシリア「ドリルとか言わないでくださる?」
鈴「ドリルでいいじゃん。で、意味は?なんかの願掛け?」
セシリア「……ティ、ティアーズの数と合わせてますの」
鈴「プッ」
セシリア「な!い、今笑いましたわねぇ!?」
鈴「あはは、うん、笑った。セシリアって結構ブルー・ティアーズとは長いの?」
セシリア「……そう、ですわね。BT兵器の実験段階からの付き合いですから」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 22:26:21.69 ID:SLXLYoGX0
鈴「うちのクラスでさ、ISはパートナーのようにって話で、誰かがそれって彼氏みたいに?とか言い出したもんだから」
セシリア「ふふ、うちのクラスでもありましたわよ、ソレ」
鈴「やっぱり?もー質問攻めに合って大変だったわよ。私ってさ、帰国してから代表候補になったから……甲龍ともそこまで長くは無いのよね」
セシリア「ええっと、実質一年ちょっと?だったかしら」
鈴「それは日本を離れてからね。甲龍とはもっと短いわ」
セシリア「そうですの……寂しい、ですか?」
鈴「……付き合いの長い子達を見てると、ね」
セシリア「……全く、鈴さんはバカですわね」
鈴「あ、こら、ちょっとまだ片方しか……」
セシリア「付き合いは、長い、深いで表現こそすれ、多ければいいものではございませんわ」ギュ
鈴「セシリア……」
セシリア「ほら、こうして近ければ近いほど、触れることが出来るのでしてよ?」
鈴「うん」キュ
セシリア「あなたと甲龍の関係は、羨むほどですわよ。私とブルー・ティアーズと互角以上に動かせるあなたがそんなに寂しがっては、甲龍に失礼ですわよ?」
鈴「セシリア……アリガト」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/03(金) 22:51:20.53 ID:SLXLYoGX0
ガチャ!
一夏「セ、セシリア!すまん!匿ってく――」
セシリア「!?」
鈴「!?!?」
一夏「げっ!!り、鈴!?なんて格好してるんだお前!?!?と、とにかく!」
鈴「出てけー!!!!!!!!」ゲシッ!!
バタン!!
一夏「うわああああ、それがセカンド幼馴染に対する態度かあああっ!?」
箒「そこにいたか一夏ぁぁぁぁ!!!!」
― ギャー
鈴「はー、はー、はー」
セシリア「さ、災難でしたわね。はい、寝間着」
鈴「しんっじらんない!サイテー!ノックも無しに人の部屋飛び込んでくるなんて!!」
セシリア「私も全裸にしておけばよかったですわ……」シュン
鈴「そういう問題!?
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/04(土) 00:05:48.07 ID:Nri0Qlo90
――
鈴「さー……いくわよ……」
セシリア「自由にすると良いわ?」
パチパチパチパチ・・・
鈴「い!一ィ!?」
セシリア「一夏さんの一ですわね、さぁ、駒をお進めになって?」
鈴「くう……借金が、借金が……!」
パチパチパチパチ・・・
セシリア「順調ですわー!また娘が増えましたわ♪」
鈴「いや、あんたネズミかなんか!?車に乗り切ってないじゃない!」
セシリア「せめてハムスターと言って欲しいですわ。ふふ、私は一夏さんと子沢山、あなたは一夏さんと借金地獄。どっちがいい人生か、火を見るより明らかですわね」
鈴「くっ!やめなさいよ旦那を一夏に例えるのは!」
セシリア「……だって鈴さんは昔からコレを一夏さんとやっていたのでしょう?」
鈴「弾と蘭もいる事が多かったけれどね」
セシリア「じゃあ、いつもあなたの旦那様は一夏さんだったわけですのね?」
鈴「なぁ!そんなこと……あるけど」
セシリア「あーあ、むっかつきますわー」
鈴「何よ、あんたがむかつくことじゃないでしょ」
セシリア「私も、同じ学校に通いたかったですわ」
鈴「『一夏と』でしょ?」
セシリア「否定はしませんわ、でも、鈴さんも」
鈴「照れるじゃない、やめてよ」
セシリア「じゃ、やめますわ」
鈴「……やっぱやめないでいい」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/04(土) 23:32:14.67 ID:Nri0Qlo90
セシリア「ほんと、素直じゃありませんわねぇ」
鈴「うっさいわね、あんたは私と幼馴染になってどうするつもりよ」
セシリア「当然、幼いころから差を見せつけて一夏さんを諦めさせますわ」
鈴「えぐっ!……ていうかあんたが幼馴染だったとしたら、絶対喧嘩してたわね」
セシリア「あら、嬉しいですわね」
鈴「はぁ?なんで喧嘩になるのがうれしいのよ、ワケわかんない」
セシリア「争いは同じレベルの者同士でしか発生しない、と言いますわ」
鈴「……あんまいい意味に聞こえないんだけれど」
セシリア「私、イギリスでは同級生と口論になった事さえ殆どありませんでしたの」
セシリア「あっても精々先輩方と、ですわね。 もっとも、負けた記憶はございませんけれど」
鈴「あー、なんか想像できるわ」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/04(土) 23:33:43.93 ID:Nri0Qlo90
セシリア「IS学園に来て良かった。私、本当はそんな私を諫めて欲しかったのだと思いますわ」
鈴「うわ!叱って欲しかったって?どんだけよ!?」
セシリア「……お父様が……娘心に情けない殿方だったんですの」
鈴「……優しい人だったんでしょ、いいお父さんじゃない」
セシリア「優しかったんだと……そう思いたいですわ、もう確かめる術はありませんもの」
鈴「……と、とにかくー!あんたが一夏をどんな風に好きかなんか聞きたかないわよ……」
セシリア「家族の為、自身の為……対等な相手として接してくれる一夏さんの姿に運命を感じましたの!」
鈴「無、無視するわけね……はぁ、一夏は誰にでもそうよ、セシリアが特別ってわけじゃないわ」
セシリア「知ってますわ、むしろ、特別扱いしていたら好きにならなかったかもしれませんわね」
鈴「う……いや、そう言い切られちゃうと……でも特別扱いされたいんでしょ?」
セシリア「それは勿論そうですけれど、その特別扱いは男女としての特別扱いであって……」
鈴「ああ、うん。判るわ、確認したかっただけ。」
鈴「はあ、求める未来も似てるのね~、あたし達。」
セシリア「ふふっ 恨みっこ無しですわよ?」
鈴「あら、恨めるの?あんた」
セシリア「まるで鈴さんは恨めないみたいな物言いですわね?」
鈴「…………うっさい」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/05(日) 00:05:49.98 ID:N78BU35e0
セシリア「はい、ゴールイン。ですわ」
鈴「くぅ、一発逆転を狙ったのに……資産が……」
セシリア「鈴さんはいきなり大きく得ようとし過ぎですわ。流れを見て、少しづつ積み上げてこそ、ここぞという時に大きく得られますのよ」
鈴「あんたが言う? 第一せこいわよそんなの、あたしの性にあわないわ」
セシリア「全く……」
鈴「そういえばどうなの?偏向射撃だっけ?」
セシリア「ええ、随分使えるようになってまいりましたわ。問題は使いどころと、曲げるタイミングの多様化、火器の同時使用かしら」
鈴「けた筈のレーザーに追いかけられるなんてだけでもぞっとしないわね」
セシリア「ですが、まだそれだけですわ……我が祖国の汚名は、私とブルー・ティアーズが濯ぎます」
鈴「サイレントナントカだっけ?正直むかつくわよね、セシリアがこれまでやって来た事、全部盗んじゃってさ!」
セシリア「サイレント・ゼフィルス、"静寂の小灰蝶"。ブルー・ティアーズの姉妹機ですわ」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/05(日) 00:16:03.58 ID:N78BU35e0
セシリア「正直……弱音は吐きたくありませんの。でも……っ」
鈴「いいじゃん、私しかいないんだから……悔しいんでしょ?」
セシリア「悔しいに……決まってますわ。ISの操縦技術でも、BTの扱いでも、私は足元にさえ及ばなかった」
鈴「でも、一矢は報いたんでしょ?」
セシリア「まだまだ、ですわ。イギリスの代表候補生として……ブルー・ティアーズの操縦者として」
セシリア「あの子を、ブルー・ティアーズの妹を取り戻して差し上げなくては」
鈴「何なんだろうね、あの、操縦者の子達って」
鈴「技量もハンパじゃない、一体何処で訓練を受けたのかしら……」
セシリア「IS学園の卒業生、なのでしょうか」
鈴「どうなのかしら、でも、随分幼いように見えたって聞くけど」
セシリア「……見た目で年齢を判断するのは」
鈴「ななな、何よ!何見てんのよ!スレンダーって言って欲しいわね!スレンダーって!」
セシリア「ん~、心地よい遠吠えですこと」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/05(日) 02:55:01.73 ID:N78BU35e0
セシリア「人生ゲームって思いの外時間泥棒ですわね」
鈴「これは朝までコースでしょ、強くてニューゲームで」
セシリア「二組は良いですわね、そんな事したら織斑先生の前で眠ることになりますわ」
鈴「[ピーーー]って事よ、言わせないで」
セシリア「御免被りますわ。それでは鈴さん、私寝ますから」
鈴「うん、わかってるわよ、ちゃんと片付けるって」
セシリア「とっとと帰りやがれですわ」
鈴「ここまで来てふりだしに戻るの!?」
セシリア「なんですの、泊まる気でしたの?」
鈴「いや!寝間着差し出したのセシリアだよねぇ!?」
セシリア「仕方ないですわね、ルームメイトも アナタに気を使っていない 事ですし、其方のベッドへ」
鈴「悪いことしちゃったわよね」
セシリア「ほら、とっととお行きなさい、しっし」
鈴「酷くない!?」
セシリア「私のベッドに寝ていいのは一夏さんだけですのよ」
鈴「あったまきた、セシリア~、一緒に寝ましょ♪」
セシリア「何ですのその理屈!」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/05(日) 03:01:04.99 ID:N78BU35e0
セシリア「とっととお行きなさい……っ!」グググ
鈴「意地でもこっちで寝るわ……っ」ギギギ
鈴「とりゃー!」
セシリア「ちょっ!何下着に手をかけてますの!?」
鈴「裸の付き合い」
セシリア「ああ、なるほど」
鈴「私も脱ぐからさー」
セシリア「えええええええっ!ちょっと、おやめにな……あンッ!」
鈴「ふっふっふ、よいでわないかー……って……うわぁ、改めて見ると、うわぁ……金髪なんだ」
セシリア「――ッ!!!み、見ないでくださいましっ!!」
鈴「んっふっふ、もう覚悟しなさい、セシリア♪」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/05(日) 03:21:38.00 ID:N78BU35e0
―― アンッ ヤメッ アアア… ヨイデハナイカ グフフフ
コンコン ガチャ
ラウラ「セシリア、いや、セシリア・オルコット上官殿、折り入ってお話があるのだが。明日提出の宿題について――」
セシ鈴「「」」
ラウラ「我が精鋭を以ってして、明日の宿題は些か困難の様相を見せている。フランス側からの援軍も残念ながら見込めない。勝手なことを言っていると思うが、ここは貴女の御知恵をお借りしたい」
セシ鈴「「」」
ラウラ「……お楽しみ中のところ申し訳ないが、可及的事態につき、ご考慮願いたい」
セシリア「こ、このクラスメイトが押し倒されている状況で助けようとは思いませんの!?」
ラウラ「失礼ながら、個人的嗜好には目を瞑るべきである、との認識ゆえ。」
ラウラ「セシリアと鈴に関しては、とっくの昔にそうであると、私の記憶にはある。相変わらず仲が良いな」
鈴「わかったら出て行きなさいよ、箒にでも頼めば良いでしょう?」
ラウラ「む、すまない。箒には既に頼ったのだが、にべもなく断られたのだ。だが、此方もダメなようだな」
セシリア「ちょーっとお待ちなさいですわっ!明日の宿題なら写させてあげますから!鈴さんを!」
ラウラ「流石は裏クラス代表!セシリアの危機には必ずや馳せ参じようぞ……それで、ノートはどこにある?」
セシリア「今が危機なんだからまずはとっとと助けやがれですわ!!」
鈴「ちょっとセシリア、いいじゃないたまには。減るもんじゃなし」
セシリア「精神的に減りますわ!!!」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/06(月) 00:41:15.05 ID:omdU2jrd0
ラウラ「くっ……ええい、許せよ!鈴音!」
鈴「あっ!どうして邪魔をするのよッ!」
ラウラ「どうしてと言われても……強いて言うなら教官に絞られないためだ、悪く思うな」
セシリア「はぁ、はぁ、助かりましたわ……」
ラウラ「気にするな、さてセシリア、早速なのだが……」
セシリア「判っていますわ、お待ちになって」
鈴「…………」ヒソヒソヒソヒソ
ラウラ「……うん?何だ鈴」
セシリア「はい、どうぞ?丸写しでは織斑先生にバレますわよ。明日授業前には返して下さいましね」
鈴「…………」ヒソヒソヒソヒソ
ラウラ「……」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/06(月) 00:42:17.27 ID:omdU2jrd0
セシリア「……な、何をしているんですの……?いやな予感が」
ラウラ「うむ、セシリア、すまないな、恩に着る」
鈴「……」ヒソヒソヒソヒソ
ラウラ「ときにセシリア、中華料理の点心は美味いと思わないか?」
セシリア「……はあ、まぁ……」
ラウラ「そうか、恩を仇で返す事になってすまないと思う、だが……」
ラウラ「お前を拘束させてもらおう」
セシリア「わ、わけがわかりませんわ!?どこからそんな流れに……」
セシリア「はっ!鈴さん!!買収しましたわね!?」
ラウラ「本当にすまないと思っている。案ずるな、無理に解こうとしなければ痛みは無い」
鈴「ふっふっふ、観念しなさい、セシリア」
セシリア「い、いやー!どうしてこうなるんですのー!」
―― ワガドイツノカガクリョクハー! キャー
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/06(月) 01:25:52.85 ID:omdU2jrd0
――チュンチュン
セシリア「く、屈辱ですわ……私のファースト腕枕で朝チュンが……」
鈴「え?あ、ああ、うん。そう……ね」
セシリア「ちょっと、何悟ったような顔してますの」
鈴「これは強敵だわ……」
セシリア「……シャワー、浴びに行かせて頂きたいのですけれど」
鈴「ああ、うん。シャワーね。先に使うわね」
セシリア「先にほどいて下さってもよろしいのでは無くて!?」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/06(月) 01:27:34.15 ID:omdU2jrd0
コンコン
シャル「おはようセシリア、ちょっといいかな?」
ラウラ「シャルロットか?どうした」
カチャ
シャル「ああ、ラウラここにいたんだ。良かった……まさか朝まで帰ってこないなんて思わなかったよ」
ラウラ「そうか、見ろシャルロット、セシリアの協力で宿題は完了だ」
シャル「そっか、良かったねラウラ。一夏の部屋じゃなくてよかった……」
ラウラ「ところで、なぜ後ろ手にコンバットナイフを隠し持っているのだ?」
シャル「やだなぁ、護身用に決まってるじゃないか」
ラウラ「そうか、把握した」
鈴「納得する所じゃないと思うわよ……」
シャル「やあ、鈴もおはよう。あれ?セシリア?どうしたのその格好……」
セシリア「シャルロットさん!丁度良かった、ロープを……」
鈴「ラウラ!お願い」
ラウラ「承知!」
セシリア「むぐー!?むぐぐー!!」サルグツワ
鈴「その体がいけないのよ」
シャル「えっと、よく判らないけれど、遅刻しちゃうよ?それじゃ僕は教室に行くから……」
鈴「げっ……というか、もう時間ギリギリなんだけど!!」
ラウラ「セシリア、宿題の協力感謝する!シャルロット先に行ってくれ、着替えて私も直ぐに追おう!」
セシリア「むぐー!?むぐむぐー!?むむー!!」
一夏「あれ?セシリアは?」
鈴シャルラウラ「「「さあ?」」」
箒「何故ハモるのだ……」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/06(月) 01:57:44.05 ID:omdU2jrd0
千冬「……まったく、あいつは……山田君、後は頼むぞ」
山田「は、はい!それでは皆さん、授業を始めます」
千冬「オルコットめ、休み明けだからとたるみおって……」
バン!
千冬「セシリア・オルコット!貴様はIS学園を何だと……なん……だと」
セシリア「むぐむぐむぐぐー!」
千冬「……」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/06(月) 02:00:05.45 ID:oSRJx+Czo
これは酷いwwww
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/06(月) 02:26:14.31 ID:omdU2jrd0
これは酷いwwww
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/06(月) 02:26:14.31 ID:omdU2jrd0
――グラウンド
鈴「ぐぎぎぎぎぎぎ」
ラウラ「うおおおっ!砲戦パッケージはレールカノンが重くて動けん!というか起き上がれんッ!!!」
千冬「……山田君」
山田「はい?」
千冬「…………私は挫けそうだ」
山田「えええええっ!?」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/07(火) 02:45:42.94 ID:7vF1P9g70
昼休み・IS学園屋上
一夏「二人とも大丈夫か?」
鈴「無理!もー動けない」
ラウラ「砲戦パッケージのままだった事が敗因だ、そうでなければ……」
セシリア「お二人とも反省の色が皆無ではなくて!?」
箒「今回は流石に擁護できん。クラスメイトを縛ったまま放置とは……」
シャル「全く、二人とも……ちゃんと反省してるの?」
鈴「(あれ?なんでこいつナチュラルに部外者面してんの……?)」
ラウラ「(何故だ、シャルロット……)」
一夏「……」
鈴「何急に黙ってんのよあんたは」
一夏「いや、違うぞ?違うからな!?」
箒「何が違うのか、聞かせて貰いたいところだな」
ラウラ「もしやもう一度縛って欲しいのか?」
一夏「ま、まさか。はは……
セシリア「全く、またジャパニーズジョークとやらを考えてましたの?」
一夏「あ、うん、それだ。そうなんだ」
鈴箒「「(絶対違う……)」」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/07(火) 03:04:15.92 ID:7vF1P9g70
一夏「あー、そういえば鈴、エアコンについてはもう申請したのか?」
鈴「あ!忘れてたぁ……!」
一夏「ああ、それなら俺が楯無さんに伝えておくよ。これでも生徒会だしな」
セシリア「あら?でも、この場合は寮長に申請を提出するべきでは……」
一夏「あ、そうか、ドアの修理申請もそうだったし」
鈴「……つまり……千冬さん?」
ラウラ「……ふっ。私の勝ちだな」
鈴「何が!?」
箒「……大丈夫だ、ドアの修繕の申請は事務的に済ませてくれたぞ」
一夏「お前は何もして無かったじゃないか。俺は大変だったんだぞ……」
鈴「ね、ねぇ一夏」
一夏「いいっ!?い、嫌だ!断る!」
鈴「何よ!まだ何にも言ってないじゃない!」
一夏「お前が千冬ねえが苦手なのは判るがどうして俺が!壊したのは鈴だろ!?」
鈴「それくらいいいじゃない!じゃ、じゃあ、せめて一緒に……「私が一緒に行って差し上げますわ」
鈴「はぁっ!?」
セシリア「ですから、私が一緒に謝りに行って差し上げますわ」
一夏「セシリア……ありがとう。流石セシリアだな」
セシリア「当然の事、ですわ♪」
鈴「くっ」
シャル「……出遅れたよ」
箒「……むう」
ラウラ「……?」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/07(火) 03:10:42.86 ID:7vF1P9g70
セシリア「♪~」
鈴「あーあ、怒られるんだろうなぁ……」
セシリア「仕方がありませんわ、寝ぼけてIS起動してエアコンを割ったご自分が悪いのですから」
鈴「でも寝ぼけてたんだからさー……はぁ」
セシリア「こっぴどく叱られるが良いですわ~♪」
鈴「なによ、イヤに上機嫌じゃない」
セシリア「当然ですわ!友情の為に死地に付き合う私の姿に、一夏さんはもうメロメロ!今夜辺り期待しても良いかもしれませんわね!」
鈴「……一夏に夢見すぎよ」
コンコン
セシ鈴「「失礼します」」
千冬「ああ、入れ」
カチャ
鈴「織斑寮長、備品の修理申請をお願いします」
千冬「ああ、この前言っていたエアコンだな。そろそろ来るころだと思っていた。遅いくらいだ」
鈴「は、はい、それでは……「まぁ、待て」
千冬「そう急ぐ事もあるまい?まぁ、座っていけ」
鈴「ち、千冬さん?椅子も座布団も無くてここ……床なんですケド~……」
セシリア「機嫌が悪いですわね」ヒソヒソ
鈴「セシリア、一緒に地獄へ落ちましょう?」ヒソヒソ
千冬「座っていけと言ったんだが……?」
セシリア「……そ、それでは、わたくしh「オルコット」
セシリア「」ガクガクブルブル
千冬「友達の為に一緒に来ると言う気概はよし、そら、お前には座布団を貸してやろう」
千冬「……ん~?凰、何をナチュラルに胡坐で座ろうとしている。当然正座だ、セシリアもな」
セシリア「」
千冬「凰、お前の部屋は既に見せて貰ったが、何だあの壊れ方は……」
鈴「い、いえ、アレは……」
千冬「それに、今朝もだ……」
鈴「」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/07(火) 03:32:35.79 ID:7vF1P9g70
小一時間
千冬「…………以後、気をつけるように」
鈴「はい、すみませんでした」
セシリア「……終わった……です……の……?」
チ冬「いや、ここからは個人的な話だ。そのままで聞け」
セシリア「……!?」
ドサ
チ冬「……落ちたか、つまらん」
鈴「セシリア……安らかに眠りなさい」
スパーン!
鈴「あいた!」
千冬「凰、貴様の為に途中で逃げ出さなかったオルコットに感謝するのだな」
鈴「(逃げたくてももう足が動かなかっただけじゃ……)」
千冬「エアコンが治るまで暫くお前とオルコットは同室だ、仲 良 く やれ」
鈴「は、はい。失礼しま……」
スパーン!
鈴「あいたっ!」
千冬「持って帰れバカ者」
セシリア「キュウ」
鈴「は、はい」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/07(火) 04:03:33.21 ID:7vF1P9g70
ルームメイト「ええと、それじゃセッシー、行ってくるわね」
セシリア「え、ええ……ごめんなさいね、ご迷惑をおかけして」
パタン
鈴「部屋のほとんどを占領してるあんたが既にご迷惑じゃない?」
セシリア「うっさいですわよ。うう……まだ足が動かせませんわ……」
鈴「軟弱ねぇ、ま、一緒に来てくれたのは感謝してるわよ」
セシリア「一夏さんと鈴さんを二人にしない為に名乗り出ただけですわよ」
鈴「……ま、そんなこったろうとは思ってたけどさ」
ギシ
セシリア「鈴さん?どうして私のベッドに座ってるんですの?あなたのベッドは……」
鈴「いーじゃん、セシリアのベッドふかふかで寝易いんだよね~。まだ足痺れてる感じ?」
セシリア「チリチリとした痛みは無いのですけれど、じ~~んとした痺れが」
鈴「そっか!よし!」
ツン
セシリア「ぅわひゃあぁぁッ!?」
鈴「ほれほれ」
ツンツン
セシリア「アヒィィィん!!」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/07(火) 04:15:46.20 ID:7vF1P9g70
廊下
一夏「……こ、これは……」
一夏「(部屋の中でいったい何がッ!?千冬姉ェは一体何をしたんだッッ!!)」
一夏「(冷静に、冷静になれ……俺は今どうすべきだ、白式!応えてくれッ!)」
ホンワホンワホンワ
セシリア『ああ、鈴さん……』
鈴『だめねえセシリア……この雌豚!白豚!二人の時はお姉様でしょう!?』
セシリア『アヒィィ!もっと、お姉様ぁぁぁ』
一夏「くっ、ピュアが暴走する……ッ 千冬姉だ、千冬姉のフルヌードを妄想しろ!死の気配を感じ取れ!!」
千冬「……」肩ポム
一夏「!?」
千冬「……」
一夏「……」
千冬「……判るな?」
一夏「……は……はい」
―― ギャー
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/07(火) 23:36:39.81 ID:7vF1P9g70
鈴「あれ?今一夏の声が……」
セシリア「声もしますわよ、同じ寮に住んでるんですから」
鈴「あら、もー平気そうね」
セシリア「……いつかお返しして差し上げますわ……」
鈴「ふふー、がんばんなさい。それにしてもそんなにきついもの?正座」
セシリア「ちょっとした拷問以外の何物でもありませんわ」
鈴「座り方が悪いのよ、何と言ったらいいのか難しいけれど……」
セシリア「足を傷めつけてまで座るなんて、座る意味が無いじゃありませんの」
鈴「あら、でもきっと将来一夏が家を建てるなら絶対に和室は欲しいって言ってたわよ?」
セシリア「!!」
鈴「セシリアは和室で寛いでる一夏には寄り添えないのねー」
セシリア「か、必ず正座をものにして見せますわ!オルコット家の名にかけて!早速練習ですわね」
鈴「(相変わらずちょろいなぁ)」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/07(火) 23:45:59.93 ID:7vF1P9g70
セシリア「何か仰いました?」
鈴「いいえぇ、何でも。ささ、じゃあ早速やってみましょうか」
セシリア「では……」
パシーン!
セシリア「あいたあ!?」
セシリア「な、何をなさるんですの!!」
鈴「ベッドの上で正座ってなめてんの!床!」
セシリア「……ぐっ……わかりましたわ」
鈴「はい、ちゃんとつま先は伸ばすのよ!」
セシリア「くう、なんでこんな痛くなるように……」
鈴「(やっばー、楽しくなってきたぁぁ!)」
セシリア「……」
鈴「どうしたのよ、膝立ちで……さっさとお尻を落としなさいってば」グイ
セシリア「あ、お待ちに、心の準備が……うきッ!?」
鈴「ウキって……ぷーっ!」
セシリア「あ、あなた……私に何の恨みが……」
鈴「この程度で音を上げてたら一夏の和室には入れないわよ!」
セシリア「はっ!そうですわ……この程度……」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/06/07(火) 23:49:29.54 ID:LT2+d/mzo
ほんとセシリアちょろかわいい
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/07(火) 23:52:28.93 ID:7vF1P9g70
ほんとセシリアちょろかわいい
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/07(火) 23:52:28.93 ID:7vF1P9g70
セシリア「(一夏さんを想えば!かっこいい一夏さん!理想の男性の一夏さん!イケメン一夏さん!ちょっと間抜けな一夏さん!可愛い一夏さん!大好き一夏さん!素敵一夏さん!抱かれたい一夏さん!ちょっぴりエッチな一夏さん!シスコンな一夏さん!一夏さんの為に……!)
――30秒経過
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/07(火) 23:53:09.68 ID:7vF1P9g70
一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!モッピー!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/08(水) 00:02:30.56 ID:YARyZA7Y0
一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!モッピー!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!一夏さん!
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/08(水) 00:02:30.56 ID:YARyZA7Y0
セシリア「(一夏さん!)」パシーン!「(一夏さん!)」パシーン!「(一夏さん!)」パシーン!「(一夏さん!)」パシーン!
セシリア「って痛ッ!?お尻が痛いですわッ!?何でお尻を叩いてるんですの!??」
鈴「えっ? ……雑念を払う為よ!これが日本式の修行!」
セシリア「ほ、本当ですの!?やっぱり野蛮な国ですわ……」
鈴「へー……一夏の愛する祖国よ?」
セシリア「素晴らしい習慣ですわね!さ、どんどん参りなさい!」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/08(水) 00:11:27.55 ID:YARyZA7Y0
セシリア「(一夏さん!)」パシーン!「(大好きですわ!)」パシーン!「一夏さぁん!」パシーン!「一夏さぁぁん……!」パシーン!「ぁっ……んッ一夏さん……」パシーン!「ひぁっ……一夏さん」パシーン!
鈴「……セシリア、変な顔して一夏の名前呼ぶのやめようよ……い、いかがわしいから」
セシリア「そ、そんな趣味ありませんわ!ただ、一夏さんのことを考えていただけで……けけけ決して一夏さんに叩かれてるみたいとか考えてませんわよ!?」
鈴「わぁ……軽くヒクわぁ」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/08(水) 00:16:49.14 ID:YARyZA7Y0
セシリア「そ、それより……続きを」
鈴「えー……なんかやだ。 しっかし、デカイケツねェ」
セシリア「喧嘩売ってますのッ!?」
鈴「うわわっ!そこキレるラインなんだ!?って、そんな急に立ったら……」
セシリア「ぁ、いだーッ!」バタン
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/06/08(水) 00:20:23.84 ID:k/rNQAhdo
セシリアの真に注目すべき点はお尻
ここ大事よ
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/08(水) 00:23:06.89 ID:YARyZA7Y0
セシリアの真に注目すべき点はお尻
ここ大事よ
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/08(水) 00:23:06.89 ID:YARyZA7Y0
―― 廊下
一夏「ふう、酷い目にあった……煩悩退散、ボン・ノータイさん……」
―― ァイダーッ
一夏「ふむ、アイダと言えば翔子だろ」キリッ
モップ「……」
のほほん「……」
一般生徒ズ「「「「……」」」」
一夏「よう!どうしたんだ? あー、冷静と情熱の。でも良かったかな?」
――ヒソヒソヒソヒソヒソヒソ
一夏「!?」
――ヒソヒソヒソヒソオッサンヒソヒソ
一夏「!?」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/06/08(水) 03:15:37.14 ID:MgTngp67o
乙です
セシリアちゃんドM可愛い
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/06/08(水) 03:28:57.40 ID:PvqhowQEo
乙
セシリアは全て可愛い。偉い人にはそれがわからんのですよ
乙です
セシリアちゃんドM可愛い
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/06/08(水) 03:28:57.40 ID:PvqhowQEo
乙
セシリアは全て可愛い。偉い人にはそれがわからんのですよ
「一夏さん」がゲシュタルト崩壊しそうなんだけど…