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  • 朋也「軽音部? うんたん?」 4/20 火

自分用SSまとめ

朋也「軽音部? うんたん?」 4/20 火

最終更新:2011年06月11日 22:07

meteor089

- view
管理者のみ編集可

朋也「軽音部? うんたん?」

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577:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:37:10.69:cUBlBpOS0


4/20 火

朋也「毎朝そんなもん持って、大変じゃないのか」

平沢が抱えるギターケース。
見た目、割と体積があり、女の子が抱えるには重そうだった。

唯「全然平気だよ? 愛があるからね、ギー太へのっ」

朋也「ぎーた?」

唯「このギターの名前だよ」

こんこん、と手の甲でケースを叩く。

朋也「名前なんてつけてんのか」

唯「そうだよ。愛着湧きまくりなんだぁ」

朋也「ふぅん、そっか」

唯「岡崎くんは、なにか持ち物に名前つけたりしないの?」

朋也「いや、しないけど」

唯「もったいないよ。なにかつけてみようよっ」

朋也「なにかったってなぁ…」

唯「憂だって、校門前の坂に、サカタって名前つけてるんだよ?」


578:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:38:48.85:1qYNd8dxO


坂が擬人化されていた。

憂「そんなことしてないよぉ…っていうか、もう普通に人の名前だよ、それ」

憂ちゃんも俺と同じ感想を持ったようだった。

朋也(つーか、なんかつけるもんあったかな…)

朋也(まぁいいや、適当に…)

朋也「あそこの、あれ、あの飛び出し注意の看板な」

朋也「あれを春原陽平と名づけよう」

唯「って、縁起悪いよ、それ…」

朋也「そうか?」

唯「うん。だって、あれ、車に衝突されて首から上がなくなってるし」

朋也「身をもって危険だってことを教えてくれてるんだな」

朋也「人身御供みたいで、かっこいいじゃん」

唯「それが縁起悪いって言ってるんですけどっ」

唯「ていうか、愛着のあるものにつけようよ」

朋也「じゃあ…おまえだ」


579:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:39:06.54:cUBlBpOS0


ぽん、と平沢の頭に手を乗せる。

唯「わ、私…? そ、それって…」

朋也「おまえに、『憂ちゃんの二番煎じ』って名前をつけよう」

唯「って、私が姉なのにぃっ!?」

唯「ひどいよっ、ばかっ!」

ひとりでとことこ先へ歩いていった。

憂「あ、お姉ちゃん待ってぇ~」

憂ちゃんもその後を追う。

朋也(朝から元気だな…)

俺はそのままのペースで歩き続けた。

―――――――――――――――――――――

………。

―――――――――――――――――――――

昼。もう、何も言わずとも、自然とみんなで食堂へ集まるようになっていた。
ほんの二週間前までは、春原とふたり、むさ苦しく食べていたのに。
あの頃からは考えられない。


580:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:41:30.99:1qYNd8dxO


唯「それ、おいしそうだね。ごはんに旗も刺さってて、おもしろいしっ」

春原「だろ? O定食っていって、僕が贔屓にしてるメニューなんだぜ?」

朋也「お子様ランチをカッコつけていうな」

律「お子様ランチなんてあったっけ?」

朋也「月に一度、突如現れるレアメニューなんだよ」

律「そんな遊び心があんのか…やるな、うちの学食も」

唯「春原くん、その旗、私にくれない?」

春原「ああ、いいけど」

唯「やったぁ、ありがとう」

春原から旗を受け取る。

唯「よし、これを…」

ぶす、と自分の弁当に刺した。

唯「憂ランチの完成~」

律「はは、ガキだなぁ」

唯「む、そんなことないもん、えいっ」


582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:42:01.15:cUBlBpOS0


旗を取り、それを部長の弁当に突き刺した。

律「あ、なにすんだよっ。こんなのいらねぇっての、おりゃっ」

隣に回す。

和「ごめん、澪」

それだけ言って、流れ作業のように受け流した。

澪「え…私も、ちょっと…ごめん、ムギ」

最後に、琴吹の弁当に行き着く。

紬「あら…」

唯「これがたらい回しって現象だね」

春原「…なんか、ちょっと傷つくんですけど…」

紬「さよなら♪」

バァキァッ!

琴吹の握力で粉々にされ、粉塵がさらさらと空に還っていた。

春原「すげぇいい顔でトドメさしてきたよ、この子っ!」

律「わははは!」


583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:43:21.05:1qYNd8dxO


―――――――――――――――――――――

………。

―――――――――――――――――――――

放課後。軽音部の部室へ赴き、茶をすする。

春原「そういやさぁ、あの水槽なんなの」

部室の隅、台座の上に大きめの水槽が設置されていた。
初めてここに来た時には、あんなものはなかったような気がする。

唯「あれはね、トンちゃんの水槽だよ」

春原「とんちゃん? とんちゃんって生き物がいんの?」

唯「違うんだなぁ。トンちゃんは名前で、種族はスッポンモドキだよ」

唯「まぁ、正確には、あずにゃんの後輩なんだけどね」

澪「いや、スッポンモドキの方が正解だからな…」

春原「スッポンが部員ってこと?」

唯「そうだよ」

それでいいのか、軽音部は…。

春原「もう、なんでもありだね。いっそ、部長もなんかの動物にしちゃえば?」


584:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:43:42.06:cUBlBpOS0


春原「デコからポジション奪い取ったってことで、獰猛なヌーとかさっ」

ヌーにそんなイメージはない。

律「デコだとぉ!? おまえなんか最初から珍獣のクセにっ!」

律「トンちゃんより格下なんだよっ!」

春原「あんだと、コラっ」

律「なんだよっ」

春原「………」
律「………」

朋也「人間の部員はいいのか」

いがみ合うふたりをよそに、そう訊いてみた。

唯「人間の方は、全然きてくれないんだよね…」

唯「だから、せめて雰囲気だけでも、あずにゃんに先輩気分を味わってもらいたくて」

澪「それ、後付じゃないのか?」

澪「おまえが単純に、ホームセンター行った時、欲しがってたように見えたんだけど」

唯「てへっ」

舌を出し、愛嬌でごまかしていた。


585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:44:23.78:cUBlBpOS0


梓「それでもいいんです。今ではもう、私の大切な後輩ですから」

唯「あずにゃん…」

中野は、俺に向ける厳しい眼差しとは違う、優しい目をしていた。
本来のこいつは、こんなふうなのかもしれない。
それが少しでも俺に向いてくれればいいのだが。

唯「あずにゃんっ、いいこすぎるよっ」

中野の後ろに回り、背後から抱きしめて、頬をすりよせる。

梓「あ…もう、唯先輩…」

春原「うおりゃああああ!」
律「うおりゃああああ!」

突然雄たけびを上げるふたり。

澪「なにやってるんだ、律…」

律「みてわかんないのか!? ポテチ早食い対決だよっ」

律「これで白黒つけてやろうってなっ」

春原「ん? 勝負の最中に余所見とは、余裕だねぇ…」

春原「おまえ、ヘタすりゃ死ぬぜ?」

指についたカスを舐めな取りがら言う。


586:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:44:58.55:cUBlBpOS0


セリフとまったく噛み合っていないその姿。

律「死ぬって言ったほうが死ぬんだよ、ばーかっ」

春原「そんな理屈、僕には通用しないね」

律「どうかな…」

春原「へっ…」

一瞬の間があり…

 律「どりゃあああああ!」 
春原「どりゃあああああ!」

勝負が再開された。

唯「なんか、楽しそう。私も参加するっ」

澪「やめとけって…」

唯「いいや、やるよっ。私もこの世紀の一戦に参加して、歴史に名を刻みたいからっ」

澪「そんな、おおげさな…」

唯「って、あれ? お菓子がもうないよ…」

机の上に広げられた駄菓子類は、全て空き箱になっていた。

紬「唯ちゃん、タクアンならあるけど、いる?」


587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:46:14.54:1qYNd8dxO


どこからかタッパーを取り出す。

唯「ほんとに? じゃあ、ちょうだいっ」

紬「はい、どうぞ」

唯「ありがとーっ。よし、いくぞぉ」

ガツガツと勢いよく素手で食べ始めた。

澪「はぁ、まったく…」

―――――――――――――――――――――

律「おし、そんじゃ、もう帰るか」

西日も差し込み始め、会話も途切れてきた頃、部長が言った。

澪「って、まだ練習してないだろ!」

梓「そうですよっ、帰るのは早すぎだと思います」

律「でぇもさぁ、今から準備すんのめんどくさいしぃ」

律「お菓子食べて幸せ気分なとこ邪魔されたくないしぃ」

澪「それが部長の言うことかっ」

ぽかっ


588:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:46:33.00:cUBlBpOS0


律「あでっ」

唯「いいじゃん、澪ちゃん。ここはいったん退いて、様子見したほうがいいよ」

梓「なにと戦ってるんですか、軽音部は…」

澪「ダメだ。今日こそ、ちゃんと練習をだな…」

律「ムギ、食器片付けて帰ろうぜ」

紬「うん」

席を立ち、食器を持って流しに向かった。

澪「って、ああ、もう…」

動き出した部長たちを前にして、呆然と立ち尽くす秋山。

澪「明日は絶対練習するからなっ」

律「へいへい」

以前、平沢は、こんな光景が日常だと言っていたが、まさに聞いていた通りの展開だった。
先日は先に帰ったので、どうだったかは知らないが…
実際目の当たりにしてみて、俺は妙な親近感を覚えていた。
無為で、くだらないけど…でも、笑っていられるような時間。
そんな時間を過ごしているのなら、きっと、俺や春原からそう遠くない位置にいるんだろうから。
もしかしたら、最初から遠慮することはなかったのかもしれない。
だから、平沢は言っていたのだ。俺たちのような奴らでも、受け入れてくれると。
ささいなことを気にするような連中ではないと。


589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:49:24.69:y1qBevVn0


万札出すくだりで大爆笑しちまったが
よく考えたら芽衣ちゃん√であったっけね


590:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:50:10.00:1qYNd8dxO


一緒にいれば、きっと楽しいだろうから、と。
全部、本当だった。

―――――――――――――――――――――

唯「えい、影踏~んだっ」

律「あ、やったなっ」

坂を下る途中、影踏みを始めた部長と平沢。

澪「小学生じゃないんだから…」

紬「やんちゃでいいじゃない」

澪「母親みたいなこと言うな、ムギは…」

春原「はは、ほんと、ガキレベルだな。普通、頭狙って踏むだろ」

こいつもガキだった。

律「ガキとはなんだっ」

唯「そうだそうだっ」

律「うりゃうりゃっ」
唯「えいえいっ」

げしげしげしっ!


591:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:50:44.09:cUBlBpOS0


春原の影が踏まれる。

春原「あにすんだ、こらっ」

律「うわ、怒ったぞ、こいつ。逃げろぉい」

唯「うひゃぁい」

春原「うっらぁっ! まてやっ」

どたどたと走り出す三人組。
坂の上り下りを繰り返し、めまぐるしく攻守が入れ替わる。

唯「ひぃ、疲れたぁ…っと、わぁっ」

足がもつれ、体勢が崩れる。

朋也「おいっ…」

たまたま近くにいた俺が咄嗟に支えた。

唯「あ、ありがとう、岡崎くん…」

朋也「気をつけろよ。なんか、おまえ、ふわふわしてて危なっかしいからさ」

唯「えへへ、ごめんね」

だんだんだんだんっ!

地団駄を踏む音。


592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:52:15.62:1qYNd8dxO


振り返る。

梓「ふんふんふんふんっ!」

中野が俺の影、股間部分を激しく踏み砕こうとしていた。

朋也(わざわざ急所かよ…)

―――――――――――――――――――――

唯「岡崎くーん、どうしたのぉ」

平沢が俺の前方から声をかけくる。

唯「なんでそんなに離れてるのぉ」

朋也「………」

春原と坂の下で別れてからというもの、俺はあの集団の中で男一人になってしまっていた。
あいつがいる間は考えもしなかったが、こうなってみると、異様なことのように思えた。
俺のわずかに残った体裁を気にする心が、輪に入っていくことを拒むのだ。
だから、一定の距離を取るべく、歩幅を調節して歩いていた。

梓「唯先輩、察してあげましょう。岡崎先輩は、きっとアレです」

唯「アレ?」

梓「はい。お腹が痛くて、手ごろな草むらを探しているんです」

梓「それで、私たちの視界から消えて、自然にフェードアウトして…その…」


593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:52:55.68:cUBlBpOS0


梓「ひっそりと…催す計画だったんでしょう」

唯「ええ? そうなの?」

中野に誘導され、俺がとんでもなく汚い男になろうとしていた。

律「おーい、岡崎、この先に川原あるから、やるなら、そこがいいぞぉ」

朋也「んなアドバイスいらねぇよっ」

急いで平沢たちに追いつく。

唯「岡崎くん、そんなに急いだら、お腹が…」

朋也「もういいっ、そこから離れろっ。俺は腹痛なんかじゃないっ」

唯「でも、あずにゃんが岡崎くんはもう限界だって…」

朋也「信じるなっ。ほら、俺は健康体だ」

その場でぴょんぴょん跳ねてみせる。

唯「あはは、なんか、可愛い」

朋也「これでわかったか?」

唯「うん、まぁね」

なんとか身の潔白を証明できたようだ。
にしても…


594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:54:06.54:1qYNd8dxO


朋也「おい、おまえ、あんまり変なこと言うなうよ」

梓「あれ? 違いましたか? それは、すみません」

反省した様子もなく、突っぱねたように言う。

朋也(こいつは…)

今後は、もっと警戒しておくべきなのかもしれない。
平気で毒でも盛ってきそうだ。

―――――――――――――――――――――

部長たちとも別れ、平沢とふたりきりになる。
今朝一緒に来た道を、今は引き返すような形で逆行していた。

唯「あ、みて、岡崎くん、バイア○ラ販売します、だってさ」

古ぼけて、いつ貼られたかわからないような、朽ちた張り紙を見て言った。
連絡先なのか、下に電話番号が書いてある。

唯「懐かしいね。バイアグ○って、昔話題になってたけど、結局なんだったんだろう」

唯「岡崎くん、知ってる?」

朋也「さぁな。でも、おまえは多分知らなくていいと思うぞ」

下半身の事情を解決してくれるらしい、ということだけはぼんやりと知っていた。

唯「そう? まぁ、あんまり興味なかったんだけどね」


595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:55:44.59:1qYNd8dxO


朋也「じゃ、訊くなよ」

唯「素通りしたら、張り紙張った人がかわいそうじゃん」

朋也「悪徳業者だろ、貼ったの」

唯「そうなの? くそぉ、よくもだましたなっ」

唯「電話して、お説教してやるっ」

朋也「おまえそれ、注文してるぞ」

唯「え? 電話しただけで?」

朋也「ああ」

というか、そもそももう繋がらないだろうと思う。
だが、万が一を考えて、そういうことにしておいた。

唯「ちぇ~、私のお説教で改心させようと思ったのになぁ…」

朋也「残念だったな」

頭に手を乗せる。

唯「岡崎くん、手乗せるの好きだよね」

朋也「嫌だったか?」

唯「ううん、逆だよ。もっとしていいよ?」


597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/25(土) 20:56:56.88:1qYNd8dxO


朋也「おまえは、乗せられるの好きなのか?」

唯「う~ん、そういうわけじゃないけど…なんか、落ち着くんだよね」

朋也「そっか」

唯「うん。えへへ」

夕日を浴びて、微笑むこいつ。
それを見ているだけで、俺も何故か心が落ち着いた。

―――――――――――――――――――――

唯「じゃあね、また明日」

朋也「ああ、じゃあな」

家の前で別れる。
俺はその背を、見えなくなるまで見送っていた。
少しだけ、別れが名残惜しかった。
いや…かなり、か。

―――――――――――――――――――――


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