十六夜咲夜=リムエスパース


いざよい さくや

「時間を司る空間の使者!リムエスパース!」
(エスパース=フランス語で空間)
かつてリムビター(真夜)と共にヴィリームとして戦った仲間の1人。
年齢は24歳で、美鈴パチュリーとは2つ上の先輩。ちなみにヴィリームメンバー最年長。
最年長故か、ヴィリーム達のまとめ役を買って出る事も多い。
性格は典型的なクールビューティ…、かと思われたが、
ヴィリームになった後は少々天然めいた性格が露見してしまう(特に麗美亜の前では)。
幻想町で活動するマジシャンの一人娘で、芸名は『スクウェア・サッキュン』。
家族ぐるみで真紅家にマジックショーを行っていた為、麗美亜とはヴィリーム以前から仲が良い。
当時は私立妖山学園大学部の3年生で、芸能学部に所属して本格的なマジシャンを目指していた。
その当時のある日、偶然ドラグーン(美鈴)達が奇跡獣士と交戦しているのを目撃。
4人が変身不能寸前の所でナイフを投げて、奇跡獣士相手に単身生身で立ち向かう事を決意。
やはり素の状態で戦うのは危険だと判断した火の玉が、一瞬の隙を突いて奇跡獣士を怯ませ、
その間に単身奇跡獣士に立ち向かった勇気を認められ、5番目のヴィリームに選ばれた。

変身後のリムエスパースは群青色を基調としたコスチューム。
典型的なメイド服だが、上半分はフレンチメイドタイプの半袖の服で、
胸に銀色の懐中時計をあしらった紋章がある。
下半分はヴィクトリアメイドタイプのシンプルなロングドレスのスカートを装備。
両手には数本のナイフを所持していて、これを用いて切り裂いたり投げたりする。
ちなみに時間を操って時を止めたり時間の流れを遅めたり速めたりする事も可能だが、
莫大なミラクルパワーを消費する荒業の為、1回限りのみ使える(必殺技は除く)。
ちなみに戦闘スタイルは素早さ重視の遠距離戦メイン。
たまにマジックで使うトランプやシルクハット、鳩を用いた技を使う事もある。

必殺技は『ヴィリーム・エスパース・ザ・ワールド』。
奇跡獣の影にナイフを投げて動きを封じ込めた後(ちなみに天気が悪い日は失敗しやすい)、
1本のナイフにミラクルパワーを注入して奇跡獣の周囲に止まったナイフを展開する。
そして指パッチンしてウインクすると、ナイフが動き出して奇跡獣を切り裂いて浄化。

ケイオスとの戦いでミラクルパワーを一旦失った後は、ヴィリームのメンバーともいつも通りの付き合いをしつつも、
本格的なマジシャンへの道へ進む為に大学卒業後、フランスに渡り単身マジシャン修行に明け暮れる。
フランスのサーカス団から始まり、ヨーロッパのあらゆるサーカス団を渡り歩き、マジシャンとしての腕前を磨き上げてきた。
その際に一時的ではあるが、命蓮大サーカスの門下を叩いた時期もある。その為小傘とこころとも親交がある。
その後真夜から新世代のヴィリームの誕生を聞きつけ、緊急帰国。
現在は幻想町各地のあらゆる拠点で働いていて、マジックショーを開いて収入を得ている。
帰国した後も命蓮大サーカスにはたまにゲストとして顔を出している。
ちなみに奇跡団のミセス・ウォッチは、彼女を見た瞬間あるデジャヴを感じたらしいが…。


(二年後編にて)
「凍てつくナイフ!月光のベーシスト!フラワリング・ダイアル!」
2年後編では堀川芸能事務所に新たにやってきたとあるマネージャーが組織したバンド、枡華麗道の一員としてミラクルアイの一員に。
その正体は、十六夜咲夜。衣装も新たな装いとなり、青色を基調としたミリタリーチックな衣装に身を包むようになった。
外見のイメージ元
両手には手の甲の部分に月とナイフが合わさったマークが描かれた赤い手袋を嵌め、
青い2本のナイフが組み合わさった形のミラクルマスクを被り正体を隠す。
首元には、ジャズ調の曲を中心に歌唱力を向上させる黄色いスカーフを巻いている。
武器はベースギターにもなる大きなナイフ(剣として扱う)。リムエスパースだった頃同様、時間操作もお手の物。
枡華麗道としてはサキュと呼ばれており(フラワリングから花が咲くと連想して名づけられた芸名)、
「夜霧の仮面舞踏会」「エターナルマスク」ではヴォーカルも担当。
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最終更新:2024年02月28日 21:23