【名前】不死の富嶽龍(しなずのふがくりゅう)
【モチーフ】不死の薬
【危険度】A
【主な能力】不死
【モチーフ】不死の薬
【危険度】A
【主な能力】不死
かつて日本に存在していたドラゴン。
月光のように淡く輝く蛇の如き長大な身体の周囲に羽衣のような煙を纏っていた姿をしていたという。その体長は城郭をぐるりと一巻する程であったとされる。
平安時代より富士山の山頂にて人間の侵入を拒むように居座って周辺の神気を独占していた。
かつてかぐや姫が月に帰る際に残した「不死の薬」を焼いた煙を吸収した国内最高の霊峰を根城にしていただけあってその力は強大であり、特に抜きん出た再生力により幾ら血を流そうが臓腑を抉ろうが首を刎ねようとも瞬く間に元通りとなって何事もなかったかのように暴れ回ったという。
この能力を前に何人もの巫女が退けられて来たが室町時代に当時の日ノ本 八千代を中心とした巫女達と武士団、陰陽師が遂に立ち上がる。
最も天照大神の力が高まる夏至の日に富士山にて本龍と対峙した一団は武士団が陰陽師達が丸一年かけて作り上げた「死ぬ程苦しむが決して息絶えることはない」呪毒を塗った矢を数百射掛け、再生すれどその度に苦痛に蝕まれてのたうち回る本龍を巫女達が袋叩きにし続けた。それでも激しい抵抗は七日七晩続き、討伐部隊は半分にまで減らされた。
やがて再生力は無限でも体力と気力が限界に達した本龍は動けなくなり、一方的に嬲られ続ける状況に陥ったことを悟ったのか再生を諦めて差し出した首が刎ねられるとそのまま倒されたという。
遺された骸は日ノ本 八千代の陽光により灰すら残さずに焼かれ、これにより「不死の薬」の力は日本より完全に消滅することとなった。
月光のように淡く輝く蛇の如き長大な身体の周囲に羽衣のような煙を纏っていた姿をしていたという。その体長は城郭をぐるりと一巻する程であったとされる。
平安時代より富士山の山頂にて人間の侵入を拒むように居座って周辺の神気を独占していた。
かつてかぐや姫が月に帰る際に残した「不死の薬」を焼いた煙を吸収した国内最高の霊峰を根城にしていただけあってその力は強大であり、特に抜きん出た再生力により幾ら血を流そうが臓腑を抉ろうが首を刎ねようとも瞬く間に元通りとなって何事もなかったかのように暴れ回ったという。
この能力を前に何人もの巫女が退けられて来たが室町時代に当時の日ノ本 八千代を中心とした巫女達と武士団、陰陽師が遂に立ち上がる。
最も天照大神の力が高まる夏至の日に富士山にて本龍と対峙した一団は武士団が陰陽師達が丸一年かけて作り上げた「死ぬ程苦しむが決して息絶えることはない」呪毒を塗った矢を数百射掛け、再生すれどその度に苦痛に蝕まれてのたうち回る本龍を巫女達が袋叩きにし続けた。それでも激しい抵抗は七日七晩続き、討伐部隊は半分にまで減らされた。
やがて再生力は無限でも体力と気力が限界に達した本龍は動けなくなり、一方的に嬲られ続ける状況に陥ったことを悟ったのか再生を諦めて差し出した首が刎ねられるとそのまま倒されたという。
遺された骸は日ノ本 八千代の陽光により灰すら残さずに焼かれ、これにより「不死の薬」の力は日本より完全に消滅することとなった。