【名前】アンフィバイオス
【別名】爆鯢龍
【モチーフ】山椒魚、爆弾
【危険度】C
【全長】15〜20メートル
【体重】20〜40トン
【主な能力】吸霊、粘液分泌、劫炎液弾
【別名】爆鯢龍
【モチーフ】山椒魚、爆弾
【危険度】C
【全長】15〜20メートル
【体重】20〜40トン
【主な能力】吸霊、粘液分泌、劫炎液弾
幅広で扁平な頭部や丸みを帯びた体型など、全体的に見れば山椒魚のような姿をしているが、美しい瑠璃色の光沢を持った爬虫類様の鱗が全身を覆っている。オオハジカミイヲやスリップターンなどとは近縁とされ、特に粘液を分泌して一定の攻撃・防御手段とする性質はスリップターンと類似する。
また、一部の素材は龍としては珍しく、完全に無害化できる。オオハジカミイヲとは異なり、本種には強い再生能力こそ備わっていないが、巫女に対して積極的に吸霊を行い、Cランク下位程度という本来の力量に見合わぬ量の龍気を身体に貯蔵する本種の性質から、特殊な遺継装具を用いて無害化処理を施した粘液や、砕いて乾燥させた鱗などは、戦闘中に消費した巫力を補充するために巫女の間で広く用いられている簡易巫力回復薬の製造に利用されている。そのため、棲息地の東南アジア諸国では恒常的に討伐依頼が設けられており、現地の巫女の収入源としてのみならず、海外の巫女ユニットの演習場としても価値が高い。
また、一部の素材は龍としては珍しく、完全に無害化できる。オオハジカミイヲとは異なり、本種には強い再生能力こそ備わっていないが、巫女に対して積極的に吸霊を行い、Cランク下位程度という本来の力量に見合わぬ量の龍気を身体に貯蔵する本種の性質から、特殊な遺継装具を用いて無害化処理を施した粘液や、砕いて乾燥させた鱗などは、戦闘中に消費した巫力を補充するために巫女の間で広く用いられている簡易巫力回復薬の製造に利用されている。そのため、棲息地の東南アジア諸国では恒常的に討伐依頼が設けられており、現地の巫女の収入源としてのみならず、海外の巫女ユニットの演習場としても価値が高い。
戦闘能力については、下顎に見られる管状の器官を用いて、喉の奥で分泌される強力な爆発性を持った高温の粘液「劫炎液弾」を射出する行動が最大の脅威となる他、巫女に対して吸霊を狙うかなり強い傾向がある。また、全身の鱗の隙間から粘液や滑液を分泌することができ、それを利用して生半可な物理的拘束はたちどころに抜け出してしまう。その一方で、灼け焦げた自らの喉を再生させて劫炎液を再装填するには20分ほど時間がかかる上、肉弾戦闘に弱く、接近戦に持ち込めば比較的楽に立ち回ることができる。
【特殊個体】
《叛牙》のアンフィバイオス
2018年7月にフィリピンのミンダナオ島南西部のとある村落に初めて出現した彷徨型の個体。全長約20.2メートル。非常に狡猾で勘が鋭く、本能のままに暴れる通常個体とは異なり敵の意表をつくような行動も平気でとる。身のこなしに長けており接近戦闘にも強い上、吸霊能力は元来が高いアンフィバイオスの中でもさらに抜きん出て高いことから、危険度はCランク低位の通常個体を大きく上回り、場合によってはBランク高位にも迫ると見積もられている。本来のアンフィバイオスであれば群れなければ勝ち目のない龍とも衝突し、単独でこれを制する姿や、幾度となく吸霊を繰り返して逆巻く剣刃のように発達した牙などから、相対した巫女たちの間で誰からともなく言い伝えられるようになった二つ名は《叛牙》。
2023年2月、日本の愛知県に出現した際に敷島 心華の手によって討伐された。
《叛牙》のアンフィバイオス
2018年7月にフィリピンのミンダナオ島南西部のとある村落に初めて出現した彷徨型の個体。全長約20.2メートル。非常に狡猾で勘が鋭く、本能のままに暴れる通常個体とは異なり敵の意表をつくような行動も平気でとる。身のこなしに長けており接近戦闘にも強い上、吸霊能力は元来が高いアンフィバイオスの中でもさらに抜きん出て高いことから、危険度はCランク低位の通常個体を大きく上回り、場合によってはBランク高位にも迫ると見積もられている。本来のアンフィバイオスであれば群れなければ勝ち目のない龍とも衝突し、単独でこれを制する姿や、幾度となく吸霊を繰り返して逆巻く剣刃のように発達した牙などから、相対した巫女たちの間で誰からともなく言い伝えられるようになった二つ名は《叛牙》。
2023年2月、日本の愛知県に出現した際に敷島 心華の手によって討伐された。