【基本データ】
●全長156mm ●全幅97mm
●Item No:18654
●本体価格1,200円 ●2019年7月発売
【本体内容】
MAシャーシを採用。本体、Aランナーともブラック。
ギヤは3.5:1。
足回りは小径ローハイト。ホイールはLPディッシュ、タイヤは黒。
ここ最近の実車系キットとしては珍しく、インジェクションボディを採用している。複雑な形状を再現する為、パーツ分割が細かくなっている。
【実車について】
「ヤリス」という名前が聞き慣れないように思うが、実は街でよく見かけるコンパクトカー「ヴィッツ」の海外名である。
2017年、18年ぶりにWRC(世界ラリー選手権)に復帰したトヨタの参戦マシン。
本キットのモデルは2019年仕様車。窓には3人ずついるドライバーとコ・ドライバーの名前が全員分書かれており、ゼッケンや大会ロゴは記載されていないため、広報用の車両がモデルと思われる。
直列四気筒1.6Lターボエンジンは最高出力およそ380馬力、最大トルクおよそ425Nmで、路面に確実にパワーを伝える四輪駆動によりどんな道でも高速で駆け抜ける。
舗装、未舗装、砂利道、雪道、湿地帯と様々な場所を走るため、タイヤや車高が変わったりボンネットにライトポッドが装着されていたりする。
2019年Rd.1 モンテカルロのハイライト映像(TOYATA GAZOO RACING公式チャンネル)
なお、映画「OVER DRIVE」に登場したマシン(
ミニ四駆的には
このエアロアバンテ
の元ネタ)も同じくヤリスのラリーカーだが、こちらはトヨタの南アフリカ法人が独自に開発したスーパー2000規定のマシンなので、WRカー規定のヤリスWRCとは仕様が異なる。
参考:2018年全日本ラリー選手権 第2戦に出場した時の映像(Rally+公式チャンネル)
【漫画、アニメでの活躍】
【VIP内での評価】
【公式ページ】
【備考】
公式ページの写真にもあるが、塗装が必要な個所はリアウイング、フロントフェンダーの端、ボンネットの排気ダクト。いずれも黒だしマスキングもそれほど面倒ではない。
また、フロントにあるカナード(30・31番、39・40番のステッカーを貼る部分)も黒く塗装した方がよい。
あと、20番ステッカー(リアウインドウ下側)が少々貼りにくい。
元が広報用車両なので、実走車両にするためにはシールを一部自作する必要がある。
ラウンドとゼッケン番号によって違いがあることに注意しよう。
ゼッケンとドライバー、コ・ドライバーの対応は以下の通り。
8→O Tanak、M Jarveoja
10→J-M Latvala、M Anttila
5→K Meeke、S Marshall
(表記はキットのステッカーに合わせています)
ラリー用にモディファイされたものではあるが、一応市販車型なので同じTGRの
TS050
よりはオリジナル塗装にしやすいかもしれない。
ボディがかなり大型なため、フルカウルシリーズほどではないがフロントのFRPを選ぶ。
スーパーXシャーシ・FRPマルチ強化プレートFRPやマルチワイドステーは一番内側のネジ穴のあたりが干渉して付けられない。
ARシャーシ FRPフロントワイドステーは辛うじて装着できる(少し当たってるけど)。
また、リアフェンダー後端下部が飛び出しており、プレートの組み合わせ方によってはここも引っかかる。一応、この部分はバンパーより下に来るので切り取ってしまってもあまり目立たない。
さらに、トランク周りのパーツを使用する場合ボディキャッチも選ぶ。キット付属のものは
MAのほかは
SUPER IIと
FM-Aぐらいで、他は加工しないと入らない。
ボディキャッチ裏の衝立(フロント側から見て右側)を切り取ると
SUPER IIや
FM系に適合する(FM系はホイールベースの関係でリアタイヤが干渉するが)。
最終更新:2019年07月12日 11:15