ニャルラトテップ
ランク:B
E(クトゥルフ神話)
属性
・性別不明
・外なる神
・這い寄る混沌
・無貌の神
・神話生物
敗北条件
にゃる・しゅたん! にゃる・がしゃんな!
にゃる・しゅたん! にゃる・がしゃんな!
能力値
ESP能力レベル |
6 |
ESPパワー |
40 |
耐久力 |
5 |
精神力 |
4 |
特殊能力
・変身能力[全般][支援][
常動] (APP18ぐらい)
変身可能。ニャルラトテップか綺麗な容姿のシルエットを選ぶ。
・かぎ爪[戦闘][格闘(白兵):2]
・召喚呪文[戦闘前]
1D6を振り以下の神話生物を召喚し自分の代わりに戦わせる
神話生物が死亡した場合、通常手番を使い復活できる。
出目 |
神話生物 |
1 |
ノーデンス[手下:4] 自分以外のランダムなキャラクターに手下1人 本人が戦闘に参加 |
2~4 |
シャンタク鳥 4-20-3-4 *テレポートを発動チェックなしで使用可能 |
5~6 |
忌わしき狩人 5-30-4-4 *1ラウンドに2回の主要行動を行える。 |
・SANチェック[全般][特殊][常動]
このシートを見たことがない精神力が5以上の人間が
シートが裏の自分の正体を見た時、精神力チェックを行う。
成功で[1D10]、失敗で[1D100]の火力で正体を見たキャラクターの精神力に損害判定を行う。
この時、エリミネイト以外で死亡する場合、精神力が1残る。
・名状しがたきもの[死亡時][常動]
自分のシルエットを「ニャルラトテップ」に変更する。その後、
自分に止めを刺した人は強制的にSANチェックを受ける。
解説・動き方
敗北条件はフレーバーテキストなのでお気になさらずに。
6-40-5-4という高い能力値を持っており強い。
それに加え召喚呪文という強力な能力も持っており、かなり優秀なキャラクターとなっている。
Evilの盟主として積極的に攻めるとよい。
召喚呪文はパッと見ではあまり強くなさそうな能力に見えるがピンチの状況ではとても有用な能力である。
代理キャラクターのルールとして「代理キャラクターが死亡しても
代理キャラクターを使用しているキャラクター本体は戦闘には参加しない。」というルールが存在する。
このルールにより、どんなにニャルラトテップが死にそうな状況でも
召喚呪文を使用し戦闘を神話生物に肩代わりしてもらうことでニャルラトテップの死亡を回避できる。
しかも、通常時の主要行動を消費する必要はあるが神話生物を復活させることも可能であり
使用回数に制限がないというのも強い点である。
召喚呪文が強い能力であるのは間違いないが、代理キャラクターである神話生物は
ニャルラトテップ本体よりは弱いので普段は使用せずに戦う方が良い。
出目によってはノーデンスの効果により敵に塩を送る可能性まである。
敵に囲まれている時や自分が瀕死の時だけ召喚呪文を使用するとよい。
ヒソカ=モロウなどの殺し屋がいらいらする獲物である。
余談
クトゥルフ神話におけるニャルラトテップは外なる神たち(アザトース、
ヨグ=ソトースなど)のメッセンジャーであり、心であり魂である。ニャルラトテップは千種類もの違った姿を持っていると言われている。彼にとっては、単なる死や破壊をもたらすことよりも、人を狂気に陥らせることの方が重要であり、面白いことなのだ。
人間の姿をしているときのニャルラトテップは、友好的なふりをして相手を堕落させたり罠に落し入れようとすることがある。そして自分の超自然的な力は、よほど仕方ない場合以外には見せたがらない。ニャルラトテップは挑戦を受けると、たいていの場合は召使の生き物を召喚して敵をどこかへ連れ去らせるか、そのほかの方法で始末させる。ニャルラトテップは、奉仕種族あるいは独立種族のどれでも召喚することができる。
人間の姿のニャルラトテップは、普通の物理的な方法で殺すことができる。そうやって殺されると、倒れた体は震えながら膨らみ始める。膨らみ切った死体は破裂し、中から巨大なかぎ爪のモンスターの姿がでてくる。歓迎されざるこの巨像は破裂した死体の中から立ち上がり、自分を殺した相手には何もせずに、空のかなたへ消えていく。モンスターの姿の時には、ニャルラトテップを殺すことは大変難しいだろうが、殺せば追い払うことができる。
ニャルラトテップを見たことによる正気度消失は1D10/1D100。
ノーデンス
旧き神。たいていの場合、ノーデンスは普通の人間の姿をしている。ノーデンスは時には人間に対してはほとんど友好的だと言ってもいい。ときどき地球を訪れたことがあり、グレート・オールド・ワンやニャルラトテップに追いかけられたり悩まされたりしているものを助けてくれたことがあったことが知られている。
ノーデンスを見たことによる正気度消失は起こらない。
シャンタク鳥
下級の奉仕種族。彼らはいつも不快で胸の悪くなるような生き物として描写されており、主に外なる神のさまざまな奉仕者たちの乗用馬として使われている。シャンタク鳥は宇宙空間を飛ぶことができ、乗ったものが油断しているとアザトースの玉座へ一直線に運んでいってしまうことが知られている。
シャンタク鳥を見たことによる正気度消失は0/1D6。
忌わしき狩人
上級の奉仕種族。彼らはコウモリのような翼を持った巨大な黒い蛇かイモムシに似ている。忌まわしき狩人の体の長さは平均12mである。この生き物は日の光があると逃げ出す。彼らは素早い移動を行うことができ、ニャルラトテップのために猟犬としての機能を果たしている。忌まわしき狩人は1ラウンドで噛みつきと尾の両方の攻撃を行うことができる。
忌まわしき狩人を見たことによる正気度消失は0/1D10。
Q&A
Q.代理キャラクターに対して変身チェックは行われますか?
A.はい、行われます。
その場合、変身チェックによる全ての効果はその代理キャラクターが受けます。
また、変身チェックチャートによる効果は
ニャルラトテップのキャラクターシートが破棄されるまで持続します。
Q.召喚呪文によってシャンタク鳥が代理キャラクターとして戦闘に参加しています。
シャンタク鳥に行われた変身チェックの出目が2だったのですが
この場合、シャンタク鳥は真の人格を思い出したりするんですか?
A.はい、真の人格を思い出します。
例えば
チクタクマンとしての人格を思い出した場合、
以後ニャルラトテップのキャラクターシートが破棄されない限り
召喚呪文の出目が2~4だった場合、シャンタク鳥ではなく
チクタクマンが戦闘に参加します。
当然能力値は
チクタクマンの能力値となり、
チクタクマンの持つ特殊能力も使用できます。
この
チクタクマンが死亡しても通常手番で
チクタクマンを復活させることができます。
つまり、恐ろしく強いキャラクターの誕生です。ヤバいね!
Q.シャンタク鳥が真の人格を思い出し、
ハスター(黄衣の王)になりました。
ゲーム終了時に
(L)キャラクターが生き残っていたのですが、
この場合、ニャルラトテップは敗北するのでしょうか?
A.いいえ、敗北しません。
代理キャラクターは本来のキャラクターとは別のキャラクターとして扱われます。
従って神話生物が死のうが負けようがニャルラトテップには関係ないので
代理キャラクターが持つ固有の敗北条件が満たされても勝利できます。
Q.代理キャラクターがエリミネイトされた場合、キャラクター本人は死亡しますか?
A.いいえ、死亡しません。
Q.代理キャラクターは通常の回復と同じように耐久力や精神力を回復できますか?
A.いいえ、能力欄に回復できることが記載されていないのでできません。
また、他のキャラクターによる治療も行えません。
2018/9/24 確認しましたが、やはり回復できません。
Q.召喚呪文の“通常手番を使い”というのはどういう意味ですか?
A.通常手番をスキップすることだと思います。たぶん。
従って神話生物を復活させた場合、その手番では支援行動はできないと思います。(by waka)
Q.1度正体を見て「SANチェック」を受けました。死亡時の「SANチェック」も受けるのですか?
A.はい。死亡時の方は強制的に誰でも受けます。
あくまでニャルラトテップの正体をみてSANチェックを行うので、
シルエットの変更ができない場合は不発になります。
Q.「名状しがたきもの」の効果ですが、何らかの要因でニャルラトテップのシルエットに
変更できなかった場合は「SANチェック」の効果を与えますか?
A.いいえ、与えません。
Q.使用しているシルエットカードがニャルラトテップの時に死亡しました。
「名状しがたきもの」の能力によってシルエットカードを
もう1枚の「ニャルラトテップ」に変更し、「SANチェック」の効果を与えますか?
A.はい、与えます。
Q.「名状しがたきもの」の効果でニャルラトテップのシルエットに変更できませんでした。
元々使用しているシルエットカードがニャルラトテップだった場合でも
「SANチェック」の効果を与えることはできないのですか?
A.はい、できません。
このキャラクターへの意見
- ニャル子~! -- Laclale (2020-11-29 20:10:27)
最終更新:2020年11月29日 20:10