カードゲーム「超人ロック」 動き方 Special編
あなたは特定の目的を持ってこの戦いの地に来た人です。
正義の味方が勝とうが悪の軍団が勝とうが
あなたの知ったことではありません。
あなたの目的は
あなた自身の欲求を満たすことです。
ゲーム的には以下の条件を満たすことが目的となります。
・ゲーム終了時まで生き残る
・ゲーム終了時に自分の敗北条件を満たさないようにする
SpecialキャラクターはA~Dランクと幅広いランクが存在します。
基本的には勝つことが難しい条件になればなるほどそれに比例してランクも高くなります。
高ランクで強いからといって簡単に勝てる訳ではありません。
強ければ強いほどその分敵も多くなったり、強い敵と対峙する必要が出てきます。
Specialキャラクターはなんと言っても自由です。Specialキャラクターには陣営が存在しないからです。
GoodやEvilだと他の味方と協力して敵を倒す必要があるため、
プレイヤーが好きに動くことができない場面が多々あります。
しかしSpecialキャラクターは味方の心配をする必要も、味方から指示を飛ばされることもありません。
自由に動いてよいのです。誰にも束縛されず、気軽に動けるのがSpecialキャラクターの魅力です。
ただし、自由であるということは孤独であるということでもあります。
GoodやEvilの場合、ピンチに陥っても味方が助けてくれることがあります。
しかし、Specialキャラクターには味方がいないので
あなたが死にそうになっても誰も助けてくれません。
GoodやEvilの場合、基本的には「敵陣営を倒す」という明確な目的があるため、
戦闘における戦い方はキャラクターによって異なりますが
全体の動き方としてはGoodの動き方・Evilの動き方として大まかに動き方が決まってきます。
しかし、Specialキャラクターはキャラクター1人1人が異なる敗北条件を持っています。
参加キャラクターの内容によって動き方が大きく変わることが多いです。
相手のアライメントだけでなく、能力値やキャラクターの属性まで把握しないといけないため、
SpecialキャラクターはGoodやEvilに比べ動き方が難しいです。
ただ、負けたり意味不明な動きをしても他のプレイヤーに怒られることはほぼありません。
気楽にプレイしましょう。
シルエットの選択
シルエットカードは好きに決めてよいでしょう。自分の目的に合ったシルエットにすると良いでしょう。
シルエット毎のメリット・デメリットは以下の通りです。
裏シルエット
・メリット
惑星カード・
基地カードの効果を受けない
重要拠点の位置を知ることができる
・デメリット
表シルエットに比べ
能力カードが少なくなりやすい
基地カードによっては警戒装置との戦闘が発生したり、精神力チェックを強要されることあります。
警戒装置に勝てる自信がない、精神力が低い場合は裏シルエットにしておくのが良いでしょう。
惑星編での動き方
最近はめっきり惑星編をプレイしないので読まなくてもいいかもしれません。
ゲームが始めるとまず惑星編が始まります。ゲーム的には前哨戦といったところです。
まず、最低限死なないようにしましょう。
具体的に言うと耐久力が減っている状態で動き回らないようにしましょう。
死ぬと2時間ずっと暇になる可能性があります。そうなるととても悲しいのでとにかく死なないように。
また、惑星編は
能力カードを手に入れるチャンスの場でもあります。
能力カードは自分の戦力となってくれます。死なない限りできるだけ多くの
能力カードを集めましょう。
惑星編が終わると秘密基地編へと移行します。ゲーム的にはここからが本番といったところです。
秘密基地編での動き方
Specialキャラクターは大まかに「許さない系」と「殺し屋系」の2つに分けられます。
「~が生きていると敗北」という敗北条件を持つキャラクターは「許さない系」と呼ばれ、
「~にとどめを刺していないと敗北」という敗北条件を持つキャラクターは「殺し屋系」と俗に呼ばれます。
まずは自分がどちらに属されるSpecialキャラクターであるかを確認しましょう。
許さない系キャラクターの動き方は基本的に以下の3ステップです。
1.自分の敵を見つける
2.GoodとEvilにどのくらい自分の敵がいるかを確認する
3.自分の敵が多い陣営とは逆の陣営と協力関係を結び、自分の敵を倒す
また、殺し屋系キャラクターの動き方は基本的に以下の3ステップです。
1.自分の標的を見つける
2.標的が瀕死になるのを待つ
3.弱った標的にとどめを刺す
殺し屋系キャラクターは特定の敵がいないので攻撃されにくいです。
戦闘には積極的に参加し、標的が瀕死になるのを待ちましょう。
待っている間は標的に確実にとどめを刺せるように
高LV攻撃Cカード等の攻撃手段を確保しておきましょう。
・自分の敵を知る
Specialキャラクターはキャラクターによって敵が異なります。
まずは具体的にどのプレイヤーのキャラクターが敵なのかを判断しましょう。
接触テレパスを使用して直接キャラクターシートを見る方法もありますが、
GoodとEvilの戦いを見てキャラクターを推測するのが一番簡単で安全でしょう。
自分が何もしなくてもGoodとEvilは敵同士なので勝手に争ってくれます。
争う内にキャラクターたちはESP能力レベルや精神力などの能力値を宣言したり
特殊能力を使用したりするでしょう。
それらの情報からキャラクターを推測し、
あなたがどう動くべきか判断しましょう。
・戦いの混乱に乗じよう
Specialキャラクターは基本的に攻撃対象に選ばれにくいです。
なぜならGoodもEvilもお互いを倒すことで精一杯だからです。
「敵でもないSpecialキャラクターと下手に戦闘を行ったせいで敵対陣営に倒された」
というマヌケな死に方をしたいプレイヤーは少ないでしょう。
従って、戦闘に参加しても危険にさらされることは比較的少ないです。
また、GoodとEvilは基本的にお互いを攻撃し合うのでどちらかが疲弊することになります。
もし
あなたが殺し屋系のキャラクターなら絶好のチャンスです。
このようなチャンスを逃さないためにも、GoodとEvilの戦いが起こりそうな戦闘では
実はそこにいたチェックを積極的に行いましょう。
もっとも、戦場にいるのが片方の陣営のみだった場合などは
キャラクターの正体を探るために攻撃してくる場合もあるので注意しましょう。
「正体不明のキャラクターは殺す」「何をしでかすか分からないキャラクターは殺す」
という考えのプレイヤーもいるということです。
そういう時はさっさと逃げるなり、正体を明かして命乞いをする等して生き残れるよう頑張りましょう。
・下手な攻撃はしない
Specialキャラクターの理想的な動きはGoodとEvilの戦いの混乱に乗じて、
耐久力が低くなった敵にとどめを刺す「漁夫の利作戦」です。
「漁夫の利作戦」は攻撃されにくいという点において優れています。
「Specialキャラクターは基本的に攻撃対象に選ばれにくい」と先ほど述べましたが、
それはSpecialキャラクターだと判明している場合に限ります。
Goodと判明しているキャラクターに対して正体不明のキャラクターがG弾を撃った状況を考えます。
「Goodキャラクターを攻撃したのだからその正体不明のキャラクターはEvilキャラクター」と
推測するのが一般的でしょう。もしくはSpecialキャラクターだったとしても
Goodキャラクター視点では生き残るために、その正体不明のキャラクターに反撃を行うことが多いです。
このように、正体を勘違いされたせいでGoodやEvilに攻撃されるパターンもあります。
もしくはSpecialキャラクターだと判明していても、
片方の陣営に危害を加える存在だと認識されるとその陣営から反撃を受ける可能性が高くなります。
攻撃する時は極力とどめを刺せそうな時に限定するのが理想的です。
攻撃を行うという点では変わりませんが、攻撃対象が死亡するという点が重要です。
死亡したキャラクターはほぼ無力化されるからです。
残留思念や実は生きていたチェックでの復活によって復讐されることも考えられますが、
確率としては低いので生き残られて反撃されるよりは危険が少ないです。
・協力できるキャラクターを探す
「Specialキャラクターには味方が存在しない」と上述しましたが、協力関係を築くことは可能です。
共通の敵が存在する場合、積極的に協力して一緒に敵を倒しましょう。
例えば
あなたの敗北条件が「
(L)キャラクターが生きていると敗北」であるとします。
この場合、Evil陣営と目的が一致するのでEvil陣営と協力関係を築くことができます。
全体の説明でも述べた通り、このゲームは数の差が直接戦力の差になります。
協力できる時には協力するのが勝利への近道でしょう。
・正体を隠す必要もある
ランクが高くなると敵も多くなります。例えば
ロードレオンの場合、
「自分以外のESP能力レベルが5以上のキャラクターが生きていると敗北」という敗北条件を持っています。
この敗北条件に該当するキャラクターはかなり多いです。
他のプレイヤーの半分以上は敵であると見ておおよそ間違いないでしょう。
そんなキャラクターがゲーム開始直後に正体を明かしたとすると、
GoodとEvilが協力して
あなたを殺しに来ることも考えられます。
よって敵が多いと考えられる場合には正体を明かさない努力も必要です。
そのためにはわざと能力を使用しない、能力値を低く宣言するなどの工夫が必要となります。
・最強の戦術「交渉」
最後に最強の戦術である「交渉」についてお話します。
上手に交渉が成立すれば、本来なら敵であるキャラクターと友好関係を築くことができたり、
自分以外のキャラクターが自分のために命を捧げてくれたりと、大きな利益を生み出すことができます。
交渉のやり方自体は簡単です。
1.交渉相手の行動をどう変えることが自分にとって有利かを考える。
2.それが相手に取って有利な点を考える。
3.交渉相手に行動を変えることによって如何に有利になるかを伝える。
上手に利点を伝えることができれば交渉相手を自分の意のままに動かすこともできます。
「言うだけならタダ」という言葉もあります。積極的に交渉を持ちかけてみましょう。
もっとも、「口は災いの元」という言葉もあります。以下の例を見てみましょう。
例えば
アーカードの場合、
「人間以外かESP能力レベルが6以上かつAランクのキャラクターが生きていると敗北」という
敗北条件を持っています。
普通に考えると
(L)キャラクターは
アーカードの敵ということになりますが、
アーカードのプレイヤーは
(L)キャラクターのプレイヤーに対して
「人間以外のEvilキャラクターが多いから一緒にEvilを倒そう、その後に死んでくれ」
という交渉を持ちかけることができます。
(L)キャラクターの視点で考えると、一緒にEvilを倒してくれる仲間は1人でも多く欲しいし、
最終的に自分が死亡していても勝利できるのなら交渉に応じた方が有利に思えます。
アーカードのプレイヤーが信用できるならきっと交渉に応じてくれるはずです。
逆に、Evilの人間以外のキャラクターのプレイヤーに対して
「人間以外のGoodキャラクターが多いから一緒にGoodを倒そう、その後に死んでくれ」
という交渉を持ちかけることもできます。
ただし、このように片方の陣営に味方するような交渉を行うと
もう片方の陣営からのヘイトを溜めてしまい、攻撃対象に選択されやすくなります。
状況をよくみて判断しましょう。
どちらの陣営のプレイヤーに交渉を持ちかけるのが良いか、
どのタイミングで交渉を持ちかけるのが良いかは状況によって異なります。
状況的には交渉した方が有利でもヘイトが溜まっていたり、
交渉を持ちかけたプレイヤーが信用できない場合は交渉に応じてくれない場合もあります。
もしくは、交渉に応じたように見せかけて後で裏切る場合もあるので過信は禁物です。
また、基本的に交渉する場合は最後に交渉相手に死亡させることを強要することが多いです。
つまり、相手にB級勝利させることを強要する訳ですが
「A級勝利じゃなきゃ嫌だ!」というプレイヤーも存在します。
その辺は見極める必要がありますが、初心者にとっては難しいので周りの人に確認すると良いでしょう。
ロックプレイヤーがさらに増えるよう、追記・修正お願いします。
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最終更新:2019年10月23日 22:02