AVRマイコン


AVRマイコンとは

ATMEL社製のワンチップマイコンです。
見た目はPICと同じ感じです。AVRの方がPICより後発らしいです。

メリット

1.安い
だいたい100~1000円くらいで大抵のチップは買えます。
ロボコン用途で使うなら300円程度で済むと思われます。
2.開発環境が無料
ATMELからAVRStudioというソフトをが配布されています。
3.Cコンパイラも無料
これがPICとの一番の差です。PICの場合20000円ほどすることもあります。
AVRはGNUでCコンパイラが開発されています。もちろん誰でも無料で使えます。
4.ライターが簡単に作れる
AVRはISPに対応しています。
このISPを使用したライターはどれも回路的には簡単な物です。
極端な例だと抵抗を数本用意するだけで書き込むことができます。

デメリット

1.情報が少ない
PICのように解説サイトはそうたくさんありません。本も古い物があるだけでした。
一番最初に勉強するマイコンとしては不適切かも知れません。
情報の入手はAVR-Wikiが一番良さそうです。
2.チップの入手が困難
一応秋月電子、若松通商、IPI、compass-lab、Optimize、Digi-Keyなどで買えます。
ただし売っている種類はDigi-Key以外はほんのわずかです。
しかもDigi-Keyは送料2000円に加え購入金額5000円以下の場合手数料1000円がかかります。
今のところAVRはDigi-Keyに共同購入をするのが得策のようです。

使用にあたって

俺もまだほとんど使用してないので俺用のメモ書き程度です。

回路設計

発振子をXTAL1,2につなぐ。コンデンサを忘れずに入れる。セララックがおすすめ。
RESETはVccから300kΩくらい挟んでつなぐ。
ISPしたいならVcc,GND,RESET,SCK,MISO,MOSIを引き出しておく。

開発環境

アセンブラで組むならAVRStudio。C言語で組むならWinAVR
WinAVRで作ったプログラムをAVRStudioでシュミレーションできるらしい。
最終更新:2005年05月07日 16:05