誘発型能力

誘発型能力/Triggered Ability

能力の一種。
「~とき」「~たび」「終了時」「開始時」といった、特定のタイミングで自動的に誘発する能力のこと。
なお、「~に際し」「~場合」は誘発型能力を示す言葉ではない。

シーン      白白

クリーチャー ─ 猫
1/2
シーンが場に出たとき、エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。


tanasinnの怒り       2黒黒黒黒

クリーチャー ─ ホラー
8/8
トランプル
あなたのアップキープの開始時に、あなたが黒黒黒黒を支払わないかぎり、tanasinnの怒りはあなたに8点のダメージを与える。

菌糸獣の子     緑

クリーチャー ― 子供・ファンガス・ビースト         
1/2
菌糸獣の子が攻撃するたび、あなたは1青を支払ってもよい。そうした場合、それはターン終了時まで飛行を得る。

誘発型能力は、その誘発の条件が整い次第すぐにスタックの一番上に置かれる。
その後プレイヤーには、それに対抗して呪文や起動型能力プレイしてもよい機会が与えられる。

誘発型能力で有名なものとしてはマッドネス?エコーなどが挙げられる。モナリング独自の能力では支援昇天などが挙げられる。

誘発型能力などで「~をしてもよい」などとなっている場合は、実際にその能力が解決される直前まではそれを行うかどうかを決定しなくてもよい。

  • なお、「~に際し」は、「(この土地が)場に出るに際し」「(この呪文を)プレイするに際し」など、スタックを使ってはまずい能力に対してのみ使われる表現である。
  • 「~場合」は、能力の中に条件による効果の分岐が存在する場合に使われる表現。
    • これら2つは誘発型能力ではないので、これに対抗して何かをプレイすることはできない。



状態誘発型能力/State Triggers


トラギコ          緑

クリーチャー ― ギコ・猫
2/2
あなたが他のクリーチャーをコントロールしていないとき、トラギコを生け贄に捧げる。

状態誘発型能力は、誘発型能力の一種。
タイミングではなくゲームの状態によって誘発する。
主に状況起因効果に似た挙動をカードの能力によって行わせたいときにこのテキストを使う。

状況起因効果と似ているが、こちらはスタックを使うので、これに対抗して呪文や能力のプレイが可能である。(たとえば、トラギコが死ぬのに対抗して《ブーメラン》で手札に戻してしまうなど。)

効果を解決した後にまだその状態が続いている場合、もう一回同じ効果を誘発するので無限ループに注意しなければならない。→仲良し

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最終更新:2009年07月13日 05:13
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