状況起因効果/State Based Effect
ゲームの状況によって起こるイベントの一種。
ライフが0以下になったプレイヤーが敗北したり、致死
ダメージを受けた
クリーチャーが破壊されるなど。
状況起因効果は、必ず発生条件と効果の内容の2つの要素からなる。
たとえば上記の例では、「(プレイヤーの)ライフが0以下」を条件として、「(その)プレイヤーが敗北」という効果が発生する。
状況起因効果は
スタックを使わないため、状況起因効果に対抗して呪文や能力をプレイすることはできない。(たとえば「
驚くべき電撃作戦」で両方のプレイヤーが同じ名前の
伝説のクリーチャーを出した場合など)
これらのイベント発生を防ぐには、その状況が起こることを予測して事前に呪文や能力をプレイしなければならない。
なお、状況起因効果の発生条件のチェックは、いずれかのプレイヤーが
優先権を持った時に行われる。
(分かりやすく言い直すと、状況起因効果は、呪文や能力が解決中だったり、コスト支払いの途中だったりした場合には、それらが終わった後に発生する。)
なお、一部の状況起因効果は“ルール破壊カード”と呼ばれる特殊なカードによって免れることができる。
状況起因効果の条件と内容
発生条件 |
イベント内容 |
主な免れる方法 |
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いずれかのプレイヤーのライフが0点以下 |
そのプレイヤーはゲームに敗北。 |
tana死nn |
いずれかのプレイヤーが、ライブラリー枚数が足りなくてカードを引けない |
そのプレイヤーはゲームに敗北。 |
tana死nn |
いずれかのプレイヤーが10以上の毒カウンターを所持 |
そのプレイヤーはゲームに敗北。 |
白金の職人石 |
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いずれかのクリーチャーがタフネス以上のダメージを受ける |
そのクリーチャーを破壊。 |
再生 |
いずれかのクリーチャーのタフネスが0以下 |
そのクリーチャーを墓地に置く。 |
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いずれかのプレインズウォーカーの忠誠度が0以下 |
そのプレインズウォーカーを墓地に置く。 |
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いずれかのオーラが、適切なパーマネントやプレイヤーについていない |
そのオーラを墓地に置く。 |
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いずれかの装備品が、本来ならつけられないパーマネントやプレイヤーについている |
その装備品をはずす。 |
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いずれかのクリーチャーがつけているオーラや装備品が(呪文や能力の効果により)クリーチャーになった |
そのオーラや装備品をはずす。 |
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常駐を持たない、オーラでも装備品でも城砦でもないパーマネントがパーマネントやプレイヤーについている |
そのパーマネントをはずす。 |
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いずれかのトークンが場以外の領域に移動した |
そのトークンが消滅する。 |
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いずれかのパーマネントや呪文のコピーが、場やスタック以外の領域に移動した |
そのコピーが消滅する。 |
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同じパーマネントの上に、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターが両方置かれている |
どちらかが0個になるまで、それらを同じ数ずつ取り除く。(カウンターの相殺) |
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同じ名前を持つ伝説のパーマネントが複数場にある(レジェンド・ルール) |
それらのパーマネントを墓地に置く。 |
兄弟の偶像、派合 |
同じプレインズウォーカー・タイプを持つプレインズウォーカーが複数場にある(プレインズウォーカー・ルール) |
それらのプレインズウォーカーを墓地に置く。 |
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ワールドが複数場にある(ワールド・ルール) |
最後に場に出たものを残しすべてのワールドを墓地に置く。 |
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ワールドが複数同時に場に出た(ワールド・ルール) |
すべてのワールドを墓地に置く。 |
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最終更新:2008年11月18日 08:04