人外と人間
人外アパート 獣人×少女+のぞき 新婚さん 和姦
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新婚さん 3-470様
ごくりと生唾を呑み込むと、薄く開いた唇からは熱く湿った息が漏れた。
己の腕の中では、先程から顔を赤くした少女が精一杯腕を伸ばして、それでも巡り会わない両掌で背中を抱き寄せている。
早春とは言え、今年は比較的温かい。
先に流してきた筈の汗が、毛皮に包まれた熱に誘発されて滲み始めていた。おかげで、まだ抱き合っているだけだと言うのに、二人の身体は酷く熱い。
「ねえ、ルフ。暑い」
「お前のせいだ」
まだ十六になったばかりの少女は、なんでよう、と呻く様に言って、そのくせ更に腹に顔を埋め込む。縦も横も二倍程体格の違う二人は、抱き合うと、少女の頭は硬い腹の上部に埋まってしまうのだ。
見た目と色に反して、存外柔らかい毛並みに頬を擦り寄せつつ、ルフールの熱の心地よさに、これから先への期待に、溜息を漏らした。
「お前のせいで、俺も暑い」
狼の様な犬の様な、人間とは随分と形状の違うその顔では、キスをするには随分身体を話さなければならない。
前倒しにしていた上半身の姿勢を正して、大きく太い指で少女の顔をぎりぎりまで上向けると、背中を丸めて顔を向き合わせた。
「覚悟してろよ、美奈」
大きく平べったい舌で、遠慮も為しに首筋から顎をなぞった。
ぷると小さく震えた美奈の顎を、小さく開けた口であま噛みする。小さく開かれた小さな唇の奥に、舌を無理に押し込むと、舌の先端だけですっかり埋まってしまった。
「っう、ふ……!」
苦しそうな非難の息を聞き流して、小さな舌を絡めて嬲る。
美奈はそれに答えたかと思うと、舌先を絡めてもう少しルフールの舌を引き入れ、舌の裏側を舐めつつ、徐々にあま噛みしていく。息を詰まらせながら、懸命に愛撫しようとする美奈の姿に、それだけで快楽が生まれる気がする。
ヤバい、と息を止めたルフールは、突然に胸を摘むと、柔らかいそれをゆっくりと撫でる様に揉み始めた。
そうして無理矢理に舌を引き抜き、二人を繋ぐ唾液を巻き取る様にして、口の中にしまい込む。首筋に牙を押しあてて痕を付けると、満足そうに顔を歪めた。
「なんだか、ずるいなあ。私、ルフールにキスマークとか残せないんだよ?」
やわやわと触れる五本指に右手を重ねて、その動きを感じる。
するともう片方の胸の頂を摘まれた。
「にゃぅっ!」
「うるせえんだよ。ったく、恥ずかしいことぬかしてんな」
そのまま空いている片手を移動させ、既に潤んでいた陰部をするりと撫でてやった。
「ん、だって、ずる、い」
前後に動かしてやると、自分の指に重ねられていた掌と、ルフールの死角でベッドのシーツを掴んでいた掌とが、彼女の下半身を弄る大きな掌を掴んだ。
しかし、その動きを止めることは出来ない。ルフールはむしろ楽し気に指を前後させ、指先を僅かに沈めさせてみたり、一番上の出っ張りを撫でてみたりする。
「や、ちょ、っん、やぁ」
焦らす様な動きに、美奈の掌は、今度はルフールの掌を自分のそこに押し付けようと、引き寄せようとする。
「おいおい、我が侭なお姫さんだなあ?」
荒い息をなるべく静かに吐き出しつつ、ルフールはにやりと目を細めた。わざとそのまま続けて、柔らかに触っていた筈の掌で、胸を強く揉みしだく。
物足りない身体が、快楽を求めて感度を増す。
女唇が涎を垂らして、早く貪らせろと疼く。
心境の変化に対する羞恥と、それでも欲しい快楽に困惑した美奈が、ルフールに倒れ込む様にすると、ルフールはどうしたのかと手を止める。
「 て。もっと、ちゃんとして。気持ち良くして!」
目を見開いたルフールは、ああ、と愛おしさに目を細めて、直ぐににやりと笑う。肩を押さえ込む様に抱き寄せると、表面をくすぐっていた指を、ゆっくりと突き入れた。
途端に大声を上げそうになる美奈を抱き寄せて、身体で口を塞ぐ。
暫くそのまま遊んでいたルフールは、徐々に気になり始めた、手の動かしずらさを解決する為に、体位を替えることにした。とはいえ、二人はこれでも新婚でその上初夜である。ルフールは、なるべく妻の顔を見ていたかった。
一先ずに手を止めたルフールは、大きな両掌の人差し指と中指で、細く柔らかいわきを挟んで抱き上げた。
わざわざ余しておいた親指で、胸の頂を捏ねつつ、胡座を組んでいた脚を広げる。
その上に美奈を座らせた。
「な、っん……何?」
硬くなったそこを執念に責め立てられながら、わざわざ膝の上に乗せられた疑問を口にする。すると、自分を固定していた掌は、す、と下に降りて行った。
左手は腰を支え、右手は陰部に潜り込んで行く。
丁度良く脚を開かされた体勢だと気付いたのは、中に指が入ってきたからだった。
「んんっ」
大きな声が出そうな気がして、口を噤む。案の定であった声は、くぐもって口内に押しとどめられた。
己の腕の中では、先程から顔を赤くした少女が精一杯腕を伸ばして、それでも巡り会わない両掌で背中を抱き寄せている。
早春とは言え、今年は比較的温かい。
先に流してきた筈の汗が、毛皮に包まれた熱に誘発されて滲み始めていた。おかげで、まだ抱き合っているだけだと言うのに、二人の身体は酷く熱い。
「ねえ、ルフ。暑い」
「お前のせいだ」
まだ十六になったばかりの少女は、なんでよう、と呻く様に言って、そのくせ更に腹に顔を埋め込む。縦も横も二倍程体格の違う二人は、抱き合うと、少女の頭は硬い腹の上部に埋まってしまうのだ。
見た目と色に反して、存外柔らかい毛並みに頬を擦り寄せつつ、ルフールの熱の心地よさに、これから先への期待に、溜息を漏らした。
「お前のせいで、俺も暑い」
狼の様な犬の様な、人間とは随分と形状の違うその顔では、キスをするには随分身体を話さなければならない。
前倒しにしていた上半身の姿勢を正して、大きく太い指で少女の顔をぎりぎりまで上向けると、背中を丸めて顔を向き合わせた。
「覚悟してろよ、美奈」
大きく平べったい舌で、遠慮も為しに首筋から顎をなぞった。
ぷると小さく震えた美奈の顎を、小さく開けた口であま噛みする。小さく開かれた小さな唇の奥に、舌を無理に押し込むと、舌の先端だけですっかり埋まってしまった。
「っう、ふ……!」
苦しそうな非難の息を聞き流して、小さな舌を絡めて嬲る。
美奈はそれに答えたかと思うと、舌先を絡めてもう少しルフールの舌を引き入れ、舌の裏側を舐めつつ、徐々にあま噛みしていく。息を詰まらせながら、懸命に愛撫しようとする美奈の姿に、それだけで快楽が生まれる気がする。
ヤバい、と息を止めたルフールは、突然に胸を摘むと、柔らかいそれをゆっくりと撫でる様に揉み始めた。
そうして無理矢理に舌を引き抜き、二人を繋ぐ唾液を巻き取る様にして、口の中にしまい込む。首筋に牙を押しあてて痕を付けると、満足そうに顔を歪めた。
「なんだか、ずるいなあ。私、ルフールにキスマークとか残せないんだよ?」
やわやわと触れる五本指に右手を重ねて、その動きを感じる。
するともう片方の胸の頂を摘まれた。
「にゃぅっ!」
「うるせえんだよ。ったく、恥ずかしいことぬかしてんな」
そのまま空いている片手を移動させ、既に潤んでいた陰部をするりと撫でてやった。
「ん、だって、ずる、い」
前後に動かしてやると、自分の指に重ねられていた掌と、ルフールの死角でベッドのシーツを掴んでいた掌とが、彼女の下半身を弄る大きな掌を掴んだ。
しかし、その動きを止めることは出来ない。ルフールはむしろ楽し気に指を前後させ、指先を僅かに沈めさせてみたり、一番上の出っ張りを撫でてみたりする。
「や、ちょ、っん、やぁ」
焦らす様な動きに、美奈の掌は、今度はルフールの掌を自分のそこに押し付けようと、引き寄せようとする。
「おいおい、我が侭なお姫さんだなあ?」
荒い息をなるべく静かに吐き出しつつ、ルフールはにやりと目を細めた。わざとそのまま続けて、柔らかに触っていた筈の掌で、胸を強く揉みしだく。
物足りない身体が、快楽を求めて感度を増す。
女唇が涎を垂らして、早く貪らせろと疼く。
心境の変化に対する羞恥と、それでも欲しい快楽に困惑した美奈が、ルフールに倒れ込む様にすると、ルフールはどうしたのかと手を止める。
「 て。もっと、ちゃんとして。気持ち良くして!」
目を見開いたルフールは、ああ、と愛おしさに目を細めて、直ぐににやりと笑う。肩を押さえ込む様に抱き寄せると、表面をくすぐっていた指を、ゆっくりと突き入れた。
途端に大声を上げそうになる美奈を抱き寄せて、身体で口を塞ぐ。
暫くそのまま遊んでいたルフールは、徐々に気になり始めた、手の動かしずらさを解決する為に、体位を替えることにした。とはいえ、二人はこれでも新婚でその上初夜である。ルフールは、なるべく妻の顔を見ていたかった。
一先ずに手を止めたルフールは、大きな両掌の人差し指と中指で、細く柔らかいわきを挟んで抱き上げた。
わざわざ余しておいた親指で、胸の頂を捏ねつつ、胡座を組んでいた脚を広げる。
その上に美奈を座らせた。
「な、っん……何?」
硬くなったそこを執念に責め立てられながら、わざわざ膝の上に乗せられた疑問を口にする。すると、自分を固定していた掌は、す、と下に降りて行った。
左手は腰を支え、右手は陰部に潜り込んで行く。
丁度良く脚を開かされた体勢だと気付いたのは、中に指が入ってきたからだった。
「んんっ」
大きな声が出そうな気がして、口を噤む。案の定であった声は、くぐもって口内に押しとどめられた。
「やっぱり、新婚さんはおアツイねえ」
ボロいとまではいかなくとも、このアパートは木で出来ている為、かなり古い建物であることは、一目にも明らかである。
その床から滲み出してきた、液体の様な生命体スライムは、顔の上部だけを形成した姿で、二人の濡れ場をじいと見つめていた。己の彼女を思い浮かべると、体中の気泡が口の辺りから溢れ出していくのが分かる。
「ツンツンもかわいいけど、たまには甘くヤってみたいもんだ」
本人に聞かれてしまえば、バカ!と顔を真っ赤にして叩かれそうだ。
一人想像して、そのかわいさに体温を上げたスライムは、ちらりと目前の二人に目を向ける。どうにかして雰囲気を作ってみよう、そう決意して、すうと床に染み込んでいった。
ボロいとまではいかなくとも、このアパートは木で出来ている為、かなり古い建物であることは、一目にも明らかである。
その床から滲み出してきた、液体の様な生命体スライムは、顔の上部だけを形成した姿で、二人の濡れ場をじいと見つめていた。己の彼女を思い浮かべると、体中の気泡が口の辺りから溢れ出していくのが分かる。
「ツンツンもかわいいけど、たまには甘くヤってみたいもんだ」
本人に聞かれてしまえば、バカ!と顔を真っ赤にして叩かれそうだ。
一人想像して、そのかわいさに体温を上げたスライムは、ちらりと目前の二人に目を向ける。どうにかして雰囲気を作ってみよう、そう決意して、すうと床に染み込んでいった。
おわり