サビーネ

【サビーネ】
素性 NPC 初出 323話
種族Lv.

識別結果

人間 女性 ドラゴンナイト Lv.1  (635話時)
竜騎士 王女 サビーネ Lv.1
ドラゴンナイト 待機中
???
経歴 ?→ドラゴントルーパードラゴンナイト女王陛下
キースとの関係 親密 称号を与える程。
紹介文
備考 ・亡国の王女にして金紅竜の認めし血脈。ベルジック家。
・男装の麗人。線が細いようだがキースよりもパワーがあり、器用でもあるが経験が足りていない。
・実はどちらかというとベガサスに憧れている。
・金紅竜の誓約と盟約の血族であることに誇りを持っているが故に肩に力が入りすぎている。
サビーネ強化計画では【王家の従者】としてキースが付いていた。
・その他、ジュナインビジブルストーカーバンパイアデューク翡翠竜からはブロンズドラゴン
    紫晶竜からは水晶竜と、そうそうたる護衛が付いている。
NPCのはずだが、キーステレポートを使用した際にインフォでは天空マップへの条件を満たさない
    「プレイヤー」という表記が出た。(632話)
・635話にて、水晶竜の下でドラゴントルーパーからドラゴンナイトへとクラスチェンジした。(下記参照)
・635話にて、騎竜もレッサードラゴンからドラゴンへとクラスチェンジ。促成栽培気味だったため、
    クラスチェンジの際は少し苦しそうだった。(下記参照)
・騎竜はもともと黒味のある赤であったが、黒曜竜柘榴竜に少し似た姿となった。4匹いる竜騎士と共
    にあるドラゴンの中でも最も気性が荒く、攻撃的であり、サビーネは少し振り回されていて制御し切れ
    ていない。
・663話にて、新たな竜との誓約と盟約を結ぶ当事者となる。(下記参照)
・663話にて、キース称号王家の剣指南者】を授与する。
・王都奪還作戦に移行してからは護衛はジュナオレニュー翡翠竜からはブロンズドラゴン紫晶竜
    らは水晶竜が護衛として付いている。
ジュナらに現実を知らされていないため、本人は今でも王都の人々を救出するつもりで、758話には
    お目付け役の居ぬ間に王都の偵察を目論んだりしていた。
・773話にてキースによって建国王の宝冠が返却され、ジュナ金紅竜が司り戴冠の儀がなされ登極した。

    


+ ドラゴンナイトクラスチェンジインフォ
  • クラスチェンジインフォ
 『新たな竜騎士の前途に祝福を!新たな誓約をするがいい!』
 「我が身命に誓って、王家の栄誉を守りましょう」
+ 騎竜インフォ
 レッサードラゴン Lv.9
 魔物 待機中 戦闘位置:地上、空中
 火属性 土属性 水属性 溶属性 ブレス

  • クラスチェンジ後
 ドラゴン Lv1
 魔物 待機中 戦闘位置:地上、空中、水中
 火属性 風属性 土属性 水属性 溶属性 ブレス
+ 竜との誓約と盟約インフォ
『何度、誓約と盟約を重ねようと基本は変わらぬ。互いの誠意の上で成り立つ』
「はい」
『王女よ。汝の先人もまた然り。何よりも自らに誠実であり続けた』
王女と会話をしているのは金紅竜。その問答の様子を皆が見守っている形だが。
『汝と共に戦う事は是としよう』
『禍根は断たねばならぬ』
「されどこれまでの誓約と盟約は?」
『新たに汝と結ぶ事になろうな』
『だがこれは一種の呪いに近い』
『我等の眷族全てが誓約と盟約に従う。これに見合う行動を汝に求めるのだ』
『並ではないぞ?』
ドラゴン達の視線の前でサビーネ王女は怯む様子は無い。だが既に覚悟はあったようだ。
「我が身は元々、誓約と盟約に捧げております。何を躊躇する事がありましょうか?」
『是であるか』
「生まれながらの義務も果たすのみです」
『我等も同じ』
『眷族の守護は義務である』
『それ故にかつて、汝の先人達と交誼があり、誓約と盟約へと繋がったのだ』
『それを悪用する輩が出た事は残念であるな』
『話はここまで。新たなる誓約と盟約は汝と共に』
紫晶竜はそう宣言すると前に進み出る。
顔を王女に近付ける。
『だが古き誓約と盟約に反した者を断罪せねばならぬ。残念であるがな』
「王の身は?」
『審判は要るであろうがな。王弟の身に是非は無い』
『汝なれば分かるな?』
「承知しております。同じ血を引く身であるのですから」
王女が腰の剣を抜く。
目の前で捧げ持つと、高らかに宣言した。
「誓約と盟約を破りし咎人に、その罪に相応しき罰を与えましょう!」
『それもまた誓約と盟約のうち』
『汝の行動を以って証として認めるとしよう』
ドラゴン達の体から発する魔力が僅かながら上がったようだ。
それでも目に見えて変化がある。
広間の中が光に満たされて行く。
互いの発する光が増幅されている。
+ 戴冠の儀
「汝、王家の血を継ぐ竜騎士よ。汝は王家に与えられし義務を果たす事を誓うか?」
『汝、王家の血を継ぐ竜騎士よ。汝は我等、竜との誓約を真摯に守る事を誓うか?』
「汝、王家の血を継ぐ竜騎士よ。汝は全ての民を我が子とし、国の繁栄へと導く事を誓うか?」
『汝、王家の血を継ぐ竜騎士よ。汝は我等、竜の領域を守る事を誓うか?』
「お待ち下さい!私は!」
「我が身は既に竜騎士、その任すら果たせておりません!」
『何事も完璧などない。より向上する事を目指す姿勢こそが尊いのだ』
「しかし」
「今、王家のみならず民の危急存亡の時。竜騎士も王も果たすべき義務に大差はないわよ?」
「お受けなさい。貴方を支える方々は多い」
『王となるべき者の資質でもあるな。建国王もまたそうであった』
「大丈夫よ、中興の祖とか言われてた王もいたけど結構適当に生きてただけだし」
「でも」
「王家の外戚に竜騎士と認められし者は貴方以外にいない。今は武威を必要とする時よ!」
『受けるがいい、若き王女よ』
 永遠にも思える静寂。
 だが次に聞こえた声は?
『おお、小さき者ではないか!久しいの!』
『ちょ、長老様!』
 あの長老格のエルダードラゴンがオレに向けて挨拶してました。
 時間差にも程があるだろ?
 厳粛な雰囲気は一瞬で砕かれてしまっていた。
「あー、もう何だか力が抜けたわー」
『済まぬ。長老様がいつ反応するのかは我にも読めぬ』
「あー、そうね。そうなのよねー。それにしても、重たいっ!」
 完全に脱力したジュナさんは両手に掲げていた宝冠をサビーネ王女の頭上に乗っける。
 やはり早業だ。
『汝を正当なる女王として認めよう』
「あー、民と共に繁栄あれ?」
『真面目にやれぬかな?老死霊術師よ』
「もうダメ!限界!」
 ジュナさんはその場で座り込んでしまう。
「あ、あの」
『どうした?若き女王よ』
「え?え?」
『既に汝の身は女王である』
「あの、もう?」
『多少、厳粛ではなくなったがな』
『これを機に王笏も作ろうか?』
「いいわねー、それ。でも今から考える事ではないわねー」
『無論だ』
「あ、あの、ジュナ様?」
「何でしょう、女王陛下?」
「え、あの、その、本当に?」
「ええ。皆が陛下のお言葉を待ってますよ?」
 女王陛下の視線が泳ぐように見える。
 その視線がジュナさんを捉える。
 次に金紅竜。
 その次に、オレだった。
「金紅竜よ!王家の血に連なる竜騎士として、その義務を果たそう!」
『それで良い。そうでなくては、な』
「「「女王陛下、万歳!」」」

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最終更新:2015年09月30日 06:03