N3E28からさほど南下しない場所に集落があった。雰囲気は
白壁城のあった
N1E12に近い。
点々と続く建屋には
N4E28同様
アダムカドモンに使徒達、
デュラハンに
グリゴリの転生者らが出現した。
さらに南下すると結構立派な防壁の向こうに町並みが拡がっていた。山の斜面に建屋が密集して山の頂点に幾つもの塔がある。山の麓に町があり、山を利用しているため町には階段が多い。
ファルネーゼ家の国の本拠地らしい。
町の中も
魔人勢力があふれていた。塔が密集した大切らしき所を目指して
キースは一番高い塔にある謁見の間まで到達したが、敵の出現としては不満が残るものとなった。しかし一番高い所に来た事により競技場のような所に大きな魔力を発見した。魔方陣と魔法円が現れ始め近づいて見ると堕天使、天使、悪魔がいて、
闘争の聖地の儀式と同じようなことをしていた。大規模な儀式を雛壇から眺めているのが国王である
エンリコⅡ世であった。傷ついている王を回復させようとしても全く効果が無かった。王が消えた後には儀式を執り行っていた
魔人勢力との戦いが始まった。
敵を片付けるとエリアポータルが解放されたのと同様に、ポータル機能が使えるようになった。(1084話)
今回は報告を忘れることなく他の
プレイヤーに引き継いだ。
その後は防衛となるがあまりに急激に拡大した領域への対応のため割ける人数は少なく、ポータルでの迎撃を諦め、少し南に敵を誘い出して撃破という作戦をとった。
ただし、すでに亡国という結果を得ている
ファルネーゼ家の国に、今も戦力を寄越している
魔人勢力の目的は不明であり、まだこの「土地」に意味があるのか、単に
キースを主目的である
ベルジック家の拠点から離しておくためなのかわかっていない。
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泣いていた。
いや、これは声なき慟哭。
悲嘆を極めた人間でなければこんな表情は出来ないであろう。
「何を嘆いているので?」
「汝は何者であるのか?」
「冒険者です。ここから見て西より来ました」
「そうか。西から来たのか」
王はオレに一瞬だけ視線を向けたがすぐに戻す。
おかしい。
この人物がこの儀式を主導しているように見えないぞ?
「これは何をしているのです?」
「余にも分からぬ。分かるのは余の王国は今夜滅ぶ。それだけは確かであろう」
「分からない?」「然りだ。何が起きたのか、余にも理解出来ぬ」
どうやらこの王からは話を聞いておいた方がいいようだ。
「何?」
「余の臣民は全て消え去ってしまった。恐らく余もまた消えるのであろう」
王はオレの肩を掴むとオレを直視する。
その表情をどう言い表せばいいのか。
鬼気迫るとはこの事だろう。
「逃げよ!ベルジックに、コンティに伝えよ!魔人を、そして魔神を放置してはならぬ!」
「ッ?」
ファルネーゼ王の姿が半透明に?
装備共々だ!
存在感が急激に希薄になったかと思うと、そのまま消える。
まるでそこに誰もいなくなったかのように!
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最終更新:2016年06月19日 08:12