N4E28

初出1080話
地形は半分、砂漠のような場所。
マップ中央から東には海が広がる。
N4E27に比べ魔人勢力は一気に姿を見せなくなる。
マップ中央付近に港町サリナスより大きな港町がある。
マリー・セレスト号状態で住民が見当たらない。
途中でマーカーが確認できないミストのような影が多数出現、u1マップの町と同じでキュベレーも出現しイベントへ。(1081話)
この戦いではキースボーナスポイントに1点、エクストラ評価で1点が加点された。



+ イベントインフォ
 ・イベントインフォ
『汝等には何が見えるか?』
「何?」
『影が見えるであろう?だがこれは人々の残滓、そして今より消え去る運命』
「消えるだって?」
『ここより南へと行くがいい。歪みが生んだ惨劇を見るであろう』
「一体、何が起きたのです?」
『それを語る言葉を我は知らぬ。そして言葉で言い表せない事もあるのだと知れ』

 女神様は悲痛な顔をしている。
 どうして?
 理由が分からない。
 それに異様な変化が起きていた。
 周囲は暗くなりつつある。
 誰か闇魔法の呪文、ポーラー・ナイトを使いましたか?

『我が消えたらこの者達は汝等を襲うであろう』
「そうなので?」
『出来れば今のうちに逃げよ!そして警告せよ!この世界は』

 女神様の言葉が不意に途切れた。
 地表が一気にその様相を変えて行く。
 まるで鏡のように。
 そう、あのu4マップのようにだ!


エリアポータル機能が回復しない町の探索は後続のプレイヤーに引継ぎ、キースらはキュベレーの言う南の確認に向かった。
生産者が入り復興作業を始める。東雲によると翌日昼頃にはポータル機能が回復される模様。(1084話)
1087話でポータル機能回復の知らせが入る。

+ 主な出現モンスター
 主な出現モンスター(1175話以降)
 ・日中
 テュポーンの分身 デスクラーケン スキュラクイーン カリュブディスクイーン サイレンクイーン
 各種キメラ系
 ・夜間


 エリアポータル名:港町クーリエ

 エリアポータルボス
   [[]]

+ ポータルボス戦開始・終了インフォ
  • 開始インフォ

  • 終了インフォ


 エリアポータル修繕者:東雲生産職チーム( 1087話)

エリアポータル詳細情報

  • 生産職が入り復旧したとのことだが、もともとマリー・セレスト号状態であるため、各施設の損傷も無く、設備などは丸儲けとなることになる。その後の魔人勢力の襲来を加味しても莫大な利益を得ることとなった。
  • 1175話でキースからS1W15での出来事がフィーナに伝えられ、それまでに観測された3つの黒い球体により町が消滅する可能性が出てきた。NPCN4E28の西に入った所で停止した黒い球体1つについては封印の準備をしていたが、防ぎきれない可能性が出てきたことにより生産職は拠点を聖霊城に移すことにした。
  • キースは唯一黒い球体が発見されていない東側の海中を探索することとなったが、転生煙晶竜S1W15への警戒のためか参加せず海魔の島に残ることになった。海中は出現モンスターがかなり強化されている印象だった。しかし東側以外の方向には出現しておらずかなり偏った分布になっていた。キースの探索によりN4E29の東側に4つめの黒い球体があることが判明した。
  • まずは闘争の聖地から追跡している西側の黒い球体を封印することにしたことがキースに伝えられた。(1185話)
  • 黒い球体の虚無の性質と邪結晶の虚無の性質を、錬金術の秘術を併用して溜め込んだ力を反転させることで相克させて封印する計画は無事成功し、西側の黒い球体は消滅した。その痕跡から魔神へと到る手がかりを探ろうとしたが、直後に港町クーリエに巨神が出現した。キースはドラゴン達を出し抜くため黙って急行した。あまりにうれしかったのかグリーンハウス・エフェクトアイス・エイジを混ぜた呪文融合など狂気の沙汰をかいまみせた。(1187話)しかし続々とプレイヤーが参戦し、後半にはドラゴンたちも到着してしまったため、最後には凡戦となってしまった。戦いによって港町クーリエは壊滅し、エリアポータル機能を失った。人魂の有無すら不明。一方で東側の黒い球体からもギリシャ神話関連のモンスターが出現していた。(1188話)

+ 主な出現モンスター


+ 1248話の戦闘
  • 1248話の戦闘
『まつろわぬ者達よ、聞け。我は歌う。我は語る。滅びそのものを!』
『何だ?』
『破滅をもたらす女神め! 何を連れて来た?』
『語るに及ばぬ、その目で確かめるがいい!』
『魔神の助勢を得たか。女神よ、何を引き換えにしたか?』
『賢きドラゴンよ、汝も知り得ぬ領域があるのだと知るがいい』
『語るに及ばず、かな?』
『キースよ、あの女神はお前さんがやれ!』
「ええ!」
『神殺しよ、汝の存在もまたここで終焉を迎えるのだ!』
「そうかい!」 
「ッ?」

 全身に戦慄、巨大な何かに殴られたかのような感触!
 遠近感が、おかしい。
 より近くにいるのは転生煙晶竜、なのに長老様の姿の方が大きいぞ?
 長老様の全身が膨張でもしているのか?
 しかも全身にヒビ割れが生じているかのよう。
 同じだ。
 転生煙晶竜と同じく、これが長老様の本気モードなのか?
 全身に青い筋が奔っています!

『何?』
『破壊の女神よ。汝もまた知り得ぬ領域があったようだな!』
『儂もまた神殺し。その意味を今、知るがいい!』
『女神よ、どうやら最初から魔神に与していたな?』

 ツィツィミトルは仮面を被っているから表情は全く読めない。
 アリョーシャの目で見ると、全身が震えているぞ?

『いや、魔神共をも使役していたのやも知れぬな。だがどちらであっても儂にはどうでもいい』
『ここで滅びよ。再び辺獄で失う何かが残っていれば再会も出来よう!』
『『ッ!』』

 ツィツィミトルの背後に跳ぶ。

「シャァァァァァァァァァァーーーーーーッ!」
『何ッ?』

 戦いはいつのまにか須佐之男命との獣の争いに。

『ガッ!』
『ケェェェェェェェェェェェェーーーーーッ!』
「フッ!」
『シャ!』
『シャァァァァァァァーーーーーッ!』
「ハハハッ!」
「クフッ!」
『グッ?』
「ハッ!」
「ッ!」
『ケェェェェーーーーーッ!』

『キースさん!』
『本当に支援しなくていいんですか?』
「か、構うな! 周囲の掃討を続けてくれ!」
『小さき者よ、来たぞ!』
『邪魔者を掃討せよ!』
「お、お構いなく!」

『シャッ!』
「ッ!」

『キースの周囲を固めよ! ここを起点に敵を排除する!』
『『『『『『ハッ!』』』』』』

「フーーーーーーーーーーーッ!」
「キィャァァァァァァァァァァァッーーーーーーーーー!」
『ガァァァァァァァァァァァァッーーーーーーーーー!』

『随分とまあ、無茶な奴じゃのう。誰の手も借りようとせん所は特に無茶が過ぎる!』
『人の身で神殺しともなれば普通ではいられんのじゃろ』
『神殺しのドラゴンがそれを言うか?』
『儂は元々、普通のドラゴンじゃったぞ? 普通でなくなったのは誰のせいかのう』
 転生煙晶竜とエルダードラゴンの長老様がオレの目の前で言い合いを始めたぞ?
『長老様?』
『む?』
『今の言葉、聞き捨てなりませんぞ!』
『確かに。だが金紅竜よ、今は待て。まだ終わっておらぬようだ』

《イベント『破滅の女神』をクリアしました!》
《ボーナスポイントに10点、エクストラ評価で15点が加点され、ボーナスポイントは合計48点になりました!》

  • 1250話からはイベントの延長戦。残っている結界付きの浮き島に魔人の指輪で潜入。他プレイヤーはいつぞやのようにシャドウ・ゲートで帯同。結界を抜けて潜入した浮き島は中央に池があり殺風景だが、センス・マジックで見ると構造物があちこちにありまるで城のよう。センス・マジックを発動していないとその構造物に干渉することすらできないらしい。1251話で玉座がある広間に出た。王座には魔神の王笏があった。さらにそこから見える風景には山があったが、その山はウトガルド・ロキであった。ウトガルド・ロキは死んでいるようにも見え、その前には魔物たちが蠢いていた。その中のキムクイガーディアン・スレイブの頭上にいるステンテレッロ魔人をかつてのように襲い、情報収集を続けた。その後もアルレッキーノ魔人を襲い、名持ちを計4人ほど始末したが、その結果わかったことは魔神たちはウトガルド・ロキの血肉を贄に戦力増強を図っているということだった。しかもここは辺獄の内の1つであることも判明した。魔神たちに直ちに奇襲を仕掛け、真っ先に儀式をしていた一人目の魔神を屠った。その後、1252話で本来護衛だった五人目の魔神も屠るが、死に戻りをするだけのはずが、何か吹っ切れた笑いを遺し、フラグを建てて死んでいった。七人目の魔神など結局キース魔神を独り占めして、味方に死に戻りも無く戦闘は勝利に終わった。この戦闘で称号【魔神掃滅者】を得て、ボーナスポイントに5点、エクストラ評価で10点が加点された。1253話で魔神の指輪を回収したが、この時が他プレイヤーにとっては初めてのお目見えということになった。しかも今までは消えていた指輪以外の装備もいくつか残っていた。空を見るとまだ昼過ぎで、太陽は高い位置にあるにも関わらず地平線の全てが僅かに夕焼け模様となっていた。コール・モンスターには反応無く、マグネティック・コンパス広域マップもうまく働かないまま山を越えると、地平線の先が暗い。よく見ると、その先の大地が割れて崩落し、闇に消えていっていた。撤収しようにもテレポートは浮き島の中なら有効だが、浮き島の外には跳べなかった。どうやら城の王座の間からは脱出することができるらしく、通常空間においての浮き島の上へと跳ぶ事ができた。その時には浮き島は大きく2つに割れながら落下中であり、緊急に退避することとなった。質量兵器の威力は凄まじく、落下直後に鶴亀砦へと撤退することとなった。その後の情報収集で各地の襲撃も撃退終了と判明した。過去魔神を倒した際に指輪以外が残ったのは五人目の魔神魔神の棍棒のみ。その際にはアンデッド化してしばらく彷徨うなど、その他の辺獄行きとは異なる重大なペナルティを払っていた。今回はそれが複数あり、かつ、戦いの最中のフラグを見ると、少なくとも五人目の魔神は回数に達したなどで本当に滅びた可能性がある。

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最終更新:2016年11月14日 08:44