四北地区東部を走る路線を管理している第三セクターの会社。 沿線は田園地帯となっているため、地元の乗客はそこまで多くなく、 主な収入源は、鏡音市と四乃森市との間を移動する客からの運賃収入である。 しかし、ニコ鉄で採用されている「nicoca」を利用したまま乗車する客がいる関係で、 無賃乗車が頻発しており、そのためかは知らないが赤字経営である。
鏡音本線は、鏡音市支社の鏡むす駅から、ひななゐの終点でもある大城戸駅を経て、 臨港支社のペヤング喜和見駅までを経る路線であるが、 かがしん鉄道はこのうち、四北町内での北端にあたる北大岩駅から、 南端にあたる江留一駅までの設備を借り受け、駅の敷設を行った。 直通に使われる西武鉄道20000系は、両支社では快速として運行されているが、 設備の関係上、現在は各駅に停車している。 なお、中心駅である四北村役場前駅には、立派な役場が設置されている。 第8回で野宮口駅、新大岩駅、三谷山駅が開業。 同時に、保有区間も一部延長される。
興宮線は、同じく鏡音市支社の鏡むす駅から、臨港支社の羅尾駅までを経る路線であるが、 かがしん鉄道はこのうち、四北町内での北端にあたる油菜丘駅から、 終点にあたる羅尾駅近くまでの設備を借り受け、駅の敷設を行った。 境界としては、同駅の場内信号機となっており、同駅の管轄は臨港支社である。 電車は701系仙台色を使用している。 交流電化のため、変電所の間隔を広くとることができ、 そのため、かがしん鉄道は変電所を保有していない。 このことは、同社の赤字削減に少しは役に立っているようだ。 第10回で新駅が3つ開業し、地区内のみの輸送密度としては、こちらの方が多いようだ。
駅名 | 接続路線 | 所在地 |
↑鏡音市支社に直通運転 |
役場線は、かがしん鉄道が保有する2路線をつなぐために作られた路線。 新しい路線ではあるのだが、四北村役場駅は直流電化されており、 また、油菜丘駅近くで交流電化の興宮線と平面交差するため、 費用削減の意味もこめて、電化はされていないようである。 車両にはキハ110系が使用されている。 町民しか利用していないようで、1両編成でも輸送力としては適正なようだ。
信号所もないため、増発も不可能ではあるが、 それでも鏡音本線と同等の頻度は確保しており、問題はなさそうだ。
駅名 | 接続路線 |
四北村役場駅 | ● 鏡音本線 |
油菜丘駅 | ● 興宮線 |