1964年の登場から実に21年間、約3500両が製造された日本一の両数を誇る電車。 0系新幹線ですら製造両数は3100両であり、後にも今にもこの両数を越える車両は恐らく現れないだろう。 JR東日本は、分割民営化当初は2400両近くが在籍していたが、現在は仙石線用の4両を残すのみと、風前の灯である。 一方のJR西日本は207系や321系といった、新型車両などに押されつつもまだまだ多くの路線で活躍する姿を見る事が出来る。 初期車が多い為か、延命工事を積極的に施行しており、未だにクハ103-1・2が在籍している。
日野線の主力。205系と共にラインカラーであるエメラルドの帯を纏って運用される。 速度の関係から他社では余り使用されない103系だが、日野線では単線かつノクターンと倍の速度差があるにも関わらず主力として使用されている。
日野、日野みなと〜茅原間の普通列車で運用。
4両編成4本が在籍(内1本は波動用留置)
←日野みなと | 茅原→ | ||
クハ103 (Tc) |
モハ103 (M) |
モハ102 (M') |
クハ102 (Tc) |
臨港支社線(現・臨港線)の車両として支社設立時に他支社からの転属車両がスカイブルーの103系が配備された。 臨港線の車両が205系に置き換えとなったため、新しく開業した四角線にうぐいす色に塗り替えの上転属となった。 現在では、車両の老朽化が進み、全編成が撤退・廃車となっている。 最盛期は7両編成8本が在籍していた。
トキワ線開業に伴って3両編成2本が導入。 後に5両編成に増結され、ハナダ延長時に10本追加された。
魚塚線開業に伴って3両編成1本が導入。 鳩急神岸崎検車区の車両庫に眠っていた車両をカナリアイエローに塗り替えたらしい。
その後、新鳩急の主力として増加、スカイブルー5本、うぐいす5本、バーミリオンオレンジ4本(すべて4両編成)が運行中。
初音電気鉄道、紅線でカナリアイエロー色が運行されている。現在でもリフレッシュ工事を繰り返しながら現役を続けている。