採用車種一覧 > 205系

概要

1985年。国鉄は低コストで大量の車両を置き換えるべく、それまで手を触れていなかったステンレス車体を通勤型電車に本格採用する事を決定。 折しも、比較的簡単な機器構成で省エネ効果が得られる界磁添加励磁制御と、当時最新のボルスタレス台車と言う2つの最新技術が国鉄内で実用化の目途が立っていた。 そこで国鉄はこれら2つの技術をステンレス車体と組み合わせ、より低コストな通勤型電車を作り上げた。これこそが205系である。 205系は当初、201系の導入が予定されていた山手線へ入線。国鉄時代は山手線と東海道緩行線のみへの導入となったが、JR化後に関東地区では首都圏各通勤路線へ。関西地区では阪和線へ1000番台が導入された。 現在は原点である山手線・東海道緩行線からは撤退しているが、関西地区では阪和線。関東地区では埼京線や横浜線など多くの路線で活躍している姿を見る事が出来る。

初音線時代

暫定的に初音線(現:初音環状線)で運用されていた201系に代わり、正式導入された通勤型車両である。 19年の間、乗客の増加著しい初音線を支えてきたが、環状線全通(第06回)を期に退役。 最新の設備を導入した、E231-500系に置き換えられた。

岩崎・富竹線時代

本社の初音環状線全通で退役した全編成を保安装置の改良だけ行い、外観はそのままで転用。 26年間、岩崎支社の大動脈である岩崎線を車両を増備しながら支え続けた。 ・・・しかし、高速化の波には勝てずに新快速運転開始とみくに延伸・岩崎線全通(2031年:動画第7回)を機に、勇退。 岩崎線普通電車主力の座を、有明線から転用された207-1000系に譲った。 勇退し、当時残っていた6編成の内、帯をイエローに変えた2編成を富竹線に残して他社へ譲渡。 そして、現在に至るまで富竹線普通を201系と共に支えている。 非常に短期間だけだったが、富竹線快速にE231系が配備されるまで、富竹線快速として運行していた記録が残っている。 更に余った2編成がエメラルド帯に塗り替え、103系と共に日野線でも使用されている。

鶴抵・虹相線

2013年に開業した虹相線の輸送を担っているのがこの205系オレンジ帯である。 2編成が配備され、守谷大鷹の森連座毬間の輸送を受け持っていたが、引退し現在受け入れ先を探している。

来栖・鹿縞線

鹿縞線の全線開通時は201系が活躍していたが、その走行距離と速度から、駅に1日も列車が来ないという事態が発生した。これを受けて2016年に導入されたのが205系である。 グリーンの帯の編成が運用されているが、かつてはワインレッドが在籍していた。

臨港支社

臨港線の103系を置き換えるため投入。全線に渡り投入されたが置き換えが進み、現在はワインレッド帯の編成が在籍する。過去にはスカイブルー・カナリアイエロー・うぐいす色・バーミリオンオレンジの帯の編成もあった。 臨港支社の主力編成であったが、現在は209系E231系に置き換えられている。

大和支社

ニコニ港線開業時と大和本線開業時に投入された。2003年まで使用されていたものの両線のスピードアップのために211系西武20000系に置き換えられ全車廃車となった。

画像

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地上時代の岩崎駅にて。 置き換えが間近に迫り、最後の活躍を見せる205系と有明線へ導入の為試運転を繰り返す209系が並んだ。

運用

  • 初音市北部支社
    • 富竹線、原巳浜〜南千秋間の普通列車で運用。 201系と同じ富竹イエローの帯を纏い、普通列車として活躍中。 日野線、日野みなと〜北茅原間の普通列車で運用。 こちらは、103系と同じエメラルドグリーンの帯。 余談だが北部支社所属の205系は全車が初音線出身である。
  • 鶴抵支社
    • 虹相線、連座毬〜守谷大鷹の森間の普通列車で運用。 オレンジの帯が光るが、どちらかと言うと現状のイメージでは川越東線が妥当である。 第6回の二湖支社との直通開始に伴うスピードアップで惜しまれつつ引退した。
  • 来栖支社
    • 鹿縞線、大佛〜鹿縞本町間の普通列車で運用。 速度面でやや苦しいところがあるが、方向幕をLEDに換装したところを見ると、当分置き換えの予定はなさそうである。
  • 臨港支社
    • 臨港・広橋線(路間坂〜黒野〜東谷)ではスカイブルーの帯を纏った編成が運用されていた。同線で使われていた車両のうち2編成はダイヤ改正の結果余剰となり、喜和見線に転出・カナリアイエローの帯に変更され、同線で運用されていた。その後、東谷延伸の際に臨港・広橋線に再転属となっている。これらの編成は改修を経て、バーミリオンオレンジに帯を変更の上、路黒線に全編成転属となった。路黒線転属の際5連への短編成化が行われていたが、利用客の増加に伴い、再び7連へ戻された。 臨港支社が京総線との直通運転に際し、乗り入れ用の車両として京総線の車両と同等のワインレッドの帯の編成が配備された。また、四角線で走っていた103系の置き換え車両としてうぐいす色帯の編成が導入された。 現在はワインレッド帯の編成のみが残り、他の編成は廃車となっている。
  • 幻燈支社
    • 幻燈ニュータウン線の幻燈〜幻燈ニュータウンの列車として運行されていたが速度面の都合とE233系-1000の登場により引退。現在は所属していない。
  • 臨空支社
    • 須平線にて運用。
  • 初音電気鉄道
    • 初音大師線が電化された当初、初音本線直通用として初めて登場した。また初音環状線が完成するまでの間、葱子線の車両としても使用されていた。現在は両路線から撤退し、どこかの車庫で眠っているという。
  • 南北線で運用。各駅停車での運用を行っている。

編成

  • 初音市北部支社
    • 6両編成2本(イエロー)・4両編成2本(エメラルド)が在籍
←原巳浜  南千秋→
クハ205
(Tc)
モハ205
(M)
モハ204
(M')
モハ205
(M)
モハ204
(M')
クハ204
(Tc)
←日野みなと 茅原→
クハ205
(Tc)
モハ205
(M)
モハ204
(M')
クハ204
(Tc)
  • 来栖支社
    • 7両編成5本が在籍
  • 臨港支社
    • ワインレッド帯の7両編成3本が在籍。黒野総合車両センターに所属している。
←羽崎 黒野→
クハ205
(Tc)
モハ205
(M)
モハ204
(M')
サハ205
(T)
モハ205
(M)
モハ204
(M')
クハ204
(Tc')
  • 幻燈支社
    • 7両編成1本が在籍していた
  • 臨空支社
    • 4両編成1本在籍。
  • 大和支社
    • 7両編成2編成と5両編成2編成が在籍していた。
      ←ニコニ港 水色→
      クハ205
      (Tc)
      モハ205
      (M)
      モハ204
      (M')
      サハ205
      (T)
      クハ204
      (Tc')

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最終更新:2010年08月06日 14:08
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