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*概要
-初登場:The Incredible Hulk #180 (1974)
-クリエイター・アーティスト: Len Wein、 John Romita, Sr.
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*キャラクター
**プロフィール
-本名:ジェームズ・ホーレット 通称:ローガン
-種族・人種:ミュータント・強化人間/カナダ人?
-現参加チーム:[[ニューアベンジャーズ]]、[[X-MEN]]、[[X-FORCE]]
-過去参加チーム:[[アベンジャーズ]]、[[ネオ・ファンタスティックフォー>ファンタスティックフォー]]、[[S.H.I.E.L.D.]]、[[フォーホースメン]]、[[ウェポンX]]、[[アルファフライト]]、[[チームX]]
*オリジン
19世紀のカナダ、アルバータ州。
裕福な農場主のホーレット家の次男であるジェームズは、生まれついて病弱だった。
ある日、ジェームズは父親のジョンが邸宅の管理人であるトーマス・ローガンに射殺されるところを目撃してしまう。
怒りに駆られた彼はミュータント能力を発現させ、その爪でトーマスとを切り裂いた。
ジェームズはホーレット夫妻殺害の罪を着せられた家政婦ローズと一緒に採鉱植民地へと逃げ、身分を隠すために「ローガン」と名乗るようになる。
植民地の苛酷な環境の中で屈強な青年へと成長したジェームズは、仲間から「ウルヴァリン」というあだ名で呼ばれるようになっていた。
ジェームズとローズは過去を捨て去ろうとしていたが、復讐に燃えるトーマスの息子、ドッグがそれを許さなかった。
ジェームズは自分たち追って現れたドッグを殺そうとするが、不幸なことにその戦いにローズが巻き込まれ、命を落とす。
悲しみと絶望に突き落とされたジェームズは、人里を離れ、森の中で狼と一緒に暮らすようになってしまった。
*経歴
**第一次世界大戦
-毒ガスによって命を落とす寸前まで追い込まれたが、死神と決闘する事で生還を果たす。
**第二次世界大戦
-キャプテンアメリカと共闘。幼き日のブラックウィドーを救う。
-日本で原子爆弾の投下に巻き込まれる。
-戦後、忍術師範であるオグンの下で修行を積む。
-従軍時の心の傷を癒やすべく訪れた村で、イツと結婚。懐妊中、ウィンターソルジャーによってイツは殺害されてしまう。
--その際身ごもっていた子供が、後のダケン。ウルヴァリンは息子が生存していたとは知らなかった。
**ウェポンX
-第1次ウェポンX計画の被検体。実験の結果、生来の能力であるほぼ不死に近い回復能力に加え、アダマウンチウム製の強靭な骨格と自在に飛び出す爪を得た。
-再生能力に限界は無いように思われていたが、再生不可能な程のダメージを受けた際には「死の天使」アズラエルと決闘し、戦って勝つという条件で復活していた事が判明する。
--現在、失われていた魂の欠片を取り戻すことと引き換えに、次に再生不能な大ダメージを受けた時には助からない事になった。
-後年、ウェポンXの「X」は「エックス」ではなく「Ⅹ」 …つまり、「10」である事が判明する。
-1960年代にウェポンXの被験者などとともに、CIA傘下の特殊部隊「チームX」に参加。
--別次元だが、チーム7(当時イメージ社、Gen 13の父親達の若い頃のチーム)とクロスオーバーしている。
**カナダ政府
-ウェポンⅩ計画から脱走した後、「デパートメントH」のハドソン夫妻の家の前で倒れ、記憶喪失のまま保護される。
--ウルヴァリンは、ハドソン夫人ことヘザー・マクニール(ヴィンディケーター)に恋情を抱いていたらしい。
-アルファフライトの前身・デパートメントHに所属。汚れ仕事を引き受けさせられていた。
-ハルク誌にて、カナダ政府の命でハルクとウェンディゴの激突の場へ刺客として送り込まれ、敗北したのがコミック史上でのウルヴァリン初登場回。
**X-MEN
-カナダ政府の下で働いていた所を教授にスカウトされ、仕事に嫌気が差していたウルヴァリンは上司の制止を無視し、勝手にX-MENに参加
--……というのが従来の設定だった。
--アルティメット版の設定を受けてか、最初の出会いはエグゼビア暗殺のための刺客であった、という設定が「Wolverine: Origins」誌にて後付けされた。
---ロミュラスの命令で暗殺に送り込まれるが、教授はウルヴァリンの洗脳を解く際、止む無く記憶を破壊。彼の記憶の混乱はこの際に生じている。
-勝手にカナダを離れたため、X-MEN参加後もカナダ政府は彼の「辞職」を受理しておらず、リーダーに据える予定だったアルファフライトの面々との仲も険悪となっていた。
--こじれた関係を修復すべくカナダに戻った際、ウェンディゴ退治でアルファフライトと共闘。カナダ政府も世情の悪化からアルファフライトを解散する事となったため、ウルヴァリンの辞職も同時に叶う事となった。
---ただしアルファフライトには思い入れがあるらしい。「コレクティブ」事件で、コレクティブを止めるために出動し、全滅したアルファフライトを見て逆上、コレクティブを宿した青年に「お前が殺したのはヒーローだ」と詰め寄った。
-参加当時メンバーの中では特にナイトクローラーと仲が良い。スカウトされた直後に(後付け短編で)ジーンと出会い、三角関係も始まっている。
**日本での婚約
-日本での事件で出会った、歴史あるヤクザ一家の娘であるヤシダ・マリコと恋に落ちるが、政略結婚のためにマリコは政治家と婚約させられる。
-復讐者であるユキオと共に、ロード・シンゲンとシルバーサムライを倒し、マリコと婚約。結婚式にはX-MENを招く。
-しかし、マスターマインドに洗脳されたマリコは婚約を破棄、当日に式は中止させられてしまう。黒幕はパイパーとシルバーサムライ。
-後に別の事件で日本を訪れた際、孤児となったアミコを保護し、養子とする。アミコはユキオの元に預けられる事となる。
**フォールオブミュータンツ~インフェルノ
-魔神アドバーサリーを倒すためにX-MENは我が身を犠牲とし、全滅。女神ローマの慈悲により復活を果たすが、ウルヴァリン達X-MENの生存をサイク達X-Factorは知らなかった。
-一方で、オーストラリアのリーバーズ基地跡に拠点を移したX-MENの方でも、ジーンが復活した事は知らないままだった。
--ある事件で、ウルヴァリンはジーンの存在を持ち前の嗅覚で察知していたものの、実際に確認するまで気の迷いと思い込んでいた。
--ストームが基地のコンピューターデータからジーンの生存を確認する事で初めてウルヴァリン達はX-FACTORの現状を知る事となる。
-インフェルノ事件が勃発し、両チームは再会しないままそれぞれでデーモンとの戦いを始める。
--魔都と化したNYの中、ウルヴァリン達はデーモンの瘴気に飲まれ凶暴化。折悪しく、そのままX-FACTORと再会する事となる。
--会うなり、ウルヴァリンは強引にジーンの唇にキス。そのまま両チームは交戦状態となるが、凶暴化したままデーモンとの戦いで共闘する事となる。
--マデリーンとジーンの戦いに決着が着いた後、NYに掛かった魔術が解け、ようやく元の状態に戻る事が出来た。
**X-MENの離散
-リーバーズの襲撃を受け絶体絶命の危機に陥ったX-MENは、何が起きるかも分からない「転生の試練」の門であるシージ・ペリラスへと身を投じる。
-ウルヴァリンはジュビリーに救われ難を逃れ、マドリプールへと向かった。
--この際一時的に能力が弱まり、精神にも変調を来していた。正気ではあるが、彼にしか見えないMsマーベル&ニック・フューリーの幻影と共に旅をする状態だった。
-現地でハンドに洗脳されたサイロックによって捕らえられ、彼も洗脳を受けるが、サイロックと共に洗脳を解き、無事脱出した。
**フェイタルアトラクション
-ウルヴァリンはマグニートーによって全身の骨格からアダマンチウムを剥ぎ取られ、瀕死の重傷を負った。
-一命は取り留めたものの、己の弱体化は認めざるを得ず、置き手紙を残してX-MENから離れ、旅に出た。
-アダマンチウムを失うと、今までアダマンウムが抑制していた「変異」が加速。肉体が獣化する現象が発生。
--ジェネシスがウルヴァリンを捕らえ、四騎士への改造を施し、失敗した際、更に状態が悪化。知性も失われていった。
-オンスロート事件の最中に、エレクトラとその師スティックが彼の精神統一の手助けをし、なんとか自我を取り戻し、獣化の進行は止まった。
**四騎士「デス」
-ウルヴァリンはアポカリプスに捕らえられ、四騎士「デス」となる事を命じられ、アダマンチウムを移植されたセイバートゥースとの対決を強いられる。
--この誘いを利用し、セイバートゥースを倒したウルヴァリンは再びセイバートゥースから摘出されたアダマンチウムを移植され、元の状態に戻った。
--「デス」に改造されたウルヴァリンはX-MENと対決する事となるが、彼らの助けによって洗脳を脱し、晴れて完全復活を果たした。
**国家の敵
-ザ・ハンドとハイドラに洗脳され、ヒーローを殺して死体を持ち帰る事で新たな洗脳兵力を生み出すという暗殺者として各地へ送り込まれる事となる。
-エレクトラの協力で自我を取り戻す事に成功し、新たにハイドラのボスに就任したゴーゴンと対決し、報復に成功した。
--しかし、洗脳されている間に殺害してしまった犠牲者の件は、後々まで尾を引く事となる。
**ニュー・アベンジャーズ
-サベッジランドでニューアベンジャーズと共闘した後、いざという時に手を下す覚悟のある者も必要だと考えたアイアンマンによって正規メンバーに勧誘され、チーム入りを果たす。
**M-Day~ロミュラスとの対決
-ハウスオブM事件によってエグゼビアが能力を失った結果、ウルヴァリンの記憶は正常な状態となり、ジェームズ・ホーレットとしての記憶を取り戻す事となった。
-彼が完全に記憶を取り戻したと知ったカナダ・アメリカの関係機関は、報復を恐れ、関連する記録を抹消。
-記憶を取り戻した事で、妻イツが死亡した事件を思い出し、現地を訪れ、秘伝の妖刀ムラマサを手に復讐を誓う。
--妖刀の影響で半暴走状態となるが、キャプテンアメリカやX-MENの協力で正気を取り戻し、エマの協力で息子ダケンの生存も知る事となった。
--復讐の時が来るまでは、とムラマサはサイクロップスに預けられる事となる。
-息子ダケンは父を母の仇と信じ、憎んでいた。ウルヴァリンはダケンを謎の組織から奪還すべく行動を開始。
-能力を取り戻したエグゼビアの協力で記憶を再生し、自分やダケンを操ってきた組織の黒幕がロミュラスである事を知る。
--ダケンと再会し、ロミュラス打倒のために共闘もしたものの、ダケンの父への憎しみは消えなかった。
-ダケンを殺さず弱体化させるためにカーボナディウムを求め、マーベリックに会いに行き、オメガレッドの襲撃を受け、戦いの中「チームX」での記憶を完全に取り戻す。
--オメガレッドに敗れた後、ムラマサを手に再戦。オメガレッドを倒した後、怨敵ロミュラスがウルヴァリンに酷似した姿で目の前に現れ、戦いの中で数々の因縁を語り、去っていく。
--後に、ロミュラスの妹との出会いで、ロミュラスの語った事には嘘が含まれている事も明かされている。
-長い戦いの果て、ダケン、ウルヴァリン、ロミュラスの三つ巴の最終決戦にて、ウルヴァリンはロミュラスを倒す。
**シビル・ウォー
-キャプテンアメリカの死を信じないウルヴァリンは遺体安置所に潜入。本物であると確信に至り、去っていった。
-スタンフォードの悲劇を起こしたニトロを追跡・捕縛。命乞いをするニトロは黒幕の情報と引き換えに取引を持ちかけ、ウルヴァリンはこれに応じる。
--ニトロを殺しはしなかったが、その身柄はニトロを王族の仇と憎むアトランティスに引き渡された。
-ニトロを強化した薬物の出所は、アメリカの一企業【ネタバレ】&color(white){ダメージ・コントロール}であった。
--ウルヴァリンは敵地に単身乗り込み、黒幕である社長である【ネタバレ】&color(white){乗っ取り屋のウォルター・デクラン}を殺害しようとするが...【ネタバレ】&color(white){デクランは大量のMGHを摂取して凶暴化。ウルヴァリンの爪がデクランの眼窩を貫くが、デクランは失明しただけで生き延び逃亡し、Dr.ドゥームの金庫番になった}
**X-23
-自分自身のクローンである少女、X-23が学園に保護される。
**暗殺チーム X-FORCE
-サイクロップスの命で、ミュータント虐殺者を暗殺するチームとしてX-FORCEが再編され、ウルヴァリンはそのリーダーとなる。
**地獄篇
-レッドライトハンドの手により魂を地獄に囚われ、洗脳され、X-MENらとの戦いとなる。
-洗脳を脱したウルヴァリンはレッドライトハンドに報復攻撃を仕掛け、五人の傭兵チームモングレルを次々殺害し、首魁を追い詰める。
-【ネタバレ】&color(white){レッドライトハンドの正体はウルヴァリンに殺された人間達の遺族会であり、モングレルの五人はウルヴァリンの実子達であった}。
**スキズム
-新生ヘルファイアクラブとの戦いの中、若手ミュータントの教育方針に関して激しくサイクロップスと対立し、若手と一部のX-MENを連れて独立。「ジーク・グレイ学園」を開校する。
**リジェネシス
-ジーングレイ学園はウルヴァリンを校長とし、ストーム、ローグ、キティ、レイチェル、アイスマン、ガンビットらが教師となり、生徒達の教育を始める。
**AvsX
-当初はアベンジャーズと共にユートピア攻撃に参加したが、早期に離脱。単独で動き、ホープとフェニックスを接触させる。
-ホープが力を制御しきれずに暴走仕掛けた際には彼女の頼みに従い、命を奪おうとするも、サイクロップスに阻まれている。
-[[フェニックスファイブ]]誕生後はアベンジャーズに再び合流。ホープを崑崙に送り届けた後、リンボでの戦いと最終決戦に参加している。
**ファイナル・エクスキューション
-ダケンとブラザーフッドが手を組み、ジーングレイ学園の生徒エヴァンをアポカリプスとして覚醒させようとする。
-生徒達がダケンに殺される未来を回避するため、ウルヴァリンは戦いを決意。再生能力を失っているダケンと戦い、殺害した。
**エイジオブウルトロン
-ヴィジョンのボディを通じ、未来からウルトロンの侵略が始まり、NYは陥落。ウルトロンの居城へと造り変えられてしまう。
-多くのヒーローが戦死し、生き残った面々の精鋭チームがタイムマシンを使い未来世界のウルトロンの居城に特攻する中、ウルヴァリンは独自行動を開始。
--ウルヴァリンは過去へ飛び、紆余曲折の末、ウルトロンを倒すための情報をピムに伝え、歴史改変に成功する。
--しかし、この歴史干渉は次元に大きな亀裂を産み、アース616は様々な多元宇宙と繋がってしまった。
**アンキャニー・アベンジャーズ
-アベンジャーズの新編成チームに参加。X-MENからは他にローグとハボックが参加する。
-「死せる四騎士」としてアポカリプスツインズの配下となったダケンと対決。ダケンは事件後行方不明となる。
**限りある命、そして死
-マイクロバースの「インテリジェントウイルス」に感染し、ヒーリングファクターが抑制状態となり、再生能力を失ってしまう。
-仇敵達に次々命を狙われるようになり、戦いの末、刺客を差し向ける黒幕がウェポンX計画である事が判明。
--ボロボロになりながらも全ての敵を倒したウルヴァリンだったが、見知らぬ被検体の青年の命を救うため、溶けたアダマンチウムを浴び、命を落とす。
--その最期は『破壊不能の彫像』の如き姿であった。
**謎の復活
-ウルヴァリンの死から、X-23とダケンによる戦いなど、死後の余波を残しつつ、しばらくの時が過ぎる。
-ある日、インフィニティ・ストーンの争奪戦が始まる中、アダマンチウムの彫像が「抜け殻」となる。
--ウルヴァリンは万全の状態で謎の復活を果たし、その手にはインフィニティ・ストーンの一つが握られていた。
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*能力・技能
-ヒーリングファクター
--生来のミュータントパワー。治癒力であると同時に、老化防止の効果も発揮している。毒物の類も無効。
--一瞬で消し飛ぶような爆発の中でもアダマンチウムの骨格は残るため、再生可能。ほぼ不死身。
---ただし、彼自身は彼を速やかに殺す方法を知っているらしく、その手段は描かれなかったものの、タイムスリップ時に自分を自分で殺している。
--作品によって再生力の限度はまちまち。「パニッシャーキルズマーベルユニバース」(パラレル)では配電盤からの電流を浴び続けただけで死んでしまった。
-妖刀ムラマサや、カーボナディウム製の武器等、再生力を無効化できる物も存在する。
-鋭敏な嗅覚とボーンクロー
--生来のミュータントパワー。獣人系ミュータント種の一人。
--爪のオリジンは、ストーリーによって異なる。
---手の中に爪があって、アダマンチウムを帯びたときにはじめて飛び出したとするものや、アダマンチウムを帯びる前から、骨の爪を出せるとしたものなど。
---アダマンチウムが剥がれたときも、骨の爪が使えたので、手の中に骨の爪があることは確か。
---爪の出口についても、手の甲に爪のためのソケットが着けられているときと、爪がそのまま皮膚を破って再生能力で傷口を塞ぐときがある。
-アダマンチウムの爪と骨格
--ウェポンX計画によって後天的に与えられたもの。
--「ハウス・オブ・M」で言及があったが、アダマンチウム(の骨格への移植)は体にとって死をもたらす猛毒。再生能力が失われれば死んでしまう。
--副次的効果として、超重量の骨格を支えるべく再生力が働いた結果、準超人レベルの怪力を得ている。
-格闘術および忍者修行
--日本のオグンの下で修行し、忍術を身につけている。
-軍事的訓練
--少なくとも、特殊部隊員として活動できるレベルの訓練は受けている様子。
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*その他
-日本の侍になりたいという隠れた願望がある。スクラルを見分ける際に行ったストレンジの心理テストによって明らかとなった。
-マゾ性癖を持つ。レッドライトハンドの洗脳を解くべくエマ達が精神世界に入った際に露見。
--問題のシーンでは、以下の女性が今にも攻めをしそうだった。
---ミスティーク【スパンキング用の棘の着いた板】
---エマ【ドSらしく、長い鞭】
---スクィレルガール【未成年が何故ここに?】
---スパイラル【短い革の鞭を六本の手で...】
---ジュエル(ジェシカ・ジョーンズ)
--同エピソードでは彼の希望の象徴=ジーンへの愛、という事実も明らかになった
-出番の多い人気キャラ+長寿+世界中で活躍……というキャラ付けのせいもあり、恋人の数がハンパでなく多い(一説には40人)。
-他人の妻や恋人に惚れる厄介な横恋慕癖が度々ネタにされるが、恋人の総数から見ると横恋慕率はそう高くもなかったりする。
-赤毛の女が好み。まだ無頼風を吹かせていた頃は「赤毛とみれば他人の女房でも口説く」とされていた。
-セイバートゥースが何を言ってもキレなかったのにジュビリーに手を出すと言った瞬間にキレた事から、(半ばジョークとして)ロリコン疑惑もある。
--キティ、ジュビリー、ヒサコ、少女時代のアンナ・マリーのような少女を相棒にしたり、モリー、ケイティ・パワー、エルシーディー、カマラ・カーンなどに好かれたり、「野獣と少女」という図式が多いせいもある。
--アベンジャーズマンションでルーク・ケイジ&ジェシカ・ジョーンズの娘(ダニエル)の子守をやっていたスクィレルガールと会ったとき、恋人同士だった過去のありそうな会話がなされた。「ジェームズ、久しぶりね」「もう二度と会わないと約束したはずだ」とか。
---当時スクイレルガールは未成年(オンゴーイング誌上で成人)なので、未成年淫行に厳しい海外では「ウルヴァリンが、本当に未成年に手をつけたか?」という疑惑が持ち上がった。
-カマラ・カーンが「一番チームアップしたかったヒーロー」。ちなみに、カマラはウルヴァリンとストームの冒険をファンフィクで書き、3位になった。
--自分がミュータントだと思っていたカマラのことを、ウルヴァリンはキャップを通してメデューサに紹介、こっそりインヒューマンとして受け入れてもらうように仕向けた。
-モリーにぶん殴られて、教会の外の雪の中に放り出されたことがある。
-別次元扱いだが、髭を生やして筋肉隆々となり、ハーキュリーズと二人でゲイの旅を堪能していた。
-変わった対戦では、スクィレルガールにお互い爪を使わないスパーリングで負け、Mr.スポック(スタートレック)にはボコられている。
--なおスーパーマン以上と言われるロボ(DC)には勝っている。
-マドリプールでは、アイパッチを着けただけでみんなから「パッチさん」と呼ばれ、そのまま通ってしまう(まるでポ*パマズさん...)。
--一緒にいたジュビリーからも突っ込まれたが、「いいんだよ」とだけだった。
-獣化するとマスクで顔を隠したがるという、変な習性がある。
-オリジンで、「ハイエボリューショナリーがクズリ(英語でウルヴァリン)から進化させた人間」とする案があったが、却下された。
-Xメンに入った直後は、助からないとみた相手を速やかに殺そうとしたため、他のメンバーから止められることがあった。
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*メディア展開
**実写映画
-X-メン / X-Men (2000年)
-X-MEN2 /X2 (2003年)
-X-MEN: ファイナルディシジョン / X-Men: The Last Stand (2006年)
-ウルヴァリン: X-MEN ZERO / X-Men Origins: Wolverine (2009年)
-X-MEN: ファーストジェネレーション / X-Men: First Class (2011年)
-ウルヴァリン:SAMURAI (2013年)
-X-MEN: フューチャーアンドパスト / X-MEN: Days of Future Past (2014年)
-X-MEN: アポカリプス / X-MEN: APOCALYPS (2016年)
-ローガン / LOGAN (2017年)
-実写映画版ではすべてのシリーズに登場し、『ファーストジェネレーション』以外の作品では主役である(『ファースト~』は30秒ほどの出番のゲスト出演)。
-演じるのはヒュー・ジャックマン。身長は189cmとウルヴァリンに比べかなり大きく、一作目出演前まではほぼ無名の俳優だったのでファンから非難を浴びたが、公開後はあまりのハマリ役っぷりに逆に支持を得るようになった。
-2017年公開の『ローガン』では、老いと共にヒーリングファクターが衰えてしまったウルヴァリンが描かれる。原作エピソードは『オールドマン・ローガン』で、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン(とプロフェッサーX役のパトリック・スチュワート)が同役を演じる最後の作品となる。
**アニメ
-X-MEN
-X-MENエヴォリューション
-X-MEN(マッドハウス版)
-ウルヴァリン
-ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ
--プロフェッサーXの命により、ミュータント能力に目覚めようとする少女を保護するために現れる
---少女の扱いを巡ってアベンジャーズと衝突するも、敵に捕らわれた少女奪還のために手を組むことに
**ゲーム
-X-MEN Children of The Atom (1994年 カプコン)
-MARVEL SUPER HEROES (1995年 カプコン)
-X-MEN VS. STREET FIGHTER (1996年 カプコン)
-MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER (1997年 カプコン)
-MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES (1998年 カプコン)
-MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES (2000年 カプコン)
-MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds (2011年 カプコン)
-ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 (2011年 カプコン)
-マーベル・アルティメットアライアンス
-マーベル・アルティメットアライアンス2
-AVENGERS ALLIANCE(モバイル)
-SUPER HERO SQUAD(PC)
-MARVEL HEROES(PC)
-レゴ・マーベル スーパー・ヒーローズ
-X-MEN(スーパーファミコン)
-マーヴルスーパーヒーローズ(スーパーファミコン)
-ウルヴァリン(スーパーファミコン)
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*関連キャラクター
**ヒーロー
-[[サイクロップス>キャラクター:サイクロップス]]
-[[マーベルガール]]
-[[ハルク>キャラクター:ハルク]]
-[[シャドウキャット]]
-[[ジュビリー]]
-[[アーマー]]
-[[シルバーサムライ]]
-ユキオ
--元恋人。養子アミコの保護者。
-[[X-23]]
--ウルヴァリンのX染色体のみを使った女性のクローン体。
---ハニー・バジャーなど、10人の「シスターズ」(X-23のクローン)が加わり、シスターズは娘扱いになっている。
-ワイルドシング
--並行世界MC2バースでの娘。エレクトラとの間の娘。
-ガーディアン(ジェームズ・ハドソン)/アルファ・フライト
--ウルヴァリンの母方のいとこ(ウルヴァリンの母親の旧姓はハドソン)
-ヴィンディケーター(ヘザー・マクニール・ハドソン)/アルファ・フライト
--ジェームズ・ハドソンの妻。
**ヴィラン
-[[セイバートゥース]]
--セイバートゥースと仇敵扱いになったのはミュータント・マサカーの時で、セイバートゥースの初出はアイアンフィスト誌。
-[[オメガレッド]]
-[[マグニートー]]
-[[アポカリプス]]
-[[ダケン]]
--実の息子。
-[[ヴァイパー]]
--元妻。別名マダムヒドラ。彼女の策略によって強制的に婚約させられた事がある。
-[[ミスティーク]]
--1921年にメキシコで会ってからの縁。
--ウルヴァリンとの間に、レイズ(Raze Darkholme)という息子がおり、レイズが未来からやってきたことがある。
**その他
-ジョン・ホーレット三世
--実の兄。存在のみ語られ詳細が不明なため、何らかの伏線と言われる事も多い。
-ガック
--サヴェッジランドの一部族の酋長。ウルヴァリンの子を妊娠した(と思われる)。
-タイガー・タイガー
--元恋人。マドリプールの犯罪シンジケートのボス。ウルヴァリンとは和解している。
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*備考
-未来を舞台にした作品がいくつか発表された。
--『Xメン デイ・オブ・フューチャー・パスト』
---時代改変をテーマにしたXメンのエピソードの一つ。この物語に登場する白髪交じりのウルヴァリンは好評で、商品化もされている。
--『ウルヴァリン ジ・エンド』
---『オリジン』と全く同じ脚本家によって描かれた「最後の戦い」。年老いたセイバートゥースも少しだけ登場。
---年老いたウルヴァリンの前に一人の老人が現れる。正体は彼の異母兄?
--『ウルヴァリン オールド・ローガン』
---アメリカ政府が崩壊し、荒廃した未来世界に生きるウルヴァリンを描くシリーズ。年老いたホークアイに誘われ、2人は東の街を目指すが…
---マーク・ミラーによるとてつもないストーリー展開、ウルヴァリン最後の対戦相手とは…?
-DCのロボは、最初ウルヴァリンのパロディーとしてつくられ、「間抜けな乱暴者」だった。
*概要
-初登場:The Incredible Hulk #180 (1974)
-クリエイター・アーティスト: Len Wein、 John Romita, Sr.
----
*キャラクター
**プロフィール
-本名:ジェームズ・ホーレット 通称:ローガン
-種族・人種:ミュータント・強化人間/カナダ人?
-現参加チーム:[[ニューアベンジャーズ]]、[[X-MEN]]、[[X-FORCE]]
-過去参加チーム:[[アベンジャーズ]]、[[ネオ・ファンタスティックフォー>ファンタスティックフォー]]、[[S.H.I.E.L.D.]]、[[フォーホースメン]]、[[ウェポンX]]、[[アルファフライト]]、[[チームX]]
*オリジン
19世紀のカナダ、アルバータ州。
裕福な農場主のホーレット家の次男であるジェームズは、生まれついて病弱だった。
ある日、ジェームズは父親のジョンが邸宅の管理人であるトーマス・ローガンに射殺されるところを目撃してしまう。
怒りに駆られた彼はミュータント能力を発現させ、その爪でトーマスとを切り裂いた。
ジェームズはホーレット夫妻殺害の罪を着せられた家政婦ローズと一緒に採鉱植民地へと逃げ、身分を隠すために「ローガン」と名乗るようになる。
植民地の苛酷な環境の中で屈強な青年へと成長したジェームズは、仲間から「ウルヴァリン」というあだ名で呼ばれるようになっていた。
ジェームズとローズは過去を捨て去ろうとしていたが、復讐に燃えるトーマスの息子、ドッグがそれを許さなかった。
ジェームズは自分たち追って現れたドッグを殺そうとするが、不幸なことにその戦いにローズが巻き込まれ、命を落とす。
悲しみと絶望に突き落とされたジェームズは、人里を離れ、森の中で狼と一緒に暮らすようになってしまった。
*経歴
**第一次世界大戦
-毒ガスによって命を落とす寸前まで追い込まれたが、死神と決闘する事で生還を果たす。
**第二次世界大戦
-キャプテンアメリカと共闘。幼き日のブラックウィドーを救う。
-日本で原子爆弾の投下に巻き込まれる。
-戦後、忍術師範であるオグンの下で修行を積む。
-従軍時の心の傷を癒やすべく訪れた村で、イツと結婚。懐妊中、ウィンターソルジャーによってイツは殺害されてしまう。
--その際身ごもっていた子供が、後のダケン。ウルヴァリンは息子が生存していたとは知らなかった。
**ウェポンX
-第1次ウェポンX計画の被検体。実験の結果、生来の能力であるほぼ不死に近い回復能力に加え、アダマウンチウム製の強靭な骨格と自在に飛び出す爪を得た。
-再生能力に限界は無いように思われていたが、再生不可能な程のダメージを受けた際には「死の天使」アズラエルと決闘し、戦って勝つという条件で復活していた事が判明する。
--現在、失われていた魂の欠片を取り戻すことと引き換えに、次に再生不能な大ダメージを受けた時には助からない事になった。
-後年、ウェポンXの「X」は「エックス」ではなく「Ⅹ」 …つまり、「10」である事が判明する。
-1960年代にウェポンXの被験者などとともに、CIA傘下の特殊部隊「チームX」に参加。
--別次元だが、チーム7(当時イメージ社、Gen 13の父親達の若い頃のチーム)とクロスオーバーしている。
**カナダ政府
-ウェポンⅩ計画から脱走した後、「デパートメントH」のハドソン夫妻の家の前で倒れ、記憶喪失のまま保護される。
--ウルヴァリンは、ハドソン夫人ことヘザー・マクニール(ヴィンディケーター)に恋情を抱いていたらしい。
-アルファフライトの前身・デパートメントHに所属。汚れ仕事を引き受けさせられていた。
-ハルク誌にて、カナダ政府の命でハルクとウェンディゴの激突の場へ刺客として送り込まれ、敗北したのがコミック史上でのウルヴァリン初登場回。
**X-MEN
-カナダ政府の下で働いていた所を教授にスカウトされ、仕事に嫌気が差していたウルヴァリンは上司の制止を無視し、勝手にX-MENに参加
--……というのが従来の設定だった。
--アルティメット版の設定を受けてか、最初の出会いはエグゼビア暗殺のための刺客であった、という設定が「Wolverine: Origins」誌にて後付けされた。
---ロミュラスの命令で暗殺に送り込まれるが、教授はウルヴァリンの洗脳を解く際、止む無く記憶を破壊。彼の記憶の混乱はこの際に生じている。
-勝手にカナダを離れたため、X-MEN参加後もカナダ政府は彼の「辞職」を受理しておらず、リーダーに据える予定だったアルファフライトの面々との仲も険悪となっていた。
--こじれた関係を修復すべくカナダに戻った際、ウェンディゴ退治でアルファフライトと共闘。カナダ政府も世情の悪化からアルファフライトを解散する事となったため、ウルヴァリンの辞職も同時に叶う事となった。
---ただしアルファフライトには思い入れがあるらしい。「コレクティブ」事件で、コレクティブを止めるために出動し、全滅したアルファフライトを見て逆上、コレクティブを宿した青年に「お前が殺したのはヒーローだ」と詰め寄った。
-参加当時メンバーの中では特にナイトクローラーと仲が良い。スカウトされた直後に(後付け短編で)ジーンと出会い、三角関係も始まっている。
**日本での婚約
-日本での事件で出会った、歴史あるヤクザ一家の娘であるヤシダ・マリコと恋に落ちるが、政略結婚のためにマリコは政治家と婚約させられる。
-復讐者であるユキオと共に、ロード・シンゲンとシルバーサムライを倒し、マリコと婚約。結婚式にはX-MENを招く。
-しかし、マスターマインドに洗脳されたマリコは婚約を破棄、当日に式は中止させられてしまう。黒幕はパイパーとシルバーサムライ。
-後に別の事件で日本を訪れた際、孤児となったアミコを保護し、養子とする。アミコはユキオの元に預けられる事となる。
**フォールオブミュータンツ~インフェルノ
-魔神アドバーサリーを倒すためにX-MENは我が身を犠牲とし、全滅。女神ローマの慈悲により復活を果たすが、ウルヴァリン達X-MENの生存をサイク達X-Factorは知らなかった。
-一方で、オーストラリアのリーバーズ基地跡に拠点を移したX-MENの方でも、ジーンが復活した事は知らないままだった。
--ある事件で、ウルヴァリンはジーンの存在を持ち前の嗅覚で察知していたものの、実際に確認するまで気の迷いと思い込んでいた。
--ストームが基地のコンピューターデータからジーンの生存を確認する事で初めてウルヴァリン達はX-FACTORの現状を知る事となる。
-インフェルノ事件が勃発し、両チームは再会しないままそれぞれでデーモンとの戦いを始める。
--魔都と化したNYの中、ウルヴァリン達はデーモンの瘴気に飲まれ凶暴化。折悪しく、そのままX-FACTORと再会する事となる。
--会うなり、ウルヴァリンは強引にジーンの唇にキス。そのまま両チームは交戦状態となるが、凶暴化したままデーモンとの戦いで共闘する事となる。
--マデリーンとジーンの戦いに決着が着いた後、NYに掛かった魔術が解け、ようやく元の状態に戻る事が出来た。
**X-MENの離散
-リーバーズの襲撃を受け絶体絶命の危機に陥ったX-MENは、何が起きるかも分からない「転生の試練」の門であるシージ・ペリラスへと身を投じる。
-ウルヴァリンはジュビリーに救われ難を逃れ、マドリプールへと向かった。
--この際一時的に能力が弱まり、精神にも変調を来していた。正気ではあるが、彼にしか見えないMsマーベル&ニック・フューリーの幻影と共に旅をする状態だった。
-現地でハンドに洗脳されたサイロックによって捕らえられ、彼も洗脳を受けるが、サイロックと共に洗脳を解き、無事脱出した。
**フェイタルアトラクション
-ウルヴァリンはマグニートーによって全身の骨格からアダマンチウムを剥ぎ取られ、瀕死の重傷を負った。
-一命は取り留めたものの、己の弱体化は認めざるを得ず、置き手紙を残してX-MENから離れ、旅に出た。
-アダマンチウムを失うと、今までアダマンチウムが抑制していた「変異」が加速。肉体が獣化する現象が発生。
--ジェネシスがウルヴァリンを捕らえ、四騎士への改造を施し、失敗した際、更に状態が悪化。知性も失われていった。
-オンスロート事件の最中に、エレクトラとその師スティックが彼の精神統一の手助けをし、なんとか自我を取り戻し、獣化の進行は止まった。
**四騎士「デス」
-ウルヴァリンはアポカリプスに捕らえられ、四騎士「デス」となる事を命じられ、アダマンチウムを移植されたセイバートゥースとの対決を強いられる。
--この誘いを利用し、セイバートゥースを倒したウルヴァリンは再びセイバートゥースから摘出されたアダマンチウムを移植され、元の状態に戻った。
--「デス」に改造されたウルヴァリンはX-MENと対決する事となるが、彼らの助けによって洗脳を脱し、晴れて完全復活を果たした。
**国家の敵
-ザ・ハンドとハイドラに洗脳され、ヒーローを殺して死体を持ち帰る事で新たな洗脳兵力を生み出すという暗殺者として各地へ送り込まれる事となる。
-エレクトラの協力で自我を取り戻す事に成功し、新たにハイドラのボスに就任したゴーゴンと対決し、報復に成功した。
--しかし、洗脳されている間に殺害してしまった犠牲者の件は、後々まで尾を引く事となる。
**ニュー・アベンジャーズ
-サベッジランドでニューアベンジャーズと共闘した後、いざという時に手を下す覚悟のある者も必要だと考えたアイアンマンによって正規メンバーに勧誘され、チーム入りを果たす。
**M-Day~ロミュラスとの対決
-ハウスオブM事件によってエグゼビアが能力を失った結果、ウルヴァリンの記憶は正常な状態となり、ジェームズ・ホーレットとしての記憶を取り戻す事となった。
-彼が完全に記憶を取り戻したと知ったカナダ・アメリカの関係機関は、報復を恐れ、関連する記録を抹消。
-記憶を取り戻した事で、妻イツが死亡した事件を思い出し、現地を訪れ、秘伝の妖刀ムラマサを手に復讐を誓う。
--妖刀の影響で半暴走状態となるが、キャプテンアメリカやX-MENの協力で正気を取り戻し、エマの協力で息子ダケンの生存も知る事となった。
--復讐の時が来るまでは、とムラマサはサイクロップスに預けられる事となる。
-息子ダケンは父を母の仇と信じ、憎んでいた。ウルヴァリンはダケンを謎の組織から奪還すべく行動を開始。
-能力を取り戻したエグゼビアの協力で記憶を再生し、自分やダケンを操ってきた組織の黒幕がロミュラスである事を知る。
--ダケンと再会し、ロミュラス打倒のために共闘もしたものの、ダケンの父への憎しみは消えなかった。
-ダケンを殺さず弱体化させるためにカーボナディウムを求め、マーベリックに会いに行き、オメガレッドの襲撃を受け、戦いの中「チームX」での記憶を完全に取り戻す。
--オメガレッドに敗れた後、ムラマサを手に再戦。オメガレッドを倒した後、怨敵ロミュラスがウルヴァリンに酷似した姿で目の前に現れ、戦いの中で数々の因縁を語り、去っていく。
--後に、ロミュラスの妹との出会いで、ロミュラスの語った事には嘘が含まれている事も明かされている。
-長い戦いの果て、ダケン、ウルヴァリン、ロミュラスの三つ巴の最終決戦にて、ウルヴァリンはロミュラスを倒す。
**シビル・ウォー
-キャプテンアメリカの死を信じないウルヴァリンは遺体安置所に潜入。本物であると確信に至り、去っていった。
-スタンフォードの悲劇を起こしたニトロを追跡・捕縛。命乞いをするニトロは黒幕の情報と引き換えに取引を持ちかけ、ウルヴァリンはこれに応じる。
--ニトロを殺しはしなかったが、その身柄はニトロを王族の仇と憎むアトランティスに引き渡された。
-ニトロを強化した薬物の出所は、アメリカの一企業【ネタバレ】&color(white){ダメージ・コントロール}であった。
--ウルヴァリンは敵地に単身乗り込み、黒幕である社長である【ネタバレ】&color(white){乗っ取り屋のウォルター・デクラン}を殺害しようとするが...【ネタバレ】&color(white){デクランは大量のMGHを摂取して凶暴化。ウルヴァリンの爪がデクランの眼窩を貫くが、デクランは失明しただけで生き延び逃亡し、Dr.ドゥームの金庫番になった}
**X-23
-自分自身のクローンである少女、X-23が学園に保護される。
**暗殺チーム X-FORCE
-サイクロップスの命で、ミュータント虐殺者を暗殺するチームとしてX-FORCEが再編され、ウルヴァリンはそのリーダーとなる。
**地獄篇
-レッドライトハンドの手により魂を地獄に囚われ、洗脳され、X-MENらとの戦いとなる。
-洗脳を脱したウルヴァリンはレッドライトハンドに報復攻撃を仕掛け、五人の傭兵チームモングレルを次々殺害し、首魁を追い詰める。
-【ネタバレ】&color(white){レッドライトハンドの正体はウルヴァリンに殺された人間達の遺族会であり、モングレルの五人はウルヴァリンの実子達であった}。
**スキズム
-新生ヘルファイアクラブとの戦いの中、若手ミュータントの教育方針に関して激しくサイクロップスと対立し、若手と一部のX-MENを連れて独立。「ジーク・グレイ学園」を開校する。
**リジェネシス
-ジーングレイ学園はウルヴァリンを校長とし、ストーム、ローグ、キティ、レイチェル、アイスマン、ガンビットらが教師となり、生徒達の教育を始める。
**AvsX
-当初はアベンジャーズと共にユートピア攻撃に参加したが、早期に離脱。単独で動き、ホープとフェニックスを接触させる。
-ホープが力を制御しきれずに暴走仕掛けた際には彼女の頼みに従い、命を奪おうとするも、サイクロップスに阻まれている。
-[[フェニックスファイブ]]誕生後はアベンジャーズに再び合流。ホープを崑崙に送り届けた後、リンボでの戦いと最終決戦に参加している。
**ファイナル・エクスキューション
-ダケンとブラザーフッドが手を組み、ジーングレイ学園の生徒エヴァンをアポカリプスとして覚醒させようとする。
-生徒達がダケンに殺される未来を回避するため、ウルヴァリンは戦いを決意。再生能力を失っているダケンと戦い、殺害した。
**エイジオブウルトロン
-ヴィジョンのボディを通じ、未来からウルトロンの侵略が始まり、NYは陥落。ウルトロンの居城へと造り変えられてしまう。
-多くのヒーローが戦死し、生き残った面々の精鋭チームがタイムマシンを使い未来世界のウルトロンの居城に特攻する中、ウルヴァリンは独自行動を開始。
--ウルヴァリンは過去へ飛び、紆余曲折の末、ウルトロンを倒すための情報をピムに伝え、歴史改変に成功する。
--しかし、この歴史干渉は次元に大きな亀裂を産み、アース616は様々な多元宇宙と繋がってしまった。
**アンキャニー・アベンジャーズ
-アベンジャーズの新編成チームに参加。X-MENからは他にローグとハボックが参加する。
-「死せる四騎士」としてアポカリプスツインズの配下となったダケンと対決。ダケンは事件後行方不明となる。
**限りある命、そして死
-マイクロバースの「インテリジェントウイルス」に感染し、ヒーリングファクターが抑制状態となり、再生能力を失ってしまう。
-仇敵達に次々命を狙われるようになり、戦いの末、刺客を差し向ける黒幕がウェポンX計画である事が判明。
--ボロボロになりながらも全ての敵を倒したウルヴァリンだったが、見知らぬ被検体の青年の命を救うため、溶けたアダマンチウムを浴び、命を落とす。
--その最期は『破壊不能の彫像』の如き姿であった。
**謎の復活
-ウルヴァリンの死から、X-23とダケンによる戦いなど、死後の余波を残しつつ、しばらくの時が過ぎる。
-ある日、インフィニティ・ストーンの争奪戦が始まる中、アダマンチウムの彫像が「抜け殻」となる。
--ウルヴァリンは万全の状態で謎の復活を果たし、その手にはインフィニティ・ストーンの一つが握られていた。
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*能力・技能
-ヒーリングファクター
--生来のミュータントパワー。治癒力であると同時に、老化防止の効果も発揮している。毒物の類も無効。
--一瞬で消し飛ぶような爆発の中でもアダマンチウムの骨格は残るため、再生可能。ほぼ不死身。
---ただし、彼自身は彼を速やかに殺す方法を知っているらしく、その手段は描かれなかったものの、タイムスリップ時に自分を自分で殺している。
--作品によって再生力の限度はまちまち。「パニッシャーキルズマーベルユニバース」(パラレル)では配電盤からの電流を浴び続けただけで死んでしまった。
-妖刀ムラマサや、カーボナディウム製の武器等、再生力を無効化できる物も存在する。
-鋭敏な嗅覚とボーンクロー
--生来のミュータントパワー。獣人系ミュータント種の一人。
--爪のオリジンは、ストーリーによって異なる。
---手の中に爪があって、アダマンチウムを帯びたときにはじめて飛び出したとするものや、アダマンチウムを帯びる前から、骨の爪を出せるとしたものなど。
---アダマンチウムが剥がれたときも、骨の爪が使えたので、手の中に骨の爪があることは確か。
---爪の出口についても、手の甲に爪のためのソケットが着けられているときと、爪がそのまま皮膚を破って再生能力で傷口を塞ぐときがある。
-アダマンチウムの爪と骨格
--ウェポンX計画によって後天的に与えられたもの。
--「ハウス・オブ・M」で言及があったが、アダマンチウム(の骨格への移植)は体にとって死をもたらす猛毒。再生能力が失われれば死んでしまう。
--副次的効果として、超重量の骨格を支えるべく再生力が働いた結果、準超人レベルの怪力を得ている。
-格闘術および忍者修行
--日本のオグンの下で修行し、忍術を身につけている。
-軍事的訓練
--少なくとも、特殊部隊員として活動できるレベルの訓練は受けている様子。
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*その他
-日本の侍になりたいという隠れた願望がある。スクラルを見分ける際に行ったストレンジの心理テストによって明らかとなった。
-マゾ性癖を持つ。レッドライトハンドの洗脳を解くべくエマ達が精神世界に入った際に露見。
--問題のシーンでは、以下の女性が今にも攻めをしそうだった。
---ミスティーク【スパンキング用の棘の着いた板】
---エマ【ドSらしく、長い鞭】
---スクィレルガール【未成年が何故ここに?】
---スパイラル【短い革の鞭を六本の手で...】
---ジュエル(ジェシカ・ジョーンズ)
--同エピソードでは彼の希望の象徴=ジーンへの愛、という事実も明らかになった
-出番の多い人気キャラ+長寿+世界中で活躍……というキャラ付けのせいもあり、恋人の数がハンパでなく多い(一説には40人)。
-他人の妻や恋人に惚れる厄介な横恋慕癖が度々ネタにされるが、恋人の総数から見ると横恋慕率はそう高くもなかったりする。
-赤毛の女が好み。まだ無頼風を吹かせていた頃は「赤毛とみれば他人の女房でも口説く」とされていた。
-セイバートゥースが何を言ってもキレなかったのにジュビリーに手を出すと言った瞬間にキレた事から、(半ばジョークとして)ロリコン疑惑もある。
--キティ、ジュビリー、ヒサコ、少女時代のアンナ・マリーのような少女を相棒にしたり、モリー、ケイティ・パワー、エルシーディー、カマラ・カーンなどに好かれたり、「野獣と少女」という図式が多いせいもある。
--アベンジャーズマンションでルーク・ケイジ&ジェシカ・ジョーンズの娘(ダニエル)の子守をやっていたスクィレルガールと会ったとき、恋人同士だった過去のありそうな会話がなされた。「ジェームズ、久しぶりね」「もう二度と会わないと約束したはずだ」とか。
---当時スクイレルガールは未成年(オンゴーイング誌上で成人)なので、未成年淫行に厳しい海外では「ウルヴァリンが、本当に未成年に手をつけたか?」という疑惑が持ち上がった。
-カマラ・カーンが「一番チームアップしたかったヒーロー」。ちなみに、カマラはウルヴァリンとストームの冒険をファンフィクで書き、3位になった。
--自分がミュータントだと思っていたカマラのことを、ウルヴァリンはキャップを通してメデューサに紹介、こっそりインヒューマンとして受け入れてもらうように仕向けた。
-モリーにぶん殴られて、教会の外の雪の中に放り出されたことがある。
-別次元扱いだが、髭を生やして筋肉隆々となり、ハーキュリーズと二人でゲイの旅を堪能していた。
-変わった対戦では、スクィレルガールにお互い爪を使わないスパーリングで負け、Mr.スポック(スタートレック)にはボコられている。
--なおスーパーマン以上と言われるロボ(DC)には勝っている。
-マドリプールでは、アイパッチを着けただけでみんなから「パッチさん」と呼ばれ、そのまま通ってしまう(まるでポ*パマズさん...)。
--一緒にいたジュビリーからも突っ込まれたが、「いいんだよ」とだけだった。
-獣化するとマスクで顔を隠したがるという、変な習性がある。
-オリジンで、「ハイエボリューショナリーがクズリ(英語でウルヴァリン)から進化させた人間」とする案があったが、却下された。
-Xメンに入った直後は、助からないとみた相手を速やかに殺そうとしたため、他のメンバーから止められることがあった。
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*メディア展開
**実写映画
-X-メン / X-Men (2000年)
-X-MEN2 /X2 (2003年)
-X-MEN: ファイナルディシジョン / X-Men: The Last Stand (2006年)
-ウルヴァリン: X-MEN ZERO / X-Men Origins: Wolverine (2009年)
-X-MEN: ファーストジェネレーション / X-Men: First Class (2011年)
-ウルヴァリン:SAMURAI (2013年)
-X-MEN: フューチャーアンドパスト / X-MEN: Days of Future Past (2014年)
-X-MEN: アポカリプス / X-MEN: APOCALYPS (2016年)
-ローガン / LOGAN (2017年)
-実写映画版ではすべてのシリーズに登場し、『ファーストジェネレーション』以外の作品では主役である(『ファースト~』は30秒ほどの出番のゲスト出演)。
-演じるのはヒュー・ジャックマン。身長は189cmとウルヴァリンに比べかなり大きく、一作目出演前まではほぼ無名の俳優だったのでファンから非難を浴びたが、公開後はあまりのハマリ役っぷりに逆に支持を得るようになった。
-2017年公開の『ローガン』では、老いと共にヒーリングファクターが衰えてしまったウルヴァリンが描かれる。原作エピソードは『オールドマン・ローガン』で、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン(とプロフェッサーX役のパトリック・スチュワート)が同役を演じる最後の作品となる。
**アニメ
-X-MEN
-X-MENエヴォリューション
-X-MEN(マッドハウス版)
-ウルヴァリン
-ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ
--プロフェッサーXの命により、ミュータント能力に目覚めようとする少女を保護するために現れる
---少女の扱いを巡ってアベンジャーズと衝突するも、敵に捕らわれた少女奪還のために手を組むことに
**ゲーム
-X-MEN Children of The Atom (1994年 カプコン)
-MARVEL SUPER HEROES (1995年 カプコン)
-X-MEN VS. STREET FIGHTER (1996年 カプコン)
-MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER (1997年 カプコン)
-MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES (1998年 カプコン)
-MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES (2000年 カプコン)
-MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds (2011年 カプコン)
-ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 (2011年 カプコン)
-マーベル・アルティメットアライアンス
-マーベル・アルティメットアライアンス2
-AVENGERS ALLIANCE(モバイル)
-SUPER HERO SQUAD(PC)
-MARVEL HEROES(PC)
-レゴ・マーベル スーパー・ヒーローズ
-X-MEN(スーパーファミコン)
-マーヴルスーパーヒーローズ(スーパーファミコン)
-ウルヴァリン(スーパーファミコン)
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*関連キャラクター
**ヒーロー
-[[サイクロップス>キャラクター:サイクロップス]]
-[[マーベルガール]]
-[[ハルク>キャラクター:ハルク]]
-[[シャドウキャット]]
-[[ジュビリー]]
-[[アーマー]]
-[[シルバーサムライ]]
-ユキオ
--元恋人。養子アミコの保護者。
-[[X-23]]
--ウルヴァリンのX染色体のみを使った女性のクローン体。
---ハニー・バジャーなど、10人の「シスターズ」(X-23のクローン)が加わり、シスターズは娘扱いになっている。
-ワイルドシング
--並行世界MC2バースでの娘。エレクトラとの間の娘。
-ガーディアン(ジェームズ・ハドソン)/アルファ・フライト
--ウルヴァリンの母方のいとこ(ウルヴァリンの母親の旧姓はハドソン)
-ヴィンディケーター(ヘザー・マクニール・ハドソン)/アルファ・フライト
--ジェームズ・ハドソンの妻。
**ヴィラン
-[[セイバートゥース]]
--セイバートゥースと仇敵扱いになったのはミュータント・マサカーの時で、セイバートゥースの初出はアイアンフィスト誌。
-[[オメガレッド]]
-[[マグニートー]]
-[[アポカリプス]]
-[[ダケン]]
--実の息子。
-[[ヴァイパー]]
--元妻。別名マダムヒドラ。彼女の策略によって強制的に婚約させられた事がある。
-[[ミスティーク]]
--1921年にメキシコで会ってからの縁。
--ウルヴァリンとの間に、レイズ(Raze Darkholme)という息子がおり、レイズが未来からやってきたことがある。
**その他
-ジョン・ホーレット三世
--実の兄。存在のみ語られ詳細が不明なため、何らかの伏線と言われる事も多い。
-ガック
--サヴェッジランドの一部族の酋長。ウルヴァリンの子を妊娠した(と思われる)。
-タイガー・タイガー
--元恋人。マドリプールの犯罪シンジケートのボス。ウルヴァリンとは和解している。
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*備考
-未来を舞台にした作品がいくつか発表された。
--『Xメン デイ・オブ・フューチャー・パスト』
---時代改変をテーマにしたXメンのエピソードの一つ。この物語に登場する白髪交じりのウルヴァリンは好評で、商品化もされている。
--『ウルヴァリン ジ・エンド』
---『オリジン』と全く同じ脚本家によって描かれた「最後の戦い」。年老いたセイバートゥースも少しだけ登場。
---年老いたウルヴァリンの前に一人の老人が現れる。正体は彼の異母兄?
--『ウルヴァリン オールド・ローガン』
---アメリカ政府が崩壊し、荒廃した未来世界に生きるウルヴァリンを描くシリーズ。年老いたホークアイに誘われ、2人は東の街を目指すが…
---マーク・ミラーによるとてつもないストーリー展開、ウルヴァリン最後の対戦相手とは…?
-DCのロボは、最初ウルヴァリンのパロディーとしてつくられ、「間抜けな乱暴者」だった。