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<長編>
「脅威のスパイダーマン」(ハヤカワ文庫Jr、レン・ウィーン、マーヴ・ウルフマン)
「脅威のスパイダーマン2」(ハヤカワ文庫Jr、ポール・クパーバーグ)
「超人ハルク対スパイダーマン」(ハヤカワ文庫Jr、ポール・クパーバーグ)
「X-MEN (1) ブラックローゼス」(電撃文庫、桑原忍)
「X-MEN (2) ネオ・ヘブン」(電撃文庫、中里融司)
「X-MEN (3) ホワイトゾーン」(電撃文庫、桑原忍、中里融司)
X-MENが日本にやって来る、という設定の外伝。翻訳ではなく日本オリジナルの物語で、X-MENなど一部を除き登場人物も本作のオリジナルである。
一巻の序盤に、ウルヴァリンとジュビリーはジェノーシャでサンファイアに会っている、という記述があり、当事放映していたアニメ版の世界観を引き継いでいるものと思われる。
本作での扱いではミュータント能力はそれ以外の超能力や気功との区別が曖昧になっている。
またアメリカのミュータントは13歳ほどで能力が目覚める場合が大多数なのに対し、日本のミュータントはもっと早く目覚める者や遅く目覚める者が珍しくなく、しかも大人になるにつれて能力が無くなっていく場合が多く、その原因が人種なのか環境なのかはわからないが違いがある事が認められる、という設定になっている。
<映画のノベライズ>
「スパイダーマン」(角川文庫、ピーター・デイヴィッド)
作中にマーベルのキャラがカメオ出演している。
登場したキャラはジャック・マードック、マット・マードック、エディ・ブロック、ブルース・バナー、リード・リチャーズ、ヘンリー・ピム、カート・コナーズ。
「スパイダーマン2」(角川文庫、ピーター・デイヴィッド)
「スパイダーマン3」(角川文庫、ピーター・デイヴィッド)
「ハルク」 (角川文庫、ピーター・デイヴィッド)
「ファンタスティック・フォー - 超能力ユニット」(竹書房文庫、ピーター・デイヴィッド)
「X‐MEN 2」 (扶桑社ミステリー、クリス・クレアモント)
映画とは結末が異なっている。
「ハワード・ザ・ダック - 暗黒魔王の陰謀」(新潮文庫、E・ウェイナー)
DC
<長編>
「バットマン - ジョーカーの逆襲」(竹書房文庫、クレイグ・ショー・ガードナー)
一般人を洗脳してバットマンに仕立て上げるという悪事を思い付いたジョーカーが最終目標として最もバットマンらしくない人物であるブルース・ウェインを狙う
帯のコピーがジョーカー復活とか書かれていて当時公開されてたバートン版映画のジョーカーが甦ったとか思わせて紛らわしい
「バットマン - スペクターを追え」(竹書房文庫、サイモン・ホーク)
「バットマン - サンダーバードの恐怖」(竹書房文庫、ジョー・R・ランズデイル)
ゴッサムシティ郊外を舞台に、バットマンvs漆黒のフォード・サンダーバードという構図で描かれる、バットマンの異名が一つ『闇夜の探偵』に引っ掛けたような異色の推理小説。
ここ最近、ゴッサムシティ郊外では真っ黒なサンダーバードが夜毎ひき逃げ殺人を繰り返していた。何事かと思って調査に乗り出したバットマンを嘲笑うように、黒いサンダーバードは事件を起こし続ける。例え、密室であろうと…。
「バットマン 究極の悪」 (早川書房、アンドリュー・ヴァクス)
犯罪者を生み出すのは幼児期の児童虐待であるとの観点から書かれたハードボイルド作品。「究極の悪」とは作中に出てくる児童買春シンジケートのことである。
「アウトロー探偵バーク」シリーズで有名なハードボイルド作家である作者は少年事件・児童虐待案件専門の弁護士でもあり、本作以外の作品も児童虐待がテーマとなっている。
法の裁きでも足りない虐待者への怒りがバットマンの心を蝕む。そんな主を見たアルフレッドはある文書の封印を解く…。そして、東南アジアに蠢く巨悪を感知したバットマンは、海を越える。
バットマンのオリジンに関わる重大なキーパーソンを本筋に絡めているのと、生々しい描写が特徴。
題材が非常にデリケートなので、人によっては少々強引に児童虐待に的を絞っていると感じたり、日本の児ポ禁法問題を思い起こすかも。
内容が内容なので、作中でバットマンが打ち倒す相手はお馴染みのヴィランではなく、あくまでも児童虐待の加害者たちである。
「原作スーパーマン」(講談社、エリオット・マッギン、翻訳:手塚治虫)
装丁に徹底してクリストファー・リーヴ主演の映画版の素材が使用されているため映画のノベライズと思われがちだが、映画とはストーリーが大きく異なるほか、ケント夫妻が雑貨屋を営む、クラーク・ケントがTVリポーターとして活動しているなど執筆当時の設定を踏襲した原作コミックのノベライズとするのが正しい。
「ヤングスーパーマン〈1〉」(C・NOVELS、マイケル・タイテルバウム、ジェフ・ゴッテスフェルド 、シェリー・ベネット)
「ヤングスーパーマン〈2〉」(C・NOVELS、ナンシー・ホルダー)
「ヤングスーパーマン〈3〉」(C・NOVELS、ディーン・ウェスリー・スミス)
「コンスタンティン」(竹書房文庫、ジョン・シャーリー)
<短編集>
「バットマンの冒険〈1〉」(現代教養文庫)
「バットマンの冒険〈2〉」(現代教養文庫)
<短編>
「スーパーマンの子孫存続に関する考察」(ハヤカワ文庫SF、ラリー・ニーヴン『無常の月』に収録)
一種のホラ話なのだが、「射精の勢いはコントロールできないので、人間の女性とスーパーマンがセックスしたら、射精の瞬間に女性の頭が吹き飛んでしまう」「そもそもスーパーマンが人間に欲情すると考えるのがおかしい。それは人間がキャベツに欲情するようなものではないか」など、スーパーマンの子孫存続に関する「科学考証」を進め、スーパーマンがどのように子孫を残すか(当時の設定で)書いたもの。
<映画のノベライズ>
「バットマン」 (竹書房文庫、クレイグ・ショー・ガードナー)
「バットマンリターンズ」 (竹書房文庫、クレイグ・ショー・ガードナー)
「バットマン&ロビン ― Mr.フリーズの逆襲」 (電撃文庫、マイケル・J・フリードマン)
「バットマン ビギンズ」(SB文庫、デニス・オニール)
「スーパーマン リターンズ」(小学館文庫、マーヴ・ウルフマン)
その他
<長編>
「ウィッチブレイド 碧の少女 LOST GENERATION」(徳間デュアル文庫、市川智士)
日本アニメ版の設定をベースにした作品
時間軸では漫画版「ウィッチブレイド丈流」とアニメ版の間にあたる
「悩みのスーパーヒーロー」(竹内書店新社、ロバート・メイヤー)
<短編集/長編>
「ワイルド・カード」(創元SF文庫、ジョージ・R・R・マーティン編)
SF作家などによるシェアード・ワールド(世界観を共有している)作品。
スタートはジョージ・R・R・マーチンがゲームマスターとなって行ったスーパーヒーローもののテーブルトークRPGである。
ゲームのタイトルは「スーパーワールド」。出版社はケイオシアム社で、「這いよれニャル子さん」で有名になった「クトゥルフの呼び声」の親戚筋に当たるシステムを使っている。
ジョージ・R・R・マーチンは、現在では「ゲーム・オブ・スローン」のディレクターとして有名。
仲間のSF作家などがキャラクターを作成し、その行動を基に小説を書いた。ジョージ・R・R・マーチンは小説の中の時間的な整合性や、言葉の統一(例えば、トランプの用語で全体を統一するなど)も行った。
架空歴史小説であり、スーパーヒーロー小説である。
1946年に異星人がばらまいたウイルス(ワイルドカード・ウィルス)が原因で、超能力を持った者が登場し、世界の歴史が一変する。
「ワイルドカード・ウイルス」に感染したものの90%は死亡、一部は「ジョーカー」と呼ばれる身体的変異などを持ったものに、1%が身体的な変身を受けずに超能力を身に着けた「エース」と呼ばれるものになる世界である。
全体のトーンは、コミックスと比べるとリアルでダーク。
実際の社会問題などを投影しており、ジョーカーへの差別問題なども描かれている。ジョーカーの社会運動を行っているのが、象の鼻の先に掌がある鼻を持つエグゼビアというジョーク?も。
「大いなる序章」「宇宙生命襲来」「審判の日」の第1シーズン3作品(各上下巻)で、(翻訳者・黒丸尚の死により)刊行停止。
本国では1987年から現在まで、出版社を変えながらも出版が続いている。
<短編>
「超人」(早川書店「S-Fマガジン」1996年3月号、キム・ニューマン)
スーパーマン(とは明言されていない)がナチス時代のドイツに落ちていたら?、という作品
一言でいえば「スーパーマン:レッド・サン」ナチスドイツ版。
<ゲームブック>
「サイボーグを倒せ」(社会思想社、スティーブ・ジャクソン編)
アメコミ的世界設定の珍しいゲームブック
タイタンシティの守護者である主人公シルバー・クルセダー(開始時に超能力、ハイテク、怪光線、超肉体のいずれかの能力を選ぶ)は、悪の組織「恐怖結社」のボスであるチタニウムサイボーグを倒すために街中を飛び回り大冒険を繰り広げる。
<映画のノベライズ>
「リーグ・オブ・レジェンド」(竹書房文庫、K・J・アンダーソン)
映画版には版権の都合で登場出来なかったカンピオン・ボンドがラストに登場
「Vフォー・ヴェンデッタ」(竹書房文庫)
「スポーン」(メディアワークス、ロブ・マグレガー、トッド・マクファーレン)
「ヘルボーイ THE NOVEL」(ジャイブ 、イヴォンヌ・ナヴァロ)
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最終更新:2019年10月11日 21:56