*概要 -上段は漢字名・漢字名音読み・漢字名中国語読み・漢字名発音、下段は英語名カタカナ表記・英語名、キャラの欄も同じく -十豪侠 じゅうごうきょう シー・ハオ・シャ Shi Hao Xia -グレートテン Great Ten -中国のスーパーヒーローチーム -十豪侠が本来のチーム名であり、グレートテンはその英訳になる -初登場:52#6(2006年) -クリエイター:グラント・モリソン、JGジョーンズ -52開始後、最初の会議でDC社長(当時)のポール・レヴィッツから国際的なキャラクターを出すような要請があった(Newsramaのインタビューより) --ただしベダードはインタビューにて要請がある前からモリソンは中国をモチーフに使ったキャラクターを考えていたと話している --同じくモリソンが作った日本のチーム、スーパーヤングチームもこの一環だと思われる -文化大革命によって超人が逮捕・殺害され、中国ではメタヒューマンが激減していた -その中で近年各国によって行われているメタヒューマンチームの組織化を中国も進め、そうして13年前に結成されたチームが十豪侠の原型である --その当時の4人は威尉鉄、永生男黒暗、ショーリンロボット、ソーシャリスト・レッドガーズマンである -2年前に10人のメンバーが揃い、中国の保有する初のメタヒューマンチーム、十豪侠として大々的に公開された -2010年と劇中で明言されたため、そこから逆算して過去の出来事の時期を判断する事が出来る --ただしDCのメインキャラクターとの交流があまりないため、2010年に他にどのようなイベントが起きてるかは不明 -基本的に中国政府直属であるため、52やチェックメイトでは主に悪役として登場した --また文化大革命によってヴィジランテ的な「スーパーヒーロー」が逮捕・処刑されたため、このチームはヒーローではなく超級役人と呼ばれる -本拠地は「万里の長城(Great Wall Complex)」 -普段はここから威将鉄やジアン副首相が指示を出し、ヘリキャリアーやドラゴンウイングによって現地へ輸送される -チームリーダーは威将鉄であり -現場には威将鉄を中心に達医者完や鬼狐希手、致命七兄弟、体射手のうち2、3人が赴くことが多い -また、状況に応じて少林が本部から射出される --ちなみに他誌でのゲスト出演が最も多いのは威将鉄であり、実質的な十豪侠の顔役である *チームメンバー -本名の漢字表記はあくまでアルファベット発音からの逆算であり公式に設定されたものではない --複数候補があるものは最もよく人名に使用される漢字を選択している -また、西洋表記であると思われるため、苗字と名前を元と逆転させてあるが正しいかどうかは定かではない **達医者完 たついしゃかん タ・イーシェン・ワン Ta Yisheng Wan **アコンプリッシュド・パーフェクト・フィシシアン Accomplished Perfect Physician -本名:飛姚 ひよう フェイ・ヤオ Yao Fei -安微県出身 -元々は貧農に生まれ、医者になりたかったが大学へ行くお金がなく、軍病院に勤められるかもしれない可能性に賭けて人民軍に入隊した -しかし12年前に起こったチベット侵攻の際、非武装の一般人を殺させられたことで衝動的に脱走するが、上官に後ろから撃たれてしまう -その後、現地の医者の治療でなんとか命を取り留めたが、その日殺した相手が医者の息子であり、なおかつ息子はその日に17代目の達医者完になるはずだった -そこで医者は殺された息子の責任をヤオに取らせるため、ヤオを新しい17代目にするのだった -一般市民を優先した判断をするため、命令を忠実に遂行しようとする威将鉄とは仲が悪い -とは言え、ヤオは命令に反対する事はあっても、威将鉄に対してそれほどのわだかまりはない --威将鉄からすれば能力は信頼できるが脱走兵と言うのが気に入らない様子 --とは言え、表面にそれを出すことは無く、普段は普通に接している -またチベットの代表として見られている面もあるらしく、十豪侠にはなんらかの条件付で参加しているようだ -能力:声による様々な能力の使用 -相手の体の検査、折れた骨を治すなどの治療効果、音波系の攻撃、飛行他多数 -また先代まで16人の達医者完の記憶を持っている -威将鉄と対になるキャラクターとして作られた -軍人と元軍人、体制側と反体制側など様々な部分で対になっているが、お互い認め合ってる描写も見られる **体射手 たいしゃしゅ ティシェシュ Ti Sheshou **セレスティアル・アーチャー Celestial Archer -本名:陶徐 とうじょ タオ・シュ Xu Tao -山東省泰安出身 -父親が賄賂を警察に送らなかった事で店どころか家まで取り上げられたことで泥棒になったタオは泥棒になって早々警察に売られる -仲間の泥棒に追われる中、木のむろに隠れたが、そこで木の中へと落ちてしまう -そこには4000年前に中国に現れたという伝説上の人物げいが持っていた神弓があり、持ち主を待っていた -タオはその弓で泥棒を追い払い、新しい体射手となる --げいとは中国神話に出てくる英雄で、10個登った太陽のうち9個を射抜き落とした伝説を持つ --後に皇帝の不興を買い、神性を剥奪された後、神性を取り戻す薬を妻に独り占めされて死ぬ -陶は非常に純粋な少年であり、意識的ではないが神聖な山である泰山と神々に尊崇の念を抱いている -その事が体射手とて活動している最も大きな理由である -本来の役目は月の女神であり、げいの妻である嫦娥に仕え、世の中を良くすることである -そのためその役目を果たそうとして、同じ目的を掲げていた八柱の神々について行った -能力:矢を撃つことで魔法的な効果を発揮させられる -太陽を撃って一時的に覆い隠す、月に届く橋をかける等、神話級の能力者 --弓使いでは珍しい魔法系のキャラクター **雷斗脳 らいとのう レイドナオ Lei Dou Nao **サンダーマインド Thunder Mind -本名:康鄒 こうすう カン・ズオ Zuo Kang -中国、北京で最も人気のあるヒーロー -All Hail the Jewel and the Lotus、七つ言葉の真言を唱える事によって小学校の歴史教師が変身する -小学校の遠足で歴史博物館に来た時、偶然それが書かれた巻物を読み上げた事で変身してしまった --巻物の文字はあまりにも古い形の方言のため、誰にも読むことが出来なかった -ズオが想いを寄せているチャンは変身後の雷斗脳に想いを寄せているという変な三角関係 -能力:超人的怪力、速度、耐久力、飛行、念動力、テレパシー、分身、透明化他多数 -まだ能力をすべて使いこなしてはいないようだ -雷斗脳はスーパーマンとキャプテンマーベル(シャザム)をモチーフに作られたキャラクター -ビリーがシャザムと叫ぶのと同じようにして変身し、 -チャンと康、そして雷斗脳の関係はクラークとロイス、スーパーマンの関係に意図的に似せられている --クラークはロイスを愛しているが、当のロイスはスーパーマンに惚れていると言う構図 -また雷斗脳は「中国が手に入れたスーパーマン」という二つ名も持っている **永生男黒暗 えいせいなんこくあん ヤンシェンナン・ヘイアン Yong Sheng Nan Hei An **イモータルマン・イン・ダークネス Immortal-man in Darkness -本名:陳喏 ちんじゃ ヌオ・チェン Chen Nuo -ドーラ人の船を解析して作られた生きた飛行機「ドラゴンウイング(竜翼機?)」のパイロット -永生の名に相応しく死ぬ事は無いが、実情は死んだ中身を入れ替え続けているだけ -現在の永生は8ヶ月前から着任し、そろそろ死にかけている --8ヶ月前着任なので52登場時の永生は別人だと思われる -パイロットスーツは身体強化能力を備えたパワードスーツ的なものであるが、本来の役目はパイロットをドラゴンウイングと一体化させることである -スーツを着てドラゴンウイングに搭乗するとコクピット内部で機体と一体化し、その状態で操縦を行う(ただし作中ではコクピット内部で操縦している様子が描かれている) -また、コクピットから出る際は体が再構成されることになるが、その時の再構成の不完全さが緩慢な死を生み出している -装備:ドラゴンウイング -15年前に墜落したドーラ人の偵察艇を解析して作られた世界最強の戦闘機 -自意識を持った生体戦闘機で、パイロットは一体化して操縦を行う -「彼女」と女性形で呼ばれ、他に10機の「姉妹」が存在する(同時出撃もできるが、遠隔操縦なのか姉妹にも搭乗しているのかは不明) -1秒足らずでマッハ10まで加速し、その次の1秒で停止するような機動が可能らしい -プラズマボルトを装備 **威将鐵(てつ)いしょうてつ ウェイ・ジャン・ティエ Wei Jiang Tie **オーガストジェネラル・イン・アイアン August-General in Iron -志傅方 しふほう シフ・ファン Fang Zhifu -十豪侠の現場指揮官 -非常に任務に忠実であり、非人道的な作戦でも遂行する -特殊部隊ゼノチームの元隊長 -15年前に墜落したドーラの偵察艇を確保する任務に捨石として投入され -その中で奮戦するが窮地に陥ったドーラ人のウィルスによって身体を変質させられてしまう -一応任務を果たした後にファンは謎のワクチンを自分に投与し救助を呼ぶ -こうして部隊の何人かは助かったものの、数日の間にファン以外の全員が液体化してしまって死亡 -そんな中、唯一症状の進行が遅いファンに新型の治療を試され、なんとか一命を取り留めたが全身の細胞が生体金属と化してしまった --体内はシチズンスティールと似たような状況だと思われる --この時に婚約者から婚約を破棄されている -13年前から政府直属のメタヒューマンチームに参加 -鬼狐に触っても死なないため、唯一心を許されている -11年前の時点では大尉(Captain)だったが、その間に昇進し2年前の十豪侠結成時に将軍(General)に任命された -チェックメイトには黒のビショップとして参加しており、シンカーとも面識がある -能力:超人的筋肉、耐久力、高度な格闘技術、部隊指揮能力 -飛行も出来るが、これは肉体の能力なのか、エナジースタッフの機能なのかは不明 -武器:エナジースタッフ -2本の光る蛍光灯が付いた錫 -鋼鉄も切り裂く事が出来るらしい -プラズマボルトを発生させることができる -ベダードによると「現代的にリメイクされた中国のキャプテンアメリカ」 -また達医者完、ソーシャリストレッドガーズマンとはそれぞれ対になるキャラクターとして作られている **鬼狐希手 きこきしゅ グイフー・シーショウ Gui Hu Xi Shou **ゴーストフォックス・キラー Ghost Fox Killer -本名不明 -鬼狐一族の女性で、触れた相手を殺し、その魂を使役する能力を持っている -滅亡に瀕した鬼狐界から物質界へと来たらしい -香港を拠点にクライムファイターをしており、殺しの能力で脅し情報を提供させる手足役を持っている -30年前には既に名の知れた存在だった -13年前に威将鉄と接触、触れても大丈夫な相手に出会えたことから心を許し、十豪侠に参加する -達医者完を嫌っている -香港を拠点にしており、何十年もかけて貯めた膨大な魂を保有している -また古いアールデコ調のビルの中には「フォックスケイブ」と言うべき基地がある --「フォックスモービル」的なレトロな車と、それを運転する幽霊運転手も所持 -幽霊たちは基本的に忠実である -また、リン・エンライという「死んでいない」ギャングを情報源として使っている -エンライは30年前のチンピラ時代に死か服従かを強いられ、ギャングの頭になった現代もその裏稼業を続けている -そこで服従を選んだのは鬼狐希手のあまりの美貌に一目ぼれしてしまったからであり、死ぬなら手触れて死にたいと思っていた --ちなみにエンライのギャングの知り合いは鬼狐の持つ幽霊の中に何人も生前の姿のままで存在しているという -能力:接触することで相手を殺し、その魂を自在に使役することができる -手に持った変わった銃で撃つことで相手の魂を捕獲できる様子 -30年代に多数存在していたパルプ小説のヒーロー達をイメージして造られたキャラクター -見た目がグリーンランタンに似ているのは、当時のパルプヒーローであるグリーンホーネットをデザインの元に使っているからだと思われる -「鬼」と言うのは金棒と角と虎縞パンツのあれではなく、日本語で言う幽霊の事 -金棒を持っているのは本家の中国では地獄の看守であり、閻魔大王の部下として幽霊の生前の罪を裁く役目を担っている --#6で鬼狐希手と閻魔がライバルのように扱われ、対峙しているのはこれが理由だと思われる -奈良時代、日本に「鬼図」が持ち込まれた際、「幽霊の図」ではなく「霊を処断する地獄の看守の図」と勘違いした事が発端の様子 **致命七兄弟 ちめいしちきょうだい ジーミン・クィ・ションデイ Zhiming Qi Xiongdi **セブンデッドリー・ブラザーズ Seven Deadly Brothers -本名:剋頴楊 こくようよう ケイイン・ヤン Yang Kei-Ying(Yingには他に応、映、瑛が当てはまる) -福健省出身 -清朝の17世紀に生まれたヤンは食べるものを求めて軍に入り、少林寺の攻撃にも参加した -その攻撃の際、かつての同志を裏切って戦っていた白眉道人の武術の腕前に心惹かれてしまう -そこで自分も学ぼうと思い少林拳を志したが、白眉道人にその志を笑われてしまい、復讐の念を抱く -その後、噂に聞いていた近くの大山にいる7人の仙人に復讐のために取り入ろうとするが -仙人たちに復讐の念や少林寺での虐殺など、心の奥底をあっさりと見透かされ、呪いをかけられてしまった -それ以来ヤンは自分の殺戮衝動を表面的には抑えて、7人の自分と折り合いをつけて暮らしている -300年の間、何をしていたのかは不明 -能力:7人への分裂(各人が別々の流派の武術を極めている) -呪いとして7つに分裂した自分の意識と長寿、各流派を極めた武術を与えられた -身体能力は常人の限界クラスだと思われるが、実際の武術の達人なのかフィクション的な武術の達人なのかがはっきりしないため判断は出来ない -多分後者だと思われる -ベダードのインタビューでは「陽気なジャッキー・チェン」と語られていたが、作中ではあまりそのような面は散見されない -というよりぶっちゃけかなり陰気で陰惨な性格をしている **少林 しょうりん シャオリン Shaolin **ショーリン・ロボット Shaolin Robot -元々はラオと言う天才技師によって作られた秦の始皇帝の兵馬俑の一体 -易の陰陽を使ったデジタル言語によってプログラムされている -特別な兵馬俑は100体存在していたが、その才能を危惧した皇帝に墓に追葬されたラオによって1体が改良 -皇帝を守るための基本的な動作しか出来ない他の99体とは違い、自我を持つほど高度に再設計された -15~13年前に兵馬俑が発見された際、唯一動作しないまま残っており研究機関に運ばれた後に改造されている --この時に99体の兵馬俑は発見した考古学者を殺害、大量に動員された人民解放軍の陸軍を壊滅させて紫禁城を占領した --事態に対処するためジアンによって威将鉄とソーシャリットレッドガーズマンが投入、2人の装備と能力によってあっという間に兵馬俑は制圧された -ボディの方はドーラ人のテクノロジーによって作り直されているが頭脳部は手付かずのままである --一応、チェックメイトのAIであるシンカーによって記録装置は解析された -また六十四卦によって会話し、漢字を書ける --非常に達観した精神を持っているが、あまり会話はしない -能力:超人的身体能力、ドーラ技術製のボディ -戦闘能力は随一であり、なおかつ高高度から射出されても耐えうる耐衝撃性を持つ -秦朝当時の武術の達人を打ち負かすほどの格闘能力が元々の設計時から用意されている -(ラオの追加改造によって強化、もしくは弱体化したかは不明) -また、2000年以上放置されていた元々の兵馬俑であっても近代陸軍を99体で圧倒するほどの性能を持っていた -武器:プラズマキャノン、エナジーブレード -プラズマキャノンは右腕、エナジーブレードは左腕に装備されている -エナジーブレードは偽玉皇大帝の首を一撃で落とすほどの威力を持つ --ちなみにプラズマ兵器は威将鉄の錫丈や竜翼、レッドガーズマンのパワードスーツにも搭載されており、ドーラ製のテクノロジーだというのがうかがえる **ソーシャリスト・レッドガーズマン Socialist Red Guardsman -本名:労顧 ろうこ ラオ・グ Gu Lao(Laoには他に古、谷が当てはまる) -事故によって放射能人間になってしまった身体をドーラ人のテクノロジーで作った放射能制御用パワードスーツで包んでいる -普段は誰も居ないゴビ砂漠にある基地にて1人で暮らしており、十豪侠の任務に顔を出すことも少ない -毛思想の熱烈な信奉者で資本主義に偏ってしまった母国に建国当初の理想を取り戻そうとしていたが年を経て達観し、無気力になっていた -最終的に威将鉄と和解した -能力:放射能を全身から放射しつづける「世界で最も放射能な男」 --おそらくフラッシュたちの持つ「世界最速の男」の称号のパロディだと思われる -装備:パワードスーツ -ドーラ人の技術解析によって作られたパワードスーツで放射能を封じ込め、武器のエネルギーへと変換する機能を持つ -「自らの手で殺したい時以外は脱がない」らしい -威将鉄とは「事故による異形への変化」「隔離された生活」「軍によるヒーローへの道」といった共通点を持ちながらも -別の道を進んだ人間であるとインタビューでは語られている **母冠軍 ぼかんぐん **マザー・オブ・チャンピオンズ Mother of Champions -本名: -不妊体質でその事で付き合っていた男と別れ、宇宙で初めて生まれた粒子であるヒッグス粒子を発見する研究に集中していたが -実験中の事故によってヒッグス粒子を浴びる事になる -当初は何もなかったが、しばらくして能力が発症した -子供を失い続けた事で何事にも動じない冷徹な性格となっている -能力:子供を産むことが出来る -生まれてくる子供は ・数日間で生まれる ・成長速度は非常に速いが、寿命は一週間 ・圧倒的な身体能力を持つ ・父親のスーパーパワーが遺伝する -この4つの特徴を持っており、緊急事態が起きると母冠軍は現場で「子供を産む」 -また本人も次第に超人的な身体になってきており、食事や呼吸を必要とせず放射線への耐性も持っている *予備メンバー **イエティ -本名:胡偉 -優秀な科学者で、特別な薬品を飲むことで雪男へと変身することが出来る -変身中は超感覚や超人的怪力、スタミナを発揮することが出来るが、専用の護符を付けていないと自我を失ってしまう -非常に好奇心が旺盛な人物 -52の32週で登場、50週目で暴走するブラックアダムによって殺された **エッグ・フー -本名:鄭朱 -元々はシルバーエイジ期にワンダーウーマンで登場したキャラクター -スーパーヴィランではあるが、中国政府に恭順しているため十豪侠の補欠として認められている **ナンバーフォー -マザーオブチャンピオンズが生み出した子供の1人 **シェン・リー・ポー -チェックメイトの先代黒のビショップ *関係者・関係組織 **韓蒋副首相 かんそう ハン・ジアン han Jiang Vice Premire -十豪侠の担当者 -13年前には役職不明だが大臣を務めており、他国との競争に打ち勝つため十豪侠の基礎を立ち上げた -お世辞にも善人とは言えないが、役目は忠実にこなすタイプ **ロケットレッドブリゲート **チェックメイト -アラン・スコット *敵 **八柱の神々 -十豪侠がチベット・ラサで暴動鎮圧をしている際、突如として姿を表した神々 -十豪侠を戦力で圧倒し、中国政府を打ち倒すためにそれぞれが主要都市を襲撃する -玉皇大帝 Jade Emperor -関羽 Kuan Ti -閻魔大王 Chu Jiang -祝融 Chu Jung -共工 Gong Gong -風魄 Feng Po -雷公 Lei Kung -電母 Kei Zi -後に威将鉄の医療データなどを解析して作られたドーラ系技術のサイボーグである事が判明(誰が改造したかは明言されていない) -自らを本物の神々と刷り込まれていたため風魄、閻魔に加えて玉帝を失った事で自信を失った5人は退却し、体射手の力で「本物の」神々と対話を行った -本物の玉帝達と出会うことで色々と振り切れた残る5人は母国を守るため、北京を狙うロボ軍団撃退を行う十豪侠に協力する **ドーラ人 -変身能力を持つ異星人 -ここの偵察艇が15年前に青海に墜落した事から十豪侠と言うチームが始まったとも言える --チーム中の4人がドーラ系のテクノロジーに関係している --ただしオリジンに直接関わるのは威将鉄のみ --リージョンオブスーパーヒーローズのカメレオンやR・J・ブランドもこの惑星出身である **一般人の暴徒 **アウトサイダーズ *登場作品 **レギュラーシリーズ **十豪侠#1~9 -ライター:トニー・べダート ペンシル:スコット・マクダニエル -初の独立ミニシリーズ -チベット、ラサの奥地より復活した古代の神々は共産主義を打倒し、中国をつくりかえようと試みる -それに対して十豪侠は政府にそれぞれ不審や不満を持ちながらも、人々を助けるために神々に立ち向かう -1話ごとに各キャラクターのオリジンや中国での原語名が明かされた -売れ行きが悪かったことから打ち切り、全9話になってしまった --なのでソーシャリストレッドガーズマンの詳細なオリジンや原語名は不明のままとなっている **ゲスト出演 **52#6、45、49、50 -#6にて初登場、万里の長城(本物)にて -イービルスターを追ってきたグリーンランタン2人と威将鉄、ショーリンロボット、体射手、永生男黒暗、レッドガーズマンが戦いを繰り広げた -戦いは互角に繰り広げられるが、乱入してきたブラックアダムやロケットレッドブリゲートによってうやむやになる -最終章ではWW3にて中国政府の方針からアメリカ系のチームと対立、チーム単独でシヴァナに強化された暴走状態のブラックアダムと戦闘を行うが、10:1で敗北する -その後政府の方針変更によって一応の和解をみる **ザ・シールド#4,5,6 -シールドと戦う事になり、3対1と言うこともあって撤退に追い込む -威将鉄はメタヒューマンレベル3、致命七兄弟はレベル4、ショーリンロボットは技術レベル7らしい -基準は不明 **ファイナルクライシス#4 -一コマだけ登場 -反生命方程式が世界に広がる中、アラン・スコットの通信に返答している **チェックメイト#4 -チェックメイトの1チームが中国への潜入中に発見され、十豪侠と戦闘がおこなわれる -悪役として登場 **アクションコミックス#886 -バックアップのキャプテンアトムに登場 -顔出し出演のみで台詞はなし **ウォーオブスーパーメン#3 **バットマン・ブレイブ&ボールド#8 -同名アニメのコミック版 -イエティのぐんだんとたたかうためにバットマンはちゅうごくのすごいヒーローチームときょうりょくするぞ! *トリビア -モリソンはNew-X-Men担当時に架空の中国の聖人にマグニートーが成りすますプロットを考え -そのために中国の文化や歴史についての膨大な資料を集めた -52最初の週の後の会議で「国際的なチーム」を求められたモリソンは家に直行し、その資料の山を漁り始めたという -台湾のサイトでは5話が発行されるまで威将鉄は「鉄面将軍」と呼ばれていた