**概要 -M‐Day後に初めてミュータントが誕生。そのミュータントの赤ん坊を巡って戦いが繰り広げられる。 **クリエイター -ライター:エド・ブルーベイカー -アーティスト:マーク・シルベストリ **あらすじ -新しいミュータント反応を探知したX-MENは探知源のアラスカへ急行するが、アラスカの街は廃虚と化していた…… --ピュリファイアーズとマローダーズが既に駆けつけ、新たな反応=生まれたばかりの赤ん坊を狙って街を襲撃していた事が発覚。 --赤ん坊がどこにいったのかを探るため、各Xチームが行動を開始。 -未来のタイムラインに異常が発生し、サイクはマルチプルマンの分身をフォージのタイムマシンで未来へ送り出すが、ライラも一緒に行ってしまった。 --マルチプルマンとライラが辿り着いた80年後の未来(ビショップの故郷)では、ミュータントは隔離施設で迫害されていた。 -赤ん坊はケーブルが確保し、守っていた。 -学園を警護していたセンチネルが突如暴走を開始し、戦闘の末に学園は崩壊してしまう。 -ビショップが裏切り、赤ん坊を殺そうとする。彼の未来では、この赤ん坊がミュータント迫害の元凶となる事件を起こす事になるため。 --一方で、赤ん坊はケーブルの未来世界では救世主となる運命。 ---余談だが、2つの未来が相反して戦うケーブルvsビショップ、という図式のストーリーは90年代版アニメX-MENで既出だったりする。 -ミューア島のシニスターの基地を発見。でマローダーズ&アコライツ連合とX-MENの最終決戦。学生メンバーとプレデターXも参戦。 -学生メンバーの活躍もあり、マローダーズ&アコライツ連合を撃破する。プレデターXもウルヴァリンが腹から引き裂いて絶命する。 -ケーブルが赤ん坊を育てる事になり、未来へ旅立つ矢先にビショップが放った一発がプロフェッサーXに当たってしまう。 -倒れたプロフェッサーXを前にサイクロプスはX-MENの解散を宣言する。 --プロフェッサーXの遺体はなぜか忽然と目の前から消えてしまう。 -未来へ辿り着いたケーブルは赤ん坊を未来への希望、救世主として育て始める。 **後のマーベルユニバースへの影響 -学園としてのX-MENは解散。崩壊した学園を放棄し、X-MENはサンフランシスコに移転。 **掲載誌 -X-MEN:MESSIAH COMPLEX ONE SHOT -NEW X-MEN 等