キャラクター:ブラックパンサー

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キャラクター:ブラックパンサー - (2022/10/31 (月) 16:16:27) のソース

*概要
ブラックパンサー  Black Panther
本名:ティチャラ 人間/地球人/男性/ワカンダ人
-ワカンダ王家に代々受け継がれる称号と装備を引き継ぎ、ティチャラもまたブラックパンサーとなった。
-ワカンダ国国王にしてアベンジャーズメンバーであり、また、ストームの(元)夫でもある。
-忘れちゃいけないマーヴル初にして、最もメジャーな黒人ヒーロー。
-現実のアメリカ社会にブラックパンサー党という政治結社が登場した際、編集部が一時的に名称をブラックレパードに変更した事もあった。

*キャラクター
-【ヒーロー】本名:ティチャラ T'Challa
-偽名:ルーク・チャールズ Luke Charles
-人間/男性/地球人/ワカンダ人
-初登場:Fantastic Four 54号(1966年)

-最初は、何の疑問を持たれることもなくマスクの下の素顔は白人だと思われていた。
--だが、過激かつ狂信的な白人優越主義者団体、サンズ・オブ・サーペントとの戦いに於いて、初めて自分の素顔と身分をアメリカ市民に公表。
-実在の黒人過激派組織であるブラック・パンサー党と混同されないよう、ブラックレオパードと改名したこともあった。
-アメリカに於ける黒人の権利意識の向上には強い関心を持っており、ルーク・チャールズという名を名乗り、教鞭をとったこともある。
-デアデビルとの友情も厚い。キャップとの友情も厚い。
--キャップとの馴れ初めは、死んだと思われた仇敵バロン・ジーモを追ってキャップがアフリカを訪れた際(Tales of Suspense 97号)、暫くサイドキックを務めた。

-格闘技の達人で、下記のハーブにより強化された屈強の肉体を持ち、自国特産のビブラニウム合金製のスーツと爪を装備する。
--この装備を得る資格は、部族の伝統儀式での戦いを経て族長の地位に就く事で得られた。
-さらに族長は「ハート形のハーブ」を唯一食する権利を引き継ぐ。このハーブの力で黒豹の神とつながり、身体と感覚が優れるとされる。
--このハーブはワカンダ固有のもので、ビブラニウムによる変異体である。
--分かっているだけで、祖父、父、叔父、本人(ティチャラ)、妹、と多くの者がブラックパンサーとなっている。
---第二次大戦時、キャップがパンサーと戦って敗北しているが、この時のパンサーはティチャラの祖父。
---ブラックパンサーを決闘で倒した者なら誰でもパンサーになる事ができるが、代々王家に受け継がれている。
-科学者としても一流であり、ことヴィヴラニウムの利用技術に関しては、世界最高の見識を持つと言っていい。
--アヴェンジャーズのクインジェット、キャップのオートバイ、ファルコンの飛行スーツ、いずれも彼の発明。
--自身が装備するものでは、ビヴラニウムを利用して振動を吸収する無音ブーツ、コスチュームの下に着込んだ振動を吸収する保護スーツ、レーザーダガーなどがある。
-自国内では、屈強な女性戦士の親衛隊、ドーラ・ミラージェを従えている。

*エピソード
-ワカンダ国の王子として生まれ、少年時代にビブラニウムを狙って襲撃を仕掛けてきたユリシーズ・クローに父ティチャカを殺される。
--敵の音波兵器を奪って撃退。再びの襲撃に備えて己を鍛え始める。屈強な戦士に成長した後、叔父を倒してブラックパンサーを襲名。一族の秘儀を受けてブラックパンサーとなった。

-幼少期、ミュータントになる前のストリートチルドレン時代のストームと出会い、共に戦った事もある。(後付け)

-初登場エピソードは、ファンタスティック・フォーをワカンダに招待し、腕試しの相手として「狩り」を行うというものだった。
--父の仇、ユリシーズ・クローを討つ前の腕試しだったと聞いて同情したFFと流れで共闘。自らの手でクローを倒す。クローは自ら音波生命製造装置の中に身を投げた。

-クローが復讐のため多国籍傭兵部隊を率いて襲撃してきた際、便乗して米軍も送り込まれるが、ワカンダ単独でこれら全てを打ち破っている。
--この戦闘で王不在の戦力不足を埋めるため、叔父がブラックパンサーとなって戦ったが、クローによって片足を失ってしまった。
--妹シュリもビブラニウム鉱床を守るためラジオアクティブマンと戦っている。

-アベンジャーズに参加するが、参加した目的はアメリカの超人社会に対するスパイ目的であったと後に判明する。

-アイアンマンに[[イルミナティ]]のメンバーに誘われたが、一部の人間が世界の命運を握る行為に反発し、参加を拒否した。

-マキシマム・セキュリティ編で急接近したストームと結婚。
--ミュータントかつ外国人と結婚した事で、ワカンダ国内からは反発を招く事となった。

-シビルウォーではアメリカの内輪の争いに関与する事を拒否していたが、ドゥームから同盟を持ちかけられた事をきっかけとし、アメリカが暴走を始めた時に備え、反登録派として外部から支援を開始し、陰ながら直接戦闘にも加わっていった。
--ラトベリア、アトランティス、インヒューマンと同盟し、登録法施行後に予想される米国の海外派兵に対して備えを整えていったが、キャップの投降によって計画は唐突に潰えてしまった。
--シークレットアベンジャーズに加わった際のキャップと戦闘訓練では、キャップに圧勝している。

-「ドゥームウォー」編ではラトベリアとの戦争が勃発。X-MENと共にドゥームと対決している。
--この際、ティチャラが負傷し戦列を離れ、その間、妹のシュリがパンサーとなって戦った。
-シャドウランド展開後、二代目「恐れを知らぬ男」として歴史あるデアデビルのオンゴーイング誌を継承する事になったが、結果的には短期間の代打止まりとなった。

-AvsX展開ではホープの処遇を巡り、妻ストームと対決。心身共に敗北している。
--その後、フェニックスの力を得て暴走状態となったネイモアとアトランティス軍の攻撃でワカンダは壊滅してしまう。戦後は復興に尽力する事となる。
--この戦いとワカンダ壊滅がきっかけとなり、ついにストームと離婚。夫婦生活は連載期間で約六年で終わる事となる。
-タイムランズアウト編で全世界の崩壊が迫る中、ついにネイモアに復讐を果たしたかに見えたが……
--世界の滅亡からバトルワールドを経て、戦いの中で和解に至る
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*小ネタ
-ブラックパンサーとストームが結婚したという設定は、アース-Xシリーズの世界(Earth-9997)が最初である。この世界ではブラックパンサーもミューテーションを起こし、豹人間になっている。
-平行世界の未来から、ストームとの間に生まれた娘がやってきて、X-MENのジーングレイ学院の生徒となっている。
--正史世界では二人の間に子供はいない。
-マーベル世界一の金持ちである。
--ビブラニウムが1グラム1万ドルの価値を持ち、推定埋蔵量をかけると、約3兆ドル以上(世界全体のGOPを上回るらしい)の富を持っている計算になる。
--3兆ドルは行き過ぎとして、いろいろな計算が出されているが、いずれも大金持ちであることには間違いない。
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*登場作品一覧
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*メディア展開
**実写映画
-シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ
-ブラックパンサー
**アニメ
-アベンジャーズ 地球最強のヒーロー
-アイアンマン・ザ・アドベンチャーズ
--高校生トニーが主役の作品で、同じく十代の青年として登場。
-ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ
--属性はアニマル。セレブな少女・ジェシカのセカンドヒーロー
---ワカンダの王であったが、ワカンダがタイガーシャークたちの襲撃を受けた際にディスク化されてしまう
-フューチャー・アベンジャーズ
--当初は非協力的だったが、和解。ビブラニウムを盗まれたと芝居を打つ事でヴィランをおびき出す作戦に協力した。
**ゲーム
-MARVEL HEROES
--プレイアブルキャラクター。物理格闘、エナジー斬撃、ナイフ射撃、侍従召喚、と幅広い技を使う万能型。ワカンダMAPも登場する
--コスチュームチェンジでティチャラからシュリに変更する事も可能

-MARVEL VS CAPCOM INFINITE
--プレイアブルキャラクターとして参戦