心配になる組み合わせ - nikkeGZ.wiki

要約

登場ニケ

• ティア
• ナガ
• バイパー

任務に向かうためエレベーターに乗り込む指揮官、バイパー、ティア、ナガの四名。いつも通り指揮官に抱きついているティアを見て、バイパーも負けじと指揮官に抱きつく。２人に抱きつかれ、バランスを崩した指揮官は２人と一緒にエレベーターの中で倒れてしまう。その衝撃でエレベーターは大きく揺れ、停止してしまう。
エレベーターの中で待機することになった一行、ティアは指揮官にまた抱きつき、ナガはこっそりと指揮官にくっついて座った。指揮官の両隣をキープされたバイパーは負けじと指揮官の正面に座って、首に腕を回した。しばらく時間が経ち、３人のニケに囲まれていた指揮官は息が苦しくなってきたため、少し離れるようみんなに伝えるとバイパーはふざけて指揮官にもっと近づこうとする。それをナガが慣れた手つきで引き離し、みんなが離れることで指揮官はなんとか息がしやすくなった。それに続くようにエレベーターが動き始めた。
指揮官がナガを誑かしていると、エレベータが再び揺れ、ティアが今度はバイパーに抱きつき、エレベーターの中が騒がしくなった。それを見た指揮官は今日の任務が無事に終わるか心配するのであった。

書き起こし

...

◯バイパー
久しぶりにダーリンと任務だなんて、
ワクワクしちゃう♡
でも…

◯ティア
えへへ。先生と任務だぁ～

◯ナガ
ティア？
急に抱きついたらダメだって言ったでしょ。

◯バイパー
この子たちも一緒なの？

◯指揮官
そうだ

◯ティア
バイパー、やっほ～

◯バイパー
あはっ、元気だね。

◯ナガ
うちの子って、天真爛漫なんだよね～

◯バイパー
しかも、ダーリンに
すごく自然にくっついてるし？

◯ナガ
いつも注意してるんだけど、
先生にだけは我慢できないみたい～
大目に見てあげて。

◯ティア
だって、先生のことが大好きなんだも～ん。
えへへ。

ティアは、いつもよりさらにぴったりと
私にくっつき

◯バイパー
ダーリン、お子様とくっつきすぎじゃない？
もう少しこっちに来てくれる？

バイパーも負けじと、思いっきり
私を自分の方へと引き寄せた

◯指揮官
あ、危ない！

バタンッ、ドンッ

バランスを崩した私は、
バイパーとティアといっしょに
エレベーターの中で倒れてしまった
エレベーターはその衝撃で、大きく揺れた

◯ナガ
あっ、みんな大丈夫？

ガタンッ！

◯指揮官
！

◯バイパー
ん…？

◯ティア
あれ？

◯ナガ
これ、止まったんじゃない？
さっきの衝撃のせいかな？

◯ティア
きっと、すぐ直してくれるよねぇ？
先生ともっとくっつけるから、
ラッキー。えへへ。

◯ナガ
う～ん。
狭いところにずっといるのは、微妙かも。
早く直してくれるといいけど。

そう言いながら、
ナガもこっそり私にくっついて座った

◯バイパー
あはっ。ちょっと３人、仲良すぎじゃない？
ダーリンの隣、キープされちゃった。
じゃあ、私は～

バイパーは正面に座り、私の首に腕を回した

◯バイパー
ここにしよっと♡

左にはティア

◯ティア
ふふふ～

右にはナガ

◯ナガ
……

正面にはバイパー

◯バイパー
ふふっ♡

３人のニケに囲まれ、
どれくらい時間が経っただろうか
だんだん息が苦しくなってきた

◯指揮官
息苦しいな…
少し離れてくれないか？

◯バイパー
ん？こうやって？

そう言いながら、バイパーはさらに顔を近づけた

◯指揮官
！

顔が触れる直前

◯ナガ
おふざけはそれくらいにしたら？
先生が困ってるでしょ～

ナガはこういう状況に慣れた様子で、
バイパーと私をあっという間に引き離した

◯バイパー
わあ、さすがM.M.R.附属高校の生徒。
やるじゃない～
子供だからって、甘く見ちゃダメだね～

◯ナガ
褒めてくれてありがと。
ティアも、そろそろ離れようね？
先生も大変なんだから。

◯ティア
うぅ～ん、分かったぁ。

◯指揮官
ふぅ

ニケたちがはなれると、息がしやすくなった

ガタンッ！

ウウウン！

◯ティア
あれ？よかった～
直ったみたい！

エレベーターも再び動き始めた

◯指揮官
ナガ、助けてくれてありがとう

◯ナガ
ううん。もっと早く気づくべきだったよね。
つらい状態で放おっておいて、ごめんね～
先生の隣りにいると、私も気が緩んで
ついぼーっとしちゃった。

◯指揮官
私の隣では気を緩めてもいい

◯ナガ
ふふっ。
先生は優しすぎるよ～

グラッ

エレベーターが再び揺れた

◯指揮官
！？

◯バイパー
ちょ、ちょっと、何するの！？
くっつかないでよ！

◯ティア
頭のそれって、ヘビでしょぉ？
ちょっと見せてくれない？えへへ。

◯ナガ
ティア！
迷惑かけちゃダメでしょ～

…今日の任務は
無事に終わるのだろうか？