略年表
年代は大陸歴。
年が確定していない出来事は、時期のみ記載する。
| 年代・時期 |
出来事 |
| 切り札介入以前 |
集落ごとの生活・方舟信仰 |
| 0年 |
切り札介入・夜鳥計画 |
| 介入後・年未確定 |
統一国家形成・身分序列の法制化 |
| 切り札支配期 |
人間への迫害・世界樹による攻撃 |
| 150年 |
テロリズム横行 |
| 切り札敗北後 |
旧政治家による差別体制の継承 |
| 到来年未確定 |
天空が第五世界から来訪 |
| 205年 |
天空が統一大統領へ |
| 240年頃 |
罪ある天才による首脳陣殺害 |
| 首脳陣殺害後 |
差別撤廃派の台頭・停止による再構築 |
| 270年 |
人間差別撤廃・共生学園設立 |
※停止の差別撤廃運動は、天空の到来以前から続いていた。
※切り札支配期の攻撃すべてが150年に起きたという意味ではない。
切り札介入以前
集落を中心とした生活
切り札が来る以前、人々はそれぞれの集落を中心に暮らしていた。
自分たちの集落の外にはあまり関心を持たず、各々の生活を営んでいた。
人口の約9割は獣化能力を持つ獣化民・獣人であり、獣化できない人間はもともと少数派だった。
人間が少数派になったのは、切り札の迫害によるものではない。
方舟への崇拝
東の果てにある
エデンの上空には、
方舟が存在する。
方舟は、切り札の介入以前から崇められていた。
切り札による統一国家の形成
介入と中央集権化
大陸歴0年、
切り札が第四世界へ介入する。
同年には「
夜鳥計画」の記載がある。
切り札は、集落ごとに暮らす人々にまとまるよう働きかけ、中央集権の統一国家を形成させた。
政治や制度は切り札の理想に合わせて整えられ、第四世界全域がその支配下に置かれた。
ただし、統一国家の成立年そのものは確定していない。
身分序列の法制化
切り札は種族・一族による序列を定め、法律として制定・施行した。
- 最上位:十二支の一族
- その下:獣化能力を持つ獣化民
- 最下位:獣化能力を持たない人間
十二支の一族は純血性と血統を重視する支配層となり、人間の多くは労働階級として扱われた。
種族・血統と、どれだけ獣化できるかが社会的な身分を左右した。
差別は単なる個人の偏見ではなく、国家の制度として組み込まれていった。
信仰への介入
切り札は架空の神を作り、もともと崇められていた方舟を「神が下さった恩寵」として祀らせた。
この神は第四世界に実在する存在ではない。
既存の方舟信仰に、切り札が新たな意味づけを与えたものである。
実験と迫害
夜鳥計画
切り札は第四世界において、長年にわたり遺伝子系の実験を行った。
代表例が「
夜鳥計画」であり、鵺のように複数生物の要素を併せ持つ合成獣の創出を目的としていた。
治安悪化と人間狩り
切り札の介入後、治安は悪化した。
人間は「虫」と呼ばれて虐げられ、「人間狩り」が横行した。
支配層は人間を狩猟対象や労働力として扱った。
一方で、人間も知性と文化を持つ存在であるとして、保護を訴える声も存在した。
世界樹による攻撃
高官と護衛への襲撃
世界樹は、切り札の支配を妨害するため、第四世界でテロ活動を繰り返した。
切り札の影響力そのものを十分に削ぐことはできなかったため、高官と護衛を狙い、戦力を低下させる方針を取った。
この攻撃は効果を上げ、切り札側に損害を与えた。
切り札の防衛と損耗
第四世界を安定させたい切り札は、小アルカナやエージェントを防衛に投入した。
しかし、投入された者たちも世界樹に狩られ、切り札側の戦力は削られていった。
大陸歴150年には、テロリズムの横行が年表に記録されている。
一連の攻撃の開始年・終了年は未確定であり、すべてを150年の出来事とはしない。
また、この攻防は、後年の
罪ある天才による首脳陣殺害とは別の出来事である。
切り札敗北後の停滞
切り札の支配が終わった後も、第四世界の体制は大きく変わらなかった。
切り札と組んでいた政治家たちが生き残り、それまでの制度を踏襲して差別的な政治を続けたためである。
彼らは保守派として議会の大半を掌握した。
支配層・価値観・差別構造は温存され、人間や種族をめぐる問題は未解決のまま残った。
天空の到来と改革の行き詰まり
本物の龍の到来
天空が来る以前、第四世界では恐竜などの古竜が「龍」として幅を利かせていた。
そこへ第五世界から本物の龍である
天空が現れ、盲信的な崇拝を受けることとなった。
天空の到来年は未確定である。
統一大統領への就任
大陸歴205年、天空は統一大統領となった。
天空は差別政治を変えようとしたが、議会の大半を握る保守派に阻まれ、改革を実現できなかった。
本物の龍として崇拝されることと、既存の政治体制を変えられることは別だった。
停止の運動と首脳陣殺害
長年の差別撤廃運動
停止は、天空の到来以前から差別撤廃に向けて活動していた。
しかし、当初は力が足りず、体制を変えるには至らなかった。
それでも活動を続け、差別撤廃の運動を長く育ててきた。
差別撤廃派は、首脳陣殺害以前から根回しを進めていた。
大陸歴240年頃の転換
大陸歴240年頃、
罪ある天才によって首脳陣が爆破・殺害された。
これにより支配構造が一度崩壊し、準備を進めていた差別撤廃派が勢いを得た。
天空の登場と首脳陣殺害を転機に、停止が育ててきた運動は実を結んだ。
世界の再構築
停止は表に出て、世界の再構築を主導した。
血統や種族による差別を否定し、生まれではなく本人の能力や努力を重視する社会を目指した。
多くの政治家が殺害されたことで、政治の顔ぶれも大きく変わった。
切り札の薫陶を受けていない人々が、政治の中心を担うようになっていった。
差別撤廃と共生学園
大陸歴270年の差別撤廃
大陸歴270年、人間への差別が法律上禁止された。
ただし、十二支の一族は引き続き「高潔なる血筋」として尊重され、高い社会的地位を保った。
また、人間が獣化できないという違いも残っている。
法律が変わっても、人々の意識や慣行が直ちに変わったわけではない。
社会の変化は緩やかで、差別が色濃く残る場合も多かった。
共生学園の設立
それまで差別していた側と、差別されていた側の若者を同じ学校に通わせ、共に学び、育つことで差別意識をなくしていくことを目的とする。
法律による禁止だけでは解消できない、人々の意識に働きかけるための学校である。
改革後の体制
改革後も天空は統一大統領を務めている。
停止は、大多数派ではないものの、政治に意見を通せる規模の連立の党首となった。
旧体制の政治家たちが支配していた時代から政治は変化したが、十二支の権威や社会的な差別は残っている。
第四世界の改革は、法律の改正だけで完了したものではない。
年代の要確認事項
- 旧記述の「切り札が敗れた後(約150年経過後)」は、経過年数の起点が未確定。
- 統一国家の成立年と、身分序列を定めた法律の制定年は未確定。
- 世界樹による一連の攻撃の開始年・終了年は未確定。
- 天空の到来年と、停止の差別撤廃運動の開始年は未確定。
- 切り札の支配終了年は、第四世界の現地年として未確定。
最終更新:2026年09月20日 23:01