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カップルウォッチャーととろvs.幸せ撲滅計画(2)

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カップルウォッチャーととろvs.幸せ撲滅計画(2)




 ※

 前回のあらすじ!
 カップル狩りが好きなごく不良の高校生、大型台中型那賀小型省。彼らを取り巻く暗黒学園生活。だがそ
れはデバガメ少女の心に生まれた小さな歪みによって一変してしまう。
 学園を襲う突然の異変。俺達が目覚めたそこは、見知らぬ戦乱の異世界だった。

「お前嘘つけよ」



 ※

「謎の美少女戦士、カップルウォッチャーここにあり!」
「近森さんか。今は危ないから――」
「謎の美少女戦士ッ!!」

 訂正とともに足が出た。止せばいいのに余計なことを口にした先輩の脇腹を、不意打ち気味の一撃が抉る。今
更恥や外聞を思い出したらしく、照れ隠しこみのその破壊力は凶悪だった。

「げふー!?」

 冗談のように吹き飛ばされる先輩。校舎の壁に強かに後頭部を打ちつけて静止した。
 奇妙奇天烈な扮装をした怪人物のいきなりの凶行に、不良三人組も戦いの中で戦いを忘れた。

「お前、そいつに何の恨みがあるんだ……?」
「ああああ!? ご、ごめんごめんよ先輩くん!」

 我に返ったカップルウォッチャーは、うずくまって痙攣する先輩に慌てて駆け寄り、半泣きで謝りながら背中
をさすった。……そこ違う。

 ――しばらくお待ちくださいッ――

「手当てはこんなものかな!?」

 介抱もそこそこに、謎の美少女戦士・カップルウォッチャーは改めて己が真の“敵”と対峙した。ハートをか
たどったバイザー越しに、怒れる瞳が不良三人組を睨み据える。
 このあたり、律儀に待つほうも待つほうだが、どちらかというと彼らは帰るタイミングを逃した感が強い。

「気を取り直して! そこのリーゼント、モヒカン、そしてハゲ!!」
「ハゲぇ!?」

 カップルウォッチャーは口上を続けながら、ステッキの先端、少女趣味というかやりすぎてちょっと悪趣味な
飾りで、立ち尽くす不良達を順繰りに指し示す。全世界のシェイブンヘッドのアンちゃんをも敵に回す容赦なし
のハゲ呼ばわりに、小型省が愕然としていた。

「あんまりだろ。せめて丸刈りとかにしてやれよ……」

 ダメージが抜けきらず未だ苦しげな声でも、先輩はツッコミ先を選ばない。常識人の鑑というか、彼も大概難
儀な性格だった。
 しかしもちろん、そんなものに耳を貸すカップルウォッチャーではない。

「一度きりしかない青春! すべての恋人達の逢瀬とあたし個人の娯楽を邪魔するとは断じて許し難いというか
ゾンダー許せない! 今、日輪の力を借りて、この愛と正義のブレザー制服美少女戦士・カップルウォッチャー
が、問答無用に大成敗しちゃうんだからっ!」
「なんかもういろいろとひどい台詞だが、そこは取り敢えず保留するとして。あんた具体的にはどうする気だ。
殴りっこでもするのか? ……勝てるわけないだろうそんなの」

 冷静な先輩の指摘に、カップルウォッチャーの挑発的な微笑が凍りついた。そのようすから彼女に何の策もな
いことを察した先輩も凍りついた。
 いうまでもないことだが説明しよう! 彼女の纏うコスチュームに、戦闘力を劇的に強化するなどといった機
能は全然まったくこれっぽっちも存在しない。
 防御面ではヘルメットとマントの分ある程度期待できても、攻撃面では魔法のステッキによる殴打が関の山で
ある。……それでも敗北以外の未来は待ち受けていないだろうが。
 何よりウガウガいいながら棍棒を振り回す原始人とやっていることが同じというのは、何ぼ何でも美少女戦士
としては致命的ではないだろうか。

「う……」
「……う?」
「“ウガウガ”じゃなくて“ぴるぴる”なら美少女戦士としても――!!」
「そんなことはどうでもいいから現実を見てくれ」

 現実を見てみた。

「ほぉう……。問答無用に大成敗、ねぇ……?」
「面白ぇ冗談」
「やる気っスか」

 不良三人組は、揃って拳をぽきぽきと鳴らしていた。さながら女子供も笑って殺せるキリングマシーン(殺戮
機械)であるかのように! 実際には彼らは、カップルをシメようとするときでも狙うのはもっぱら男子のほう
であり、女子にはかなり甘いのだが、そんなことは知る由もない。覆し難い男女間の体格差と体力差というもの
が、今になって彼女の小さな体に圧し掛かる。

(どうしよう!? ねぇこれどうすればいいの!? 教えてよ、妖精の国からやって来た気持ちムササビっぽい
マスコット・ザザビーちゃん!)

 そんなやつはいない。
 初登場話からいきなり大ピンチのカップルウォッチャー。
 現状打破の材料はないかと、周囲一帯を落ち着きなくスキャン開始。行き当たりばったりにもほどがある自称
美少女戦士の醜態に、みんなの不安が募っていく。
 いつしか、どよめきやざわめきも鳴りを潜め、何ともいえないマヌケな静寂が中庭を支配していた。

「……あ」

 しばしの時間を挟んで、カップルウォッチャーが何かに気がついた!
 今更でも精一杯に余裕たっぷりを装って不良達に向き直る。

「あ、あははは、やだなーもー。殴る蹴るの暴行なんて、そんなマッチョイズム今時流行らないんだよ? あの
ね勝負の内容はね!」
「あん?」
「こ、公平に通りすがりの卓上同好会に決めてもらうし!」

 そんなことをほざいて、カップルウォッチャーはびしっと渡り廊下を指差してみせた。
 ひどすぎる脈絡のなさに混乱に陥る面々をよそに、人員不足に悩んでいるという卓上同好会の二人は思いがけ
ない宣伝の機会に即座に食いついた。

「おお? ハイ、ハイ。俺が卓上同好会部長の加藤だが!」
「同じく副部長の田中です。“ボードゲームで生涯学習”! 卓上同好会はいつだって新入部員熱烈募集中!」
「今なら即レギュラーだぜ!?」

 レギュラーとかあるんか。つーかあんたは部長じゃなくて会長じゃね? それがどさくさまぎれの勧誘に対す
るギャラリー共通の感想だった。
 乱舞する疑問符をさらりと無視して、卓上同好会部長加藤は、あろうことか制服の懐から折り畳み式のゲーム
盤を取り出す。

「さぁて、白黒つけたいあなたにお勧めのボードゲームといえば? ……ズバリこちら!」

 ――“覚えるのに一分、極めるのに一生”とひとはいう。
 八掛ける八総じて六十四のマスが整然と並ぶ遊戯盤の色は、密林の深緑。その深き翳に息を潜める俊敏なる猛
獣の毛色は果たして白か、黒か。
 片面ずつを白と黒に塗り分けた石を駒とし、自分の持ち色側を表として交互に盤面に置いていく。このとき、
必ず縦・横・斜めのいずれかで相手の駒を挟むように打ち、間の駒を裏返すことで自色に変える。最終的には自
色の駒が多いほうを勝者とする。二人零和有限確定完全情報ゲームのひとつ。
 すなわち、オセロゲームである!

「オセロ……か。単純だが奥が深いゲームだ。闇のデュエルともいえるか」
「知らねぇよ帰れよ」

 突然先輩の隣に虫のように湧いた後輩が、いつもなら絶対にしない男らしい口調で囁いた。
 ごく自然に組まれた腕をうんざりと振り解きながら先輩が言い放った言葉には、慣れを通り越して飽きの響き
さえあった。

「先輩、倦怠期ですか……? 新たな刺激をご所望なら、え、SMとかどうでしょう。できれば私Sで」
「そんなことより何でお前は俺の上履きを抱き締めてるんだ」



 ※

 「興が削がれた。今日はこれくらいで勘弁してやろう」と不良達が、「そもそも不良が一方的に悪いのだろう
が。勝負する意味が分からない」と先輩がゴネたのだが、加藤と田中が口先で丸め込んであれよあれよと交渉の
テーブルに着かせてしまった。

『それでは第一回ッ! カップルウォッチャーズvs.チーム幸せ撲滅計画! オセロゲーム大会の開催をここ
に宣言します! 司会は不肖わたくし卓上同好会部長加藤と!』
『同じく副部長田中でお送りします!』
「二回目以上があってたまるかッ」

 どこからともなく用意したマイクに向かって、加藤と田中が朗々と声を張った。
 見事な手際でセッティングされた会場。
 バトルフィールドとなるオセロのゲーム一式が三揃い、等間隔を置いて中庭に並べられている。人数分用意さ
れた座布団に、選手達はめいめい腰を下ろして対面の相手に敵愾心を燃やす。……なんだか不良にとってはアイ
デンティティがぶち壊れかねないシュールな光景になっているが、面子に関わる勝負にそんな些細なことはもは
や関係ない。全然ない。

『加藤部長、試合形式はどのように?』
『メンバーを先鋒戦、中堅戦、大将戦に振り分け、三組同時にスタート。それぞれ時間無制限一本勝負で、二人
以上勝利したチームを勝者とします! ……引き分け? それも人生だから』
『いたってシンプルですね。というわけで、極限の盤面に挑む勇猛なる戦士(ボードゲーマー)諸君を紹介しま
しょう!』

 そこでウンウンと咳払い。

『カップルウォッチャーズ先鋒! 恋する乙女は世界の破壊を防ぎ宇宙の平和を守る! 普通科一年、後輩ちゃ
んは今日もラブリーチャーミー!』
「先輩、愛してます!」
『対するチーム幸せ撲滅計画先鋒! 寒々とした丸刈りは、カップル狩りに青春を捧げた証なのか!? 普通科
二年、小型省は別に野球少年じゃないッ!』
「いや捧げてまではないス」

 先鋒戦/後輩(黒)vs.小型省(白)。

『カップルウォッチャーズ中堅! 混迷の仁科学園に三倍速で彗星のように現れた謎の美少女戦士! あるいは
野鳥の会の女か! カップルウォッチャーに若さゆえの過ちは許されない!』
「かくいうあたしは生まれてこの方、おじいちゃんにだってオセロで負けたことはないんだから!」
『チーム幸せ撲滅計画中堅! 夏のビーチにありがちな男と女の不適切なカンケイをも切り裂く人食い鮫の背び
れがモヒカンの正体! 普通科三年、中型那賀の顎門が迫る!』
「おじいちゃんといわれてもな」

 中堅戦/謎の美少女戦士・カップルウォッチャー(白)vs.中型那賀(黒)。

『カップルウォッチャーズ大将! 後輩ちゃんとデキてないってマジなの? 変な意地張ってないでさっさと素
直になっちゃいなYO! 普通科二年から頼れる先輩が参戦だ!』
「おいなんで俺が大将なんだよ」
『そしてそして、チーム幸せ撲滅計画大将ォッ! 隆々たるリーゼントには無限大の嫉妬の力が篭るのか!? 
我が名はジェラシック! 普通科三年、大型台こそ勝利の鍵だッ!』
「さっさと終わらせてやる」

 大将戦/先輩(黒)vs.大型台(白)。

『オセロゲームにおいては、黒のほうが先攻となります。それで特に有利不利とかはないので安心めされい』
『そろそろ時間かな。……それでは皆様お待ちかね! カップルウォッチャーズvs.チーム幸せ撲滅計画、オ
セロゲーム大会――』

 加藤卓上同好会部長の溜めに緊張が走る。
 後輩、小型省、カップルウォッチャー、中型那賀、先輩、大型台。死地に赴く彼らに滾るのは、カップルや想
い人に向けるそれぞれの感情なのか。いいや、恐らくそうではない。ただ眼前に立ち塞がる難敵を撃破せんとす
る、純粋な戦意のみがそこにはあったはずだ。
 時計の針は進む。約束された時刻は、ああ、誰かの顎を汗のひと滴が伝い落ちたときと重なった!

『――戦闘開始ッ!!』

 かくして、誰も見たことのない壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされたのだった。



 ※

「くっ、パスっス……」
「あれ? これってもう私の勝ちですよね?」
『まさかの中押し勝ち! 後輩選手やたらめったら強い! むむ、ここから逆転することは不可能でしょう!』

 先鋒戦/後輩(黒)vs.小型省(白)の勝敗は、後輩の圧勝という形でえらいあっさりとついた。
 先輩とセットにされた後輩は、身体能力のみならず演算能力までも、容易に人類の限界を越える節がある。

「先輩先輩! どうです? 恋する乙女は無敵なのです! ばちこーん☆」

 小踊りしながら投げキッス。ついでにウインクなんぞしてみせる。すぐさま先輩にちょっかいを出しにいくあ
たりに、地味に性格の悪さが出ていた。

「イラっとくるからその謎のポーズ止めろ」
「……クる?」
「都合のいいとこだけ抜き出すなよ……」

 ――カップルウォッチャーズ 1ポイント / チーム幸せ撲滅計画 0ポイント

「小型省がやられたか」
「ククク。奴は我ら幸せ撲滅三人衆の中でも一番の小物」
「今のうちにせいぜい、束の間の勝利を喜んでおくことだな」
「何気に俺の扱いひどくないっスかねぇ……」

 晩春のそよ風がやけに目に沁みる小型省だった。


 ※ 

『大将戦、大型台選手と先輩選手のゲームは乱戦になっております! 先輩選手が仕掛けた罠を大型選手、類稀
な勝負勘で躱していくゥゥゥ! 形勢は……先輩がやや不利か!?』
「策士策に溺れるってな」

 大型台の指の間で、ばちりと小気味よい音を立てて駒の白黒が裏返される。そんな仕草が意外なほど様になる
のが、不良グループを纏めるこの男だった。

「まだまだ、これからだ……!」

 先輩が光るような一手を盤上に放つ。そこにもさり気のない“誘い”の匂いを大型台は嗅ぎとった。
 策に溺れながら、あくまでも自分の姿勢を貫くか。あるいは溺れる中にも光明を見出したか。

「いつもの先輩らしくないですね。中盤からこういう展開だと、もっと柔軟に戦術変えちゃうのに」

 それは、熱くなっていたからだろうか。平静さを失っているという意味ではない。それは胸の奥底に揺らめく
火、男の“意地”なるものとも呼べるか。
 先輩と大型台はどちらからともなく、ふたり口の端を吊り上げ、――激突した。

「先輩の愛が世界を救うと信じて! ご声援ありがとうございましたッ!」
「うるさいよこの馬鹿」

 傍から後輩が喚き散らしたせいかは定かではない。

『激烈なるかな大将戦! 僅差で勝敗を制したのは、チーム幸せ撲滅計画、大型台選手ッ!!』
「俺の勝ちだな」
「ちっ……あと一歩足りなかったか……」

 ――カップルウォッチャーズ 1ポイント / チーム幸せ撲滅計画 1ポイント

「しかしいい気になるなよ。すぐに第二第三の先輩が……」
「怖ぇよ」

 強面の勝利者にも臆することなく芝居掛かった台詞を放つ後輩に、すかさず先輩がツッコむ。息ぴったりの応
酬の様子が、先輩の頑なな主張の蓋然性を著しく損なっていることに、本人は気づいていない。
 ともあれ、これで一勝一敗。未決着は残るひとつ。



 ※

 つまり中堅戦/謎の美少女戦士・カップルウォッチャーvs.中型那賀ですべてが決まる!

「……おかしいな。この番組はあたしという主役を中心に回っているはずなのに、全然活躍できてないよあたし。
ねぇなんでかな妖精の国からやってきた良き相談役、ザザビーちゃん……?」
「見えんな」
「そこに何かいるのか……?」

 ぼそぼそと呟くカップルウォッチャーを訝しむ対戦者中型那賀と観戦者達。敗色濃厚になったころからごらん
の有り様だった。アイシールドのために窺い知れないが、妖精が見えるくらいだ、さぞ虚ろな目をしているに違
いない。

『カップルウォッチャー選手が何だか輪を掛けてヤバげな感じに出来上がっております中堅戦も終盤に突入! 
俄然盛り上がってまいりましたァ! 盤面を見たところ、チーム幸せ撲滅計画中型那賀選手が優勢か!?』
『しかし、しかし! ドンデン返しこそが、このオセロなるゲームのカタルシス! スーパーヒーローもかくや
といった一発逆転だって夢じゃな……い……んだけど……』

 威勢の良い実況がだんだん尻すぼみになっていく。
 一見すると互角のようでいて、その実まともな打ちどころがないのだ。
 もうここから勝つとか無理じゃね? そんな感じだった。
 結果。

 ――カップルウォッチャーズ 1ポイント / チーム幸せ撲滅計画 2ポイ

「むきぃぃぃぃぃーッ!! もう怒った!! もう怒ったもんあたし!!」
「負けたからっていきなりキレた!?」
「子どもか!」
「落ち着け近森さ」
「謎の美少女戦士だっつってんだろぉがぁ! もぉー! もー!」
「わ、悪か――ガフッ」
『物を投げないで! 物を投げないでくださいッ!』
「ああっ、先輩、大丈夫ですか!? ……ハッ! こ、これはもしかして先輩のカラダを好きに弄くり回せる千
載一隅の乙女チャーンス!? そうと決まれば!!」
「なんのカウンタァァ!!」
「どうせ俺なんて……」
『卓上同好会部員募集中です!!』
「帰るか」
「ああ」
「そんなことより野球やろうぜ!」
「これもみんな、みーんなチンピラどものせいなんだもん! だからみんな燃えて消えちゃえばいいよ! そう
だよ、みーんな燃えて消えちゃえ! あは。あはは」
カップルウォッチャーととろ。絡まれていたカップルは、きみが場を引っ掻き回したおかげで事なきを得たん
だザビ。それでいいじゃないかザビ》
 ………………
 …………
 ……



 ※

 果たしてこのバカ騒ぎがどう幕を下ろしたのか、それを報告せねばなるまい!
 完全下校時刻を迎えることで、グダグダなりにどうにか事態は収拾した。
 この戦いに勝利者はない。
 ああ、いたとして、そこに意味があったのか、どうか。
 カップルデストラクション幸せ撲滅の三人は相変わらずカップルをシメるために目を光らせているし、それに
対するカウンターアタックとしてカップルウォッチャーは武装の充実を図っているという。先輩と後輩の仲は特
に進展していないし、卓上同好会に新たなメンバーが加わったという話も聞かない。
 ひとは何のために生まれ、何のために戦ったのか。答えなど当分、出せそうになかった。
 けれど――
 けれど結果論ではあるが、いえることがひとつだけある。
 カップルウォッチャーととろ!! 初陣で見事、学園の恋人達を救った!!



 おわり



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