聖刻(せいこく/ワース)
1.精霊界と具象界を繫ぐ魔力を持った鉱石《聖刻石》で描かれる紋章(立体的なものもある)のことで、〈仮面〉などはすべて聖刻の一種である。
聖刻は〈操兵〉を動かす原動力であり、いわゆる魔法的な存在である〈練法〉の力の源であるため、この世界ではもっとも重要、かつ貴重な存在となっている。
聖刻は〈操兵〉を動かす原動力であり、いわゆる魔法的な存在である〈練法〉の力の源であるため、この世界ではもっとも重要、かつ貴重な存在となっている。
2.古吾伽式人が、術の行使に使っていた物品の総称。人形や石版など様々な形のものがあるが、後の練法師が使う仮面は一切なかった。これは仮面という「形」を取らせてしまうと、そこに何かしらの「意思」が宿ってしまう。
その意思が術の行使の妨げになるだけでなく、使用者を乗っ取ったり廃人にしてしまう事態を避ける一方で、人とは明らかに違う思考や倫理観を持った存在(その究極が《八の力》)を生み出してしまう事を恐れての措置でもあった。
その意思が術の行使の妨げになるだけでなく、使用者を乗っ取ったり廃人にしてしまう事態を避ける一方で、人とは明らかに違う思考や倫理観を持った存在(その究極が《八の力》)を生み出してしまう事を恐れての措置でもあった。