ガイア(Gaia)

大地の女神であり、また大地そのもの。数多くの神の始祖。「ゲー(Ge)」とも。

出自・血縁

ガイアはカオスから生まれ出でた最初の神である。
彼女は多くの神々を産み出した。以下列記する。

まず独力でウラノス、山、川、海洋ポントス?を生んだ。

ポントス?と母子婚し、海の老人ネレウスタウマース?、怪物ポルキュス?ケト?エウリュビア?等を産んだ。

ウラノスとも母子婚し、ヘカトンケイル三兄弟、キュクロプス三兄弟、ティタン十二神を産みだした。

粛清されたウラノスの血液が滴り落ちた大地、即ちガイア自身からは復讐の女神エリニュス、巨人ギガス族、トネリコの木のニンフメリアイが産まれた。

地底世界タルタロスとの間には巨大怪物テュポンが産まれた。
しかしテュポンの出自には異説もある。詳しくはテュポンの項を参照のこと。

戦争の火種

彼女は数多くの神々の争いの火種となった。

まず、息子であるヘカトンケイルキュクロプスを地底に閉じ込めたウラノスへの復讐を行った。詳しくはウラノスの項を参照。

次に、再びヘカトンケイルキュクロプスらを地底に閉じ込め直したクロノスらに復讐を行った。(「ティタノマキア」)

三度ヘカトンケイルは地底に閉じ込められ、ガイアは閉じ込めた相手であるゼウスらに巨人ギガステュポンを送り込んだ。(「ギガントマキア」)

現代のガイア

ガイアのもう1つの名前である「ゲー(Ge)」は「大地の、地質の」という意味の英語の接頭語になった。
「Geology:地質学」「Geography:地理(学)」など。

参考

尾形隆之介『通読 ギリシア神話』東京図書出版会
ルネ・マルタン『図説ギリシアローマ神話文化事典』原書房

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最終更新:2021年06月29日 11:04