×自尊感情も含めた誇り
- この論文のベースは、Deci(1975)の内発的動機づけの枠組み
※形成される過程の違い
「誇り」:仕事・会社など個人の外部に存在するものの社会的な価値・評価・認知度などの(外在的な)情報を認知する過程。
「自尊感情」:自分自身の能力や価値など個人の内部に存在する(内在的な)情報を認知する過程。
※認知される要因の違い
「誇り」:社会的評価や社会的価値といった他社とのインタラクションのうちに存在する外在的要因。
「自尊感情」:パーソナリティの一つ。自己概念。比較的永続的な自分についての意識であり、個人の行動を規定する内的準拠枠。よって内在的要因。
⇒「認知された因果律の所在」が明らかに異なる
- 内発的に動機づけられた行動=自分自身のついての情報を人間が認知するプロセスにおいて形成される情緒的状態から引き起こされる行動、あるいはそのような情緒的状態から引き起こされる行動、あるいはそのような情緒的状態への欲求から引き起こされる行動。
- Maslow・McGregor・Herzbergの理論は生まれ持った欲求を論じている。
よって、後天的に変容したり、獲得されたりするものではない。
⇒人間の達成行動一般には当てはまるが、企業で働く人々の動機づけには当てはまらない。
理由
自分が就いている仕事や所属している組織などの組織などの従業員を取り巻く環境上の変化が個人の認知プロセスに働きかける。
⇒情緒的状態が動機づけに及ぼす影響に注目
⇒企業における従業員の動機づけ
- Deci・Bandura・Schunkの理論に共通すること
※認知された因果律の所在が自分の内部にあると感じる時、人は内発的に動機づけられた行動をとる。
※動機づけ要因となる感情の認知的プロセスに焦点を当てている。
制御的側面(controlling aspect)
⇒情報的側面(informational aspect)
⇒外在的な要因も人間の認知プロセスに影響を及ぼし、有能さと自己決定の感覚を変化させる働き。
※Atkinson ×
Weiner ×
Herzberg ×
「誇り」=自分の仕事や会社が優れたものであるとして他人に対して誇示する気持ち
↑
外在的要因 ①自分の所属する組織に対する社会的な評価
②自分の会社でやっている仕事に社会的な価値があるかどうか
認知的活動の情報源 ⇒ 認知プロセス ⇒ 誇り ⇒ 動機づけのレベル
・社会的評価 ・意欲の強弱
・承認など ・努力の多寡
・行動の選択
最終更新:2009年09月10日 20:44